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2004年3月の12件の記事

2004年3月31日

Mio 168出荷延期

 3月末に出荷予定だった、「MiTAC DigiWalker Mio 168」の出荷が延期された。MiTACのニュースリリースによると、GPSエンジン部分のファームウェアを、より高感度になるバージョンにし、精度に影響するTCXOを日本向けに、より高精度のものに変更するとのことだ。(MiTACのニュースリリースを転載しておく。)

2004年3月31日

「Mio168」 GPS感度向上のため出荷を4月7日まで遅延


2004年3月31日を予定しておりましたGPS搭載Pocket PC Mio DigiWalker 168の出荷をGPS感度向上の為4月7日に変更させて頂きます。

日本国内市場でのモニター、フィールド評価をいただいた「Mio168」はSiRF社製の高性能GPSモジュール 「SiRFstarII GSP2e/LP」に標準装備されているGPSソフトウェア「GSW2」を搭載しておりました。ご評価をいただいた国内のお客様からGPS性能に多くの比重をおかれている事を認識し、感度及びGPS信号の追従性を一層高めた「SiRFXTrac」高感度ソフトウェア並びにTXCOを日本国内向け「Mio168」に搭載する事を決定させていただきました。

出荷が発売日に間に合うよう調整をいたしましたがGPSの感度向上を優先とさせていただいたため出荷が一週間程度遅れる状況になった事をお知らせいたします。

既にご予約をいただいているお客様、ご購入を予定されていたお客様には多大なご迷惑をおかけする事態になり大変申し訳ありません。これ以上の遅延を起こさないよう全力で取り組みます。


 こういう対応は、非常に前向きな対応であり、現在筆者が評価している機器は、それほど感度が悪いとは感じられないのだが、機器固有のばらつきもあり、平均的により感度と精度が上がるのであれば、1週間程度の出荷延期は、なんら問題ない。
 MiTACのGPSに対する、取り組みは出荷の延期をしてまでも、GPS性能を日本にユーザへ届けようとする、誠意の表れに他ならないことなので、この出荷延期は、「Good Job !」。
 


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2004年3月28日

ノートPC購入?

