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2004年9月14日

Mio 168をClock Upする

 昨日レポートしたSkype for Pocket PCの推奨スペックが、プロセッサ速度400MHz以上ということなので、筆者はあまり好きではないのだが、Mio 168のCPUをクロックアップしてみることにした。と言っても、X86のマザーボードのように、ジャンパー設定を変更してクロックアップを行うのではなく、ソフトウェアによってPocket PCのレジスタを操作し、クロップアップを行うので、ハードウェアの改造は不要だ。
 Pocket PC 2002/2003や、Windows CEマシン用のクロックアップツールは、オンライン上のフリーウェアが数種類後悔されている。今回、筆者が使用したツールは、「xclkcfg101.exe」で、以前は、Vectorのサイトからダウンロードできたのだが、現在はシグマリオンIIIのファンサイトで再配布されている。
 xclkcfgは、CPUのクロックスピードのレジスタ設定を変更するため、場合によってはCPUの暴走や、オーバーヒートなど、かなり危険なリスクを伴うため、使用は自己責任となるし、このソフトを使用した結果、クロックアップされたMio 168(無論、他のPocket PCの場合でも)が故障したとしても、筆者は一切関知しない。場合によっては、メーカの保証も受けられない場合も想定されるので、故障も個人の責任となる。
 xclkcfgは、常駐ソフトではないので、起動をしたらそのままクローズしないで稼動させておく必要がある。使用方法は、いたって簡単で、xclkcfgを起動した後、希望のクロックスピードにスライダーを移動させて、「変更」ボタンをタップするだけだ。Pcoke PCの電源をオフにした場合、xclkcfgの設定は無効になってしまうので、電源オンでxclkcfgを自動起動させるには、「□電源ON時に再設定を行う」にチェックを入れておけばよい。

xclkcfg_1.jpg
Mio 168では300MHzのCPUクロックが標準なので、スライダーを400MHzにセットし「変更」ボタンをタップすれば、以後400MHzのCPUクロックで動作を行う

 xclkcfgでは、CPUのクロック変更を、システムのリセットを伴わないで設定が可能なので、実際に300MHzの設定と、400MHzの設定の場合とで、Skype for Pocket PCの音質やタイムラグに変化があるかどうかを、リアルタイムで確認できる。300MHzのCPUクロックでも、大きな劣化が無いのであれば、300MHzで運用した方が、バッテリーの消耗が少ないので、有利だろう。
 CPUのクロックスピードと、バッテリーの持続時間は、ハードウェアが同一であれば、両立することは出来ず、トレードオフとなり、どちらかを選ぶしかない。実際、Mobile PRESS 2004年夏号の特集で、現行Pocket PCの各種ベンチマークテストが掲載されているが、Mio 168はバッテリーの消耗が少なく電池消費のベンチマークでは、トップだった。
 そして、Mio 168の姉妹機となる、Mio 339では、居並ぶPocket PC中、なんと速度ベンチマークでは最速のトップとなっている。Mio 339は、Mio 168と同じハードウェアであり、GPS受信機の代わりに、デジタルカメラユニットを搭載している。そして、Mio 168のCPUが300MHzであるのに対し、Mio 339では400MHzとなっているのだが、これは、デジカメのファインダーとして、液晶画面へスムーズな画像表示を行うための、動作速度向上を狙ったものだろう。
xclkcfg_2.jpg 実際、CPUクロックスピードを400MHzに上げたMio 168は、動作が見違えるように機敏になる。特に画像系の表示は、著しく高速化されるため、電子地図ソフトの表示が、非常に快適になる。現在のところ、筆者の場合はクロックアップによる弊害は無く、SDメモリカードへのアクセスや、SDIOのSunDisk製WiFi Connect Cardも正常に動作し、インストールしてある全てのソフトも正常に動作している。
 そこで、調子にのって、Mio 168のクロックアップは何処までいけるのだろうかと、400MHzから更に少しずつクロックをあげていったのだが、なんと最終的には最大設定値である796MHzでも、安定して動作した。恐るべしMio 168であるが、体感的には、300MHzから400MHzへアップしたような処理速度向上は感じられず、若干ボディが熱を持つ感じだったので、現在は400MHzに下げている。
 処理速度の速さが必要なときだけ、xclkcfgを起動すればよいので、通常は300MHzでの安定稼動で使用すべきだろう。それにしても、Mio 168の潜在能力の高さには、驚かされる。

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