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2005年5月の10件の記事

2005年5月31日

AMD Athlon 64 X2

 例年、COMPUTEX TAIPEIで開催される、AMDのプレス向け発表会では、AMDのセンセーショナルな製品発表が行われる。今年のCOMPUTEX TAIPEIでは、既に公となっているAMDの64ビット、デュアルコアCPUである、「AMD Athlon 64 X2」の発表会が、COMPUTEX TAIPEIの会場であるTWCCに隣接するホテルで行われた。

050531_5

 既に、ライバルであるIntelでは、Pentiumプロセッサのデュアルコア製品がリリースされているのだが、同じデュアルコアCPUであるが、AMDのAthlon 64 X2は、開発当初よりデュアルコアを想定して設計されていたため、マルチプロセッサのアーキテクチャとしては、IntelのデュアルコアPentiumプロセッサよりも、より洗練されている。

050531_6 今回の発表会では、台湾の主たるマザーボードメーカの関係者はもちろんのこと、グラフィックチップのnVIDIA、ATIと言った関係者も同時に顔を揃え、チップセットを含めた、AMDのAthlon 64 X2をサポートする体制をアピールしていた。また、AMDのチップセットメーカとしては、VIAやSiSと言った台湾のチップセットメーカも、Athlon 64 X2のサポートを表明するなど、台湾各社のAthlon 64 X2に寄せる期待度をPRしていた。
 若干、拍子抜けするプレゼンを行ったのが、台湾Microsoft社であり、64ビットWindowsのPRは当然なのだが、デュアルコアという面を全面に出すようなプレゼンテーションでは無かった。これは、Intelとの関係に配慮したものなのかどうかは、不明であるが、現時点では次期OSであるLonghorn待ちということだろうか。
 今回のプレス向け発表会の終了後、参加したメディア向けに、お楽しみ抽選会が催されたのだが、当選者には、AMDプロセッサを搭載した、フェラーリレッドの真っ赤なノートPCが贈られる。
 当選者の殆どは、既に会場にはおらず、何巡目かの当選社発表で、幸運にも当選したのは、日本のメディア関係者だった。羨ましい話であるが、当選おめでとう。

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COMPUTEX TAIPEI 5/31(写真追加)

 COMPUTEX TAIPEIで、今回展示されていると期待された、噂の新型スマートフォンのHTC Universalは、残念ながら会場内のブースでは見つけることが出来なかった。マイクロソフトのブースには、Windows Mobile 5を搭載した新型機が、多数展示されていたのだが、その中にも、展示はされていなかった。

050531_4 HPやBenQの機種は、展示されており、特にBenQ P50は実機を触ることも可能で、なかなかキーボードの具合も良かった感じ。とは言え、両手で親指タイプを行うというよりも、片手でタイプする方が楽な感じがした。追って、写真を掲載したいと思う。宿泊ホテルのインターネット環境が、極悪状態なので、画像をアップするのが、ちょっとしんどい。6月5日、帰国したので写真をアップロード
 GPS関連では、展示が昨年に比べて少ない気がするが、PDA-GPSでは、MiTACの新型機種Mio 169も展示されていた。これは、現行のMio 168RSをベースにして、GPS受信機をSiRF Star IIIに置き換え、ランドスケープ表示を標準にしたというところ。
 担当者の話によると、日本での発売は現時点では未定とのことだが、展示されていたモデルが韓国語バージョンだったことから、韓国での発売は先行して開始されるのでは無いかと思われる。

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 d-Media SysteminView N911は、日本語版もローカライズがほぼ終了しており、筆者が持参したinView N911のファームも、その場で書き換えてくれた。また、ブースには、日本の総販売代理店として、SPAが明示されており、SPAの営業担当の名刺が、日本からのバイヤーに向けて配られていた。

050531_2

 d-Media Systemの話では、6月中には日本での販売がスタートできるだろうとのことで、SPAでの販売案内も、COMPUTEX TAIPEIでのスタートと同時に開始されるとのこと。また、d-Media Systemの新型機種である、inView G1もプロトタイプながら展示されていた。