 桜が、当地横浜でも、まもなく満開になる。昨年の桜の満開時期は、丁度キヤノンEOS 10Dを購入した直後だったので、テストがてらに桜を撮影しまくったのを思い出す。直後に、ZDNet(現在はITmedia)へ評価記事を執筆したのだが、あれから早一年、EOS 10Dは快調だし、ニコンD70が登場したので、マイナーチェンジされるか、上位機種の登場も近いだろう。
1年が経過した筆者のCanon EOS 10D 正直、キヤノンEOS Kiss Digitalも、軽くてよいのだが筆者は、あまり興味が無い。大型のレンズを搭載した場合、本体の重さはそれほど関係が無いし、逆に構えた場合のバランスが悪くなる。また、手持ちのバッテリーグリップなどのオプションが流用できなくなるのも痛い。現在、キヤノンEOS D30も併用しているが、こちらはシグマ28-300mm F3.5-6.3 MACROが装着しっぱなしで、サブカメラとして現役で活躍している。
 デジタル一眼レフカメラは、この2台で当面は十分だ。仕事でも趣味でも使う商売道具ではあるが、どちらかと言うと趣味性が強い。ポートレートの撮影には、超広角のズームレンズが欲しいところなので、シグマ新しいデジタル専用高倍率広角ズームレンズが発売になったら、購入する予定だ。
 購入と言えば、仕事用のノートPCを新調しないといけない。現在使用中のソニーVAIOノート PCG-C1VRX/Kが、故障しまくりなのだ。まず、4~5回しか使わなかったLバッテリー(デカ電池)が死に、本体の充電回路が死んだ。充電回路は、筆者が自分でコンデンサーを交換して修理したが、バッテリーはセルの交換をまだしていない。次に、内蔵モデムが故障したので、これも筆者が自分で修理した。故障箇所は、サージアブソーバ素子とコンデンサの不良だったので、これを交換した。バンコクのような回線が良好で無い都市の場合、モデムの回線接続部分の設計が悪いと故障原因になる。
 予備で使用している東芝のLibretto L3は、まだ快調に動作している。CPUのスペックは、C1VRXと同等なのだが、I/O周りとグラフィックは、Libretto L3の方が高速だ。拡張メモリも、C1VRXよりも多く搭載できるので、仕事では便利なのだが、弱点としてプレゼンテーションを行う場合に、本体の液晶画面と、外部VGA出力の双方への画像出力がサポートされていない点と、Bluetoothが搭載されていない点だ。Bluetoothは、USB接続のアダプタで対応しているのだが、内蔵に越したことは無い。
 特に、バンコクへの滞在が長期になることが多くなるので、GSM/GPRS用携帯電話のノキア6650に装備されているBluetoothを活用して、インターネット接続やメールの送受信を行う事が多くなるし、国内ではドコモの633Sを使用しているので、Bluetoothが筆者の場合には不可欠なのだ。そういう意味からは、C1VRXに内蔵されているBluetoothは重宝している。
 しかしながら、ソニーのVAIOノートPCG-C1VRXは、故障が多いので、出張時に持ち歩くのは怖い。特に、海外出張の場合、ソニーのサービスは不安が多く、仕事で使う場合には、東芝か、IBM、HP、そしてDellあたりから選ばないといけないだろう。もうソニーのノートPCに限らず、全てのソニー製品を買うことは、筆者の場合無いと思う。あまりにも故障が多すぎるし、独自規格が多すぎるからだ。
 そこで、今候補に考えているのが、HPTablet PC TC1100だ。今月末には、CPUをPentium M 1GHzから、Celeron M 800MHzにし、HDDを60GBから30GBへ、搭載メモリも512MBから256MBにした廉価版も発売になるようだ。従来機種からの価格差は、従来機が238,000円(消費税別)で、廉価版は188,000円(消費税別)と、6万円の差がある。実に微妙な差であり、メモリは拡張すれば良いのだが、CPUの改装は根性がいる。HDDの改装は、それほど面倒では無いが、価格差を考えると、やはり従来版か。

HP_TC1100.jpg

 TC1100のどちらのモデルを購入する場合でも、企業向けモデルであるため、ヨドバシカメラや秋葉原のショップなどで購入することが難しいため、HPダイレクトでの直売か、Amazon.co.jpを利用することになる。Amazon.co.jpでは、幸いにも、期間限定ではあるが、15%のポイントサービスに加えて、1万円のキャッシュバックもあり、HPダイレクトよりも安価に購入できる。
 となると、やはりAmazon.co.jpHP Compaq Tablet PC TC1100 (Pentium M 1GHz版)か、HP Compaq Tablet PC TC1100 (Celeron M 800MHz版)を購入することになりそうだ。

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2004年3月25日

MioMap

 MiTACDigiWalker Mio 168英語版)に付属する(予定の)、ナビゲーション用ソフト「MioMap」のβ版稼働画面を入手。情報によると、地図データは、米国大手地図メーカである、Navtech社によるものだとのこと。アラスカを除く、全米とカナダを収録した地図データは、CD-ROM2枚で供給され、州ごとにインストールが可能のようだ。ちなみに、最大の容量は224MBとなり、最小はハワイの3.6MB。
 また、MioMap自体は、11ヶ国語に対応しているようだが、これに日本語が含まれているかどうかは不明だが、恐らく含まれていないと予想される。また、別売の地図データもあり、$50のオプション販売となるとのこと。地図データは、SDメモリカードへ収録しておくことで、複数のSDメモリカードを用意しておけば、これらを差替えることにより、表示地域を切り替えることも出来るようだ。

