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2005年10月の14件の記事

2005年10月29日

ケータイフルブラウザ活用テクニック

 先日、Amazonで購入した、技術評論社発刊の、「ケータイフルブラウザ活用テクニック」を読み終わった。既に概要は、筆者の友人ライターである、Kei_1氏が書評を書かれているとおり、本書のサブタイトルにも、「ブックマークレットを使いこなそう!」となっており、ブックマークレットを活用して、携帯電話に搭載されている(或いはオプションで使用可能な)フルブラウザを、より便利に使うノウハウが紹介されている。 ブックマークレットを使いこなそう!ケータイフルブラウザ活用テクニック
 ブックマークレットとは、パソコン用ブラウザにも、殆ど搭載されている、「JavaScript」によるプログラムを、ブックマーク(お気に入り)にURLを登録するのではなく、JavaScriptのプログラムを登録し、ブラウザをより使い易くする方法と言えば、判りやすいだろうか。
 しかし、パソコン用のブラウザに搭載されている、JavaScriptと異なり、携帯電話用のフルブラウザでは、フルスペックのJavaScriptが、必ずしも使用可能とは限らない。
 そう言った機種ごとの携帯用フルブラウザを、本書では使用可能なブックマークレットごとに検証してあり、サンプルのブックマークレット(JavaScript)が、自分の携帯電話で使えるかどうかも、各サンプルごとに判りやすく紹介している。
 ちなみに、筆者の愛用するボーダフォン702NKこと、Nokia 6630では、制限が多いながらも、サンプルのブックマークレットが使える部分も多数あり、ちょっと遊んでみたのだが、なかなか面白い(702NK / Nokia 6630の場合、標準搭載のブラウザではなく、別途有償のブラウザをダウンロードする必要あり)。

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 また、本書には、サンプルのブックマークレットJavaScript)等を収録した、8cmCD-ROMが付録として、巻末に綴じ込んであるので、このCD-ROMのサンプルを利用することで、携帯電話でブックマークレットを、打ち込む必要もなく、ブックマークレットを活用できるのも便利だ。
 ブックマークレットは、フルブラウザの活用という意味では、Webサイトを便利に使用するツール群だけではなく、簡単なゲームや電卓などのツールも実現できるため、スマートフォンではない、普通の携帯電話であっても、フルブラウザのブックマークレットを活用することで、あたかもソフトウェアだけではあるが、スマートフォン的に使用することも出来る。
 本当の意味でのスマートフォンであれば、種々のアプリケーションを自由にインストールしたり、ハードウェアの拡張によって、本来の携帯電話を超えた使用も可能となるのだが、それが出来ない、一般的な携帯電話であっても、ブックマークレットを活用すれば、ソフトウェアの自由度が、大きくアップする訳だ。
 愛用のフルブラウザ搭載の携帯電話を、フル活用するだけでなく、これを機会にJavaScrptを習得して、ブックマークレットを使いこなすにも、「ケータイフルブラウザ活用テクニック」を教科書にして、通勤途中に携帯電話でJavaScriptを習得することも可能だろう。
 「ケータイフルブラウザ活用テクニック」を読むと、愛用の携帯電話で、「こんなことも出来るのか!」と、新しい発見ができると思うので、是非一度読んでみて欲しい一冊である。

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2005年10月27日

震災時帰宅支援マップ

 先日、Amazonで購入した昭文社発刊の、「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」をじっくりと読んで(見て)みると、地図帳としては、非常に珍しい地図形式が、斬新に見えてしまった。それは、最初の数ページは、首都圏のターミナル地域の地図が数カ所掲載されており、これは一般的な地図超と全く同じ、いわゆる北をページの上にした、ノースアップの地図である。
 ところが、各帰宅地域別のページに記載されている地図は、なんと進行方向をページの上にした、カーナビではお馴染みとなっている、ヘディングアップの地図なのだ。正直、筆者は紙地図(地図帳)の場合、必ず北が上という先入観があったため、最初は何処の地域の地図なのか、注記(の住所)を読むまで、全く判らなかった。

震災時帰宅支援マップ

 しかし、ヘディングアップの地図だと判ると、帰宅するという目的地(自宅)までをガイドする地図なのだから、カーナビと同じようにヘディングアップの地図は、非常に自然なわけで、この部分を見て、昭文社の編集担当者が、カーナビ世代であると直感し、それを紙地図にしたという、アイデアに感心した次第だ。
 そう言えば、一般的な道路地図帳を見る場合でも、カーナビ世代と、それ以前の世代では、地図帳の見方が違うのを思い出した。カーナビ世代では、地図帳をクルクルと目的地を上にして見るのだが、昔から地図を見慣れていた世代では、そのままノースアップの状態で、地図帳を見る人が多い。
 そういう世代を超えても、この震災時帰宅支援マップ 首都圏版は、縦長のページが非常に目的地までの距離を、一目で把握できるので、見やすいと感じた。現在の市販カーナビでは、DVDのディスプレイを兼ねる意味から、16対9のワイド画面をランドスケープ表示しているが、むしろ9対16の縦長(ポートレート)表示が可能な様に、ピポット機能をつけた方が、よりカーナビとしては直感的に見やすくなるのではないだろうか。
 考えてみると、Pocket PCによるPDA-GPSで、ポートレート表示の地図画面の方が、見やすいことも頷ける。ちなみに、震災時帰宅支援マップ 首都圏版の縮尺と、同じ昭文社の電子地図ソフトである、「Super Mapple Digital Ver.6」を比べてみると、細部の詳細データなどでは、はるかにSuper Mapple Digital Ver.6の方が詳しく収録されている。これは、Pocket PC版のPocket Mapple Digital Ver.6でも同様である。
 既に、震災時帰宅支援マップ 首都圏版に加えて、昭文社からは「震災時帰宅支援マップ 京阪神版」が発刊されており、今月末からは「震災時帰宅支援・避難マップ 名古屋・東海版 総図」も発刊される。それらの帰宅支援用POIデータを、カスタムデータとしてPocket Mapple Digital Ver.6へ取り込み、震災時のウォーキングナビとして、inView N-911Mio 168RS/Mio 168等の、GPS受信機内蔵型のPocket PCや、Bluetooth接続型のGPS受信機CF型のGPS受信機と組合せたPocket PC等で、「災害時帰宅支援PDA-GPS」システムを作ってみようかと考えている。

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2005年10月25日

Amazonで3冊購入

 毎年の恒例となるスタートレック(Star Trek)の2006年版カレンダー「Star Trek 2006 Calendar: Ships」を、Amazonで購入し、それが本日届いた。無料送料は1,500円以上なので、スタートレック2006年版カレンダーだけでは、送料が発生してしまうので、合わせて書籍を2冊購入してみる。
 一冊は、最近話題の昭文社から発刊されている、「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」。もう一冊は、技術評論社より発刊された、「ケータイ フルブラウザ活用テクニック」だ。

