ぱいるだ~ お~ん!(It's cool!)
拙著「SERVER MANIAXX」で紹介している、ぷらっとホーム製「OpenBlockS 266」の冷却方法だが、記事中では誌面の関係から1点しか写真が掲載できなかった。実際には、手持ちのPentium III用純正ヒートシンクとファンを用いて、冷却効率を調べるために装着方法を何種類か実験をしている。
現在、筆者宅で稼動しているOpenBlockS 266では、埃対策も考えて、標準ケースの上部へ2個のPentium III用純正ヒートシンクを、熱伝導両面接着テープを用いて装着している。ヒートシンクが未装着の場合、OpenBlockS 266のボディは、かなりの熱を持つが、本体と同じ程度の大きさを持つヒートシンクの効果は高く、夏場以外であれば問題なく24時間稼動も安心して行える。
しかし、夏場のエアコンが作動していない場合には、室温自体が高くなってしまうため、やはりクーリングファンを用いた方が安心できる。そこで、1個だけPentium III純正パッケージに入っていたファンを装着してみたが、効果はやはり高く、エアコンを切った状態の夏場でも、十分な冷却が行えた。しかし、このファンの騒音は、かなりのものなので、ファンコントローラなどを用いて、回転数を下げてやる必要性を感じた。スイッチ付きのファンコントローラであれば、エアコンが効いている場合や、夏場以外の季節であれば、ファンをオフにしてしまえるので、より快適だろう。
SERVER MANIAXXに掲載されている写真では、OpenBlockS 266のカバーケースを外し、内部の放熱フレームの両サイドへ、Pentium III用純正ヒートシンクを装着した写真が掲載されているが、この状態であれば、内蔵2.5インチHDDの冷却や、そして最も発熱量の多いPowerPCプロセッサの冷却にも、効率よく機能する。
ただ、やはり夏場のエアコンの効いていない室内では、放熱が十分ではないようだった。そこで、ヒートシンクへファンを装着してみたのだが、やはり1個ではなく両サイドへファンを装着しないと、冷却効率が良くないだろと考えて、両サイドへ装着してみた。これが、実に効果的で、殆どヒートシンクが熱くなることもない。問題となるのは、やはり2個のファンによる騒音で、むき出し状態であるため、半端な音ではない。
しかし、この姿、どこかで見たことがあるよううな・・・・ そうだ! マジンガーZの初代ホバーパイルダーに似ている。う~ん、なんとなく「ぱいるだ~ お~ん!」と叫んでみたくなるが、ファンの騒音に負けて、このスタイルは却下か・・・ちょっとcoolで、「Good Job !」ほどではないが、「It's cool !」
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