MioMap_E.jpg

 また、中国語版(台湾版)のMioMapでのカーナビ画面は、MiTACの中国語Webページにある、台湾国内向けのTVコマーシャル映像に、ちょっとだけ映っている。見た目では、国内のカーナビ画面がそのままPocket PCで動作しているような感じだ。ソニーのNavi'nYou亡き後、PCカーナビは、PDA-GPSによるPDAカーナビの時代になるのだろうか。
 いずれにしても、MioMapの日本語版の登場に期待したいものだ。MioMap日本語版が登場すれば、「Good Job !」は間違い無しなのだが。

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SD Memory Card

 昨日仕事で、神田にある企業まで打ち合わせに行ったついでに、秋葉原まで雨のなか歩いて、SDメモリカードを購入する。既に、SDメモリカードは、64Mバイトや128Mバイトを複数枚所有し、miniSDカードも64MバイトをMobile PRESS春号へ執筆した、京セラA5502Kを評価するために先日購入したばかりなのだが、今回はMiTAC DigiWalker Mio 168へ地図データや写真画像データを放り込む必要もあるので、256MバイトのSDメモリカードを購入した。

IMG040325.jpg

 メーカは、SunDiskだが、特にメーカに拘った訳ではなく、単に一番安かったという理由だけだ。128MバイトのSDメモリカードは、シリコンオーディオプレーヤへ入れっぱなしとなっており、これを使いまわせば経済的なのだが、MP3やWMAのファイルで埋まっており、CDアルバムを3枚程WMAファイル化すると、ちょうど本体内蔵の64MバイトとSDメモリカードの128Mバイトで、丁度具合が良い。
 毎日持ち歩いている、写真メモ記録用のデジタルカメラ、CASIOのEXILIM EX-S20へは、いつもは64MバイトのSDメモリカードを入れているのだが、これだと最大解像度のファインモードで、50枚ほどしか撮影できない。いざとなれば、EX-S20の本体内蔵の10Mバイトのフラッシュへ記録できるのだが、やはり余裕を持ったサイズとなると、256Mバイトは欲しい。
 256Mバイトあれば、SDメモリカードのCFアダプタを用いることにより、EOS D30や、EOS 10Dでも、そこそこの枚数は撮影できるので、使いまわしには便利だ。そろそろ、CFメモリカードから、SDへの移行を、本格的に行う時期が来たのかもしれない。しかし、1GバイトのSDメモリカードが発売になったとは言え、ビット単価のコストパフォーマンスでは、まだまだマイクロドライブにはかなわないので、先日4Gバイトのマイクロドライブとして購入したCREATIVE製NOMAD MuVo2 4GBは、本当に「Good Job !」だったと言えよう。
 SDメモリカードを購入したのは、秋葉原の"あきばおー"で、価格は7,899円(消費税別)だった。SanDiskの場合は、メモリの保障が5年間という長期保証なので、フォーマットを繰り返したりして、フラッシュの劣化を気にすることなく使えるのも嬉しい。バルクであれば、更に安価なSDメモリカードもあるのだが、保証が1週間程度となり、保証が無いのと同じで、気軽にフォーマットを頻繁にかけることも出来なくなる。
 帰りがけに、京急上大岡のヨドバシカメラで、修理が終わったプリンタPM-670Cを受け取ってきた。修理代は、3,000円(消費税別)だったが、修理代にまでポイントが付くとは知らなかった。あわせて、256MバイトのSDメモリカード(SanDisk)の価格を見てみたら、11,340 円(税込)で10%のポイント還元だったので、"あきばおー"の方が安価である。とは言え、秋葉原までの往復交通費を加算すれば、大差はなくなるが、仕事のついでであるため、交通費は別勘定。
 安くて保証の長いSDメモリカードが購入できたので、今日は筆者自身に「Good Job !」。

