« Mobile&PDA Meeting in BKK(2nd time) | トップページ | バルクのST1(MD5GS)は駄目 »

2004年10月16日

Keyboard物語(1)

 筆者は、執筆業を営んでいるのだが、実際に原稿を執筆するのは、現在100%パソコンで行っている。過去、原稿用紙に執筆していた時期もあるが、その後日本語専用ワードプロセッサへ移り、そしてDOSベースのパソコンで、もっぱらエディタを使用して執筆をするようになった。
 エンジニア業が主な業務であったこともあり、ソフトウェアのプログラミングを行い、そのドキュメントを同時に書く場合、プログラムを書くためのツールとして、エディタソフトを用いるのだが、同じエディタを用いて原稿も執筆するわけだ。過去に使用したエディタは、数限りなくあるのだが、確か最初につかったエディタは、WordStarだったと記憶している。
 WordStarは、8ビットマシン時代の、CP/Mで動作するワードプロセッサソフトであるから、厳密にはエディタソフトではないのだが、機能的には現在のエディタの基本的な機能を装備していた。すなわち、スクリーンエディタ機能をもっており、画面上をカーソルキーで、自由に編集と削除、挿入が可能で、ワードサーチによる単語検索機能なども装備していた。もっとも、カーソルキーと言っても、現在のような専用の「←、→、↑、↓」キーが装備されているのではなく、「Ctrl」キーと「E、S、D、X」キーの併用により、カーソル制御を行っていた。
 基本的に、この制御コードによるカーソル移動をUNIXなども引き継いでいたので、今のキーボードの「Caps Lock」キーの位置が、昔は「Ctrl」キーだった。(現在でも、UNIXキーボードと称して、この配列の可能なキーボードが存在する。)
 その後、DOSと共に、IBM PC/XTから、IBM PC/ATを使用するようになると、このIBMのプロフェッショナルなキーボードに愛着が出てきた。PC/XTの場合は、86キーと称して、現在は上段にあるファンクションキーが、左側に2列縦に装備され、10キーとカーソルキーや制御キーが併用となっていた。
 現在使用されているデスクトップパソコン用キーボードの、10キー部分にカーソルキーや制御キーが併設されているのは、その86キーとの互換性を考慮した名残である。また、ファンクションキーは、86キーボードの場合、F1~F10までの10個であり、現在のようにF11~F12までへ拡張されたのは、PC/ATになってからだ。この関係から、ソフトウェアでは、F11~F12を用いる事が少ないのである。
 現在使用されているキーボードのベースになっているのは、101キーボードと呼ばれるもので、日本では、日本IBMの日本語ベースである106キーボード、別名OADGキーボードとも呼ばれているキーボードが、ベースになっている。もっとも、英語配列の101キーボードにしても、日本語の106キーボードにしても、現在では、MSによってWindowsキー3個が追加されて、それぞれ104キーボードと109キーボードと呼ばれている。

101Keyboard(クリックで拡大)
米Key Tronic製MB 101 Professional Seriesキーボード

<続く>
 

|

« Mobile&PDA Meeting in BKK(2nd time) | トップページ | バルクのST1(MD5GS)は駄目 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23959/1691292

この記事へのトラックバック一覧です: Keyboard物語(1):

« Mobile&PDA Meeting in BKK(2nd time) | トップページ | バルクのST1(MD5GS)は駄目 »