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2004年11月の16件の記事

2004年11月30日

PCマニア特選ブログ・サイト100

 宝島社のTJMOOK「【実証】使って試した!PC凄テク大全」が、昨日送られてきた。筆者は、寄稿しているわけではなく、このムックの巻末に特集されている、「ココまでやるか! 傑作サイト大集合! PCマニア特選ブログ・サイト100」というページに、筆者(ここ)のBlogが掲載されているので、贈っていただいたのだ。
使って試した!PC凄テク大全 詳しくは同誌を、ご覧頂くとして、筆者のBlogは「アイテムの詳細レビュー」と紹介され、ジャンルは「業界コラム系」に分類されている。紹介されている100のサイトは、「マニア度」、「実用度」、「エンタメ度」が、各三段階のでランキングされている。筆者のサイトは、「マニア度:★★☆」、「実用度:★★☆」、「エンタメ度:☆☆」との事。
 笑えたのは、右横隣に掲載されている、「IT業界のトレンドを伝える」、「週刊 Take IT Easy」と同じランキングだった事だ。この週刊 Take IT Easyは、三菱総研が伝える最新技術情報コラムで、筆者の個人零細Blogと、日本を代表する大手研究所のコラムが、肩を並べて掲載され、同じ評価のランキングとは(苦笑)。

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2004年11月27日

HP 200LX

 昨日、久々に秋葉原で、友人のライター後田 敏氏と会った。彼は、筆者と同じく、国内の某総合電機メーカで働いていたが、現在は早期退職をし、筆者と同じライター業を営んでいる。某電機メーカに在職中は、共にアマチュア無線を趣味としており、またパソコン設計や製造という業務上での付き合いもあったので、公私共に長年の友人ということになる。
 彼が退職後、新しい仕事を探していた時、筆者のライター業を手伝ってもらったり、取材のアシスタントなどをしてもらい、その後彼もライター業が面白くなったようで、今では完全に独立してテクニカルライター業や、テクニカルエディターとして活動している。
 そんな彼と、ラオックス コンピュータ館の地下にある喫茶店へ入り、馬鹿話に興じていたときだ。筆者がトイレに行くため席を離れ、戻ってきたときに見たもの。筆者の後ろのテーブルにいた方(中年サラリーマンのような感じ)が、テーブルの上において作業していたガジェット。
 なんと、今では珍しい「HP 200LX」だった。「今でも現役で使用されているのか・・・」と頭の中では、驚きも若干あったが、何故か懐かしさと共に、目新しさも感じた。後田 敏氏と別れ、帰宅して早速にお蔵入りとなっていたHP 200LXを探した。

HP_200LX.jpg

 探しだしたHP 200LXは、使わなくなってから既に6年以上は経過しているだろう。もちろん、電池は抜いてあったので、新しいオキシライド・バッテリィを入れてやると、挿入しっぱなしになっていた、20MBのフラッシュPCカードから、日本語環境をよみこみ、起動してくれた。
 さすが、バックアップ用コイン電池の容量が少ないと言う警告が出て、カレンダーなどや、本体メモリに記録されていたデータはきれいさっぱり消えていたが、フラッシュ・カードへ記録していたデータはそのまま生きている。当時、執筆していた原稿や、VZエディターなども問題なく起動する。
 フラッシュに記録されていたデータのタイムスタンプは、1994年10月が最も古いものだった。そう、10年の歳月が既に経過している。思えば、PDAという言葉以前に、HP 200LX(そのルーツとなるHP 100LXなども含め)が、ある意味最も使いやすいキーボード付ポケットPCだったと、いまさらのように思う。
 今のPocket PCや、キーボード付PDAも、キーボードによる入力で、原稿が執筆できる機種となると、筆者の場合は、いまいちしっくりと手になじまないし、下手に高解像度のカラー液晶が、逆に認識しにくかったりする。バックライトを持たない、反射型液晶の解像度は、CGA互換の640 x 200ドットと低解像度ではあるが、文字フォントも大きくできるので、野外での原稿執筆には大活躍した。
 また、10キー部分が独立しているので、本来の関数電卓としての使用や、LXの名前が示す、内蔵されているLotus 1-2-3(DOS時代の表計算ソフト)の数値入力には、絶大な威力を発揮する。元来が、HPの関数電卓の発展系として生まれたHP 200LXは、エンジニア嗜好に作られているので当然といえば当然である。
 さすが、今となっては、Web閲覧やデジカメ画像ファイルの確認などには、モノクロ液晶では役に立たないが、原稿執筆には、現役で使用可能だ。割り切って、ノートPCを鞄に詰め込めない外出時には、最適な機種だろう。長年の眠りから覚めた筆者の、HP 200LX。それを思い出させてくれた、見知らぬ方へ感謝。

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2004年11月26日

GrandMap Navi β2

 本日、マップネット社よりグランマップ・ナビβ2を入手した。早速に秋葉原まで試してみたが、バグはつぶされており問題なく使用可能だった。また、高速道路のルート検索なども、正常に機能しており、大方のバグはつぶされたようだ。既に、全国のβテスターへは、今回のβ2が発送されているとのことで、本Blogにも手にされた方からのコメントも頂いている。
 マップネット社によると、なんとか年内発売を目指し、この後改良を加えたβ3がリリースされる予定とのこと。今回のβ2でのバグ出しは、製品版へフィードバックとなり、改良版のβ3と共に製品版に期待したいところだ。また、地図データに関しては、住友電工より、新しいデータを入手したとのことで、製品版ではこれに切り替えられる予定だという。
 β2に関しては、画面デザインや地図データなどに変更が無いため、詳しい評価レポートなどを行う予定はないが、全国のβテスターの方々のレポートなどあれば、本Blogへコメントを頂くか、マップネット社へレポートのフィードバックをお願いしたい。

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2004年11月23日

MS Pocket Streets 2005

 米Microsoft社より、Pocket PC用電子地図ソフトウェア「Microsoft Pocket Streets 2005」がリリースされている。前年度版である、「Microsoft Pocket Streets 2004」のバージョンアップ版となる製品だが、価格は$24.95(米ドル)と安価であり、地図データは米国を初めとする、数ヶ国の主要都市詳細データがダウンロード可能となっている。
Pocket Streets 2005 残念ながら、日本は対象国となっていないので、日本国内でPcoket Streets 2005の詳細都市データを使用することが出来ないが、簡易データの表示は可能。もちろん、Pocket Streets 2005は、GPSにも対応しており、NMEAフォーマットのGPS受信機を接続することにより、GPSによる位置を、地図上へ表示することが可能だ。無論、Mio 168であれば、NMEAフォーマットのGPS内蔵なので、そのままPocket Streets 2005でのGPS動作が即可能となる。
 また、同社が日本やアジア地区を除く、ワールドワイドで展開しているMapPointとの連携機能なども装備しているので、ActiveSync経由での地図情報と、Pocket Streets 2005でのデータ連携も、そつなくこなすことが可能だ。実際、MapPointを使用してみると、その使い勝手の良さは、日本の電子地図ソフトとは、別次元のユーザインターフェースを持っており、正直な話マイクロソフト社には、早期にMapPoint日本語版を、国内提供してもらいたいと、筆者は密かに願っている。
 無論、同時にPocket Streetsシリーズも、日本語版を提供してもらえればと思うのだが、やはり問題は地図データなのだろうか。国土地理院の数値地図データも公開されているので、地図データは、これをユーザが利用する形で、使いやすいMapPointとPocket Streetsの日本語版を、日本のユーザにも早く提供して欲しいものだ。