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2004年3月24日

Thai語 Keyboard

 筆者は、PCのキーボードでの日本語入力をローマ字によって行う。しかし、日本製のPCに付属している、JIS配列キーボードは、使用しない、いや出来ないのだ。数字や、アルファベットの配列は、基本的にJIS配列キーボードでも、ASCII配列キーボードでも同一配列なのだが、記号の配列が大きく異なっている。このため、筆者はデスクトップPCでは、IBM PC/AT用のメカニカルタッチのUS101キーボードを愛用しているし、ノートPCでは、米国用のUSキーボードへ改装して使用したり、米国版のノートPCを購入する。
 現在、日本のPCで標準的に採用されているキーボードは、OADG配列と呼ばれるDOS/Vが登場した際の、標準キーボードである。このDOS/Vが登場した際、標準でサポートされていたキーボード配列は、OADG配列と、AX(IBM PC/AT互換機を、ハードウェアで日本語化したマシン)配列、それとJ-3100(東芝のIBM PC/AT互換機)配列がサポートされていた。OADGはJIS配列がベースであり、AXとJ-3100はASCII配列がベースとなっていた。
 Windowsが出始めた頃は、これらの3種類のキーボードをインストール時に選べたのだが、最近はOADG配列が標準となっている。しかし、互換性の維持のために、DOS/Vでサポートされていた3種類のキーボードも、設定を変更することで使用が可能になるし、起動時に"F8"キーを押して、Safe Modeで立ち上げると、今でもこれら3種類に加えて、英語配列のいわゆる101キーボードを、選択するように求められる。
 前置きが長くなったが、キーボードの配列が異なる国は、日本以外にも英国や、欧州の各国の配列が微妙に異なっている。しかし、台湾や中国、そして韓国などのアジア圏では、基本的な配列は、US101キーボードに、自国のキャラクタの入力が、し易い様にしたものが多い。
 タイ語の場合も同様で、基本の101キーボード配列に加えて、自国のタイ語キャラクタを各キーに割り当てて、入力が可能なようになっている。IMEは、Windowsに標準でタイ語入力メソッドが搭載されているので、IMEのオプションで、タイ語表示と入力を追加するだけで、日本語版のWindowsであっても、タイ語による入力と表示が可能だ。

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 タイ語のキーボードは、バンコク最大のPC市場である、パンティップ・プラザに行けば、驚くほど安価で売られている。殆どは中国製であるが、PS/2コネクタやUSB仕様のものなど、選ぶのに苦労するくらいに選択肢は多い。筆者も、タイ語による文字の入力が必要になる場合が多くなってきたので、USB接続の安価なタイ語キーボードを、パンティップ・プラザで購入した。
 基本配列は、US104キーボード(101キーに加えてWindowsキーが増えている)であり、タイ語を使わない場合には、ASCII配列なので迷うことなく記号などの入力が、ブラインドタッチで入力できるし、もちろんローマ字入力による日本語も、IMEの選択によって可能だ。更に、USB接続であるので、普段はPS/2ポートへ101キーボードを繋いで置き、必要な時だけUSBポートへ接続すれば、タイ語が入力可能になり、不要になれば取り外してしまえばよい。
 パンティップ・プラザでの購入価格は、なんと税込み300バーツであり、日本円に換算すると1,000円もしない。キータッチは、お世辞にも良いとは言えないが、まだまだタイ語はブラインドタッチどころか、人差し指の五月雨打ちなので、全くキータッチが悪くても問題ない(タイでは、マイペンライと言う)。ノーブランドの格安タイ語キーボード、US104配列でもあり「Godd Job !」。

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2004年3月23日

BKK Map Adventure

 MiTAC DigiWalker Mio 168へ、バンコクのGPS対応地図ソフトである「BKK Map Adventure(GPS)」(税別:999バーツ、約3,000円)をインストールする。既に、東芝のGENIO e550Gへインストールしてあったのだが、次回のバンコク出張では、DigiWalker Mio 168BKK Map Adventureを評価してみる予定だ。
 DigiWalker Mio 168へ内蔵されちるGPSは、COM2固定なので、BKK Map AdventureのGPS設定画面から、ポートを選択して、通信速度を4800bpsにし、「TEST」ボタンをタップすれば、日本での測位でもテストが完了する。もちろん、バンコクの地図へ日本の測位データを表示しようとしても、タイ全土を網羅すらできていない、BKK Mapでは表示すら無理な話し。しかし、GPSのステータス画面に切り替えれば、現在の緯度経度と衛星状態などが表示され、GPSがちゃんと認識されていることが確認できる。