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 「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」は、書籍というよりはハンディサイズの地図帳なのだが、同じ昭文社の電子地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.6」と比べてみると、興味深いPOIの登録など、なかなか面白い。この「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」のPOIデータを、是非「Super Mapple Digital Ver.6」用に、ダウンロードなどで配布していただけると、大変にありがたいと考えたのは、筆者だけだろうか。
 「ケータイ フルブラウザ活用テクニック」は、偶然にも筆者の友人ライターである、Kei_1氏が書評を書かれていた。筆者の場合も、Kei_1氏と同じく、帯に大きく書かれた「ブックマークレットを使いこなそう!」というキーワードで、「ケータイ フルブラウザ活用テクニック」を購入してみたのだが、筆者の愛用するボーダフォンの702NKこと、Nokia 6630でも応用の利く内容が、豊富に掲載されている。読み終わった段階で、筆者も書評としてレポートしてみたいと思う。

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2005年10月24日

新Socket Bluetooth GPS受信機

 米Socketの新型「Bluetooth GPS Receiver」を注文していたのだが、やっと筆者の手元に届いた。米国では、既に以前から発売されていた、新型となるSocket Bluetooth GPS Receiverだが、国内販売がやっと開始された。日本では、Socketの日本代理店である、シーエフ・カンパニー社の扱いとなるが、国内販売の為に、Bluetooth機器の国内販売に不可欠な、TELECの認定を取得する関係で、発売が今になったようだ。
 Bluetooth GPS受信機に限らず、国内で使用が許されるBluetooth機器や無線LAN(Wi-Fi)機器には、必ずTELECの認定が必要となる。同様の制度は、米国の場合にはFCCの認定が、BTQWi-Fiの認定の他に必要となり、電波法上非認定の機器の運用は認められていない。
 無論、BluetoothやWi-Fiを内蔵している、携帯電話やPDAの場合でも、日本国内で使用する場合には、TELECの認定の認定製品でない場合は、それらの機器を運用した段階で、電波法違反に問われることになるので、輸入機器を使用する場合には、注意が必要だ。

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 以前に筆者が入手した、同じSocketCFBluetoothアダプタと異なり、白箱のあっさりした梱包となっている。そう言えば、数年前に米国で入手した、初代SocketBluetooth GPS Receiverも、同様の白箱仕様だったのを思い出した。

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 内容物は、新型Bluetooth GPS Receiver本体と、AC充電アダプタ、各国のACプラグアダプタ(4種類)、車載用シガープラグ型DC充電アダプタ、車載用アダプタ用延長充電ケーブル、そして説明書(英文)だ。
 この他、小冊子として、各国の規格をパスしている説明書も同梱されており、これには日本語による説明も含まれている。

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 新型Bluetooth GPS Receiverは、平たい鼓型のボディをしており、鮮やかな青い筐体と、Socketのロゴマークがエンボスで施されている。左右の底面には、ラバーの帯が装備されており、車載時にダッシュボード上へ置いた場合の滑り止めを兼ねている。
 特に、ストラップを取り付けるような穴はなく、手に持った感じでは帯状のラバーが、滑りにくいこともあり、誤って落としたりしにくくなっているのだが、やはりネックストラップを取り付けられる様な、穴があった方が良かったと思う(旧型にはストラップ用ホールがあった)。

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 ボディの底部には、スライド型の電源スイッチがある。スイッチの形状は、大きく滑り止めの突起などもあるので、使いにくくは無い。また、スライドには、堅めに設定されているので、誤って電源を落としてしまったり、逆に誤って電源を入れてしまうような事は、少ないだろう。
 動作確認用のLEDは、電池(左)、測位(中)、Bluetooth(右)があり、測位を開始すると、真ん中の緑のLEDが点滅をはじめる。

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 ボディの裏側は、交換式のリチウムイオン電池の交換蓋となっている。滑り止めの帯状ラバーは、四隅だけに装着されているが、筐体と同じ色なので、あまりラバーが目立つようなことも無い。

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 付属してくるAC充電アダプタは、5V/1Aの容量で、形状はMiTACMio 168RS/Mio 168へ付属してきたACアダプタと、全く同一の製品でメーカも同じだ。しかし、DCプラグの形状が異なるので、Mio 168RS/Mio 168と共用することは出来ない。しかし、DCアダプタの形状は、inView N-911と同一の、外径4mmφ、内径1.7mmφの統一型センターピン5Vプラスなので、inView N-911GENIOシリーズ、PSPと共有することが可能だ。

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 本体、右側の帯状ラバーを外すと、充電用コネクターが現れる。他の三カ所の帯状ラバーも、同様に外すことが出来るのだが、その中にはコネクターは無く、ラバーの固定用に穴が空いているだけだ。出来れば、同様の構造によって、外部接続用のGPSアンテナを接続できる様になっていればと思うのだが、残念ながら、新型Bluetooth GPS Receiverには、外部GPSアンテナ用コネクタは装備されていない(旧型には装備されていた)。

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 新型Bluetooth GPS Receiverに使用されている、リチウムイオン充電池は、3.7V/900mmAの容量で、裏蓋を外すことにより、簡単に交換できるようになっている。旧型では、交換式ではなかったので、出先で電池が切れた場合、別の電池から充電する必要があったが、新型では予備のリチウムイオン充電池を用意しておけば、出先での交換も容易なのは、ありがたい。

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 大きさは、煙草の箱よりも一回り小さいサイズで、旧型とほぼ同じサイズだ。平べったい鼓型の筐体は、思った以上に手に馴染むのだが、やはり専用ケースを使用した方が、取り回しには楽な感じだ。重さは、旧型よりも若干ながら重くなっている感じがするが、内蔵電池の容量が増えているためだと思われる。
 今回は、外観などのレポートを中心にしたが、次回はSocket新型Bluetooth GPS Receiverに搭載されている、独u-blox製の16チャンネルGPSエンジンである、「ANTARIS」の性能などをレポートする予定だ。ANTARIS最大の特徴は、SiRFシリーズなど、他のGPSエンジンでは、1秒間隔でのデータ出力が殆どだが、ANTARISでは4Hz出力、すなわち1秒間に4回の測位データ出力が可能になっている点だ。
 特に、SiRF IIe/LPを搭載していた、旧型のSocket Bluetooth GPS Receiverと、ANTARIS搭載となった新型のSocket Bluetooth GPS Receiverを比べたレポートを行う予定である。