050531_1

 こちらは、PDA-GPS機ではなく、ハンディGPS端末とメディアプレーヤという構成で、MiTACのMio 136のライバル機になる模様だ。日本での販売は未定とのことだが、価格は、「驚くほど安いよ」と、d-Media社の副社長が笑って話してくれたのが、印象的だった。
 このinView G1に搭載されているのは、SiRF系のGPS受信チップではなく、全く独自のGPSエンジンが用いられているようだ。加えて、GPSアンテナ部分は、回転式となっているので、ランドスケープでもポートレートであっても、常にGPS衛星を効率良く捕捉できるように、アジャストが可能となっている。
 搭載OSは、Windows CE.NET 4.2であり、Pocket PCの機能は持っていないが、PaPaGO! 3D V7(台湾語バージョン)が動作していた。PaPaGO! 3D V7の動作を見る限り、既存のPocket PCと遜色は無く、LCDも3.5インチでタッチパネルによる操作と、ボタンによる操作が可能になっている。
 日本での販売は未定であるが、搭載可能なPaPaGO! 3D V7に対応する、日本版の地図データと、ローカライズが必要であるため、日本での販売は当面、期待できないだろうが、是非とも日本でも販売して欲しいものだ。

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2005年5月30日

COMPUTEX TAIPEI

 明日から台湾の台北で開催される、COMPUTEX TAIPEI 2005を取材のため、今年も台北に戻ってきた。昨年は、タイで使用していた、Nokia 6820をタイからのローミングで使用したが、今年は、ボーダフォンのローミングで、Nokia 6630こと、702NKを使用。

050530

 ただし、Nokia 6820も持参してきており、明日はプリペイドSIMカードを購入して、台北での通話は、そちらを使用する予定だ。ローミングは便利であるが、やはり台湾国内からの通話が、国際電話扱いになってしまうので、プリペイドSIMカードの方が経済的である。
 さて、明日からのCOMPUTEX TAIPE、今年はどんな製品が展示されているか、楽しみなところであるが、GPS関連やPDA関係を中心に、このBlogでレポートをお届けする予定だ。

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2005年5月22日

NINTENDO DS

 筆者はゲームを殆どしないのだが、何故かゲームマシンは、PS2なども所有しており、Linuxなどを動作させて遊んだ(同じ遊ぶという意味で、ゲームで遊ぶことが、PS2では無かったのだが)。昔は人並みに、ファミコンで遊んでいたこともあるのだが、昨今ではゲームを殆ど、パソコン上でもしなくなった。
 そんな筆者であるが、何を血迷ったか、「NINTENDO DS」(ニンテンドーDS)を、ぽちっと通販で購入してしまった。一時は、品薄でプレミアが付く程の価格だったが、現在では在庫も潤沢な様だ。

DS_1

 ただ、ボディの色によっては、在庫が少ないようで、白は数が少ないような感じだった。今回、購入したのは、シルバーだったので、販売数の制限も無く、購入できた。既に、NINTENDO DSに関しては、レポートをする必要も無いので、あえてレポートは省くが、正直なところ、この価格で、これだけの機能(PDA並み)をもっているのは、驚異的である。

DS_2

 実は、今回購入したNINTENDO DSは、筆者が使用するのではなく、家内が欲しがったので、購入した。ゲーム機の場合は、必ずと言って良いほど、キラーアプリが存在する。初代ファミコンであれば、それはスーパーマリブラザースだっただろう。
 今回の場合は、家内が「nintendogs」(ニンテンドッグス)をやりたいということで、NINTENDO DSの購入となった。このnintendogs、TVコマーシャルでもお馴染みだが、子犬の飼育シミュレーションを行うゲームで、たまごっちの子犬版といったところだろう。

DS_3

 しかし、このnintendogs、良くできているシミュレーションゲームだと思う。画面のタッチパネルでの操作に加えて、音声認識コマンドを組合せて、子犬に名前を覚えさせたり、芸を仕込んだりと、細かい作りに感心する。
 既に、我が家のnintendogsくんは、芸も覚えたようで、明日は家内の通勤時には、初めての「すれ違い通信」にチャレンジだそうだ。この機能は、内蔵されている無線LANを用いた機能で、同じnintendogsが動作している、NINTENDO DS同士で自動的に通信を行い、ゲームを楽しくしてくれる機能だそうだ。
 Nokiaの6630/702NKでも、Bluetoothを使った、同様のアプリケーションが存在し、筆者も稼働させてはいるのだが、家内以外の端末とは出会ったことがない。さて、nintendogsの場合はどうなるのだろうか。