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 BKK Map Professionalでは、タイ語版しかなく、文字表示が化け化けであったが、今回のBKK Map Adventure(GPS)では、英語版がリリースされているので、文字化けは少ない。そう、文字化けが皆無ではないのだ。どうも、日本語版のPocket PCの場合、文字化けが発生してしまうようなのだ。英語版のPocket PCで試してみないと何ともいえないのだが、筆者の知る限り、日本人の駐在員が多く住むスクンビット(Sukhumvit)地域なども、頭の部分の文字が化けてしまっているのが判る。
 今回も、BKK Mapの開発、販売元である、タイのThailand OnLine社の担当の女性には、メールではあるが大変親切にしていただいた。今日現在では、同社のWebがトラブッているようで、表示がされないのだが、筆者の問い合わせに対して、いつも親切な受け答えをしてくれる女性のKさんから、今回も親切なサポートをしてもらう。
 筆者のつたないタイ語によるお礼の言葉などに、えらく喜んでくれて恐縮してしまう。次回のバンコク滞在中には、是非とも同社への取材を行いたいとも考えているので、次回のバンコク訪問が楽しみでもある。ちなみに、画面キャプチャにある地域が、バンコクのスクンビット地域(南部)で、BTS駅のトンロー近辺である。実は、このあたりに、アパートを借りようと、画策しているのだが、どうなることやら・・・筆者のバンコクオフィスの実現なるか!?
 いずれにしても、Pocket PCで動作するバンコクの地図は、BKK Mapしか存在していないし、対応の良さと価格の安さ、そしてユーザの要望に臨機応変に応えてくれるユーザフレンドリーな会社なので、「BKK Map Adventure(GPS)」は、「Good Job !」。
 

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Mobile PRESS 春号

 本日、技術評論社より「Mobile PRESS」春号が届く。前号までは、佐川急便のメール便で送られてきたのだが、佐川急便のいい加減さで、なんと年末正月を挟んでしまった為、一ヶ月弱たっても配送されてこなかったのだ。Mobile PRESS編集部も、流石に怒り心頭だったようで、今回からは郵送に切り替わった。一般書店へは明日並ぶのだろう。
 内容は、書店かMobile PRESSのWebで目次を確認していただくとして、連載コラムで江戸川氏が、PHSローミングのためにタイのバンコクまで、わざわざ出張されたとのこと。実は、筆者の前回のバンコク滞在と、ちょうどタイミングが合わず、1週間ほど前後してのバンコク滞在スケジュールだったので、バンコクでお会いすることが出来なかった。次回、チャンスがあれば、筆者が「天使の都」バンコクを、ご案内したいと思っている。
 また、Mobile PRESSへの執筆者で、タイのチェンマイへお住まいのライターさんもいる。前回、筆者のバンコク滞在では、残念ながらバンコクへ来られるスケジュールが合わなくて、これまたお会いすことが出来なかったが、チャンスがあれば、筆者も「北方の薔薇」と呼ばれるチェンマイへ行ってみたいと考えているし、今後もお会いする機会はあるだろう。
 そのうちMobile PRESSの「タイ特集」があるかも・・・無いだろうなぁ

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2004年3月19日

Printer修理完了

 修理依頼していたEPSONのプリンタ、PM-670Cの修理が完了したと、ヨドバシカメラ京急上大岡店より連絡がある。修理実施を依頼してから、僅か3日間で修理が完了した訳だが、部品の交換を一箇所行っただけなので、交換部品さえ入手できれば、実際には筆者でも可能な故障だったのも事実。
 しかし、修理時間の告知が、ヨドバシカメラの店員の言う、1週間~10日間というのと、実際に要した3日間では、大きく違う。最初から、3日間で修理が出来ると言われていれば、PIXUS 860iを購入しなかったかもしれない。結果的には、上手く、ヨドバシカメラの店員に乗せられてしまった訳だ。まぁ、PIXUS 860iの性能には、十分に満足しているので良いのだが、後はハズレのプリンタで無い事を願うだけだ。