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2004年11月22日

Mio Users ポータル

 究極のPDA-GPSマシンMio 168の製造元「MiTAC JAPAN」が運営する、「Mio DigiWalker Japan」(http://www.mio-dw.jp/)のサイトが、先週11月19日よりリニューアルすると共に、新しいドメインに移行(http://www.mio-tech.jp/)した。
MioコミュニティBBS 従来から運用されていたMio Community BBSも、大幅に機能強化されて、新たにMioシリーズ機種別コミュニティBBS(サポートBBS兼用)「Mio Users ポータル」として生まれ変わり、フリーウェアのポータルサイト構築ソフトXOOPS(ズーブス)を採用したので、大変に使いやすくなった。新たに、サポート・オペレータと直接やり取りできるようになり、サポート面が強化されているのも嬉しい。筆者も可能な限り、参加してコメントをしたいと思っているので、興味がある方は是非とも覗いてみて欲しい。

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2004年11月20日

BenQ T904 LCD Monitor

 先週の日曜日に、使用している17インチCRTの表示が、安定しなくなってしまい、ついには同期が取れない状況に陥ってしまった。大抵、原稿の〆切間際に、PC機器が故障するというのが、筆者の場合ありがちであり、過去にもHDDがコケたり、PCそのものが起動しなくなったりと、散々な過去がある。
 今回は、それでもCRTの電源スイッチを入れなおしたりすると、復帰したりしてしまうので、余計に始末が悪い。ライター業にとって、キーボードとモニターは、パソコンの周辺機器では、マンマシンインターフェースの要であり、筆者としては、キーボードの次に大事な周辺機器である。
 近所のPC DEPOTかヨドバシカメラで、新しいモニターを購入してこようと思ったが、持って帰ってくることを考えると、通販での配送を依頼した方が楽だ。どの道、LCDモニターの場合は、ドット落ちなどのチェックをして購入して来る訳には行かず、これは運と、メーカの選択にかかっている。
 早速、インターネットで価格と性能を見比べて検討した結果、17インチか、19インチのLCD モニターにターゲットを絞ると、BenQのダイレクトショップ(楽天)で、19インチのLCDモニター「T904」が、43,800円(税込み、送料込み)というのを見つけた。17インチの「FP731B2」は、36,800円(税込み、送料込み)だったので、かなり迷ったのだが、最近は筆者の視力も落ちてきているので、文字が大きく表示される19インチの「T904」を選んだ。
 15日に発注し時点では、42台の在庫があり、筆者の注文で41台になった。筆者の手元には、発注の翌日にはちゃんと、T904が宅配便で届けられて来た。しかし、T904が届いた時点では、なんと在庫1台となっており、夕方には売り切れとなっていた。滑り込みセーフと言ったところだ。

BenQ_T904.jpg

 さて、このBenQ「T904」、早速にチェックしてみると、19インチという大画面LCDなのに、ドット落ちは一箇所もなく、輝度も十分。しかもコントラスト比が、700:1とデジタル写真の画像を表示した場合でも、完全ではないが、十分なダイナミックレンジを持っている。正直、とても43,800円(税込み、送料込み)の19インチモニターとは信じがたい性能と品質で、驚くべきコストパフォーマンスを持っている。
 しかし、正直なところ、19インチの大きさは、想像以上に大きな表示であり、筆者の狭い机では、17インチでも十分だったと、少し後悔したのも事実である。もっとも、現在は、元のCRTの画面の位置に、設置をしているので、筆者との距離が近すぎるのもあり、机の一番奥へ設置すれば、適度な距離となって見やすくなると思うが、19インチはデカ過ぎたのも事実。
 ちなみに、BenQは台湾のメーカであり、もともとは台湾最大のPC企業であるAcerのパーツ関連企業であり、CD-ROMやDVDドライブのメーカとして、日本では知られたブランドだ。しかし、BenQのLCDモニターは、なんと世界第二位のシェアを持っており、日本の多くのメーカもOEMでBenQからLCDモニターを購入している。BenQのLCDモニターの生産台数も、当然世界第二位なので、安価な価格設定も可能であり、品質も安定しているのだろう。
 T904は、入力がアナログVGAのみなのが、唯一の難点であり、DVIのデジタル入力を持った機種は、「FP931」となり、49,800円(税込み、送料込み)となる。筆者のディスプレイ・カードは、アナログ2ポート(デュアルヘッド)のMillennium G550なので、DVIは不要だったのだが、DVI出力可能なディスプレイ・カードを使用しているならば、迷わずにFP931を選ぶべきだ。無論、17インチであれば、同様にDVI端子付で、しかも最近のノートPCが装備している「光沢液晶」を装備している「FP737V」、39,800円(税込み、送料込み)も魅力的だった。
 19インチの大画面液晶で、この高い品質なのだから、1万円以上安価な17インチ液晶の「FP731W2」(アウトレット品)、32,800円(税込み、送料込み)は、最高のコストパフォーマンスだろう。BenQのLCDモニター「T904」、抜群のコストパフォーマンスと品質で、「Good Job !」だ。

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BenQ17インチ TFT液晶ディスプレイ FP731W2(アウトレット)【32,800円:税込・送料無料・即納】
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 ちなみに、故障した(と思い込んだ)CRT(飯山の三菱製フラットCRT搭載)は、結局BNCセパレート入力だと不安定になり、アナログVGAコネクタからの入力だと、問題が出ないことも判明した。BNCケーブルのVGAコネクタか、モニタ側のBNCコネクタか入力切替回路の不具合か。しかし、現状のデュアルディスプレイ環境も、14インチのLCD(XGA表示)で可能なので、邪魔なのも事実。
 まだ、CRTは劣化するほど使用していないので、どなたか希望者が居られるならば、送料着払いでよろしいなら、無料で差し上げるので、申し出ていただければ幸いである(最大解像度1600x1200ドットまで可能)。

