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2004年7月の5件の記事

2004年7月23日

Mio 168 が値下げ!?

  MiTAC Japan製のGPS内蔵Pocket PC「DigiWalker Mio 168」が、値下げされた。と言っても、通常パッケージ品の価格はそのままで、付属品を別売にすることにより、Mio 168本体を低価格で販売するというモノ。Mio 168の販売代理店である、SPAより購入可能な廉価版Mio 168(基本セット)の価格は、36,800円(税別:税込み価格は38,640円)だ。
 従来品のフルオプション同梱パッケージのMio 168では、初回特別価格で39,800円(税込み)だったが、通常価格は、税込み価格で41,790円(税別で39,800円)となっている。付属しなくなったオプションは、キャリングケースと、車載時に使用する取り付けアームの2点だ。
 正直な話、同梱されてくるチープなレザー風のケースは、通常のPDA用としての使い勝手は悪くない。しかし、GPS受信機を内蔵している、Mio 168では、GPSアンテナを開くために、わざわざ本体をケースから出さねばならず、決して使い易いとは言えない。従って、これが無くても困らないと筆者は思う。
 また、車載用のアームは、欧州や台湾、香港などの様に、Mio 168をカーナビとして使用する場合には、必須アイテムだ。しかしながら、少なくとも現状の日本の場合は、Mio 168をカーナビとして使うには、ハードウェア的にはまったく問題ないのだが、電子地図ソフトウェアの問題から、カーナビとしては使えないのが実情だ。

Mio_168_B.jpg

 であるならば、この車載用アームも現状では不要だ。日本でもMio 168で、カーナビ用途に使用可能なソフトウェアがリリースされた時、オプションで購入すれば、問題はないだろう。それに対して、シガープラグによる電源アダプタは、ハイキング等に出かける際、車で充電が可能となるので、車に常備しておくと便利だ。今回の同梱オプションには、この車載電源アダプタは含まれているので、その点は安心だ。
 SPAのMio 168用オプションでは、この他にもバイクや、自転車用マウントキットも販売されているので、これを用いればMio 168をバイクや自転車へ装着して使用することも出来る。また、より長時間のMio 168の運用が可能となる、外部電池パックも便利なアイテムだ。
 更に、GPSはアウトドアで使用するガジェットであるが、残念ながらMio 168は、防滴構造にはなっていない。突然の雨や、海や川などでの使用には、注意しなければならないのだが、SPAではMio 168用の防水ケースも販売しているので、これを用いればMio 168をアウトドアでもオールウェザーで使用可能となる。
 安価になって、買いやすくなったDigiWalker Mio 168、夏休みの海や川へのお供に最適なPDA-GPSなので、必要なオプションと合わせて用いることで、アウトドアライフを楽しむことが出来るだろう。

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2004年7月21日

SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC

 シグマから、APSサイズ専用の、広角ズームレンズが発表された。「SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC」で、ズーム全域で、F2.8の明るさは、魅力的だ。35mm換算で、キヤノンのEOS 10Dへ装着した場合は1.6倍で、28-80mmとなるから、常用レンズとして最適。しかも、フォーカスとズームのヘリコイド回転方向は、キヤノンEFレンズと同じだ。

SIGMA18-50F2_8DC.jpg

 先に購入した「SIGMA 18-125mm F3.5-5.6 DC」は、やはりワイド側で、四隅の光量不足が目立つ。数段、絞りを絞れば、何とか使用できるので、野外の風景を撮影するには、晴れていれば問題は無いだろう。しかし、室内撮影では、フラッシュを常用しなければならず、ちょっと筆者の用途では使い難いのも事実だ。
 ちょっとした旅行などで、レンズを沢山持って、出かけられない時などは、これを使うという事になろうか。10DとD30で試してみたのだが、相性としてはD30の方が写りが良いように感じる。これはCMOSセンサーの面積は、10Dと同じだが、セル一個の感度とダイナミックレンジ等は、D30の方が有利なためだろうか。
 最近のコンパクトデジカメでは、撮影素子の面積は小さくなるが、逆に解像度がアップしており、素子自体の性能が上がっているとは言え、好ましい状況ではないと思う。筆者としては、常用する解像度は300万画素もあれば、十分であり、ポートレート等では600万画素のRAW撮影が殆どだ。
 やはり、明るいレンズが欲しくなるのは、室内撮影のブツ撮りや、ポートレートが多いし、AF(オートフォーカス)よりも、MF(マニュアルフォーカス)を多用するからという、筆者の仕事上の都合でもある。従って、SIGMA 18-50mm F2.8 EX DCに、HSMによる常時MFが可能となっていれば、最高だったのだが、残念ながらAF/MFは切り替え式だ。