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2004年3月16日

Printer修理依頼

 故障していたEPSONのPM-670Cの修理見積を依頼したヨドバシカメラより電話がある。修理価格は、部品交換で3,000円(消費税別)とのこと。思ったよりも安価だったので、修理の実施を依頼した。修理に要する日数は、一週間~10日間との事。まだ、インクも年賀状を印刷するので、交換したばかりだし、予備のインクも一式備蓄があるが、現役復帰はないだろう。
 オークションで売り払うというアイデアもあるが、親戚にあげてしまうということになる確率が高い。なにしろ、プリンタは、おき場所を占有するので、おき場所の確保が難しい。安価に直ることが判っていれば、PIXUS 80iなど、小型のモバイル・プリンタを購入するべきだったのかもしれないが、まぁ良いことにしよう。バンコクで仕事をする際に、プリンタが必要になることも多いのだが、さすがに、バンコクまでハンドキャリーする元気は無い。
 プリンタの価格は、バンコクのパンティップ・プラザを覗いてみた限りでは、日本の実売価格と同じ様な価格だった。これは、プリンタの生産が、タイ国内で行われている可能性が高い。従って、日本からわざわざハンドキャリーするよりも、バンコクで購入したほうが良い。特に、プリンタが230Vで動作する機種でないと、タイ国内では使用できないことになるので、要注意だ。
 そういえば、ニコンのD70が、日本では未発売だったが、既にパンティップ・プラザでは売られており、その価格は日本での販売価格とほぼ同じだった。これもD70がタイ国内(ニコンのアユタヤ工場)で生産されているからだろう。


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2004年3月14日

Canon PIXUS 860i

 今日、故障したEPSONのPM-670Cを、購入したヨドバシカメラの京急上大岡店へ修理見積に出す。2週間以上修理に時間が掛かると言われ、とりあえず修理見積を依頼。受付の店員の話しでは、5千円~1万円が、プリンタ修理の相場だと言う。しかし、2週間もプリンタが使えないとなると、仕事に差し支えるので、その場で新しいプリンタを購入した。
 今回、購入したのはキヤノンPIXUS 860iだ。デジタルカメラで撮影した画像の印刷にだけ使うならば、新型のPIXUS 960iなどもあったが、仕事で使うビジネス文章の印字性能を考えると、価格も安価であり何より印刷速度がダントツで高速であるため、PIXUS 860iを選ぶ。購入価格は、24,800円(消費税別)で、ポイントが15%付加される。しかし、プリンタは、先のEPSON PM-670Cもハズレだったが、その前のキヤノン、BJプリンタもハズレだったこともあり、今回はヨドバシカメラ独自保証の5年間保守サービスを付加した。
 キヤノンPIXUS 860iには、当然ながら1年間の無料保証が付いているが、ヨドバシカメラの5年保守だと新品保守以後の故障が、無料になるという。ただし、一回のみとのことだが、大抵の場合、故障は保証期間の後に起こる。ポイントの5%で、このヨドバシカメラの保証が受けられるということなので、プリンタにハズレが多い筆者としては、これに今回は加入した訳だ。

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 先ほど、セットアップが完了し、テスト印刷を行ってみたが、デジタル写真の印刷が、驚くほど高速だ。PM-670Cとは雲泥の違いで、文章印刷も待ち時間は殆ど無い。双方向印刷と、インクヘッドの数による物量の勝利だろうが、インク消耗とのトレードオフでもあるため、ランニングコストは高めになるだろ事は、容易に予想できる。
 デジタルカメラとの直結も可能となっているが、筆者の妻が愛用するキヤノンIXY DIGITAL 200は、残念ながら非対応で、その後のIXY DIGITAL 200aからの対応だった。筆者が愛用する、EOS D30では、元々プリンタ直結は出来ないし、EOS 10Dの場合には、Photoshop CSで必ずレタッチするため、直結印刷は可能だが使用することは無いだろう。
 今月最初の散財となるが、プリンタは必需品なので致し方ない。しかし、プリンタは高画質で高速となり、反面価格は大幅に下がっている。デジタルカメラの普及による恩恵であることは、間違いないだろう。良い時代になったものだ。これで、デジタルカメラで撮影した写真を、大量に印刷することも躊躇わずにできる。なにしろ、PM-670Cでは、印刷が遅くて印刷にイライラしていたから。
 キヤノンの「PIXUS 860i」が、「Good Job !」かどうかの判断は、現時点では不明だ。何故ならば、印刷速度や印刷品質などの総合的な印字性能には満足しているが、筆者の場合プリンタの故障に泣かされ続けているから、「Good Job !」かどうかの判断は保証期間の過ぎた、1年後に下すことにする。

