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2004年4月20日

Bluetooth vs IrDA

 MiTACの「DigiWalker Mio 168」を使うようになって、一つだけ困ったことがある。それまでは、東芝のGENIO e550GへSDカード型Bluetoothアダプタを使用して、デスクトップPCや、ノートPCとActiveSyncを行っていたのだが、Mio 168と東芝製SDカード型Bluetoothアダプタが、イマイチ相性が悪く、USBケーブルでの接続によるActiveSyncを行わざるを得ない。
 デスクトップPCでのActiveSyncは、USBケーブルでの接続でも、別に煩わしくはなく、Mio 168の充電も兼ねてActiveSyncを行うので、いずれにしろUSBケーブルを使用しないと、Mio 168への充電が出来ない(Mio 168本体には、外部電源・充電用のコネクタが装備されておらず、USBケーブルへ電源コネクタが装備されている)ので、ActiveSync兼用の充電というスタイルで問題はない。
 ところが、モバイル環境(特に出先や出張など)では、話が別だ。従来は、出先や出張先でのActiveSyncは、Bluetoothによる、ワイヤレスで行っており、インターネット接続も、ドコモのPHS633SによるBluetoothでの、ダイヤルアップで、都内であれば64Kbps、ローカルな地方でも32Kbpsの接続が可能だ。これは、PDAでもノートPCでも同様の環境であり、Bluetoothを使い始めると、止められなくなるのは、一度体験しないとわからないだろう。
 Mio 168からのインターネット接続は、とりあえずは別のSDカード型Bluetoothを入手するまでは我慢するとして、ノートPCとのActiveSyncだけは、ケーブルレスで行いたいと思い、Pocket PCの標準装備である、IrDAによるActiveSyncを行うことにした。そうなると、問題なのが、今度はノートPC側だ。3~4年前までのノートPCであれば、必ずIrDAポートを装備していたノートPCだが、ここ1~2年の機種では、IrDAポートが装備されていないのだ。
 筆者は、Bluetoothが出回る前は、実はIrDA機器が大好きで、いろいろなIrDA機器をコレクションしていた。もちろん、それらをノートPCでも活用すべく、ノートPCへIrDAポートが装備されなくなってきた時点で、USB接続型のIrDAトランシーバを入手していたので、それを今回は引き出しから探しだして使うことにした。このUSB接続型IrDAトランシーバは、「IrSTICK」という製品で、USB接続のドングル型というか、フラッシュメモリ型をしている超小型の機器だ。

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■手前の黒いUSBドングルがIrSTICKで、奥(青)はUSB型Bluetooth

 幸い、販売元のリンク・エボリューションでは、現在もまだ販売中なので、入手は可能だ。むろん、Pocket PCとの接続だけではなく、ドコモの赤外線ポート付きPDC携帯電話とのリンクも可能なので、PCとドコモのPDC携帯をワイヤレスで繋いで、データのバックアップや画像の転送なども出来る。筆者は、残念ながらPDC携帯は嫌いなので、実際に試しているわけではないが、少なくともノキアGSM携帯6650の赤外線ポートでは、問題なくデータバックアップや、GPRSモードのダイヤルアップによるインターネット接続もできている。(無論、日本国内ではなく、タイ王国はバンコク都内での使用実績である。6650による日本でのWCDMAモードでのローミングも可能だが、一般の通話とSMSの送受信に限られるし、通話料金がバカ高いので緊急時の着信のみでしか使っていない。)

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 もちろん、Pocket PCとのActiveSyncは、問題なく出来る。しかし、BluetoothによるActiveSyncと違い、IrDAではビームによる接続であるため、Pocket PCの向きや距離に注意をしないと、リックが切れてしまうこともある。この点、Bluetoothでは、ゾーン(フィールド)での通信であるため、こういった注意点がなく便利だ。やはり、IrDAは過去のレガシーワイヤレス機器となってしまうのも仕方がないだろう。
 ドコモが、今更のようにIrDAを携帯に装備した理由が、未だに不可解だ。おそらくはコストの問題だと思うが、使い勝手や、機能性から言えば、Bluetoothを搭載すべきであり、そういう意味では、auA5504TでBluetoothが搭載されたのは、正しい方向性だと言える。
 むろん、両方を装備しているのがベストであり、実際にノキア6650では、IrDAとBluetooth、そしてUSBと最近のノートPC以上に接続ペリフェラルが装備されており、手持ちのIT機器とはどれかで必ず接続できるようになっている。これが、世界シェアナンバーワンのノキアの携帯だと言わんばかりのITガジェットだ。
 

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