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2005年12月11日

RT-200KIとX-Lite

 NTTのBフレッツ用「ひかり電話」専用ルータである「RT-200KI」には、電話機接続のアナログポートが2ポート装備されており、基本の電話番号に加えて、「マイナンバー」(NTT西では「追加番号」と呼ばれている)を取得することによって、この二つのアナログポートへ、別々に着信を行ったりすることが出来る。
 追加可能なマイナンバー(追加番号)は、最高4個まで取得することが可能なので、基本電話番号と合わせると、最大では5個の電話番号を使い分ける事が可能だ。しかし、RT-200KIに装備されている電話機接続用のアナログポートは2ポートしかないため、残る3個の番号に対してはIP端末となる、「ひかりパーソナルフォンWI-100HC」等を接続することで、利用可能となる。
 しかし、RT-200KIにはWI-100HCだけではなく、標準規格であるSIPに対応している、IP電話機や、パソコン用IP電話のソフトウェアによる電話ソフトも接続可能だ。全てのパソコン用IP電話ソフトウェア(ソフトフォン)が、RT-200KIに接続可能というではないが、フリーウェアで使用可能な、「CounterPath」(旧Xten Networks)の「X-Lite」であれば、RT-200KIでも問題なくSIPクライアントとして接続可能だ。

クリックで拡大ポップアップ表示RT-200KI_SIP_1

 RT-200KIで、X-Liteを使用するには、RT-200KI側の設定をデフォルト状態であれば、特に設定を変更する必要は無いのだが、本Blogの読者の方より筆者に対して、設定方法を解説して欲しいという、依頼のメールがあったので、慣れない方がミスを犯しやすい部分を中心に、設定方法を解説しておく。
 まず、RT-200KIの設定画面へ、LAN(無線LANでも可)へ接続しているパソコンのブラウザからログインをし、「電話設定」の画面から「IP端末1」(IP端末1~3までならどれでも可)を選ぶと、上記の画面が表示される。RT-200KIでは、デフォルト状態でIP端末1~3までが、既に使用可能な状態で出荷されているので、この画面で「内線番号」や「ユーザ名」を確認しておく。
 また、デフォルトで設定されている「パスワード」は、RT-200KIにユーザが設定したパスワードでは無く、RT-200KIのLAN側MACアドレス下3桁と、デフォルトの内線番号2桁である。例えば、LAN側のMACアドレスが、「00:80:87:FF:00::FF」であった場合のIP端末1のパスワードは、「FF00FF03」となるし、IP端末3のパスワードは「FF00FF05」となる。もちろん、このパスワードは、ユーザが自由に設定可能なので、各IP端末ごとにパスワードを設定する事が可能だ。
 ちなみに、RT-200KIのLAN側MACアドレスや、WAN側MACアドレスアドレスは、RT-200KIの管理画面「状態表示」から、「装置状態表示」を選択すれば、使用しているRT-200KIのMACアドレスやWAN側のグローバルIPアドレス等も確認できる。

RT-200KI_SIP_2

 次に、CounterPathからダウンロードしたX-Liteを、RT-200KISIPクライアント(IP端末ソフトフォン)として接続するパソコンへインストールする。インストールはデフォルト状態で行い、スピーカ音量やマイクロフォンの調整を、必要ならば行うのだが、これは後でも可能なので、パスしてしまっても良い。X-Liteは、Windows用に加えてMac OS X、Linux用もあるので、自分のパソコンOSに従って選べば良い。
 インストールが終了した後、X-Liteを起動すると自動的にX-Liteの設定画面(MenuSystem Settings)が表示されるので、ここでRT-200KIの「IP端末1」(もしくはIP端末1~3)で表示されていた、端末情報を設定する。具体的には、X-Liteの「Display Name:」と「Username:」へは、RT-200KIの「内線番号」を設定し、「Authorization User:」にはRT-200KIの「IP端末1」(もしくはIP端末1~3)で表示された「ユーザ名」を設定し、同じく「Password:」にもRT-200KIの「IP端末1」(もしくはIP端末1~3)に設定した(もしくはデフォルトの)「パスワード」を設定する。
 加えて、「Domain/Realm:」と「SIP Proxy:」には、RT-200KIのLAN側IPアドレス(デフォルトであれば「192.168.1.1」)を設定する。これで、X-Liteの「System Settings」、「SIP Proxy」の設定が完了した。他の設定項目は、特に設定する必要は不要なので、何も設定しなくて良い。メニュー下に表示されている「BACK」をクリックし、「[Default]: 192.168.1.1」と表示されているのを確認する。