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2005年5月18日

KRUSELL製Universal PDAケース

 クルーセル(KRUSELL)社の革ケースのみならず、KRUSELL社製ネックストラップまでも入手するという、KRUSELLマニアと化してしまった筆者であるが、またまたKRUSELL社の革製ケースを入手してしまった。それというのも、筆者のモバイル・ガジェットは、携帯電話とPDAがメインなのだが、最近ではMio 168ではなく、inView N911をメインに使用している関係から、どうしてもinView N911用のKRUSELL社製の革ケースが欲しくなったためだ。

Krusell_N911_1

 しかし、残念ながらinView N911専用の革ケースは、KRUSELL社では製造していない。しからば、ということで汎用のPDA用革ケースを入手してみたのだ。製品名は、そのまんまの「KRUSELL Universal Holsters」で、これまで紹介してきた機器に密着する、ボディコン型ではなく、比較的ゆったりとした感じの革ケースである。
 サイズは、L、M、S、と三種類あるのだが、今回入手したのは、もっとも幅広のLサイズだ。もちろん、KRUSELL社の革ケースである証とも言える、「Multidapt」アダプタが装備されているので、「Multidapt」アダプタ対応のベルトクリップや、バイク取り付けアダプタ、車載用アダプタはもちろんのこと、ネックストラップも使用することができる。

Krusell_N911_2

 裏と表は、上質の革で作られているが、側面は伸び縮みが可能な、伸縮性のある化繊であるため、PDAの厚みによって伸縮するので、手持ちのPDAで試してみたところ、inView N911の他、東芝のGENIO用としても使用可能だった。
 上部の部分は、「Multidapt」アダプタが装備されている裏面から、革製のベルトが表側まで回り込み、表側でベロクロステープにて止められる。機種専用の場合は、ホック止めが多いKRUSELL社製革ケースであるが、汎用ということから、あえてベロクロステープを使用しているものと思われる。

Krusell_N911_3

 inView N911には、GPS用アンテナ(ジオヘリックスGPSアンテナ)が装備されており、上部より飛び出ている。今回入手した、KRUSELL社のUniversal Holstersでは、上部が全て解放であるため、このGPSアンテナ部分だけが、革ケースから飛び出す形になるが、ケースに入れた状態でも、測位を行うには逆に好都合である。
 若干、革製ベルトの幅が広すぎて、GPSアンテナ部分と干渉してしまうのだが、汎用ケースであることを考えれば、仕方がないだろう。ベルトの固定が、ベロクロステープであるのが幸いし、特別使用に不都合な事は無い。とは言え、後10mmほど幅が狭ければ、汎用ではなく、まるでinView N911専用と言っても良い程、ぴったりだったのだが。
 inView N911を生産する、d-Media System社では、中国製のチープなビニール製のケースを、オプションで用意しているのだが、先日の話ではKRUSELL社の専用革ケースを、是非ともオプション化したいとも言っていたので、案外、inView N911専用のKRUSELL社製ボディコン革ケースが、登場するかもしれないので、期待したいところだ。
 ちなみに、inView N911の日本向けローカライズは、殆ど完了したとの事で、まもなく日本の代理店を通じて、国内でも販売が開始されるとの事。正式な発表などは、今月末より台湾は台北で開催される、「COMPUTEX TAIPEI」にて行われるとのことで、こちらも期待したい。

■ KRUSELL社:http://www.krusell.se/
■ クルーセル社:http://krusell.jp/
d-Media System社:http://www.d-media.cc/