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2004年3月11日

MiTAC DigiWalker Mio 168

 本日、MiTAC製のGPS内蔵Pocket PC「DigiWalker Mio 168」が、代理店のSPAより届く。まだ、一般市販はされていない製品だが、評価用ということで借用させていただく。パッケージは、英語バージョンのもので、マニュアルなども全て英文であるが、OS(Windows Mobile Pocket PC 2003)は日本語版となっている。付属品としては、ActiveSync用USBケーブル、充電用ACアダプタ、更に車載用取り付けアームや、シガープラグアダプタなども同梱されていた。
 ちなみに、国内正式バージョンでは、昭文社Super Mapple Digital Ver.4 for Mioが同梱されるとの事で、日本国内で使用する場合、電子地図ソフトを別途用意する必要はない。しかし、英語版や中国語版では、MioMapという音声ガイドをも装備した、本格的なカーナビ用ソフトが同梱されているようで、この日本語バージョンがリリースされると、更に使い勝手がよくなると思うのは、筆者だけでは無いと思う。

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 液晶画面は、半透過型のTFT3.5インチで、バックライトによる見やすく鮮やかな画面だ。筆者が、日ごろ愛用している東芝GENIO e550Gの反射型TFT4インチ液晶では、フロントライトとなるため、どうしても発色が悪い。しかし、野外での視認性という意味では、やはり反射型に歩があり、室内や暗い場所での見易さを取るか、晴天下の野外での見易さを取るかの、トレードオフとなる。もちろん、バックライトの輝度を上げることにより、かなり見易くなるが、今度はバッテリーの持続時間とのトレードオフになるわけだ。
 しかし、筆者が日頃愛用して、メモ撮影用に用いているCASIOのEXILIM EX-S20で撮影した画像を、GENIO e550GのSDスロットへ挿入して、画像を表示させた場合と、Mio 168のSDスロットへ挿入させた場合の画像表示を比べてみると、その差は雲泥の差があり、Mio 168の表示の鮮やかさに驚かされる。
 加えて、画像表示を行う為のツールが、Mio 168には標準で内蔵されており、表示だけではなく、簡単なレタッチも行える。「E-Viewer」というツールで、Pocket PC 2003より標準で装備された、MS製のPicturesフォルダ機能とあわせて使用すれば、SDカードメモリに対応したデジタルカメラのポケット表示・編集ツールとしても十分使用可能だろう。SDメモリ対応のデジカメユーザは要チェックだ。
 GPSエンジンは、SiRF製の高性能で定評のある、SiRF II e/LPが搭載されており、筆者が愛用しているSocket Communications社のBluetooth GPS Receiver(EMTACBTGPSのOEM品)と同じで、高速かつ高感度な為、安心できる。GPSアンテナ部分は、折りたたみ式となっており、使用しない場合には、背面へ折りたたんでおくことで邪魔にはならない。また、GPSアンテナ部分には、外部GPSアンテナ接続コネクタも装備されているので、車載の際には便利だろう。