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2004年7月16日

スコールによる停電

 昨日、横浜地域は、夕刻頃より黒雲が広がり始め、遠くの雷鳴が聞こえてくる。「一雨くるかな?」と思っていると、しばらくして、大粒の雨が落ちてきた。次第に風雨が強まり、横殴りの雨となり、落雷の雷鳴も、稲光と殆ど同じタイミングとなった。
 稲妻は、近所へ落ち始めており、雷雲は、どうやら頭上に中心があるらしい。そんな状況が数十分は続いただろうか。突然、FAX内蔵の電話機がリセットしてしまった。「ヤバイ、停電か!?」と思った瞬間に、ADSLモデムのリンクLEDが、ネゴシエーションの点滅を始めていた。ブロードバンド・ルータも、リセットしてしまったようで、自己診断のLED点滅をしている。
 横で動作中の、OpenBlockS266によるLinuxサーバは、電源アダプタと本体の間に、6V(単三型ニッケル水素充電池を10本)の、バックアップ用電池を入れて、簡易UPSとして動くようにしてあったので、何事も無かった様に動作をし続けていた。書斎、兼、仕事部屋に行ってみると、Windows 2003 Server(EPAIのファンレス・サーバ)は、パーソナルUPSを入れてあったので、UPSの停電アラームが鳴っていたが、直ぐに復旧した。

パーソナルUPS

 作業中だったPCは、直にAC電源コンセントへ電源ケーブルが接続してあった為、停止していた。ディスプレーには、「No Signal」の表示が点滅していた。「やられた・・・」と思いながら、他の家電機器をチェックしてみる。寝室のエアコンが、アラームのLEDが点滅していたので、メイン電源をオンオフして、リセット。AV機器は、時計のリセットなどは起こっておらず、BSデジタルなども問題なく受信できているので、誘雷による被害は無さそうだ。
 作業用のPCを再起動する前に、パーソナルUPSのサービスコンセントへAC電源ケーブルを差替えた。UPSモニタリングのRS-232Cは、EPIAファンレスサーバへ接続してあるので、自動シャットダウンは出来ないのだが、少なくとも瞬停による電源強制オフだけは、これで避けられる。
 作業中だった、ファイルはローカルHDDに対するファイル操作ではなく、インターネット経由による、Webへの書き込み前だったため、当然ながら消滅しているが、HDDのファイルなどにはダメージも無く、何事も無かったように作業用PCが立ち上がる。念の為に、パーソナルUPSの電源を抜いてみると、停電アラームが鳴り響くが、作業用PCは動作をし続ける。
 バンコクでは、スコールによる停電で、その後3時間も商用電源が復旧しないという事態を経験し、UPSの必需性と業務では、ノートPCが有利との結論を得たが、デスクトップPCの場合、瞬間停電(瞬停)であっても、長時間の停電であっても、結果は同じことだ。
 このところの異常気象や、地球温暖化による日本の熱帯化の結果、今までは夕立(スコール)による落雷で、停電(瞬停を含む)も殆ど無かったが、今後はこういった落雷による瞬停も増えてくると予想される。サーバ運用に限らず、家庭やオフィスでもパーソナルUPSが必需品になって行くのだろうか。
 とりあえず、筆者のEPIAファンレスWindows 2003 Serverを、無事瞬停から守ってくれた、パーソナルUPSは、「Godd Job !」。

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2004年7月 7日

これdo台HERO

 昨日紹介したHDDのバックアップツールは、ソフトウェアによるHDDドライブを丸ごとコピーしたり、HDDデータの内容をイメージ化して、CD-RやDVD-R等へバックアップを行うツールだ。実際、筆者がHDDのコピーを行う場合、PCで作業するケースもあるのだが、多くはハードウェアによるHDDのコピーを行ってしまう。
 これは、ソフトウェアによるHDDコピーよりも、ハードウェアによるHDDコピー(デュプリケート)の方が、高速であると共に、OSの違いやデータフォーマットの違いにより、ソフトウェアツールでは、コピーできない場合も多いからだ。LinuxのEXT2には、多くのコピーツールが対応しているが、EXT3には非対応だったり、同じEXT2でもバージョンによってはコピー出来ないことも多い。
 これに対して、ハードウェアによるデュプリケータであれば、HDDのセクター内容を、OSやフォーマットに無関係でコピーが可能となる。無論、全てのHDDをコピーすることが出来るわけではないと思う(例えば、HDDビデオレコーダとか、ゲーム機のHDD等が、コピー可能かどうかは試していない)。

