Star Trek Convention '05
筆者と家内の共通の趣味は、「Star Trek」だ。CS放送で放映されている番組はもちろんの事、Star Trekの映画は必ず見る。そして、何よりも好きなのが、米国を主として開催される、スタートレックのコンベンションへ参加することだ。
昨年の記事で、少し紹介したことがあるが、TVや映画に出演した、スタートレックの役者が、生のステージでスピーチし、そしてAutographe(日本流で言えば役者のサイン)を、直にしてもらったり、役者のステージ写真を撮れるのが、スタートレック・コンベンションの醍醐味である。
今回の、ラスベガスへの旅も、実は年に一度、ラスベガスで開催される、スタートレック・コンベンションへの参加が目的だった訳だ。会場となるのは、IT系のラスベガスのショーでは、お馴染みとなるLVCCへ隣接する、ラスベガス・ヒルトン・ホテルだ。
今回のスタートレック・コンベンションでは、4キャプテンと呼ばれる、初代のTVシリーズ(TOS)のカーク船長役である、William Shatner氏、新スタートレック(TNG)のピカード艦長役の、Patrick Stewart氏、宇宙ステーションを舞台としたディープ・スペース9(DS9)のシスコ司令官役の、Avery Brooks氏、宇宙船ボイジャー(VGR)のジェンウェイ艦長役の、Kate Mulgrew氏が揃って出演するという、豪華なコンベンションだったので、お盆時期の海外旅行が最も高価な時期に、敢えてラスベガスまで行った訳なのだ。
TNGのPatrick Stewart氏(左)とTOSのWilliam Shatner氏(右)
無論、主役であるキャプテンの役者だけではなく、各シリーズのレギュラーの役者や、ゲストの役者など、様々なスタートレックへ出演した役者も、同時に出演している。更に、各種のスタートレックに関する、グッズの即売店が数多く出店していたり、オークションなども行われ、スタートレック関連のコレクションを収集する事が可能だ。
また、IT関係の仕事をしていう人には、スタートレックのファン(トレッキー)が多いので、思わぬ情報交換が、コンベンションで出来たりもする。特に、オフレコ情報が多いので、多くは語れないのだが、米国のIT関連の知人に偶然あったりもする。パソコンが、まだマイコンと呼ばれていた時代、自作のマイコンでスタートレック・ゲームをするのが、目的だった時代も米国ではあるので、当然と言えば当然なのかもしれない。
Star Trek DS9のAvery Brooks氏
今回も、筆者がinView N-911をラスベガス・ヒルトン・ホテルの中庭でいじっていると、見知らぬ外人達から声をかけられた。「そのセルラー(携帯電話)は、随分でかいね?」と聞いてきたので、「これはセルラーじゃなくてPDAだよ、しかもGPSによるナビが内蔵されているんだ」と言って、彼らにPaPaGO! USAを操作してみせた。
「GARMINならば持っているが、PADD(注:パッドと発音する、TNG以降に登場する、薄型キーボードレスPDAや、Pure Tablet PC型の端末)型のGPSによる地図は始めて見た。日本製かい?」と驚いて尋ねてきた。「いや、台湾製だけど、言語は日本語だ。英語版も売られているよ」と答えると、彼らは興味津々で、inView N-911でPaPaGO! USAをいじっていた。
「欲しいかい?」と尋ねると、彼らは「Yes! PADD型のGPSやPDAが欲しかったんだ。売っているところを教えてくれるかい?」と、目を輝かせた。彼らに、筆者のメールアドレスをメモして渡すと、彼らもメールアドレスが入った名刺をくれた。名刺は米国の著名な、某IT企業だったので、筆者もちょっと驚いてしまったのだが、こういう出会いがあるのも、スタートレック・コンベンションならではだと言えるだろう。
来年は、スタートレック40周年記念の年なので、全米で40周年を祝うスタートレックの催しが開催される。筆者は、既に来年の40周年スタートレック・コンベンションが楽しみでならない。
■ ジオヘリックス型GPSアンテナ搭載ハイグレードPocketPC inView N-911/128MB【SuperMappleDigitalVer5forSPA付】【特価:49,800円(税込)送料込】
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント