Mobile PRESS誌が休刊
筆者が、足掛け8年間連載を続けていた技術評論社刊の「Mobile PRESS」誌が、今月24日に発刊される2005年冬号で、休刊となる。今回の連載で、筆者の執筆する「清水 隆夫のモバイルGPS PRESS」の連載が終わると書いたが、実は編集部より、今回で休刊となる話は聞いていた。
本当は、12月24日の発刊までは、休刊には触れるつもりは無かったのだが、SideB-logや、kei_1's Blogなど、他のライターの方々のBlogで、Mobile PRESS誌の休刊が、公表されているので、筆者もMobile PRESS誌の休刊をアナウンスすることにした。
筆者の連載が終了するというのは、連載が掲載されるMobile PRESS誌が、休刊になってしまうということだったわけだ。他のライターの方々の思いと同じく、筆者もMobile PRESS誌の休刊は、非常に残念である。筆者も、いくつかの雑誌へ連載をしていたが、休刊になって残念に思うのは、過去「PC WAVE」誌くらいだ。
ある大手国内企業の、PC事業を統括していた部長の愛読雑誌が、PC WAVEとMobile PRESSで、その両方へ執筆を行っていた筆者の記事に対して、よくメールでコメントを頂いたことがある。そして、PC WAVE誌が突然の廃刊になった際も、『非常に残念だ』というメールも頂いた。今度のMobile PRESS誌の休刊に関しても、同様な想いを抱かれるのだと思う。
似たような話は、某大手IT系出版会社の、編集統括部長からも聞かせていただいた記憶もある。そんな、同業他社からも、愛読されたPC WAVEとMobile PRESS。偶然ではあろうが、PCのルーツを世に送り出したIBMが、自社のPC部門を売却する。時代の変貌という時期なのかもしれないが、PC WAVE風に言えば「さらば、愛しのIBM PC」と言ったところか。
そして、モバイルPCからモバイルPDA、携帯電話の流れの中、ついにMobile PRESS誌も休刊となる。「さらば、愛しのMobile PRESS」。
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