これdo台ヒーロー梱包品一式

 筆者が使用しているHDDデュプリケータは、センチュリー社の「これdo台ヒーロー」(型番:KD25/35FUL)だ。同社からは、同じ「これdo台」シリーズが、数種類発売されているが、2.5インチHDDに対応しているのは、この「これdo台ヒーロー」だけだ。本製品には、2.5インチHDDと3.5インチHDDを相互に、自由な組み合わせでコピーが可能な様に、複数種類のケーブルや、HDDを置くマットや、モード切替用の小型ドライバーまで付属している。

これdo台ヒーロー表側

 本体は、2.5インチHDDよりも一回り大きく、3.5インチHDDよりは、ニ回り程度小さい。筐体は、アルミ製で軽量であり、スイッチはモード切替用のロータリースイッチと、電源スイッチ兼用のスタートボタンだけとシンプルだ。インタフェースは、HDDを接続する為の、2ポートのIDEコネクタと、PCへ外部HDDとして接続する為の、USB2.0ポート(ミニB)が1ポートと、IEEE1394ポートが2ポート装備されている。

これdo台ヒーロー裏側

 この他、電源(付属の12VACアダプタを接続)コネクタが有、両サイドへ装備されているIDEコネクタには、アクセス表示用のLEDと、電源パイロットランプ兼用の、動作モード表示LEDが装備されている。HDDへの電源供給は、2.5インチHDDの場合は、IDEケーブルで供給されるが、3.5インチHDDの場合は、HDD用電源コネクタへの変換ケーブルが用いられる。
2.5インチHDDから3.5インチHDDへコピー可能 装備されているモードスイッチの切替により、「これdo台ヒーロー」は、次の様な機能で動作を行う事が可能だ。

 1)スタンダード

 2)ミラー

 3)コンバイン

 4)コピー

 5)コンペア

 6)ディスクチェック

 7)データイレース1

 8)データイレース2

 (1)のスタンダードは、USB、もしくはIEEE1394により、PCと接続した場合、接続された2台のHDDを、PCから単独にアクセス可能となる。(2)のミラーは、接続された2台のHDDを、ミラーリング可能となる(RAID1では無い)。(3)のコンバインは、2台のHDDを1台としてPCに認識させる(RAID0モドキ)。(4)は、HDDのコピーモードで、2.5インチ、3.5インチ自由にコピーが可能であるが、オリジナルのHDDよりも、必ずターゲット側のHDD容量が大きくなければならない。
 (5)のコンペアでは、コピーが完了したHDD間で、データの整合性をチェックし、(6)は、HDDの動作チェックで、セクター単位で読み書きを行い、HDDをチェックする。(7)と(8)は、HDDの内容を完全にイレースするのだが、(7)では一度だけ全てのセクターへデータを書き込むが、(8)では異なるデータを3回、同じセクターへ書き込む。HDDの破棄などに利用すれば、個人情報などの重要なデータを完全に、イレースする事が可能となる。
単独でHDDチェックも可能:クリックで拡大表示 実際に、筆者の環境で複数のHDDを、ディスクチェックやコピー等を行ってみたが、ソフトウェアのコピーツールでは、フォーマットに対応していないというエラーで、コピーが出来なかった、LinuxのHDDも問題なくコピーできたし、Windows系はFAT、NTFS共にコピーが可能だった。しかし問題が無い訳では無く、HDDのセクターリードエラーが発生した場合、そこでコピーが停止してしまうのだ。
 この場合、OS上(Linuxのfsck等)でチェックして、エラーが発生しないHDDであっても、「これdo台ヒーロー」では、エラー状態でコピーが停止してしまった。ディスクチェックモードでチェックを行うと、不良と判断されてしまい、このHDDを、イレースモードで消去しようとしても、エラーによりデータイレースも途中で停止してしまう。できれば、リードエラーを無視して、コピーやデータイレースが可能なモードが追加されれば、HDDのデータリカバリツールとしても、より使い勝手が良くなるだろうと、筆者は考えるのだが、いかがだろうか。
 ちなみに、40GBの2.5インチHDDをコピーするのに要した時間は、約30分程度とソフトウェアによるコピーと比べると、かなり高速でコピーが完了する。同様に、ディスクコンペアやディスクチェックも同じ時間を要するので、殆どリードとライトを同時に行っていると考えてよさそうだ。
 「これdo台ヒーロー」の購入価格は、秋葉原のソフマップで20,697円(税込み)だったが、元々はノートPCの内蔵HDDを改装する目的で購入したものだが、筆者宅のPCやサーバのHDD交換にも、大活躍している。しかしながら、リードエラーで動作を停止してしまう点が、筆者としては唯一不満足で、残念ながら「Good Job !」とまでは言えない。是非とも、この点を改良したモデルに期待したいところだ。
 無論、一般的なHDDデュプリケーータとして使用するのであれば、ソフトウェアのHDDコピーツールと比べた場合、使い勝手ははるかに優れているし、PC不要でHDDがコピーでき、余ったHDDを外部ストレージとして使えるので、1台持っていれば、何かと重宝するだろう。