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2004年11月19日

Mobile PRESS 2005冬号、脱稿

 技術評論社、「Mobile PRESS」2005年冬号の執筆を脱稿した。筆者としては、足掛け8年間続けた連載も、今回が最後の記事となり、連載は本号を持って終わる。1997年12月号からの連載であったが、その間にMobile PRESS誌も、月刊から季刊へと移行したり、筆者の連載タイトルも変更したりもしたが、一環して連載のテーマは、「GPS」と「電子地図ソフト」だった。
 連載開始当時は、GPS自体がマイナーでもあったり、電子地図ソフトもGPSに対応していなかった製品もあった。当時から比べると、市販されているGPS受信機の数は、比べ物にならない程、多種多様になっており、選ぶのに苦労する程にまで、市場へ投入されている。加えて、GPS内蔵の携帯電話も普及しており、もはやGPSはマイナーでは無くなったと言っても過言ではない。
 電子地図ソフトも、その殆どがGPS対応しており、機能の差こそあるが、電子地図ソフトの付加機能には、GPSは不可欠なアイテムになっている。パソコンGPS用のキラーアプリとしては、カーナビ機能を兼ね備えた、今は亡きソニーの「Navin'You」が、やはり存在価値としては、特筆できる電子地図ソフトだった。
 しかし、時代の流れなのだろうか、或いはカーナビ専用機との問題だったのか、ソニーはNavin'Youを葬り去ってしまったのは、今でも残念に思う。ただ、市販カーナビと比べた場合の、パソコンGPSの弱点と、専用カーナビの進化スピードを見ると、もはやWindows 2000やWindows XPベースのパソコンでは、使いにくさが目立ちすぎるのも、これまた事実だろう。
 専用カーナビは、車のキーを回すと同時に起動し、車を止めればカーナビも停止し、再び走行を始めればカーナビも再開する。これに対して、Windowsパソコンでは、再起動やサスペンド、復帰動作、GPSのリセットなどと、問題も多い上に地図データの陳腐化なども、専用カーナビには大きな差をつけられている。
 とはいえ、専用カーナビが普及しているのは、日本特有の市場現象であり、他の国においては、全くカーナビそのものの普及率は低い。特に、欧州では、いまやカーナビといえば、PDAとGPSをイメージするまでに、成長している。つまり、「PDA-GPS」がカーナビ市場のシェアを大きく占めているのだ。
 このPDA-GPSによるカーナビでの、トップシェアを持っているのが、日本でもGPS内蔵PDAを販売している、MiTAC社だ。事実、それまではPDA市場で無名だった、MiTAC社の昨年のPocket PCの全世界シェアでは、なんといきなり第四位になったのは、その殆どが欧州でのカーナビ市場向けPDA-GPSでの売り上げだ。
 そんな、MiTAC社も、日本向けにナビゲーションが可能となるMioMap日本版を発売予定だし、既報のように、マップネット社からもグランマップ・ナビが登場する。これらの、PDA-GPS用キラーアプリが登場することで、Pocket PCを初めとするPDAでのGPS利用も活性化することを願いたい。
 ハンディGPS受信機では、自分で作成したソフトを実行することができないが、Pocket PCなどのPDAであれば、ユーザが自由にプログラミングを載せることが可能だ。これは、GPS内蔵携帯電話も、ユーザが自由にソフトを組めないので、ハンディGPSと似たりよったりである。やはり、ユーザの自由度が高い、PDA-GPSにメリットがあると感じるのは、筆者だけではないと思うが、いかがだろうか。
 

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2004年11月17日

MapNet社へ取材

 本日、グランマップ・ナビの開発元である、株式会社マップネットへ取材に出かけてきた。場所は、JR新日本橋駅から徒歩3~4分と便利なところだ。社長のPDA-GPSによる熱い思いを語って頂くとともに、筆者の評価レポートも参考にされて、グランマップ・ナビの完成に全力を注ぐとのことで、来週早々にもリリースされる予定の、グランマップ・ナビβ2にも期待したい。
 詳しい取材のレポートは、来月発刊予定の、技術評論社刊「Mobile PRESS」冬号の筆者連載記事へ掲載するので、興味のある方は購読頂きたい。また、筆者の個人的な希望として、Mio 168だけではなく、他社のPocket PCへの対応もお願いをしたところ、「検討して善処したい」とのこと。現在のMio 168でのβテストが終了し、完成版となった後ということになろうが、他社のPocket PCでも是非グランマップ・ナビを稼動させてもらいたいものだ。
 なお、マップネット社では、グランマップ・ナビのβテスターの方々からのフィードバックを頂きたいとの事。β版なので、不具合はもちろんのこと、欲しい機能なども含めてマップネット社の担当者までレポートして欲しい。筆者もβテスターの一人として、必要であれば、非公開のソーシャルネットワークなどを利用し、グランマップ・ナビβテスターだけのフォーラムを作ることも可能なので、要望があれば筆者までご意見としてメールを頂くか、このBlogへコメントいただければ幸いである。

 マップネット社の取材を終え、JR神田駅まで歩き、そこから秋葉原へ一駅乗車。小物パーツやサプライ用品を仕入れてきた。

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2004年11月11日

Mio 168と633SでBTデータ通信

 先日、「CFカンパニー」より入手した、SocketBluetooth SDIO Connection Kitを、筆者の所有するMio 168と、NTTドコモのパルディオ633Sで使用してみたので、レポートしておく。

BT_SD_633S.jpg
Paldio 633SとMio 168、Socket Bluetooth SDIOカードでの通信

  Bluetooth SDIO Connection Kitのドライバをインストールした後、Bluetooth SDIOカードを装着すると、ディスプレイ下のタスクバーへBluetoothアイコンが表示されるので、これをタップすると、メニューが表示される。アイコンがブルーで表示されている場合は、Bluetooth SDIOカードへ電源が供給されており、灰色で表示されている場合は、電源がオフすなわちBluetoothは機能停止している。
 メニューの「接続」を選択することで、ペアリングする携帯電話やPHSとのセットアップが可能になるが、この時点でBluetooth SDIOカードへの電源がオンになっていないと、「接続」はグレー表示となっており、タップすることが出来ないため、予め「送信機をオンにします」をタップし、Bluetoothアイコンがブルーに表示されている必要がある。
BT_SD_01.jpg  メニューから、「接続」をタップすると、接続ウィザードが起動し、接続可能なBluetoothを装備した携帯電話や、PHSが表示される。日本のキャリア向け機種では、au/SONYの「C413S」と、NTTドコモ/シャープの「Paldio 633S」が表示され、後はノキアなど海外の機種が表示される。最新機種は表示されないが、「<この一覧にはありません>」を選択すれば、他の機種でも接続は可能だと思われる。
BT_SD_02.jpg ペアリングは、携帯電話やPHSの設定によって変わるが、基本的にはPINコードの設定や、認証設定、暗号化設定などを、同じにしておけば問題なくペアリングが可能だ。最近では、Bluetooth機器が多くなってきたので、認証設定を行っておいた方が、セキュリティ面では安全だろう。

