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2004年7月21日

SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC

 シグマから、APSサイズ専用の、広角ズームレンズが発表された。「SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC」で、ズーム全域で、F2.8の明るさは、魅力的だ。35mm換算で、キヤノンのEOS 10Dへ装着した場合は1.6倍で、28-80mmとなるから、常用レンズとして最適。しかも、フォーカスとズームのヘリコイド回転方向は、キヤノンEFレンズと同じだ。

SIGMA18-50F2_8DC.jpg

 先に購入した「SIGMA 18-125mm F3.5-5.6 DC」は、やはりワイド側で、四隅の光量不足が目立つ。数段、絞りを絞れば、何とか使用できるので、野外の風景を撮影するには、晴れていれば問題は無いだろう。しかし、室内撮影では、フラッシュを常用しなければならず、ちょっと筆者の用途では使い難いのも事実だ。
 ちょっとした旅行などで、レンズを沢山持って、出かけられない時などは、これを使うという事になろうか。10DとD30で試してみたのだが、相性としてはD30の方が写りが良いように感じる。これはCMOSセンサーの面積は、10Dと同じだが、セル一個の感度とダイナミックレンジ等は、D30の方が有利なためだろうか。
 最近のコンパクトデジカメでは、撮影素子の面積は小さくなるが、逆に解像度がアップしており、素子自体の性能が上がっているとは言え、好ましい状況ではないと思う。筆者としては、常用する解像度は300万画素もあれば、十分であり、ポートレート等では600万画素のRAW撮影が殆どだ。
 やはり、明るいレンズが欲しくなるのは、室内撮影のブツ撮りや、ポートレートが多いし、AF(オートフォーカス)よりも、MF(マニュアルフォーカス)を多用するからという、筆者の仕事上の都合でもある。従って、SIGMA 18-50mm F2.8 EX DCに、HSMによる常時MFが可能となっていれば、最高だったのだが、残念ながらAF/MFは切り替え式だ。

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