MS Pocket Streets 2005
米Microsoft社より、Pocket PC用電子地図ソフトウェア「Microsoft Pocket Streets 2005」がリリースされている。前年度版である、「Microsoft Pocket Streets 2004」のバージョンアップ版となる製品だが、価格は$24.95(米ドル)と安価であり、地図データは米国を初めとする、数ヶ国の主要都市詳細データがダウンロード可能となっている。
残念ながら、日本は対象国となっていないので、日本国内でPcoket Streets 2005の詳細都市データを使用することが出来ないが、簡易データの表示は可能。もちろん、Pocket Streets 2005は、GPSにも対応しており、NMEAフォーマットのGPS受信機を接続することにより、GPSによる位置を、地図上へ表示することが可能だ。無論、Mio 168であれば、NMEAフォーマットのGPS内蔵なので、そのままPocket Streets 2005でのGPS動作が即可能となる。
また、同社が日本やアジア地区を除く、ワールドワイドで展開しているMapPointとの連携機能なども装備しているので、ActiveSync経由での地図情報と、Pocket Streets 2005でのデータ連携も、そつなくこなすことが可能だ。実際、MapPointを使用してみると、その使い勝手の良さは、日本の電子地図ソフトとは、別次元のユーザインターフェースを持っており、正直な話マイクロソフト社には、早期にMapPoint日本語版を、国内提供してもらいたいと、筆者は密かに願っている。
無論、同時にPocket Streetsシリーズも、日本語版を提供してもらえればと思うのだが、やはり問題は地図データなのだろうか。国土地理院の数値地図データも公開されているので、地図データは、これをユーザが利用する形で、使いやすいMapPointとPocket Streetsの日本語版を、日本のユーザにも早く提供して欲しいものだ。
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