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2005年10月23日

inView N-911 BASICモデル

 パソコンGPSショップ「SPA」より、台湾d-Media System社製「inView N-911 BASIC」モデルが発売された。このinView N-911 BASICモデルは、既に発売中のinView N-911標準モデルから、充電用のAC電源アダプタ電源変換コネクタ、車載用のシガープラグ電源アダプタ、車載用の取り付け用ステー一式、そして携帯用のケースを別売として、販売価格を抑えたinView N-911の廉価モデルだ。
PWR_ADPT 本体のinView N-911自体のスペックは変わらず、車載を行わない場合にはリーズナブルな選択となるだろう。inView N-911 BASICモデルの充電には、付属するActiveSync用USBケーブルによって、パソコンから充電する形となる。しかし、inView N-911 BASICモデルの充電を行うためだけに、パソコンを起動するのも不経済なので、そんな場合には筆者が過去に紹介した、USBコネクタを装備した小型の充電アダプタ「モバイルクルーザー」を使用すればよいだろう。
 また、inView N-911 BASICモデル発売記念ということで、inView N-911標準モデルには添付される、充電用電源変換コネクタ(アダプタ)が、期間限定でサービスされるとのことで、この電源変換コネクタを併用することによって、市販の5V充電アダプタを用いることも可能だ。
 inView N-911の電源コネクタは、統一型とよばれる外径4mmφ、内径1.7mmφの電源プラグが適合する。センターピンは5Vプラス電極であり、同様の規格のコネクタを採用している機器では、ソニーのPSPや、東芝のGENIOシリーズなどがある。

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 このサイズのジャックを持った、充電用ケーブルには、USBポートからの充電用ケーブルも多く、ストレートタイプはもちろんのこと、収納型(くるくる巻き取り型)のケーブルも、安価に販売されているので、inView N-911 BASICモデルのユーザだけではなく、inView N-911標準モデルのユーザも、1個持っていると便利だろう。
 また、inView N-911 BASICモデルと同時発売になったのが、筆者の紹介した専用ケースの色違いで、キュートなピンク」色のケースが登場した。男性ユーザだと躊躇してしまう気がするが、女性ユーザであれば、なかなかお洒落(かも?)しれない。

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2005年10月22日

デジタルマップフェア2005

 10月20日、21日に東京港区(浜松町)にある、東京都立産業貿易センターで開催されていた「(財)日本地図センター」主催による、「デジタルマップフェア2005」を取材してきた。デジタルマップと言っても、民生用の電子地図ソフトではなく、主にGIS(Geographic Information System)関連の展示会だ。

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 もちろん、コンシューマ向けの電子地図ソフトを製品化している、大手の地図メーカである、ゼンリン昭文社といったところは、GIS向けの電子地図も手がけているので、今回の展示会にも出展している。しかし、昨年経営破綻してしまい、今はYahoo!傘下になってしまった、アルプス社のブースは無く、過去にはGISの一翼を担っていたマップインフォ社の日本代理店だったアルプス社であるが、今後はYahoo!の地図部門に専念してしまうのだろうか。

デジタルマップフェア2005 2

 昭文社のブースでは、日頃我々が目にする「Super Mapple Digital Ver.6」のGIS向け地図データをメインに展示していた。GIS向けと言っても、その地図データの基本は、Super Mapple Digitalのデータと何ら変わらない。しかし、GIS用に地図データのレイア化が行われているので、不要なデータレイヤを瞬時に表示を消したり、必要な注記レイヤだけを表示したりと、プロニーズにあったデータの最適化と分類が行われている。
 また、目に見える地図データの他に、道路ネットワークデータや、徒歩によるルーティングデータなども提供されており、これを利用することで、カーナビゲーション用や、徒歩によるナビゲーションシステムを構築することもできる。

デジタルマップフェア2005 3

 昭文社のブースの一角に、日本の大手、測量機器メーカであるソキア社(旧、測機舎)の展示があった。そこには、筆者も愛用するリコーの「Caplio Pro G3」や、Pocket PC、ソニーのBluetooth GPS受信機などが展示されていた。ソキアの担当者の方に、お話を伺うと、「SDR Image Pocket」と言うSuper Mapple Digitalを用いた、位置情報管理システムとのこと。
 実際に、このシステムを応用して、一年前に発生した中越地震の災害現場管理などで、大きな活躍をしたとのこと。実際に、その現場の写真を、Caplio Pro G3とGPS受信機の組合せによって取得した、Exif GPS情報が付加された画像を、Super Mapple Digitalで管理している様子も、見せていただけた。
 筆者も、GPSシステムでは、デジタルカメラとPocket PC(PDA)による連携が、今後の位置情報システムでは、必ず主役になると考えていたが、そのシステムは既に現実に活躍していたのだ。今後は、業務用だけではなく、コンシューマ向けにも、こういったシステムの応用製品が、必ず出てくるのも時間の問題だけだろう。

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 GIS業務用のプロフェッショナル用GPS受信機を製品化している、業務用GPS受信機の老舗であるTrimble社(ニコン・トリンブル)の展示ブースでは、普段我々があまり目にする機会の無い、業務用GPS受信機を多数、展示していたので、紹介しておこう。

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 左から、「GPS Pathfinder ProXH」、「Trimble Recon」(中)、「Trimble Recon GPS Card Edition](右)。GPS Pathfinder ProXHは、Bluetooth GPS受信機であり、表示装置は持っていないのだが、コンシューマ向けとは異なり、「H-Star」技術による後処理エンジンを内蔵している。H-Starを用いることにより、リアルタイム処理ではないが、誤差1cmというコンシューマ向けGPS受信機とは桁違いの精度を得ることが可能だ。
 Reconは、GPS受信機は内蔵されていないPocket PCである。OSは、Windows Mobile 2003が搭載されており、400MHzのPXA250を搭載し、64MBのメインメモリと128MBのフラッシュメモリを内蔵している。拡張スロットはCFタイプ1とタイプ2の2スロット構成で、CFスロットは完全防水されているのが特徴だ。
 Recon GPS Cardは、Reconのタイプ1CFスロットへ、専用のCF型GPS受信機を搭載したモデルだ。基本性能はReconに準ずるがCPUはPXA255の200MHzとなり、内蔵フラッシュメモリの容量が64MBとなる。CFスロットへ装着されているGPS受信機も、本体と合わせて完全防水されている。
 3機種とも強固な防水と長時間運用が可能なバッテリなど、コンシューマ用としても欲しくなるようなヘビーデューティ仕様である。

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 GeoXTは、一見Pocket PCにも見えるが、Windows CE.NET(Ver.4.2)を搭載したGPS専用端末である。写真では、クレードルに載せてある状態なのだが、大型のGPSアンテナは、見るからにプロ用という頼もしい姿だ。
 実際に手にしてみると、その重量は見た目よりも軽く感じたが、スペックでは720g(電池込み)と、かなりの重量である。完全防水ではないが、防滴構造になっており、雨などの天候でも、問題なく使用が可能だと言う。

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 GeoXTには、もちろんBluetoothも内蔵されており、コネクタ部分の防滴キャップを外すことなく、データ転送が行える。基本スペックは、206MHzのStrongArmプロセッサに、64MBのメインメモリ、そして512MBの内蔵フラッシュメモリを装備している。
 ちなみに、展示はされていなかったが、上位機種となる「GeoXH」モデルでは、Windows Mobile 5.0を搭載し、416MHzのPAX270プロセッサ、64MBのメインメモリ、512MBのフラッシュメモリ内蔵となり、Pathfinder ProXHへ搭載されているH-Starがサポートされるため、後処理ではあるが、誤差1cmでの測位精度となる。
 加えて、紹介したTrimble社のGPS受信機には、全てWAAS対応のD-GPSがサポートされている。また、H-Star機能をサポートしているGPS受信機受信機では、強力なマルチパス除去装置も内蔵されているので、都心部でのビルによるマルチパスなどに影響されにくくなっているのも、業務用のプロフェッショナルGPS受信機ならではと言えるだろう。
 機会があれば、一度は使ってみたいプロフェッショナルGPS受信機だが、価格もコンシューマ用とは桁が異なるので、おいそれと購入する事は出来ないのが残念だ。