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2005年5月15日

Caplio Pro G3とGARMIN eTrex

 先日は、リコー「Caplio Pro G3」と、ラトックの「RATOC RS-232C CF CARD REX-CF60」へ、GARMINのeTrex VISTA日本語版」を接続してみたが、全く問題なく測位データが、Caplio Pro G3でExifへ記録出来た。また、GARMIN独自プロトコルによる、測地系の記録までも行っている発見も出来た。
 この測地系の記録というのは、対応する電子地図ソフトによって、そのExif/GPSifdに記録されている緯度経度が、どんな測地系で記録されているかを判断する場合、非常に重要である。もっとも、折角、測地系が記録されていても、無理矢理に旧測地系であるTOKYO測地系で処理してしまう、ゼンリンの電子地図帳Z[zi:]シリーズのような、手抜きソフトも存在しているのは、残念である。
 筆者は、このゼンリンの電子地図帳Z[zi:]の仕様(バグとは言い切れない)を、技術評論社「Mobile PRESS」誌で、2年も前から指摘しているのだが、一向に修正されない。世の中で、最も多く市場に出回っているGPSデジカメは、auのデジカメ内蔵のGPSケータイであるが、auのGPS携帯電話の測地系は、WGS-84固定であり、旧測地系には設定することが出来ない。
 従って、auのGPSケータイで撮影された、緯度経度情報を記録した撮影画像を、ゼンリン電子地図帳Z[zi:]シリーズへドラッグ&ドロップすると、実際に撮影した地点より、400m~500m北西の地図上へプロットされてしまう。他の電子地図ソフトでは、地図の緯度経度を、新測地系(JGD2000)とほぼ互換のWGS-84へ変更可能だったり、画像に記録されている緯度経度を変換したりする事ができる。

auGPS_1

 ちなみに、auのGPSケータイで記録される緯度経度データには、標準で表示されるWGS-84による緯度経度データの他に、旧測地系へ変換された緯度経度情報が記録される。この隠し緯度経度情報を使えば、旧測地系しか対応していない、ゼンリン電子地図帳Z[zi:]シリーズのような手抜き仕様であっても、まともな位置に画像のプロットが可能になるのだが、それすら対応しない(出来ない?)のは、日本最大の地図メーカとしては、少々怠慢ではないかと思うのだが、いかがだろうか。
 もっとも、Caplio Pro G3では、測地系の設定を新測地系である、WGS-84にも、旧測地系のTOKYO測地系にも、自由に設定できるので、ゼンリン電子地図帳Z[zi:]を前提に撮影するならば、旧測地系のTOKYO測地系へ設定すれば、正しい位置へプロットされるのだが、auのGPS携帯電話では、無理な話なので、やはりゼンリンへ対応を願いたいものだ。
 さて、そのCaplio Pro G3の測地系設定であるが、前回のGARMIN eTrex Vista日本語版では、GARMIN独自プロトコル
"$PGRMM"による測地系を、ちゃんとCaplio Pro G3がハンドリングしていたが、同じGARMIN社のハンディGPS受信機であっても、旧機種では測地系センテンス"$PGRMM"が出力されていない。
 この場合、Caplio Pro G3はどんな測地系をExifへ記録するのだろか。ちょっと興味があったので、それを確かめてみた。今回、使用したのは、GARMIN eTrex英語版だ。eTrexシリーズの初代モデルであり、電子コンパスも気圧計も内蔵されていない、ベーシックなハンディGPS受信機である。

CaplioProG3_11

 結果は、
Socket社のCF型Bluetoothデバイス経由でBTGPSを用いた時と同じく、Caplio Pro G3側でセットした、"WGS-84"と記録されていた。この事からも、Caplio Pro G3は、GARMINの独自センテンスである、"$PGRMM"を正しく認識し、Exuf/GPSifdへ測地系として"WGS 84"を、書き込んでいることも証明された。

RIMG0024

 こうなると、GARMIN独自センテンスではない、電子コンパスによる撮影方向(電子コンパスが装備されたデバイスの向きで、Caplio Pro G3へ装備すれば、撮影方向として記録が可能になる)を示すセンテンス、"$HCHDG"にも是非とも対応してもらいたいものだ。
 今回も、Caplio Pro G3に内蔵されている、リサイズ機能によって作成した、オリジナルの生画像(Exif情報付)を掲載しておくので、興味のある方は、是非Exif RadarでExif情報(特にGPS情報)を確認してみて欲しい。
 また、ゼンリン電子地図帳Z[zi:]シリーズ以外の、位置情報が記録されたデジカメ写真画像のプロット機能を持った、電子地図ソフトへドラッグ&ドロップしてみて欲しい。その場合、測地系は、「WGS-84」を電子地図で正しく設定されている必要があるのは、言うまでもない。

