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2004年9月15日

NETRUNNER 10月号

 仕事の打ち合わせの帰りに、京急上大岡にあるヨドバシカメラの書店コーナーによる。ここは、IT系の書籍だけを扱っており、専門書も殆ど網羅されているので、重宝するのだが、残念ながら洋書を扱っていないのが痛いところだ。とは言え、オープンソース系の書籍も多いので、売れ筋の国内書であれば殆ど手に入る。洋書は、やはりAmazonが便利だろう。
NetRun_1.jpg 目的の本が見つかったので、会計を済ませて帰ろうとしたとき、雑誌のコーナーで目が止まってしまった。「ネットランナー 10月号」なのだが、雑誌自体は、ソフトバンクパブリッシングから出ているマニア向けコンピュータ雑誌で、珍しくも何ともないのだが、やたら、本誌よりも分厚い「箱」が、本誌にゴムで束ねてある。箱には「ハバネロたん」と印刷されており、女の子が、何故かピンク色の洋式便座へ座っているマンガだ。
 別冊付録で、マンガが付いているのかと手にとってみると、なんとこれが、フィギアのオマケ。題して「NETRUN Figure Collection:ネトヴィネ」だそうだ。新創刊3周年記念と言うことで、どうやら8月号、9月号と、3号連続で、フィギアのオマケが付いているとのこと。「ハバネロたん」に関しては、Googleで検索してもらえば、直ぐに判るが、ネットで創造された、今流行りの「萌え系」キャラとのこと。
 コンピュータ雑誌のオマケと言えば、CD-ROMやDVD-ROMと最近の相場は決まっていたが、ついにフィギアまでもがコンピュータ雑誌のオマケになったのかと、心の中で苦笑いしながら、数十年前の月間少年雑誌の付録を思い出した。当時は、数種類の月間少年誌があったが、競ってペーパークラフト等の付録を毎号付けて、販売部数を競っていたのだといい、その付録の厚みで、販売部数も乱高下したとかしないとか。
 この付録と言うかオマケに興味もあり、手にしたネットランナー10月号を購入してしまった。まんまと、ネットランナー編集部の、思惑に引っかかったわけだ。以前にも、食玩をコンビニで見かけると、そのオマケで衝動買いしてしまうと紹介したが、今回は、食玩ならぬ、「本玩」のオマケで釣られてしまった(苦笑)。

NetRun_2.jpg
箱の中身がこれ。ピンクの洋式便器が謎だ。MADE IN CHINA

 しかし、コンピュータ雑誌にまでフィギアのオマケが付くようになると、低迷している出版業界としては、食玩同様に本誌よりもオマケで本を売る時代へ、突入してしまうのだろうか。そういえば、CQ出版社では、マイコンのキットをオマケで、技術雑誌へ付けていたのを思い出した。
 また、週刊誌では、毎号ロボットの部品が付いてきたり、航空機や車などのフィギアを、付録に毎号つけている週刊誌もある。そのうち、コンピュータ雑誌へ、CPUやメモリなどのパーツがオマケで付き、「一年間購読するとパソコンが出来上がります」なんて時代になるのだろうか。

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