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 今回の展示会で、唯一コンシューマ向けの、しかもPocket PCベースのアプリケーションを展示していたのは、DGSコンピュータ社だ。その名も「道祖神」という、オフロードのナビゲーション専用ソフトウェアという製品だ。
 道祖神は、電子地図ビューアの機能と共に、その地図に対して情報を記入できる機能、そしてGPS受信機による現在位置表示と、電子地図ソフトであれば、当たり前の機能を持っているのだが、市販の電子地図ソフトと大きく違う点は、国土地理院の数値地図25000や数値地図20000が使用できる点だ。

デジタルマップフェア2005 9

 国土地理院の数値地図データは、地域ごとに分割されているのだが、道祖神を用いれば、これらの分割されている数値地図データを、隣接地域を結合した地図データとして使用することも出来る。また、数値地図での簡易ナビゲーション機能を実現している点は、オフロードでの使用を考えると、一般的な道路ナビゲーション用ソフトウェアと大きく異なっている部分だ。
 また、道祖神では、Windows XP/2000のデスクトップPCへ2台、Windows Mobile 2003 Second EditionのPocket PCへ1台のインストールライセンスが含まれているので、デスクトップ版の道祖神によって、出かける前や後のデータ管理を行い、アウトドアにおいては、inView N-911Mio 168RS等のPocket PC 2003SE+GPS受信機による、リアルタイムでのナビゲーションという使い方が可能だ。
 Windows XP/2000のパソコンは、一方をデスクトップPC、もう一方をノートPCにインストールし、ノートPCによる移動端末として、GPS受信機と連携させる使用も可能になっているので、3端末(内一台はPocket PC 2003専用)へのインストールライセンスになっている。価格は、3ライセンスを含んで32,000円となっているので、端末あたりの価格は1万円を切っているため、コンシューマ向けの製品として妥当な価格なのも嬉しいところだ。機会があれば、是非、筆者も道祖神を試用してみたいと思っている。

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2005年10月15日

B FLET'S

 昨日の記事で、ギガビット・イーサネット(GbE)環境の構築を書いたが、その中で筆者宅のインターネット環境が、Bフレッツ(B FLE'S)であることを紹介した。筆者宅のBフレッツは、マンションタイプなのだが、筆者の住むマンションへ、光ファイバーが引かれたのは、今年の春だった。
 それまでは、フレッツADSL(FLET'S ADSL)を使用しており、ADSLの高速版のサービスが開始される度に、サービスを乗り換えていたのだが、NTT局から1.5Kmという距離のため、高速なADSLのサービスであっても、結局は10Mbpsのダウンリンクを越えることは出来なかった。当時の「フレッツ・ADSLモアII」のレポートは、ITmedia(当時はZDNetだったが)へ寄稿しているが、あれからはずっとADSLの高速版サービスには手を伸ばさず、じっとマンションへFTTH(光ファイバー)が引かれるのを、忍の一文字で待ち続けていた訳だ。

B-Flets
左:WBC V110M(沖電気製)、右:50Mbps VDSLモデム(NEC製)

 そんな筆者の住むマンションにも、やっとFTTHが引かれ、待望のBフレッツへの移行となる(2年間待ったことになる)。しかし、当初の予想に反して、宅内配線をVDSLによって行う際、マンションの電話設備スペースの関係から、100MbpsのVDSLではなく、50MbpsのVDSL用機材しか設置出来ないというNTTの説明で、結局は50MbpsのVDSLによるサービスに落ち着く。
 筆者宅への工事は、NTT側の工事日の予定や、筆者の予定などもあり、結局開通したのは、7月に入ってからだった。プロバイダは、フレッツADSL時代から契約していた、CyberBBをそのまま、フレッツADSLからBフレッツ・マンションタイプへ契約を変更した。この際、固定IPアドレスの変更を伴うという、予期せぬ事態も発生したので、外部DNSの設定も行う。
 ちなみに、CyberBBでは、1個の固定グローバルIPアドレスを無料で使用可能なので、非常に重宝している。また、PPPoEの接続時に、通常の接続時ごとに変化するIPアドレスを選択することも可能なので、ネットワークの実験を行う場合にも、非常に便利である。
 大手のプロバイダ(例えば@nifty)では、固定グローバルIPアドレスを1個割り当てるにも、非常に高価な料金を設定しているが、CyberBBでは無料で申請しておけば使えるので、筆者はCyberBBに2IDを契約して、二つの固定グローバルIPアドレスを使用し、フレッツADSL(Bフレッツでも)2セッションのPPPoEで接続し、別々のサーバを運用したりしている。それでも、@niftyの1個の固定グローバルIPアドレスを割り当てるサービスよりも安価だ。
 さて、7月の時点でBフレッツ開通と同時に、NTTの「ひかり電話」への移行も行った。これにより、筆者宅ではアナログ電話が無くなり、電話もVoIPとなるのだが、既にプロバイダの提供していたIP電話もあったのだが、050局番の使いにくさから、殆ど使うことも無かったため、ひかり電話移行に際して、IP電話は解約。
 とは言え、ひかり電話そのものもBフレッツ専用のIP電話であり、NTTのアナログ電話からは同番移行が可能になっているので、従来のアナログ電話と同じ局番で使用できるのが、大きなメリットである。加えて、アナログ電話に比べて、基本料や通話料が大幅に安価なのは嬉しいところだ。
 実際には、既存のIP電話を、ひかり電話と併用することも可能なのだが、その場合にはIP電話用のアダプタを変更すると共に、ひかり電話用のアダプタ兼ルータ「WBC V110M」(NTTよりレンタル)と、IP電話用アダプタ兼ルータ「WBC V110」を、カスケード接続するという形になる。このWBC V110/V110Mは、同じハードウェアである(と思われる)が、ファームウェアが異なっており、それによってIP電話用か、ひかり電話用にモデルが別になっている。
 共に、オプションで「WBC FT-STC-Va/g」無線LANカードを、本体のスロットへ挿入することによって、IEEE 802.11a/b/g用の無線LANアクセスポイントとしても使用可能だ。ただし、802.11aと802.11b/gは切替式となってしまい、加えてWBC FT-STC-Va/gのサポートしている、802.11aは旧規格であり、新規格の802.11aと非互換なので注意が必要だ。
 このWBC V110/V110MWBC FT-STC-Va/gの顛末に関しては、また別の機会にレポートしたいと思う。

