MioMap / PaPaGO! / HandyMap
MiTACのDigiWalker Mio 168(北米版)へバンドルされるMioMap英語版の紹介をしたが、オリジナル(?)であるDigiWalker Mio 168(台湾版)とは、異なる電子地図ソフト/ナビソフトだった。
では、台湾版のMioMapとは、どんなナビソフトかというと、筆者も一度しか見たことがないのだが、一口で表現するならば、Pocket PCで動作するソニーのNavin'Youと同等以上のナビ機能を持った電子地図ソフトだ。しかも、GIS系のノウハウがつぎ込まれており、日本の電子地図ソフトが持っている機能の、更に上を行く。ESRIから、同社のGIS用アプリケーションArcInfo/ArcViewと言ったソフトが発売されており、これれらに使われているShape Fileと呼ばれるGIS界では、事実上のデファクト・スタンダードのファイルを、閲覧だけ可能なArc Explorerというフリーウェアがあるのだが、このArcExplorer並の機能を持っているのだ。
もともと、MioMapのベースになったソフトは、PC向けのPaPaGO!(Pocket PC用のPaPaGO!もある)というソフトであり、これを開発している台湾のソフトウェア会社は、GIS用のソフトをはじめ、ESRIやMapInfoといった、GISアプリケーションの代理店やGIS開発などもやっている関係から、このようなGIS機能をPaPaGO!に持たせ、それをOEMでMiTACのMio 168へ移植したことによって、副産物的なGIS機能なのだろう。
もちろん、Shape Fileが基本なので、道路属性や、POIなどの属性も、しっかりとMioMap台湾版やPaPaGO!ではサポートされており、単なるカーナビや、日本のパーソナル向け電子地図ソフトとは、一線を画く電子地図ソフトに仕上がっていると言えるだろう。
また、MioMapのベースとなったPaPaGO!の英語版が、北米以外では発売されており、HandyMapという名称で、南アフリカの地図データをサポートしたバージョンが、販売されており、このWebにサンプル画面が、あるので、参考になるだろう。もちろん、台湾版のMioMapや、PC向けのPaPaGO!では、メニューの表示や地図の注記は、全て北京語(旧漢字)なのは、言うまでも無い。しかし、64MBのSDカードへ台湾全土の地図情報が収録可能となっており、もちろん、地域や都市ごとの選択インストールも可能となっている。
また、香港版のMioMapも存在しているようで、こちらは文字が広東語(旧漢字)表示になっているだけで、基本機能は台湾版と変わりなく、地図データは32MBのSDカードへ香港全土が収録可能のようだ。機会があれば、これら中国語表示のMioMap(或いはPoPaGO!)も紹介したいと考えているが、なかなか入手が困難であり、日本国内では、GPSによる評価も不可能なため、今度のCOMPUTEX TAIPEIに取材へ出かけた際に、入手も含めて挑戦してみたいと考えている。
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