RT-200KI_SIP_3

 更に、「SIP Proxy」のメニューから「BACK」をクリックすると、「System Settings」のメニューに表示が変わり、ここでも更に「BACK」をクリックすると、「Main Menu」に表示が変わる。ここで、「System Settings」の直ぐ下にある「Advanced System Settings」をクリックし、メニュー下に表示されている「SELECT」をクリックする。

RT-200KI_SIP_4

 「Advanced System Settings」をクリックして表示されるメニューに、「SIP Settings」の項目があるので、これをクリックすると、上記のSIP設定パラメータが表示される。このメニューの、一番上に表示される「Reregister Proxy (s):」の値を、デフォルト設定の「1800」から、「3600」へ変更すればX-Liteの設定が完了だ。
 この状態で、念の為に「BACK」を2度クリックして、「Main Menu」へ戻り「×」ボタンをクリックしX-Liteの設定を終了する。

RT-200KI_SIP_5

 X-Liteの設定が完了すると、自動的にX-LiteRT-200KIへログインを試み、正しく設定が終了していれば、X-Liteのディスプレイ画面の上部へ、ログインした(Logged in ...)と表示される。ここで、ログインに失敗している場合、設定項目の何れかに、設定ミスがあると考えられるので、もう一度正しく設定されているかチェックする必要がある。
 ミスしやすのは、パスワードをRT-200KIに設定したパスワードと勘違いしている方が、意外と多いようだ。また、RT-200KIのLAN側IPアドレスを変更していたり、RT-200KIのPPPoEブリッジによって、別のルータを接続している場合などは、RT-200KIへのログインに失敗してしまう場合があるので、X-Liteをインストールしたパソコンを直接、RT-200KIに接続して試した方が良いだろう。

クリックで拡大ポップアップ表示RT-200KI_SIP_6

 パソコン側のX-Liteが、正しくRT-200KIへログインして、SIP接続が完了しているかどうかは、RT-200KI側の管理画面からも確認できる。RT-200KIの管理画面を開き、「状態表示」から「内線端末状態表示」を選択する。すると、設定した「IP端末1」(もしくはIP端末1~3)の「IP端末の状態」が、「利用可」となっていれば、正しくX-LiteRT-200KIにログインしている。
 この「IP端末の状態」が、「利用不可」と表示されている場合は、X-Lite側の設定が正しく行われていないか、ネットワークに異常があり、パソコンがLAN(RT-200KI)に接続されていない状態なので、X-Liteの設定かパソコンのネットワーク接続を確認する必要がある。

RT-200KI_SIP_7

 問題なく、パソコンにインストールしたX-liteが、RT-200KISIP端末としてログインされていれば、携帯電話からIP端末へ設定した着信番号へ、ダイヤリングをしてテストしてみると良い。或いは、ひかり電話の「ダブルチャンネル」を契約している場合には、基本電話番号の電話機から、マイナンバーの電話番号に対してダイヤリングを行っても良いだろう。
 ダイヤリングを行うと、パソコンにインストールされたX-Liteの画面へ「Call incoming on line 3:携帯電話番号@192.168.1.1」(これはナンバー・ディスプレイ契約が、別途されている場合だけかもしれない。筆者の場合にはナンバー・ディスプレイ契約を行っている)と表示されると共に、パソコンのスピーカから着信音が聞こえるハズだ。
 この状態で、X-Liteの表示画面右の、オンフックのボタンをクリックすれば、そのまま通話を行うことが出来る。無論、この時パソコンにはマイクロフォンを、接続されている必要があるのは、言うまでもない。

クリックで拡大ポップアップ表示RT-200KI_SIP_8

 ダイヤリングのテストは、RT-200KIのログにも記録される。RT-200KIの管理画面から、「ログ表示」を選択し、「通話ログ表示」をクリックすれば、テストでダイアリングした携帯電話の番号(ナンバーディスプレー契約が、別途されている場合だけかもしれない)や、着信番号が表示される。
 また、NTT局のSIPサーバが使用していると思われる、IPアドレスや、発信時刻なども表示される。この通話ログには、内線発信に使用した通話も記録され、X-Liteの設定が不完全な場合(特にパスワードの設定ミス)、このログにエラーとして表示されるので、X-Liteのログインが上手く行かない場合には、参照してみると良いだろう。

