RT-200KIとJWAG511
昨日レポート(筆者が新たに購入)した、NETGEAR社の「JWAG511」を、NTTのBフレッツ用「ひかり電話」専用ルータである、「RT-200KI」へ装着してみた。結果から言うと、IEEE802.11b/gでも、IEEE802.11aでも全く使用することは、出来なかった。念の為に、RT-200KIを工場出荷状態に初期化して試してみたのだが、残念ながらRT-200KIは、NETGEAR社のJWAG511を認識してくれなかった。
JWAG511は、Atheros Communications社の、無線LANチップセットが使われているの点では、RT-200KIが認識して問題なくIEEE802.11b/gでも、IEEE802.11aのW52で使用出来ている、PLANEX Communications社製の、「GW-NS54SAG」と同じなのだが、どうも搭載されているAtheros Communications社の、無線LANチップセットが異なっているようだ。
具体的には、GW-NS54SAGの場合、RT-200KIではサポートされてはいないのだが、Atheros Communications社の「Super AG」と、通信距離を伸ばす「XR」に対応しているのに対して、JWAG511では、Super AGにもXRにも対応しておらず、この辺りがRT-200KIで使用可能なAtheros Communications社のチップセットを搭載している、無線LANカードの選択条件になるのかもしれない。
この事からRT-200KIでは、同じAtheros Communications社の、無線LANチップセットを搭載していても、認識できる無線LANカードと、出来ない無線LANカードがあるのは、間違いないようである。初期化したRT-200KIでも、全く認識されなかったNETGEAR社のJWAG511から、PLANEX Communications社製の、GW-NS54SAGへ差し替えてみると、何事も無かったかのように、全く問題なくクライアントのノートPCとの無線リンクが可能だった。
少なくとも現状では、NTT純正のRT-200KI用無線LANカードである「SC-32KI」と、同等の互換性を持つと思われる無線LANカードを、新たに購入するのであれば、筆者のRT-200KIでは問題の無かった、PLANEX Communications社製の、GW-NS54SAGを選択するのが良いと思われる。
無論、クライアント側用の無線LANカードとしては、RT-200KIを無線LANアクセスポイントとして使用する場合、例え装着した無線LANカードが対応していても、Super AGにもXRに対してはRT-200KIが非対応なので、安価で新旧のIEEE802.11aと、IEEE802.11b/gに対応している、NETGEAR社のJWAG511を選択するのは、全く問題無いのは言うまでもない。
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