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 GPSデータ出力は、"COM2"へ固定ポートで割り振られており、通信速度は"4800bps”だ。電子地図ソフトやGPSステータス表示アプリケーションからは、"COM2:4800bps:NMEA0183:WGS-84測地系"を指定すればよい。SiRFのGPS設定ツールを用いれば、バイナリデータや、他の測地系への変更なども可能だが、むやみに設定を変更すると、元に戻せなくなる場合もあるので、設定変更は自己責任でやることになる。
 GPS受信機の電源は、アプリケーションが"COM2"をオープンにすると、自動的GPS受信機へ給電される。従って、アプリケーションがバックで動作し続けていると、GPS受信機には給電されたままになるようだ。GPS受信機の節電モードは、Mio 168の設定ツールから、「トリクル動作」を設定することで可能となる。しかし、高速測位や感度の低下との引き換えとなるので、設定には注意が要るだろう。GPS受信機のモード変更や、電源のオン・オフなどが、タスクトレイからいつでも出来るような、専用アイコンなどが装備されていると、更に使いやすくなると思われる。
 拡張性では、SDスロット(SDIO Now!仕様)が1スロット装備されており、インターネットへのアクセスなどでは、ここを使用することになる。とりあえず、手持ちの東芝製SDスロット対応のBluetooth SDカードを試してみたが、ドライバが少々不安定。東芝では他社のSDスロットでの動作を保障していないようだが、これも困った話しだ。
 現時点では、SDIO Now!仕様のカードは、あまりないのだが、無線LANとフラッシュメモリを内蔵したSDカードSunDiskから発売されているし、東芝以外の汎用Bluetooth SDカードもあるので、これらを用いることで通信インフラへの対応も問題はないだろう。また、MiTACによるテストでは、SII社製SDIO対応のAirH"PHSデータ通信カードAH-S101Sでの検証が済んでいるとのことだ。
 筆者がバンコクで愛用する、BKK Map Adventure(GPS対応)を、このMiTAC製Mio 168へインストールして、次回のバンコク滞在で評価をしてみるのが、今から楽しみである。ちなみに、SPAから初回の予約販売に限り、税込み39,800円(通常価格は、税込み41,790円)という抜群のコストパフォーマンスで発売になるので、I・Oデータ機器から発売となったSDGPSの価格を考えると、1万円程度の差で、最新のPocket PC 2003がオマケで付いてくるのと同じであり、下手な外付けGPS受信機を購入するよりも、この「MiTAC DigiWalker Mio 168」を購入したほうが、面倒もなく高性能で、しかも扱いが楽だ。
 GPS受信機内蔵のPDAとしては、Garmin社のiQue 3600などが発売されているが、日本語版は発売されておらず、Palm OS 5の日本語化をユーザが行わねばならない上、日本語のGPS対応した地図ソフトも最新版が無いなどの問題もある。しかも、価格が米国での販売価格で$589と高価であり、PDA-GPSのインフラとしては、Pocket PCのほうが適している等を考えると、まさに、「MiTAC DigiWalker Mio 168」は究極のPDA-GPS用マシンと言えるだろう。
 MiTACの「DigiWalker Mio 168」、PDA-GPS用のコストパフォーマンス抜群で「Good Job !」。

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2004年3月 2日

Printer故障

 NWAからWebで予約した、3月4日からのバンコク行きEチケットのTSR(Trip Summary and Receipt)がEメールで届く。そのTSRを印刷しようとしたら、プリンタが壊れる。EPSONのPM-670Cという、4~5年ほど前に購入したプリンタだが、予備のモノクロプリンタは、親戚にあげてしまったので、安物でも壊れると痛い。明日にでも、代替プリンタを購入しないと、仕事に差し支える。とりあえず、壊れたPM-670Cは修理見積を取って、安価に修理できるようならば、修理して予備プリンタとして補欠に回ってもらい、修理費が高価であれば現役引退を願おう。
 しかし、先月に続いて今月も散財の予兆であり、やな感じ。バンコクでの配布資料の印刷と、TSRの印刷をしなければならず、仕方がないので明日、関内にある友人のオフィスで印刷させてもらうことにした。帰りに時間があれば、ヨドバシカメラ京急上大岡店へ寄って安いプリンタを、購入してくることになるかもしれない。

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