BT_SD_03.jpg また、一度ペアリングしておけば、認証不要にすることが可能な設定も、携帯電話やPHSによっては可能なので、手持ちの携帯電話やPHSで、使いやすいようにペアリング設定を行い、セキュリティに注意すべきだ。
 筆者の場合、国内ではPaldio 633Sでしか、ダイヤルアップの接続を行わないが、海外へ出張した場合には、ノキアの6820を使用することになるので、これら二つのBluetooth電話として、接続設定を二つ行った。無論、Nokia 6820の場合には、GPRSによる接続での使用となるが、この2台によって、韓国以外の全世界でダイヤルアップ接続が可能となる。
BT_SD_04.jpg 633Sではなく、auのグローバルパスポートが可能なBluetooth内蔵機種があれば、日本と韓国はグローバルパスポート機種で、データ通信行い、その他の国ではノキア6820のGPRSでダイヤルアップを行うことが可能なのだが、まだまだauもBluetooth対応機種が少ない上、通話料金やデータ通信の費用が、海外ローミングを行った場合、高価なのも問題だ。
 筆者の場合、海外へ頻繁に出張をする場合もあれば、そうでない場合もある。基本的に、ノキア6820の使用は、プリペイドSIMを現地で購入しての使用となり、頻繁に出張する場合は、そのSIMカードにチャージを追加して使用することで、電話番号はプリペイドでも変わらない為、現地での通話や、緊急時の日本からの通話にも不便は無い。
 月に何度も、色々な国へ出張するビジネスマンであれば、グローバルパスポートが便利であるし、通信費用も会社負担なので、まったく問題はない。しかし、個人の場合は、ローミングの通信費用は、経費としてバカにならないし、特にデータ通信の場合では、電話番号に拘る必要も無いため、渡航先の国々のプリペイドSIMを購入した方が、費用面でも効率がよいと思う。
 もっとも、日本国内においても、複数の携帯電話を所持し、合わせてPHSなどのデータ通信カードも所有している、ヘビーなユーザも居るが、毎月の基本料金や通信料金を合計すると、もの凄い通信経費になるのではないかと、人事ながら思ってしまう。
 ソフトバンクを始めとする数社が、新たに国内携帯電話市場へ参入する意思表示をしているが、すべて3Gを想定したCDMAでの参入らしい。新たに国内へ参入するなら、当然ながら新しいインフラを導入するということなのだろうが、考え方や見方を変えてGSM/GPRSで参入をしてみたら、面白いと思う。
 GSM/GPRSで参入することで、安価でワールドワイドで使用可能な、魅力的な端末が使用可能になるし、海外から日本へやってくる出張者や観光客の、殆どの国の携帯電話は、そのままローミングにより日本で使用可能になるという、メリットも生まれると思うのだが。 

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2004年11月10日

Mozilla Firefox 1.0

 待望のMozilla Firefoxバージョン1.0がリリースされた。英語版と同時に、日本語版もリリースされたので、早々にダウンロード&インストールした。動作はRC1と同じく、快適な速度で小気味良く動いてくれる。しばらくの間はIEとの併用を行うことになるだろうが、Operaよりも使いやすく、軽いので今後Operaの出番はあまり無いかもしれない。

Firefox1.jpg

 後は、メールクライアントのThunderbirdのリリースも近いだろう。現状のβ版であるバージョン0.9では、英語版のみであるが、SPAMフィルターや分類機能も豊富で、なかなか使いやすい。こちらは、筆者の場合メインのメールクライアントとして、Becky!を使っているので、置き換えということにならないかもしれないが、正式バージョンの日本語版登場を待っている。

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2004年11月 6日

GrandMap Navi Routing編(2)

 マップネット社Mio 168専用ナビゲーションソフトウェア「グランマップ・ナビ」、そのルーティング機能の評価、及び要望事項などを述べる。まず、前回述べた様に、ルーティング機能に経由地点が指定できるようにして欲しい。
 この機能の追加は、専用カーナビ装置ではVICSにより、ある程度リアルタイムで、交通渋滞や道路工事などの交通規制を回避することが可能だが、PDAではVICSから情報を得ることが、制度上出来ないし、ATISもパソコンやPDAのサービスから、携帯電話へてシフトしている。
 したがって、PDAでのナビによって、自動化によるリルート処理を行うよりは、マニュアルで事前にこれらを回避する為には、経由地点を設定する必要があるわけだ。また、地元の抜け道などを利用する場合にも、経由地点の設定は不可欠だろうし、長距離ドライブであれば、レストポイントとしても経由地点を設定できないと困る。
 また、現在のβ1では、実際にGPSによってナビゲーションを行った場合、GPSデータの保存機能が無いが、これも是非とも追加して欲しい。音声ガイドファイルには、GPSデータを保存するといったアナウンスもあるので、機能追加の計画はあるようだが、早期の実装をお願いしたい。加えて、ホームポジションを含んだ、ユーザのPOI保存機能も、不可欠だろう。
 これも、POI用と思われるピンのアイコンが、複数収録されているので、今後実装を行う予定なのだと想像する。同時に、ルート検索データも、保存が可能になっていると良いだろう。現在のβ1では、いきなりテスト走行や、実走行の実行で、ルート検索が行われるが、単独でルート検索が行えて、検索条件を変更し、複数のルートを地図上へ表示させ、これをユーザがどのルートを使用するか、選べるようになっていれば、使いやすくなると思う。
 また、可能であれば、POIデータやルートデータを、汎用のCSVファイルなどでエクスポートが可能であれば、母艦のパソコン上で、他の電子地図ソフトへインポートし、データ管理なども可能になるので、更に良い。また、市販の電子地図ソフトでも、POIなどのポイントデータを、CSVファイルでエクスポート可能なソフトも多いので、これがインポート可能になっていると、より便利に使用可能だ。

クリックで拡大

 さて、グランマップ・ナビβ1の不具合点をいくつか示しておく。当然、現在のβ1は、バグ出しという意味もあるので、これらのバグは次のβ2で、是非とも修正して欲しい。まず、ソフト本体ではなく、マップデータの不具合点だ。マップデータは、住友電工による電子地図データは、「拡張全国デジタル道路地図データベース」であるが、この作成年度がコピーライトには明示されていない。このマップデータが古いのか、間違っているのか不明だが、現実の道路交通規制と、ノード情報に含まれる、交通規制データ(あるいはノードの接合点)に誤りがある。
 上記の画面キャプチャ上段(左)は、ナビゲーション開始のサブメニューで、「OK」はGPSによるナビ開始となり、「テスト走行」は、ルーティング・シミュレーションだ。今回はルーティング・シミュレーションにて確認したのだが、最初の交差点で、直進をしている(キャプチャ上段の中)。この交差点の拡大した地図が、キャプチャ上段(右)であり、この交差点は左折のみで、直進は出来ない。
 一般的な交差点なのだが、三次元的には一目瞭然で、二次元的にみると、横浜環状二号線の高架道路と、側道、旧道が複雑に交差しているように見える。この部分は、出発ポイントから側道への接合ポイントのノード情報に、左折のみの情報が欠落しているのだ。
 画面下段(左)は、筆者宅より、横浜駅西口を指定し、ルーティングを行い、そのルーティング・シミュレーションを行った時のキャプチャだ。画面右上の地図が描画されていないが、通常はスクロールして描画される。問題は、交差点からのルーティング経路だ。未描画のエリア・エッジを横浜駅に向かって、一直線に描かれている。無論、道路は無い。
 スクロールして、未描画部分が描画された後も、道路の無い部分をルート表示されている(キャプチャ下段の中)。ちなみに、赤の点直線は横浜駅を示している。そして、その赤の点線とルート経路が重なり合い、道無き道を、シミュレーションの矢印は進み続ける。
 何度やっても、この現象は発生するのだが、これは戸部の交差点部分のノードポイントが、ちょうどマップデータのつなぎ目になってしまっており、偶然にも目的地の横浜駅西口のポイントも、データの切れ目に重なってしまった為に発生したと思われるが、ノード属性の欠落があるのかもしれない。いずれにしても、もともとの住友電工の元データか、グランマップ・ナビへのフォーマット変換、あるいはオーサリング時点で欠落したと思われる。
 実際、ロード・ネットワーク・データは、道路のポリラインと、そのポリラインが結合するノードから構成されるのだが、ポリラインに含まれる情報(道路幅、走行方向、制限速度、長さ等)と、そのポリラインがノードで結合される部分は、交通規制(右折、左折、直進等)情報が含まれる。このノードのチェックは、想像以上に手間の掛かる作業で、GISツールを用いて、全てのノードが正しく接続されているかをチェックしなければならない。
 見た目では、ノードが接続されているにも関わらず、論理的には非結合になっている場合、そのノードが開放されてしまい、ルーティングアルゴリズムによっては、今回のような結果になることも予想される。グランマップ・ナビに搭載されているルーティングエンジンの検索速度は、高速な検索なのだが、どうやら実際のポリライン(道路)との、ベリファイチェックが行われていないのではないかと思われる。