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2005年5月13日

Caplio Pro G3とGARMIN VISTA

 新たに購入した、ラトックの「RATOC RS-232C CF CARD REX-CF60」を、リコー「Caplio Pro G3」で試してみた。実は、このCF型RS-232C拡張アダプタは、Caplio Pro G3が正式に対応しているCF型シリアルアダプタである。本来は、ドコモの衛星通信携帯電話「ワイドスター・デュオ」や、ソキア製の業務測量用のGPS受信機R80D」を、Caplio Pro G3へ接続するために対応している。
 従って、REX-CF60を用いて、他のGPS受信機をCaplio Pro G3へ接続可能かどうかは、全くの人柱であり、リコーからも情報は全く公開されていない。しかし、ソキアのR80Dのスペックを調べてみると、GPSデータの出力フォーマットは、NMEA-0183と仕様書に記載されている。多少の方言はあるにしろ、NMEAフォーマットであれば、そのまま他のGPS受信機であっても、データを認識してくれる可能性が、無いとも言えない。

CaplioProG3_7

 REX-CF60を、Caplio Pro G3のCFスロットへ挿入し、セットアップのモードから、シリアル接続先を「GPS」にセットし、接続GPS受信機には、手持ちのGARMIN社製ハンディGPSの「eTrex VISTA日本語版」を繋いでみた。GPSデジカメ用のGPS受信機として使うには、少々オーバスペックであるが、電子コンパスの出力にCaplio Pro G3が対応しているのかどうかも、同時にチェックしたかったので、eTrex Vista日本語版を選んだ。
 これは、手持ちの電子コンパス内蔵GARMINハンディGPS受信機が、日本語版のeTrex Vistaであっただけで、本来GPS受信機デジカメに使用するのが、主目的であるのならば英語版のeTrex Vistaで問題は無く、むしろ安価であるので、新規に購入するのであれば、「GARMIN eTrex  Vista英語版」の方がよいだろう。

CaplioProG3_8

 結果としては、なんの問題も無く、Caplio Pro G3は、GARMIN eTrex VistaのNMEA-0183信号を受け取り、その情報を液晶画面へ表示すると共に、撮影画像のExifデータへ、緯度経度情報を書き込んでくれた。つまり、シリアル接続であっても、NMEA-0183フォーマット出力のGPS受信機を、Caplio Pro G3で使用可能だということだ。
 これは、手持ちのGPS受信機を、そのままCaplio Pro G3で活用可能ということで、
新たにCaplio Pro G3が対応している、GPS受信機を購入する必要はなく、REX-CF60を購入するだけで、GPSデジカメとして使用可能なわけである。

CaplioProG3_9

 実際に撮影した画像のExif、GPSifdを見てみると、残念ながら電子コンパスのデータは、反映されていなかった。電子コンパスの方位から、撮影方向を記録するには、GARMIN社の電子コンパス内蔵ハンディGPSであれば、"
$HCHDG"センテンスによって得られるのだが、Caplio Pro G3では、このセンテンスを無視しているようだ。
 ところが面白いことに、「Exif Radar V3.50」から、Exif/GPSifdを覗いてみると、測地系の部分が、「WGS 84」となっている。前回レポートしたBTGPSの場合は、「WGS-84」となっており、これはCaplio Pro G3自身が設定した測地系を、Exifに書き込んでいるわけで、BTGPSから測地系情報が出力されている訳ではない。
 しかし、GARMIN eTrex Vistaの場合は、"$PGRMM"GARMIN独自センテンスによって、設定されている測地系が、ASCIIテキストによって出力されるのだが、これが「WGS 84」という記述なのだ。即ち、Caplio Pro G3ではGARMIN eTrex Vistaの"$PGRMM"GARMIN独自センテンスを認識し、それをExifのGPS情報として書き込んでいることが判る。

CaplioProG3_10

 また、高度の値が、前回と比べてみると大きく異なっているのだが、これはGARMIN eTrex Vistaに気圧計が内蔵されており、その気圧計のデータから高度を算出している。それに対して、BTGPSの場合は、GPSによる高度の値なので、実際の海抜データに対しては、気圧計による高度データの方が、近い値となっている。もっとも、気圧計と実高度のキャリブレーションを行っていないので、この値もずれている可能性は大である。