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2005年10月14日

Giga bit Ethernet

 筆者の新しく購入したマザーボード、台湾ASUS社の「A8N-SLI Premium」には、ギガビット(1000Mbps)のLANポートが、2ポート装備されている。従来のデスクトップPCや、サーバ、ノートPCには、全て100BASE-T(100Mbps)のLANポートだったので、デスクトップPCがギガビットLANに対応したのを機会に、LAN配線を100Mbpsの100BASE-Tから、1000MbpsのギガビットLAN(GbE:Giga bit Ethernet)へ置き換える事にした。

GbE_LAN

 既存のLAN配線は、そのまま使用することにして、手始めに筆者の作業している机の環境から、GbEへ置き換えることにし、既存の100MbpsのスイッチングHUBから、GbE対応のバッファロー製の、「LSW-GT-5NS」へ置き換えることにした。
 従来の100MbpsのスイッチングHUBは、8ポートだったので、新たに購入するギガビット対応HUBも、同じく8ポートにした方が良いのであるが、財布の中身と相談して5ポートのLSW-GT-5NSとした。これは、ノートPCを接続する場合、ノートPCに内蔵されているLANポートが、100BASE-Tであるため、既存の8ポートHUBも併用することにしたからだ。
 とりあえず、デスクトップPCと、サーバをギガビットへ対応させるため、100Mbpsとの混在LAN環境を構築することにした。これは、インターネットがFTTHなので、現状の100Mbpsで十分だという理由からだ。
 ギガビット用のLANカードは、玄人志向の超安価なGbE対応LANカード「GBE-PCI2」を、5個購入した。5個購入しても、約5000円であり、GbE対応のHUBと合わせても、1万円をちょっと超えるだけの出費で済む。
 玄人志向のGBE-PCI2は、ロープロファイル対応のバックパネルも付属しているので、筆者宅にある殆どのサーバや、デスクトップPCに装着可能なのもありがたい。GbE用チップはVIA製なのだが、現状の100Mbpsから比べて、どの程度スループットがあがるか、環境の構築が終わった段階で、またレポートしてみたいと思っている。

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2005年10月13日

Scythe STEALTH POWER

 筆者の新たに購入した、デスクトップPC用パーツの、マザーボードCPUメモリビデオカード、そしてHDDを、従来使用していたパーツと置き換えて、とりあえず8月末の時点から、稼働を開始している。つまり、旧デスクトップPCのケースと電源(その他FDDやメモリカードリーダ、DVDドライブ)は、そのまま使用していた。
 しかし、元々の電源は450Wの出力だったのだが、空冷用のファンが決して静かではなく、ケースに装備しているファンは、回転数が制御できるようになっているので、静かに使用したい場合や、真夏の猛暑の場合など、ファンの回転をマニュアルではあるが、コントロール出来たのだが、電源のファンだけは制御できなかった。

STEALTH_POWER_1

 そこで、折角パーツの殆どを入れ替えたので、電源も入れ替えを行ってみた。今回、筆者が購入した電源は、Scythe社の「STEALTH POWER」(SEMI-FANLESS 450W)だ。STEALTH POWERは、セミファンレスと言うことで、完全なファンレス電源ではないのだが、ファンの制御をマニュアル設定や、温度によって自動でファンの回転を制御する機能が装備されている。

STEALTH_POWER_2

 STEALTH POWERの筐体は、ブルーのアルミの押し出し成形によるボディで、背面には黒い大型のヒートシンクが装備されている。ヒートシンクは、PCのケースへSTEALTH POWERを装着した場合、大きくはみ出す格好になり、放熱を外部で行う様に設計されている。
 このため、PCケースの電源部分の形状によっては、STEALTH POWERを装着出来ない場合も考えられる。幸い、筆者の使用している総アルミ製PCケースでは、問題なく装着が可能だった。

STEALTH_POWER_3

 STEALTH POWERに装備されているファンは、一般的な電源に装備されているファンと同じであるが、回転数は最大でも1300rpmと、比較的低回転であるため、回転音は静かな方だと思う。数値的には、最大回転数の場合でも、13dbAとなっているので、筆者が改装前に使っていた、同じ450W電源よりも数値的にも静かだ。
 通常の電源であれば、入力電圧の切替スイッチは、背面に装備されているのだが、STEALTH POWERでは内側に装備されているのも、珍しい構造だ。最も、日本国内で使う場合には、切り替える必要も無いので、特に内側であっても全く問題は無い。

STEALTH_POWER_4

 STEALTH POWERの背面に装備されている、ロータリー型の切替スイッチは、「FFCS」(Flexible Fan Control System)と名付けられた、温度制御によってファンの回転数を、自動制御するための設定スイッチである。このスイッチを、「FAN OFF」に設定すれば、STEALTH POWERは、完全ファンレス電源として動作するが、最大容量は350Wとなってしまう。
 また、「AUTO」に設定すれば、ファンは常時回転することになるのだが、その場合には電源の温度によって、850rpm ~ 1300rpmの間で、ファンの回転数が自動制御される。他にも、「50度」(1100rpm ~ 1300rpm)、「60度」(1150rpm ~ 1300rpm)、「70」(1200rpm ~ 1300rpm)、「80」(~ 1300rpm)の設定が可能だ。
 この設定値の、7080は、レッドゾーンなのだろうか、設定温度がで表示されている(ちなみに、AUTOだけはで表示)。通常は、AUTOの設定で使用することになるのだが、夏の猛暑で室温が高い場合には、ファンは殆ど周り続けていた。しかし、このところ涼しくなってきたので、ファンの回転数も低めになってきている。
 試しに、FAN OFFで使用してみたが、背面に装備されたヒートシンクの温度が、かなり上昇してしまうのだが、とりあえずオーバーヒートでサーマル・シャットダウンをすることもなく、動作し続けてくれたので、筆者の環境であればSTEALTH POWERは、夏以外はという条件は付くが、完全ファンレス電源として使えそうだ。 

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2005年10月 7日

HGST Deskstar T7K250

 PCを組み立てるパーツで、最も大事なのはニーズによっても異なるだろうが、筆者の場合はハードディスクだ。無論、快適な作業を行うには、高速なプロセッサや、それに対応するマザーボード、更に大容量のメモリ高性能なビデオ・ボードも重要であるが、パソコンに記録保存されるソフトウェアやデータは、すべてHDDに依存するからだ。
 筆者が従来使用していた環境のPCでは、ATA100のインターフェースを持った、80GBのHDDを4基装備していた。標準でマザーボードが装備している、ATA100のIDEポートが2ポート、更にRAIDチップによるATA100のIDEポートが2ポートをサポートしていたので、合計では8基のIDEデバイスが使用できる。
 当然、CD/DVDドライブや、他の記録デバイス(筆者の場合、ZIPドライブや、MOドライブも使用している)も、IDE接続のデバイスであれば、マザーボードの標準装備しているIDEポートへ接続することになり、現実的にはHDDを8基接続することは出来ない。筆者の場合は、過去にHDDがクラッシュした経験が、何度かあるので基本的にHDDは、ミラーリング(RAID1)を行っている。
 従って、80GBのHDDを4基装備していても、合計容量は320GBではなく、160GBだったので、今回は当初160GBのHDDを、4基新たに購入しようと考えていた。しかし、最近のHDD容量対価格は、驚くほど安価になっており、最もビットあたりの価格が安いのは、250GBのHDDだったため、160GBではなく250GBのHDDを購入した。