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2004年7月 6日

HDDのBackUp

 この季節、湿気と暑さでPCには良くない時節だ。特に、外出時エアコンが切れた室内でも稼動させておくサーバマシンは、過酷な条件での稼動環境となる。筆者のファンレスで稼動させている、個人用サーバでは、企業の空調がしっかりされ、しかもファンが休み無くサーバのCPUを始めとするパーツ群を冷却しているのに対して、極悪環境下での耐久試験にも似た環境だ。
 サーバに使用しているPCパーツで、最もダメージを受けると困るパーツは何か。CPU?、新しく、高性能なのに交換すればよいだけだ。メモリ?、これも交換で十分・・・マザーボード?、新しくすれば良いし、EPIA等のMini-ITXであれば、CPUごと交換可能だ。電源もしかり、交換すれば良い。HDD?、そう、ハードディスクドライブは、パーツとしては交換すれば良いのだが、記録されているデータは、交換が出来ない。OSは、新たに入れれば済むが、サーバへ保管しているデータは、バックアップが無ければ、修復は不可能だ。
 筆者の場合、現在稼動中のサーバ2機は、HDDをミラーリングしているので、片側のHDDが故障した段階で、壊れたHDDを外してしまえば、片肺運転になるが、サーバは復旧してデータも無事だ。実際、使用中のサーバ1機のHDD1台が、先日クラッシュした。異音がし始めて、サーバの動作が不安定になり、その時点で念の為に予備の別サーバへ、大事なデータだけをバックアップした。
 異音が発生しているHDDを取り外し、片肺運転に切替て、再起動すると、サーバは何事も無かったように、快調に動作をし始める。保守用に購入してあったHDDの予備は、別の用途で使用してしまったので、仕方なく同じHDDを購入しようとしたのだが、既に市場では、同じ型番のHDDが売られていない。別に、同じ型番のHDDではなくとも、ミラーリングする側のHDDは、プライマリよりも容量が大きければ、問題は無いのだが、1台HDDがクラッシュしたということは、もう1台も間もなくクラッシュの可能性が高い。
 そこで、片肺運転中のサーバを停止させ、新たなHDD2台と改装する作業を行った。まず、動作中のHDDを新しいHDDへ、丸ごとコピーを行う。使用するソフトウェア・ツールは、Drive Copy Plusか、Drive Image (V2i Protector)或いは、Norotn Ghostを使い、可能ならば同時にCD-RかDVD-Rへバックアップを作成して置く。
 これらのツールは、全てWindows用であり、しかもWindows 2000/2003 Serverではプロテクトがかかっているので動作をしないし、もちろんLinuxでも動作しない。作業はCDブートの環境で行うか、緊急用FDを作成し、FDDブートで行う必要があるので、注意する必要がある。
 HDDのコピーが完了すれば、新しいHDDからOSを起動し、OSレベルでのミラーリングを行うか、RAID対応のIDEインターフェースであれば、RAID-BIOSレベルでRAID1を設定すればよい。
 容量の大きなHDDへ改装した場合、空き容量をどう利用するか。OSがWindows 2000/XPなどであれば、、Partition Magicなどのツールで、パテーション容量を増やすのが便利だ。しかし、OSがWindows 2000/2003 Serverでは、Partition Magicもプロテクトが掛けられており動作しない(企業向けのServer Magicを用いれば可能だ)し、Linuxでも動作はしないので、緊急FDによりパーティションを操作すると、OS自体が起動しなくなったりもする。
 この場合は、空き容量に新しいパーティションを作成して、それをマウントして使用するのが、一番安全だろう。

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