RIMG0021

 実際にCaplio Pro G3へREX-CF60経由で繋いだ、GARMIN eTrex Vistaの測位による、Exif/GPSifd情報付の画像を掲載しておくので、興味のある方はExif Radarで開いてみるか、対応する電子地図ソフトへドラッグ&ドロップしてみて欲しい。掲載画像は、Caplio Pro G3のリサイズ機能によって、VGAサイズへリサイズした画像なので、Exif情報は撮影時のままである。
 今回の実験で、Caplio Pro G3に対応しているGPS受信機が、従来のCFGPS2だけではなく、Bluetooth GPS受信機のBTGPS 、そしてREX-CF60による、シリアル接続を行えば、GARMIN eTrex Vistaのような、汎用のNMEA-0183フォーマット対応のGPS受信機も、問題なく接続可能な事が判明した。過去に、これほど多くのGPS受信機に対応していた、GPSデジカメは皆無であり、Caplio Pro G3の持つ多機能さには、驚くばかりだ。
 願わくば、GARMIN社のオリジナルセンテンスである、"$PGRMM"センテンスによる測地系を、Exif情報として記録できるのであれば、是非とも汎用の電子コンパスの、方向データセンテンスである"$HCHDG"を、Exif/GPSifdの「撮影方向」データとして、記録可能なように、次回のバージョンアップで対応いただきたいと思う。
 そうなれば、文字通りの「最強GPSデジカメ」として、業務用のプロニーズのみならず、ハイアマチュア向けのGPSデジカメとして、より多くのユーザがGPSデジカメで楽しめるのでは無いかと思うのだが、いかがだろうか。

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2005年5月11日

CF型RS-232Cアダプタ

 注文してあった、CF型RS-232C拡張アダプタが届いた。購入したのは、ラトック製の「RATOC RS-232C CF CARD REX-CF60」であり、CFスロットへ装着可能な1チャンネルのRS-232Cカードである。最近のノートPCはもちろんのこと、PDAでも標準ではRS-232Cポートを装備している機種は殆ど無い。
 Pocket PCの場合は、RS-232CポートをActiveSync用の拡張コネクタに、信号は用意されている機種が多いのだが、専用ケーブルがオプションの場合が多く、しかもパソコンへ直結可能な、リバース型ケーブルの場合が殆どだ。
 この場合は、オス、メスの極性変換コネクタと、信号をクロスさせるリーバースケーブルか、リバースアダプタを組み合わせないと、RS-232C機器を接続することが出来ず、RS-232CによるActiveSyncには全く支障はないのだが、RS-232C機器を接続するには、非常に不便である。

REX-CF60_1

 今回購入した、REX-CF60は、CFスロットを装備したPocket PCはもちろん、PCカードアダプタを介せば、ノートパソコンでも使用可能であり、ドライバもPocket PC用と共に、Windows用も提供されてくるので、多用途に使用可能である。
 最も、Pocket PCやノートパソコンへの使用は、あくまでも二次目的であり、本来の目的は、別にある。詳しくは、後日レポートを行うことにするが、上手く行ったら「Good Job !」なのだが、果たしてどうなることやら。

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2005年5月10日

KRUSELL製ネックストラップ

 クルーセル(KRUSELL)社の革製ケースを、何度か紹介しているのだが、筆者の使用しているKRUSELL社の革ケースは、Mio 168専用NOKIA 6630/ボーダフォン702NK専用、同じくNOKIA 6820/6822専用の三種類だ。NOKIA 6630/V702NK用は、家内も愛用しているので、合計四つのKRUSELL社製、革ケースを愛用していることになる。
 筆者の場合は、「Multidapt」アダプタを介して、標準のベルトクリップを装着しており、外出時はベルトへ装着していることが多く、特にNOKIA 6630/V702NKは、通話時やメールのチェックなどで、直ぐに手に出来るため、殆どがベルト装着である。
 Mio 168の場合は、ベルトへ装着する場合よりは、愛用の鞄へベルトクリップを利用して、装着する場合が多かったのだが、最近はベルトクリップを外して、鞄の中へしまうことが多くなった。家内の場合は、NOKIA 6630/702NKを、殆どバッグへ入れて外出することが多いので、「Multidapt」を利用する事は、殆どない。