Deskstar_T7K250_1

Deskstar_T7K250_4

 今回筆者が購入したハードディスクは、HGST(Hitachi Global Storage Technologys)製「Deskstar T7K250」だ。Deskstar T7K250には、ATA133のインターフェースを装備したモデルと、Serial ATA IIのインターフェースを装備したモデルがある。今回は、Serial ATA IIモデルATA133モデルのパフォーマンスを比べてみたかったので、それぞれのモデルを1基ずつ、合計2基を購入した。

Deskstar_T7K250_2

Deskstar_T7K250_5

 Deskstar T7K250/ATA133は、従来通りのインターフェースを装備しており、プライマリ・ドライブか、セカンダリ・ドライブ、ケーブル・セレクト等の設定用ジャンパ・ピンもある。HGST製品(旧IBM製品)では、ATA100までのインターフェースだったのだが、Deskstar T7K250/ATA133では、ATA133インターフェースとなっているのが、新しいところだ。
 ちなみに、12Vの消費電流は、600mAで5Vが500mAとラベルに表示されているのだが、もう一方のDeskstar T7K250/S-ATA IIは、12Vは同じ600mAなのだが、5Vは650mAとなっている。シリアルATAインターフェースの方が、消費電力が大きいので、RAIDを組む場合の電源容量も、ATA/IDEより余裕を持つ必要がある。

Deskstar_T7K250_3

Deskstar_T7K250_6

 対してDeskstar T7K250/S-ATA IIは、シリアルATAポートと、シリアルATA専用電源コネクタを装備し、プライマリ、セカンダリを切り替えるジャンパ・ピンは存在しない。これは、シリアルATAでは、1ポートで一つのデバイスしかサポートしないからだ。また、従来のHDD用電源コネクタも装備しているので、特にシリアルATA用電源を装備していない電源でも給電が可能だ。
 今回は、異なるインターフェースのハードディスクであるため、元の環境からのデータ移行には、以前に購入したこれdo台HIRO(ヒーロー)」(KD25/35FUL)と、追加で購入したこれdo台専用シリアルATA接続アダプタ」(KDSATA)を併用し、データ移行を行った。
 現在は、まだ元のパソコンが平行稼働しているので、ミラーリングを行っていないのだが、本格的に使用を開始できる環境になった段階で、RAID 1を組み直す予定だ。その際には、やはり今後のスタンダードとなる、シリアルATAを装備したDeskstar T7K250/S-ATA IIを、追加購入することになるだろう。
 これは、今回の新造したパソコンに用いたマザーボード、ASUS社の「A8N-SLI Premium」に、シリアルATA IIのポートが合計8ポートあるため、今後の拡張を考えると、ハードディスクの拡張が、より柔軟に行えるからだ。ただ、nForce 4チップセットのシリアルATA IIポートと、拡張で乗っているRAIDチップによるシリアルATA IIポートを、どのように構成して使うか、もう少しテストしてから決定する必要がありそうだ。

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2005年10月 6日

ASUS EXTREME 6600 Silencer

 今回、筆者の購入したマザーボードASUS社の「A8N-SLI Premium」には、ビデオ・カード用のスロット(バス)としては、PCI Express x16が2スロット(SLI対応)装備されている。PCIバスのスロットも、3スロット装備されているが、今更PCIバスのビデオ・カードを使用する程、筆者も間抜けではない。
 とは言え、AGPスロット用のビデオ・カードが何枚かあるのだが、当然使用することが出来ず、筆者の気に入っているMATROX社の「Millennium G550 (AGP)」の、PCI Express x1版となる「Millennium G550 PCIe」は、この時点ではまだ発売されていなかったので、相性を考慮してチップセットと同じメーカである、NVIDIA社のGeForce系からPCI Express x16用ビデオ・カードを選んだ。

EXTREME_N6600_1

 しかし、最新のGeForce 7800シリーズは、非常に高価であるし、多少値段のこなれてきたGeForce 6800シリーズは、GeForce 7800シリーズと共に、この時点ではファンレス製品が無く、どのみちSLIを使う事もないので、ファンレス動作が可能なGeForce 6600シリーズを選んだ。メーカは、マザーボードと同じASUS社で「EXTREME 6600 Silencer」の256MBを購入した。
 ASUS社のEXTREME 6600 Silencerには、128MBもあるのだが、価格差があまり無かったので、倍容量の256MBとして、更にバルク版との価格差も少なかったので、パッケージ版を購入した。ビデオ・カードの場合、バルク版パッケージ版の違いは、添付されてくるドライバのCD-ROMは同じだが、オマケのゲームやDVD再生ソフトなどの、添付の有無がある場合が多いようだ。

EXTREME_N6600_2

 EXTREME 6600 Silencerに添付されているCDは3枚で、ドライバとツール、マニュアル、DVD再生アプリケーションとなっていた。DVD再生アプリは、A8N-SLI Premiumにも添付されていたので、不要といえば不要である。他の添付品は、DVI/D-SUB15ピンの変換コネクタと、DINコネクタによるビデオ出力ケーブルだ。

EXTREME_N6600_3

 EXTREME 6600 Silencerは、本来GeForce 6600であれば、ファンによる冷却が必要なのだが、これを大型のヒートシンクだけで、放熱を行うことによって、ファンの回転音の無い0dBのノイズということで、サイレンサーという名称を与えられている。ヒートシンクはアルミ製で、GeForce 6600 GPUに加えて、ビデオ・メモリのチップ冷却も、合わせて行っているので、基板の殆どの面積を覆う巨大なヒートシンクが使われている。

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 EXTREME 6600 Silencerの基板裏側には、GeForce 6600 GPU部分と思われる位置に、ヒートシンクを固定するための金具があり、表側の巨大なヒートシンクを支え、基板に無理な加重が掛からないように、補強を兼ねた構造となっている。他に大きな部品は搭載されておらず、シンプルな印象である。メーカによっては裏面にもヒートシンクを配置し、ヒートパイプを用いて冷却している場合もある。