クリックで拡大

 次の画面キャプチャ上段(左)は、最終的に空中走行をした後、目的地の横浜駅西口へ到着直前のときのもの。実際に、筆者の愛車も、空を飛んでくれれば、渋滞を回避できるのだが。もっとも、そうなればナビは要らない。画面キャプチャ上段(中)は、何故かルート検索を筆者の近所を何度もシュミレーションしていたら、急に地図上へナスカ(NAZCA)の地上絵の様な、複数のポリライン直線(NAZCA滑走路)が表示されるようになった。
 ルーティング・シミュレーションが終了後に、その直線をたどっていくと、交差点に何本もの太さの異なるポリライン直線が、集まっていた(画面キャプチャ上段の右)。また、別のポリライン直線をトレースして行き、隣のエリアへスクロールすると、ポリライン直線が一気に全て消える。しかし、元のエリアへ戻ると、再び複数のポリライン直線が再表示される。
 どうも、筆者の住まいのエリアは、このナスカの滑走路直線が、ルート検索を行うと、自動的に表示されるようになってしまったらしい。これは、ルーティングエンジンのデバッグ用なのか、あるいはノード未処理部分の発見用なのか、バグなのか筆者には判断できない。バグではなく、デバッグ用のフラグがオンになってしまったとするならば、オフにしたいものだ。
 β1という評価バージョンではあるが、オリジナルの状態に戻すには、やはりMMCでの配布ではなく、CD-ROMからのオリジナルコピーが出来るとありがたい。画面キャプチャ下段(左)は、NAZCA滑走路が表示されているが、一応バードビュー表示モードに切り替えてみたところ。
 鳥瞰図というと、やはり道路の幅なども、遠近法を計算して、手前を広くし、遠くを狭くしないと、上部を間引いて表示しただけのように見える。凝っているのは、一応空の状況が、時間帯によって、昼間と夜に切り替わる。鳥瞰図への切り替えは、画面下のアイコンで切り替えるのだが、この機能のためにアイコンを二つ使用する必要はないだろう。アイコンのトグル表示切替にすれば、一つのアイコン表示で済むと思う。
 画面キャプチャ下段(中)は、NAZCA滑走路直線の集中点の例で、地図をこの状態で拡大すると、収束点には必ず交差点(ノード)が存在している。最後に、実際の走行時の画面キャプチャ(下段の右)を示しておく。「-(X)-」のカーソル点が、GPSによって取得された位置データで、矢印アイコンは道路上に表示されている。
 このことから、グランマップ・ナビには、マップマッチング機能が装備されていることがわかるだろう。実際、どの程度の範囲まで、GPSによる位置データと、道路上のポイントが離れていても、マップマッチを行ってくれるのかは、不明であるが、バイクや徒歩などでの使用を想定すると、設定でマップマッチングのオン・オフが可能になっていると、応用範囲が広がるのではないかと思う。
 以上、マップネット社のグランマップ・ナビβ1バージョンを評価してみたレポートである。正直、まだ全体としての完成度は低いが、各基本処理ルーチンは凝った設計になっている。また、メニューのデザインなども良いのだが、問題は、メニューの構造だ。これは、決して使いやすいメニューダイアグラムになっているとは言えない。
 ユーザが、ワンアクションでも少ないタップや操作によって、地図の表示やナビゲーションの開始を行えるのか、またPDA初心者が感性によって容易に操作できるような、メニューダイアグラムに改良すべきだと思うが、いかがだろうか。β2での改良を期待し、β1のレポートを終了する。

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2004年11月 4日

GrandMap Navi Routing編(1)

 国産初のPcoket PC(Mio 168)用、音声ガイド機能を持ったナビゲーションソフト、ネットマップ社のグランマップ・ナビの、いよいよ核心となる機能である、ルーティング(自動経路検索)機能のレポートをする。
 グランマップ・ナビに搭載されているルート検索エンジンは、マップネット社独自開発によるものと聞いているが、日本国内におけるルーティングエンジンでは、多くのカーナビ装置や、EZナビウォークにも搭載されている、ナビタイム・ジャパン社のエンジンが、高い評価を得ている。実際、ナビタイム・ジャパン社では、Pocket PC用のルーティングエンジンも開発しており、それを利用した開発キットなども販売している。
 当初、筆者は、グランマップ・ナビに搭載されているルーティングエンジンは、ナビタイム・ジャパンの開発キットを用いているのかと想像していたが、マップネット社の独自開発ということで、どの程度の完成度なのか大変に興味があった。
 グランマップ・ナビで経路検索を行うには、まずトップメニューの「目的地」から、「(1)住所検索」、「(2)駅検索」のいずれかで、出発地点を選んで、地図表示を行う。地図が表示されたらば、画面上部に表示される「START」アイコンをタップすると、その地点が出発地として登録される。
 次に、再びトップメニューの「目的地」より同じ操作を繰り返し、地図が表示された段階で「GOAL」アイコンをタップすれば、そこが目的地に設定される。設定が可能なのは、出発地点と目的地点の二箇所のみで、経由地点の設定は出来ない。これは、仕様としては、非常に融通が利かないので、是非とも複数の経由地点設定が可能にして欲しい。理由は後述する。

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スタート地点は赤いフラグで、GOAL地点は黒いフラグ

 今回は、出発地点に筆者宅(神奈川県、横浜市、港南区、日野、3、8、を「住所検索」より設定)を選び、目的地として、秋葉原駅電気街口を「駅検索」より選択してみた。結果としては、理由は不明だが、何故か経路検索に失敗してしまった。何度か、試してみたのだが、結果は同じだった。
 マニュアル(ヘルプ)には、出発地点と目的地点を道路上にしろと書いてあったのだが、目的地のランドマークとして駅を選ぶケースは多く、最寄の道路までのルーティングを行うのは、それ程難しくはないだろう。とりあえず、目的地を、同じ駅探索より、秋葉原駅昭和通りを選んで見た。

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同じ秋葉原駅でも、出口によって検索が失敗する(左)