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 上:化繊布製 下:革製

 今回、筆者が入手したのは、KRUSELL社の革製ケースではなく、KRUSELL社製のネックストラップだ。これから、夏に向かう季節は、上着を着ることも少なくなり、ベルトレスのジーンズやパンツをはく事も多くなる。そういうTPOに合わせて、「Multidapt」へ装着可能な、ネックストラップをKRUSELL社のWebサイトで見つけたので、入手してみたのだ。
 KRUSELL社と言えば、革ケースなので、まず一本は革製のネックストラップを選んでみた。細い革で作られた、この革製ネックストラップは、細いが十分に丈夫だ。「Multidapt」部分のストラップホールへ装着した場合、容易に金属部分のジョイントから、ストラップ部分を切り離すことも可能な、KRUSELL社らしいギミックも備えている。
 もう一本は、一般的な化繊の幅広な布帯製のネックストラップだ。これは、強化プラスチック製のジョイントが装着されており、この部分から切り離すことが可能な構造だ。この手の、ネックストラップは、国内でも携帯ストラップ用としてポピュラーであり、筆者も以前は、このタイプを愛用していた。最も機能的であり、「KRUSELL」の赤いロゴ以外は、目立った特徴も無いのであるが、使いやすいのも一番だ。

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 上:銀色 下:金色

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 上から、金、銀、青、ピンク、緑

 今回は、家内用という意味で、女性受けすると思われる、カラフルな金属チェーンのストラップも入手してみた。全く同じ素材かというと、金と銀、そして青の3本は、とてもしなやかな感触で、堅い感じが全くしない。これに対して、ピンク色と緑色の二本の素材は、似ているのだが、若干堅めの感じがする。
 ストラップ部分は、同色の金属によって、細い化学繊維のストラップホールへ装着可能な糸へと、接続されているのだが、この部分から分離するというような、ギミックは装備されてはいない。感触としては、好みが分かれるところだろうが、筆者としては堅めの方が良かったのだが、家内の意見では、逆に柔らかい方が良いとのことで、人それぞれである。
 いずれにしても、カラフルな金属製のチェーン製ネックストラップは、一見ネックレスにも見え、女性用のアクセサリのような雰囲気が強いので、家内も大変に気に入ってくれたようだ。家内にしてみれば、久々の「Goog Job !」と言ったところなのかもしれない。

■ KRUSELL社:http://www.krusell.se/
■ クルーセル社:http://krusell.jp/

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2005年5月 9日

Caplio Pro G3とBTGPS(3)

 世の中はGWと呼ばれる、長期休日のようだったが、筆者はと言うと、ずっと仕事だった。出版業界では、GW進行と呼ぶ、連休前に仕事を前倒しするのだが、筆者の場合は文字通りのGW中の仕事。やっと、その仕事も片付いたので、久々にBlogの更新もできる状態になった。
 そう言えば、昨年のGW期間中も、タイ王国はバンコクへ出張しており、連休でバンコクを訪れてきた、るんるん気分の日本人観光客を恨めしく思いながら、真夏のバンコクの酷暑のなか、仕事に励んでいたのを思い出す。
 さて、大分間が空いてしまったが、リコーの「Caplio Pro G3」と、Bluetoothによる「BTGPS」使用レポートの続きをお届けする。結果から言えば、非常に快適であり、常用するGPSデジタルカメラとしては、取り扱いや使いやすさは、抜群である。