EXTREME_N6600_5

 EXTREME 6600 Silencerのブラケットに装備されている出力端子は、アナログ用のD-SUB15ピン、デジタル・アナログ出力のDVI、そしてTV用のコンポジット出力用のミニDINコネクタだ。D-SUB15ピンの出力と、DVI(もしくはDVI/D-SUB15ピン変換コネクタを使い、D-SUB15ピンを2ポート)による、デュアル・モニタが可能となっている。しかしTV出力を、これに加えたトリプル・モニターを行うことは出来ない。
 筆者の使用しているモニタは、昨年購入したBenQの19インチLCDモニタ「T904」なので、DVI端子を装備していない。このT904へはD-SUB15ピンによるアナログ接続を行い、サブのDVIとD-SUB15ピンを装備する17インチLCDモニタへはDVI接続を行えば、EXTREME 6600 Silencerの2ポートで問題なくデュアル・モニタ環境が得られる。
 実際に、A8N-SLI PremiumにCPUの「Athlon 64 3200+」を装着し、EXTREME 6600 Silencerを稼働させてみると、通常の使用であれば、それほど発熱量は無い。しかし、3D用のベンチマーク・プログラムや、3Dゲームなどを起動してみると、かなりの発熱なのだが、ファンが必要となるほどでは無いようだ。特に、筆者の場合は、3Dゲームを走らせる事は、殆ど無いので問題はないだろうと思われる。
 画質的には、好みの問題もあるのだが、MATROX社のMillennium系が、筆者にはあっているようだ。今回、4GBものメモリを積んだのも、先日購入したAdobe Photoshop CS2の使用を考慮してのことで、2Dアプリケーションがメインであるため、256MBではなく、128MBでも十分だったのだが、Windows Vistaの3D動作環境などもテストしたかったので、256MBにした。
 幸い、A8N-SLI Premiumには、PCI Expressの空きスロットが、x1が1スロット、x4が1スロットあるので、今週発売になったばかりの、MATROX社のMillennium G550 PCIeを追加購入しようかと思案中(財布と相談中)である。

Extreme N6600 Silencer/TD/256M【価格:14,249円(税込14,961円)送料別】

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2005年10月 5日

AMD Athlon 64 Processor

 新しく購入した、「A8N-SLI Premium」だが、肝心のプロセッサはAMDの「Athlon 64」プロセッサ(Socket939)も、合わせて購入した。本来であれば、最新のデュアルコアCPUである、「Athlon 64 X2」にしたかったのだが、まだ値段がこなれておらず、財布と相談した結果、「Athlon 64 3200+」(クロック2GHz)を購入した。
 価格的には、同じ2GHzのクロックで動作する、「Athlon 64 X2 3800+」の丁度半分の価格である。デュアルCPUのシステムを構築することを考えれば、CPUの2個分ということで、計算上は納得できるのだが、物理的には1個のCPUであることを考慮すれば、やはり1.5個分位の価格になって欲しいところだ。

AMD_Athlon_1

 プロセッサの販売形態は、最近ではメーカが出荷するボックスが殆どだが、バルクと呼ばれるOEM流通用の、CPU単体での販売も行われている。ボックス版には、メーカ純正の空冷用ファンが同梱されているのだが、バルクではこれが付属せず、別に空冷ファンや水冷の、CPU用冷却アイテムが必要となる。

AMD_Athlon_2

 今回、筆者が購入した時点では、バルク版のAthlon 64 3200+が流通しておらず、ボックス版を購入した。AMDのボックス・パッケージは、従来のブリスタパックから、紙製の文字通りボックスとなり、パッキンもリサイクルが可能な、紙をプレスした緩衝材に変わっていた。

AMD_Athlon_3

 プロセッサ自体は、静電防止のパッケージに収められており、ピンが破損したり曲がってしまうのを防いでいる。バルク版で販売されるプロセッサの場合、静電防止用のスポンジに、ピンを挿した形で販売されることが多く、扱いに注意しないとピンが折れたり、曲がってしまう場合もあるので、取り扱いには注意が必要だ。

AMD_Athlon_4

 同梱されているファン付ヒートシンクは、一応メーカが保証しているので、定格のクロックで使用する場合には、なんら問題は無いのだが、一般的に言って静音を期待することは出来ない。無論、ファンの回転数を制御するファン・コントローラも装備していないので、静音化を行う場合には、むしろバルク版のプロセッサを選んだ方が、結果的には安価になる場合が多いだろう。
 筆者の場合、後日Athlon 64 X2 3800+の価格が安価になった時点(4万円を切った辺りを狙っている)で、プロセッサの改装を行い、同じ2GHzのクロックと、512KBのキャッシュメモリを装備しているので、単純にシステムの差が、デュアルコアのプロセッサだけとなるので、パフォーマンスの違いを比べて見たいと考えた。
 また、従来使用していたデュアル・プロセッサシステム(Pentium III クロック1GHz x2)との比較も、単純にクロックが倍となる、今回のAthlon 64 3200+ (クロック 2GHz)との差も、計算がし易いという安易な考えもあった。
 ちなみに、メモリ(DDR3200)は、底値の時期に、1GBのモジュールを4枚入手(この時点は、1GBモジュールを2枚と、512MBモジュールを2枚購入し、その後に追加で1GBモジュールを更に2枚購入)してあったので、今回は購入していない。従って、今回のシステムには、4GBのメモリを搭載したのだが、DDR3200メモリを既に購入していたということは、メモリを購入した時点で、実は次期マシンを、AMDAthlon 64プロセッサで構築するという計画だった訳だ。

Athlon64/3200+/ADA3200BPBOX(ベニス/939【価格:21,179円(税込22,237円)送料別】)Athlon64/3200+/ADA3200BPBOX(ベニス/939)【価格:21,179円(税込22,237円)送料別

Athlon64/3200+/(ベニス/BLK/939) - バルク【価格:17,644円(税込18,526円)送料別


Athlon64 X2 3800+(ADA3800BVBOX)【価格:41,379円(税込43,447円)送料別】

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2005年10月 4日

ASUS A8N-SLI Premium

 筆者としては、久々にデスクトップPCをリニューアルした。新規にパソコンを購入したのではなく、マザーボードの入れ替えを行っただけなのだが、当然ながらCPUも最新マザーボードに合わせて、新規に購入した。タイミング的には、デュアルコアのプロセッサが登場し、これまでもデュアルプロセッサ環境のデスクトップPCを愛用してきたので、本来であればデュアルコアのプロセッサで、64ビット対応というのが狙いだったのだが、価格的には未だ手頃とは言い難い。
 今回、筆者が組み立てたデスクトップPCは、そう言った最新プロセッサが、確実に動作してくれ、更に来年の後半には登場する予定の、Windows Vistaの動作や、64ビット版のWindows XPや、Windows Vistaの64ビット版の動作を考慮して、マザーボードとプロセッサを選んだのが、台湾ASUS社の「A8N-SLI Premium」だ。当然、プロセッサはAMD社の「Athlon 64」シリーズを想定しているのは、言うまでもない。

A8N-SLI_Premium_1

 筆者の場合、GAMEをパソコンで行う事は殆ど皆無なので、SLIの装備は全く不要だったのだが、nForce 4チップセットのI/O関係から、どうしてもnForce 4 SLIチップセットを搭載したマザーボードである、A8N-SLI Premiumになってしまった理由は、前モデルの「A8N-SLI Deluxe」では、チップセット用空冷ファンが装備されているのに対して、A8N-SLI Premiumではヒートパイプによる空冷となっており、ファンレスである点が最大の理由だ。