 すると、今度は問題なく筆者宅より、秋葉原駅までのルート検索が完了する。このルート検索を行うには、出発地と目的地を設定の後、地図が表示されている画面上部に表示される「NAVI」アイコンをタップし、サブメニューから「テスト走行」を選ぶと、シュミレーションモードを前提とした、ルーティングが行われる。

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何故か、途中からノースアップ表示に切り替わってしまった(右)

 ルーティングが完了すると、検索された道路は、黄色に色が変わり、赤い矢印アイコンの表示と共に、地図画面は自動的にノースアップ表示から、ヘディングアップモードに移行し、走行走行シュミレーションを開始する。地図表示の制限が、このモードでもリミッタが効いてしまい、全体のルートを、地図上で確認することはできないので、ルートが正しいのかどうかを、目視で確認できないのは、辛い仕様だ。

GMN_R04.jpg

 地図上の表示によるルート全体を、ビジュアルに見ることは出来ないが、トップメニューの「ルート」から、「(1)ルート概略リスト」か「「(2)ルート詳細リスト」を選ぶことにより、通過するポイントの注記(地名)での確認は可能だ。これは、ルート検索に用いられる、ロード・ネットワーク・データのノード情報の注記を、そのまま表示しているものと思われる。
 無いよりはマシであるが、やはり地図上での走行ルート全体の表示があれば、一目瞭然である。是非とも、広域表示リミッタの削除を行い、改善して欲しい部分だ。ルート検索に関しては、速度的には早いという印象である。
 しかし、ルート検索に失敗したり、検索パラメータの変更を行っても、何故か一般道路のみを選択して、高速道路を使用したルート表示が行えないという結果が、今回の筆者宅から秋葉原までのルーティング検索で、発生している。まだ、荒削りの感じがするルーティングエンジンではあるが、複数経由地点の設定や、検索オプションに「高速道路」使用を加えるなどすれば、ルーティング精度向上のチューニングに繋がると思う。

<<続く>>

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2004年11月 3日

GrandMap Navi Map Data編(2)

 マップネット社から11月1日より、発売が開始されたMio 168専用音声ガイド付きナビゲーションソフト「グランマップ・ナビ」の詳細レポートを、今日もお届けする。前回、グランマップ・ナビに搭載されている、住友電工製の電子地図データをメインに紹介した「GrandMap Navi Map Data編(1)」の続報をレポートする。
 基本的に、グランマップ・ナビに採用された、住友電工による電子地図データは、「拡張全国デジタル道路地図データベース」であるため、ルート検索やナビゲーションに必要な、道路地図データである。つまり、パソコン用やPDA用の電子地図データが、汎用性の高い電子地図データを用いているのに対して、グランマップ・ナビでは道路地図データに、必要最低限のPOI情報と、注記を付加しただけの簡素な形態だ。
 他の電子地図データでは、日本の電子地図特有とも言うべき、ポリゴン表示によるビルや家なので形状を表示する、「家形図」が少なからず表示される。これに対して、グランマップ・ナビの住友電工製道路地図データでは、ポリゴン表示による家形図は、駅や公的施設以外は、一切表示されない。公園や池などの、必要最低限のポリゴン表示はされるが、逆にポリゴン表示のアイテムが少ない為、スクロールや再描画の速度も高速になっており、なにより256MBのMMCへ、日本全国の道路地図データやPOI情報が、収録可能になっていると言えるだろう。
 ちなみに、海外の電子地図データでは、グランマップ・ナビ(住友電工の道路地図データ)のような、簡素な表示の電子地図ソフトが殆どであり、日本特有の家形図表示は皆無と言ってもよいだろう。海外の、GIS関連や、地図関係者に、日本の家形図表示を見せると、「プライバシー侵害で訴えられる!」と驚く。つまり、公的な施設以外の家形図表示は、日本特有の地図情報と考えてよいだろう。
GMN_C01.jpg 前回は、秋葉原駅を中心としたグランマップ・ナビの全縮尺の地図データを紹介したが、今回は他の地域の地図データを何点か紹介しておく。
 トップメニューより「(2)駅検索」で、北海道の札幌を選んで見た。JR札幌駅や、地下鉄さっぽろ駅が、それぞれ二つ表示されているのは、改札口や出口によって、表示の中心地を選べるようになっているからであり、バグでは無い。横スクロールバーをスライドさせることで、異なった改札口や、出口の表示が見えてくる。
 ちなみに、新宿や渋谷、東京などの複数の改札口や出口を持つ駅では、その数だけ同じ駅名が表示される。出来れば、駅名の後に略称で(N)(北口)とか、(C)(中央口)とかを付加してくれると、横スクロール操作無しでも、判別可能になるのではないかと思う。
 また、上下スクロールは、下段に表示されている(↑)アイコンと、(↓)アイコンのタップによって行うのだが、ページスクロールのみの動作であるため、同じ駅名が複数表示される場合、上下のページ切り替えを何度が行わないといけない。これは、駅名表示ウィンドウにも縦スクロールバーを表示し、微調整のスクロールが可能にして欲しいところだ。

札幌:クリックで拡大

 北海道札幌駅周辺の500mスケールと、別レイヤとなる1Kmスケールの表示例。500mスケール表示(左)では、POIの注記が多く、醜い表示となっているが、POIや注記は設定によって、ジャンル別に非表示とすることが可能だ。今回は、サンプルと言う意味で、デフォルト設定である、全てのPOIと、注記を表示させている。

那覇:クリックで拡大

 沖縄県那覇市周辺の500mスケール表示と、別レイヤ表示で2Kmスケールの表示例。沖縄県には、鉄道が存在しないので、駅名検索では表示できない為、住所検索による地名で表示させた。那覇のどの住所が中心地なのかが、筆者にもわからなかったので、適当に表示させてみた。こういった、地名住所が不明な時、前回指摘したような、検索表示よりもビジュアルな、実際の地図表示による絞込みが便利なので、是非とも広域表示からのズームを可能にして欲しい。

GMN_C04.jpg

 グランマップ・ナビが持つ、他の電子地図に無い特徴である、英語・中国語表示(音声)機能であるが、トップメニューはグラフィック表示である為、英語はもちろんだが、中国語も正しい表示がされている。トップメニューから選ぶ、サブメニューの表示も、グラフィックなので、中国語は正しい表示が行われる。
 ただし、設定画面などのより深い階層の画面では、中国語キャラクタ・フォントをもっていない日本語版Pocket PCなので、中国語表示を設定していても、表示は全て英語表示となる。しかし、操作ガイドは中国語で発声される。これは、地図表示に表示される注記の場合、中国語設定であっても、日本語表示の注記のままとなってしまう。
GMN_C05.jpg しかし、英語表示設定では、驚いたことに、地図表示の注記も、全てがローマ字表記に切り替わってくれる。これは、業務用の電子地図を別とすれば、コンシューマ用の日本の電子地図ソフトでは、初めての快挙だ。印刷された紙地図では、海外からの旅行者向けに、ローマ字表記による日本の地図は存在しているが、電子地図では注記のローマ字化は、海外からの観光旅行者に対して、大きな助けになるだろう。
 しかし、中国語表示に設定した場合、POIや注記の表記が、日本語のままでは、仮名表示やカタカナ表示の地名を、いくら同じ漢字の国とは言え、中国の方が判読できるとは思えないのだが、いかがだろうか。むしろ、ローマ字表記に、中国語設定の場合も切り替える方が、親切ではないかと筆者は思う。