CaplioProG3_4

 Caplio Pro G3のCFスロットへ装着した、Socket社のCF型Bluetoothデバイスと、同じくSocket社のBluetooth GPS Receiver(EMTAC社製BTGPSのOEM品)のペアリングも、全く問題なく(むしろ、あっけなく)完了する。このペアリングの際、PINコードの入力も何故か不要だった。ひょっとすると、Caplio Pro G3側で、EMTACのBTGPS用PINコード(デフォルトでは"0183")が、予め設定されているのかもしれない。
 また、一端ペアリングを行えば、Caplio Pro G3の電源を落とし、再度電源を入れた際に、自動的にBTGPSとの間でリンクを張り直してくれる。無論、設定によっては、電源オン時に、自動リンクを無効化しておくことも可能だが、GPSデジカメとしての活用がメインならば、この自動リンク機能は、非常に便利な機能だ。
 この自動リンクは、ペアリングしたBTGPS側の電源がオフの場合(あるいは、何らかの理由で、BTGPSとのBluetooth通信が出来ない場合)、直ぐにサーチを中断して、撮影モードになるので、撮影に支障を発生することも無いなど、実にユーザの立場にたった設定がなされているのには、正直なところ感心してしまった。

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 BTGPSとのリンクが確立していれば、Caplio Pro G3の液晶ビューアには、緯度経度情報は勿論のこと、捕捉しているGPS衛星の数や、捕捉可能なGPS衛星の数なども表示される。特に、GPS衛星の捕捉数は、以前にCaplio Pro G3とCFGPS2で評価した際より、GPS情報が増加されており、細かな点ではあるが、ファームウェアのバージョンアップによって、GPSデジカメの機能が、確実に機能アップしている点も嬉しい。
 無論、GPS測位状態を示す、2D(2次元測位)や3D(3次元測位)の表示も同時に行う。液晶モニター表示では、緯度経度の表示桁数が「度」までしか表示されていないが、実際にExif情報として書き込まれる緯度経度は、「秒」の小数点以下も含めて記録されるのは、言うまでもない。

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 Caplio Pro G3で撮影した画像のExif情報には、GPSフィールドにしっかりと測位情報が記録される。この画面キャプチャは、GPSフィールドのExif情報のみならず、メーカ独自のExif情報なども表示可能な、フリーウェアの「Exif Radar V3.50」を使用している。
 無論、Exif Readerを活用すれば、auのデジカメ付GPSケータイを用いて、GPS緯度経度情報を保存時に付加した画像も、同様にGPSフィールドの緯度経度情報が確認できる。ただし、Caplio Pro G3で撮影した画像よりも、情報量は少なくなるが、位置情報を記録したGPSデジカメを簡単に体験できるし、常時接続モドキのWIN機も多くなってきているので、GPS情報を取得しても、パケット料金は変わらないので、是非GPSデジカメ機能を試してみて欲しい。

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 Exif情報のGPSフィールドへ、緯度経度情報が書き込まれたサンプル画像を一枚、アップしておくので、ポップアップ画像をダウンロードして、Exif Readerで表示するか、お手持ちの電子地図ソフトへドラッグ&ドロップしてみて欲しい。場所は、筆者宅であるが、オリジナルの画像サイズは、Caplio Pro G3の最大解像度(334万画素:2048 x 1536ドット)だが、Caplio Pro G3の内蔵機能である、リサイズ機能でVGAサイズ(640 x 480ドット)まで落としてある。
 レタッチなどは行っておらず、Caplio Pro G3の生画像であるが、Caplio Pro G3では、通信機能によって、電子メールで画像を添付送信したり、内蔵のFTP機能によって、画像のアップロードが行えるので、リサイズ機能を標準で装備しているのもありがたい。無論、Exif情報は、そのままオリジナルのままであり、オリジナル画像はそのまま保存されており、新たにリサイズ画像が生成されるので、安心して画像のリサイズを行える、大変優れものである。
 ちなみに、GPSフィールドへ緯度経度情報が書き込まれた、Exif情報を持つ画像データであれば、対応する電子地図ソフトへ、そのままドラッグ&ドロップをすることで、その位置情報の地図上へ画像が登録される。ただし、測地系の処理が正しく行われない電子地図では、400m~500m登録位置がずれてしまう。
 予め、電子地図ソフトの測地系が設定可能であれば、GPS受信機の測地系と合わせておく必要があるのだが、auのGPSケータイの場合は、測地系がWGS-84固定なので、電子地図側をWGS-84に設定することが必要だ。ゼンリンの電子地図帳Z[zi:]シリーズでは、最新版であっても、測地系が旧測地系のTOKYO固定であるため、正しい画像位置表示が行えないので、注意が必要だ。

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