A8N-SLI_Premium_2

 A8N-SLI Premiumを購入して、箱を開けてまず驚いたのが、その同梱品の多さだ。シリアルATA用の接続ケーブルは、マザーボードに実装されているシリアルATAポート分が入っており、加えてIDE(ATA)用ケーブル、USB用ブラケット、IEEE1394用ブラケット、RS-232Cポート用ブラケット、SLI用コネクタや、それを固定するブラケット等が、箱一杯にぎっしり詰まっている。

A8N-SLI_Premium_3

 全てのケーブルやブラケットを使用することは無いと思われるが、新たにケーブルを購入する必要は、全くないと言えるだろう。USB2.0のポートは、マザーボードのバックパネル部分に、4ポート分が装備されているのだが、更に拡張用としてカードブラケット用が複数、同梱されている。同様に、IEEE1394ポートや、RS-232Cポート、GAMEポートなどのブラケットもある。

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 また、シリアルATAポート分ポートを、外部へ取り出す為のケーブルとブラケットも同梱されており、HDDの複製や実験には便利である。この外部シリアルATAポートは、電源コネクタも装備されているので、外部電源を別途用意しなくても済む。加えて、バックパネル、マニュアルやドライバの収録されたCD-ROM、DVD再生ソフトなども添付されているのは、一般的なマザーボードと同様である。

A8N-SLI_Premium_5

 A8N-SLI Premiumマザーボード自体は、やはりnForce 4 SLIチップセットの放熱用である、ヒートパイプによる空冷装置が目を引く装備だ。また、SLI用のPCI Express x16用スロットの間隔が、一般的な他社のマザーボードに比べて、広いという点も際だっている。これは、通常1スロット分を挟んでx16用スロットを2スロット配置するのだが、A8N-SLI Premiumでは、2スロット分を挟んでx16スロットを2スロット配置し、GPUカードの放熱に配慮しているためだ。

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 nForce 4 SLIチップセットの放熱用ヒートパイプは、チップセットからプロセッサ用ソケットと、I/Oパネル部分の間にまで伸び、そこに廃熱用の放熱フィンが配置されている。丁度、この部分は、ケースの廃熱ファンや、プロセッサ用の空冷ファンによって、エアフローの流れが大きい場所なので、ここの廃熱用フィンを配置したのだろう。しかし、プロセッサ用のファンや、ケース用のファンの風量が少ない場合には、廃熱を行うためにファンの回転制御を、別途行う必要があるかもしれない。

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 チップセット用ヒートシンクの周りには、IDEコネクタやシリアルATA2用コネクタが配置されており、拡張のシリアルATA2用コネクタも、ここに配置されている。シリアルATA2は、チップセット内蔵の4ポートに加えて、拡張チップによる4ポートの合計8ポートを装備している。それぞれで、RAID構成を取ることが可能であるが、標準の4ポートと拡張の4ポートでは、別個のRAID構成となる。

A8N-SLI_Premium_8

 I/Oパネル部分に装備されているコネクタは、PS/2キーボードとマウス、プリンタ、USB2.0ポートが4ポート、ギガビット対応のイーサネットポートが2ポート、それとサウンド関係に、IEEE1394ポートとなっている。目立つのは、サウンド系のポートが多いことで、一般的なミニジャックに加えて、光と同軸によるコネクタが装備されている。
 正直なところ、サウンド系のポートで占有されてしまっているので、筆者の多用するRS-232Cシリアルポートが、I/Oパネルに装備されていないのは、不満な点だ。RS-232Cポートは、マザーボード上にあるピンヘッダから、ブラケットへ装備されたコネクタを使用することになるのだが、これが1ポートしか用意されていない。
 I/Oチップセットには、2ポート分のRS-232Cがあるはずなのだが、やはり最近はRS-232Cを用いる周辺機器も減ってきているので、どうやら省略されてしまったようで、大変に残念な仕様であるが、時代の流れからレガシーインターフェースが、徐々に消えて行くのは、仕方がないことなのだろう。
 ちなみに、このA8N-SLI Premiumであるが、実は7月末に筆者は購入したのだが、大分値段もこなれてきて、購入し易い価格になってきている。新たに、ASUS社からは、SLIの機能を強化して、x16フルによるSLIを実現したモデルも発表されている。SLIによる2枚のグラフィックボードを使用する予定の無い、筆者と同じ様な使い方でであれば、こなれて安定しているA8N-SLI Premiumを選ぶのも、良いのではないだろうか。

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2005年10月 3日

KRUSELLの新製品

 クルーセル ジャパンの通販サイト、トップページに新製品が掲載されているので、紹介しておこう。まず、ボーダフォンより発表されている、「ボーダフォン702NK II」こと、「Nokia 6680」用のケースだ。ご存じのとおり、702NK II/Nokia 6680は、702NK/Nokia 6630のマイナーチェンジ版というか、デザインが変更された端末だ。
87125 クラシック Nokia 6680 デザインに関しては、好き嫌いが二分する702NK / Nokia 6630であるが、702NK II / Nokia 6680では、おとなしいストレート端末となっており、ボーダフォンでもビジネス向けのスマートフォンとしている。その702NK II / Nokia 6680用のKRUSELL社製ケースが、本体の702NK II / Nokia 6680よりも早く、販売が開始されたわけだ。
 この早期販売では、特典として先日、筆者が紹介した、KRUSELL社の特製帽子と、特製ストラップが無料でサービスされるとのことなので、702NK II / Nokia 6680スマートフォンを購入予定であるならば、今からこのケースをゲットして置くのも、悪くない選択だろう。ちなみに、筆者はと言うと、現在使用している702NK / Nokia 6630で十分に満足しており、702NK II / Nokia 6680への機種変更の予定は、微妙である。
95103 ゲーミック Sony PSP 1000 もう一つ、クルーセル ジャパンの通販サイトに掲載されている新商品は、ソニーのポータブルゲーム機「PSP-1000」用のケースだ。PSPは、既に販売されて時間が経っているのだが、ユーザレポートなどを見てみると、ボディに細かな傷が、つきやすいというので、KRUSELL社の本革製ケースは、待望のケースではないだろうか。
 写真をみると、何となくヘビーメタル風で、PSPの雰囲気が大きく変わる。KRUSELL社の本社は、スェーデンなので、北欧のバイキング風とでも表現した方がよいのかもしれないが、ヘビーメタルのロック風というのも、なかなかPSP用としては面白い。
 もちろん、KRUSELL社の本革ケースなので、同社のマルチダプトに対応しているのは、言うまでもないので、豊富なマルチダプトのアダプタを使用すれば、ベルトへの装着や、ネックストラップ、そして(利用価値があるかどうかは不明だが)バイクや自転車、車載用のアダプタも使用可能だ。
 筆者宅では、残念ながらPSPは所有しておらず、家内がNINTENDO DSを愛用しているので、PSPの次は、是非ともNDS対応の本革ケースを、KRUSELL社には製品化して欲しいところである。

 

■ KRUSELL社:http://www.krusell.se/
■ クルーセル ジャパン:http://krusell.jp/

【新品】プレイステーション・ポータブル PSP-1000【新品価格:19,800円(税込20,790円)送料込】
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