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GrandMap Navi GPS編

 グランマップ・ナビのGPS関連機能を紹介する。グランマップ・ナビでは、Mio 168で稼動させることを前提に、GPS機能が予めプログラムされている。この為、他のPocket PC用電子地図では、GPS受信機の接続通信ポートや、機種、測地系、ボーレート等の設定が必要となるが、グランマップ・ナビではこれらの設定は不要だ。詳しくは、設定不要というよりも、設定変更することが出来ない。
 すなわち、GPS受信機との通信ポートは、"COM2"の4800bpsに固定され、測地系もWGS-84のNMEA-0183フォーマットとなっている。言い換えると、現在のバージョンのグランマップ・ナビでは、Mio 168以外の他のPocket PCでは、動作させる事は難しいだろう。
 これは、CFスロットやSDIOへ挿入したGPS受信機や、Bluetoothで接続されたGPS受信機では、殆どの場合"COM2"に、GPS受信機がアサインされる事が稀だからだ。可能性があるとすれば、ActiveSync用のRS-232Cポートが、"COM2"へアサインされている機種の場合(殆ど無いと思うが)であれば、そこへNMEA-0183フォーマット/WGS-84測地系のGPS受信機を接続可能ならば、他のPocket PCでも動作する可能性はあるだろう。

GMN_G01.jpg

 GPS関連の設定項目は皆無であるが、GPS用ツールとしてトップメニューの「ツール」より、「(1)GPS情報」(現状のバージョンでは、これだけしか無い)を選択することで、GPS衛星の天空図や、GPSデータの情報などが表示される。各GPS衛星の情報としては、衛星番号と天空配置図にみで、電波の強度や、どのGPS衛星を使用しているか等の、詳細な情報まではされない。
 また、2次元測位(2D)なのか、3次元測位(3D)なのかも表示されないので、もう少し詳細なGPSステータス表示が、可能だと便利だろう。面白い表示としては、緯度経度データが、「新」と「旧」の表示があることだ。これは、「新」=WGS-84/JGD2000データム(測地系)であり、「旧」=TOKYOデータムを表している。
 このことから、GPS受信機の測地系設定は、WGS-84のままであり、グランマップ・ナビ内部で旧測地系のTOKYOデータムへ変換していることが判る。つまり、住友電工の提供している地図データは、旧測地系のTOKYO測地系だということだ。もっとも、現在最新のカーナビでも、依然として旧測地系の地図データであり、パソコンやPDA用の電子地図も、全て旧測地系のTOKYOデータムなので、グランマップ・ナビに限った事ではない。

GMN_G02.jpg

 トップメニューより、「地図」を選び、「現在地表示」を選択することで、Mio 168の内蔵GPS受信機がオンとなり、即位が開始されるのだが、何故かデフォルト表示は、必ず東京駅周辺が表示される。これは、最後に測位された緯度経度データを内部で記憶しておき、そこからの表示を行う様にした方が、よいのではないだろうか。
 測位データが確定すると、500mスケールの地図データが表示され、現在位置がマーカで示される。この状態では、タップ&スライドにより、地図をスクロールさせようとしても、測位地点を必ず中央へ表示するように、戻されてしまう。また、画面の右上には、GPS測位中を示す衛星のアイコンが表示されるので、GPS使用中であることは直ぐに判る。
 ただ、このアイコンは、GPS測位中の画面モードを表しているだけで、実際にGPSが測位を行っているかどうかに関わらず、常に表示されている。測位が出来ない状況になると、画面最上段に、「GPS捕捉中」と表示され、その下に測位中を示す「■■■・・・・」表示が現れる。無論、この場合でも衛星アイコンは表示されている。
 出来れば、衛星アイコン表示を2D測位か3D測位かによって、形状か色を可変するようにして欲しい。また、測位中表示は、衛星アイコンを点滅状態にするとか、画面モードを表すだけでは無い方がスマートだろう。更に、GPS測位中もそうだが、緯度経度表示を、地図上にステータス表示として可能なような、表示オプションも欲しいところだ。
 グランマップ・ナビでは、GPS関連の設定は不可能であるが、これはMio 168という特定されたPocket PC(ハードウェア)を、稼動プラットフォームとしてグランマップ・ナビが製品化されているので、特に現状では問題ないだろう。無論、他のPocket PCユーザとしては、自分の所有する機種とGPS受信機で、グランマップ・ナビが動作可能となることを望むだろうが、プラットフォームの拡大は、今後のニーズとマップネット社の判断によることになる。

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2004年11月 2日

GrandMap Navi Map Data編(1)

 グランマップ・ナビのファースト・インプレッションに続いて、本日は地図データの紹介をしておこう。グランマップ・ナビに搭載されている、地図データのサプライヤーは、住友電工だ。同社の地図データは、現在のカーナビでは、殆ど目にする事は無く、パソコン用の電子地図も、見かけることは少ない。
GMN_B01.jpg しかし、カーナビに限らず、ルート検索を行うのに不可欠である、「ロード・ネットワーク・データ」のサプライヤーとしては、ゼンリンと並んで国内では、数少ない提供元として知られている。カーナビの肝である、ルート検索に必要なデータは、表示される地図データに加えて、このロード・ネットワーク・データが不可欠なのである。無論、このデータだけでルート検索が行われる訳ではなく、ルーティングエンジンの優劣によって、ルートの検索結果は、同じロード・ネットワーク・データを用いたとしても、結果は大きく異なってくる。
 グランマップ・ナビのルーティング機能については、また日を改めて詳しくレポートするとともに、ルーティングそのものについても、少し解説してみたいと思っている。
 今回、グランマップ・ナビに搭載されている、住友電工による地図データは、一般的なカーナビ用の地図データと比べてみると、ナビ研S規格による全国版に相当すると考えられる。つまり、CD-ROM一枚で、日本全国を収録している、比較的安価なカーナビと同程度と考えてよいだろう。
 しかし、ナビ研S規格の全国版は、地図データとしては定評のあるゼンリンが作成しているので、その見た目の違いは、賛否両論あるだろう。筆者としては、道路地図として見た場合には、全く問題ないレベルであると思うが、電子地図用としてみた場合には、貧弱な表示に感じた。また、昔使っていたカーナビが、住友電工製の地図データを採用していたので、ちょっと懐かしい感じがしたが、言い換えれば古めかしさ(地図データが古いという意味では無い)が拭えない気もする。
GMN_B02.jpg 地図の表示は、かなり面倒な操作が必要となっており、電子地図として見た場合の、グランマップ・ナビの操作性は、正直なところ良くない。グランマップ・ナビが、ナビゲーションを前提にしたメニューとなっているのが、逆に災いしていると思う。
 メニューから地図を表示させようとすると、トップメニューの「地図」をタップするのが、一般的な「直感操作」だろう。筆者もそのようにしてみたが、サブメニューには「出発地表示」、「目的地表示」、そして「現在位置表示」しか選べない。ここで、出発地や目的地を選ぶと、何故か「江古田」近辺がどちらも表示されてしまう。
 現在位置を選ぶと、GPS測位になってしまうので、室内では当然ながら現在位置の地図表示はできない。東京駅を表示し、その後「衛星を捕捉中です」のアナウンスになってしまう。仕方がないので、トップメニューへ戻り「目的地」をタップすると、「住所検索」、「駅検索」、「周辺検索」が表示された。

GMN_B03.jpg

GMN_B04.jpg ここから、住所検索か駅検索を行うことで、やっと室内でも目的の場所の地図が表示される。これは、トップメニューも含めて、メニューの構造が、良くないと筆者は考えるのだが、いかがだろうか。住所検索にによって選んだ場合、そのエリアの地図が表示されるまでの時間は、待たされる程ではなく、10秒前後だろうか。これは、北海道から沖縄まで、それ程違いは無い。 

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 秋葉原周辺を表示させてみたが、最初に表示されるのは、デフォルト設定の場合、500mスケールの地図が表示される。注記や各種POI(Point Of Interest)情報も、同時に表示されるが、注記やPOIの表示は、設定によって非表示も可能だ。

クリックで拡大

 (+)ボタンをタップすることで、表示のスケールが可変可能だが、現在どのスケール表示がされているかの情報がなく、基準スケールの表示オプションもない為、縮尺が判り難い。これは、是非とも表示オプションで、基準スケールの表示を可能にして欲しい。スケールは、500mから拡大で3段階可能だ。

クリックで拡大

 (-)ボタンのタップにより、表示地図の縮小が行われるのだが、500mスケールから一段階縮小した段階で、注記やPOI情報が、殆ど表示されなくなる。同時に細い道路の表示も無くなるので、ここの段階で地図データのレイヤが切り替わっているものと思われる。
 縮小の場合、500mスケールから2段階の切り替えまでとなっており、それ以上縮小を行おうとすると、リミッタが働いて、縮小されなくなってしまう。拡大の場合も同様で、500mから3段階拡大すると、リミッタが働き、それ以上の拡大は出来なくなる。

クリックで拡大

 拡大のリミッタは、同じ地図データを用いているので、支障は全くないのだが、縮小のリミッタは、頂けない。電子地図として見た場合、日本全図の表示まで縮小できて当たり前だと、筆者は考える。住所検索や、駅検索などで地図を表示する場合は問題にならないが、ビジュアルな操作により、目的とする地域を表示するならば、日本全図から、徐々に拡大を行い、目的地を表示するという、電子地図的な操作を可能にすべきだろう。
 当然、ルート表示においても、出発地から目的地までを、画面上で確認する場合にも、もっと広域表示が可能でないと、表示された地図をスクロースしていかないと、全部が把握できないということになってしまう。この縮小リミッタは、ぜひとも外すべき機能だと思う。
 表示された地図のスクロールは、かなり快適だ。同じMio 168へインストールしてるPocket Mapple Diditalでは、表示されている地図のスクロールを行うと、余白に白いエリアが表示され、再描画を行うのにウェイトアイコンが表示されることも、しばしばであったが、グランマップ・ナビではスクロールによるウェイトアイコン表示や、スクロールによる余白に地図が表示されないと言ったことはない。
 スクロールは、スタイラスのタップ&スライドで行うのだが、出来ればカーソルボタンによって、画面レベルのスクロールが行えれば、もっと使いやすくなるのではと思う。タップ&スライドは、細かな微調整スクロールには便利だが、大幅な移動を伴うスクロールは、何度もタップ&スライドを繰り返さないといけない。カーソルボタンによるスクロールが可能になれば、より素早く大きな地図画面移動が可能になるのではないだろうか。

<<続く>>

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2004年11月 1日

GrandMap Navi 1st Impression

 本日、待望のMio 168用、完全音声ガイド付きナビソフト「GrandMap Navi」(グランマップナビ)が、マップネットより筆者の手元に届いた。CD-ROMでの提供かと想像していたのだが、送られてきたのは256MBのMMC(Multi Media Card)一枚のみ。評価用ということなので、詳しい説明書などはなく、簡単な取り扱いが書かれた、3枚ほどのA4用紙だけだが、製品版では当然ながら、説明書が付属すると思われる。
 この256MBのMCCを、Mio 168のSDスロットへ挿入すると、自動的にグランマップナビが起動する。これは、非常に操作が楽で良い。起動されると、メニューが表示されるが、簡素なメニューであるが、わざわざスタイラスペンを用いることなく、操作がが可能になっている配慮は、細かいところだが好感が持てる。
 また、一度MMCをMio 168のSDスロットへ挿入すると、グランマップナビも、プログラムとして自動的にインストールされるので、他のアプリの様に、母艦のパソコンからインストールを行うことなく、ワンタッチでインストールが行われるのも、目新しく誰でもMio 168で、容易にグランマップナビを使うことが出来、これは万人向きで優れた配慮だ。

GMN_01.jpg

 自動起動された直後に表示されるメニューは、「目的地」、「地図」、「ツール」、「ルート」、「設定」、「ヘルプ」の6項目。それから、下段に表示されるアイコンは二つあり、「X」はグランマップナビの終了アイコンで、「@」のアイコン(本当は@ではなく、「(m)」である)をタップすると、ガイド音声の言語切り替えが可能となる。
 デフォルトでは、もちろん日本語であるが、英語と中国語への切り替えが可能となっている。この機能は、日本を訪れる海外からの、旅行者や出張者には、嬉しい機能だろう。もちろん、音声ガイドの言語だけではなく、メニューなどの表示言語も、選択した言語に切り替わるという、芸の細かさには驚いてしまう。

GMN_02.jpg

 取りあえず実際に、グランマップナビで、地図表示を行わせてみた。「地図」メニューから「現在地表示」をタップすると、Mio 168のGPSが稼動し始め、測位された位置の地図が表示される。初期モードは、東京駅周辺の地図が表示されるが、GPSがホットスタート状態であれば、殆ど瞬時と言っても良い速度で、現在位置の地図上へ、自分の位置が表示される。
 コールドスタートの場合には、音声ガイドで「測位中」というアナウンスが流れるという、これまた凝った仕様だ。表示される地図は、大まかに二つのレイヤが収録されているようで、都市中心部ではより細かな詳細地図が表示されるようだが、筆者宅(横浜の田舎)では、あまり詳細な感じではない。
 無論、地図データはベクトル・データなので、多段階に地図の表示レベルを、変えることが可能なので、一般的なナビとしては、問題ないだろう。このほか、「ツール」を選択すると、GPS衛星の天空配置図や、各GPS衛星の情報なども表示される。
 グランマップナビの最大の特徴でもあり、Mio 168の持つGPSの機能を、最大限に引き出すと言っても過言ではない、ルート検索や、ナビ機能、などは、実際に使ってみてのレポートを、後日お届けするので、ご期待いただきたい。取りあえず、グランマップナビのファースト・インプレッションとしては、「Good Job !」である。

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