RT-200KI_SIP_9

 着信の試験ダイヤリングが上手く行ったら、次にX-Liteから携帯電話へ発信の試験ダイヤリングを行ってみる。X-Liteのテンキーパッドから、自分の携帯電話番号をクリックして行き、番号の入力が完了したら、右側にある緑色のオンフックボタンをクリックする。番号入力を間違った場合には、真ん中にある「CLEAR」ボタンをクリックすれば、一桁入力を消して再入力が可能だ。
 実際に、筆者の仕事用パソコンにX-Liteをインストールしてみて感じたのだが、決して広くは無い筆者宅(3LDKのマンション)なので、ひかりパーソナルフォンWI-100HCを一台購入すれば、それで仕事用の電話として使えるだろうと考えていた。そこで、ノートPCへX-Liteをインストールし、IEEE802.11bの無線LANカードを使用して、RT-200KIとの通話条件をシミュレーションしてみた。
 結果的には、あまり芳しい状態ではなく、最も必要とする筆者の仕事部屋での通話状況が、良くなかったのだ。IEEE802.11b専用の無線LANアクセスポイントが余っているので、それを仕事部屋へ設置しても良いのだが、それならば100%仕事中には電源が入っている、作業用のパソコンで、X-Liteを使った方が便利である。
 加えて、先日購入したブラザー工業の複合型プリンタ、「MyMio MFC-610CLN」に付属してきた、ワイヤレス子機の感度が良く、これまで使用していたサンヨー製FAX電話のワイヤレス子機よりも、ずっと無線感度が良好で、筆者の仕事部屋でも問題なく通話が可能だった。殆ど衝動買いだったと言えるMyMio MFC-610CLNであるが、考えてみればWI-100HCを購入する価格(税込:17,850円)に、予備のインクを買ったと思えば、本当に安い買い物だった。
 そんな訳で、筆者としてはWI-100HCを購入するのは、しばらく様子見ということで、当面はパソコンへインストールした、X-Liteの使い勝手を追求してみることにした。既に、X-Liteの使い勝手が、大幅に向上するアイテムも購入してみたので、引き続き紹介して行く予定である。

 

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コメント

いつも参考にさせていただいております。

>或いは、ひかり電話の「ダブルチャンネル」を契約している場合には、基本電話番号の電話機から、マイナンバーの電話番号に対してダイヤリングを行っても良いだろう。

とありあすが、ダブルチャネル&マイナンバー(追加2番号)を契約した我家のひかり電話は、基本契約電話番号と追加番号内の相互通話はビジートーンとなり接続できません。
本来は、相互通話可能な仕様なのでしょうか。

投稿: 小川 徹也 | 2005年12月12日 21:17

小川さん、こんばんは、

ありゃ、ダブルチャンネルでの基本番号とマイナンバー間では、通話できませんか!?

我が家はダブルチャンネルではないので、内線同志でテストして、問題なかったので、てっきり、ダブルチャンネルならば、ISDN時代と同じで通話できるのだと思いこんでました。

NTTに確認しないと判りませんが、実際に通話できないということなば、それが仕様という感じですね。

#ただ、これがRT-200KIの仕様なのか、ダブルチャンネルの仕様なのかは、NTTに確認しておく必要が、あるかもしれませね。

本文は訂正しておきます。 m(_ _)m

投稿: 清水 隆夫 | 2005年12月13日 00:37

貴重な情報をありがとうございます。
RT-200KIとeyeBeam(X-tenの商用版)で利用していますが、eyeBeamからの発信は問題なくできますが、着信ができない状態です。RT-200KIのIP端末情報は”利用可”になっています。他に設定など教えて頂ければ幸いです。

投稿: こばやし | 2006年1月15日 17:19

こばやし さん、こんばんは、

eyeBeamも、X-Liteと同じだとすれば、発信できて、着信だけ出来ないのは、RT-200KI側の設定だと思います。

RT-200KIの設定画面で、eyeBeamの登録されているIP端末番号(電話設定のメニューにあります)を開いて、「着信番号」が「許可」になっているかどうかを確認してみてください。

マイナンバーを登録されている場合は、全ての番号で着信する場合は、全てを「許可」に設定して、必要な番号だけで着信する場合は、必要な着信番号だけを「許可」に設定します。

たしか、デフォルトでは全ての番号が「許可」だったと思うのですが・・・ですので、設定を変更してなければ、着信するハズです。

着信テストには、親機(アナログ回線の1)から内線番号でテストできます。もちろん、携帯電話からテストしてもOKです。

ダブルチャンネルを契約していても、マイナンバーを使っての、他のマイナンバーや既存の電話番号へのループテストは出来ないそうです。

試してみてください。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年1月15日 21:39

ありがとうございます。
マイナンバーを一つ使用していますが、着信したい番号に発信、着信ともに有効になっています。携帯電話から試していますがだめです。eyeBeamには、Reregister Proxy (s)を設定するとこをが無いようです。3600の数字の意味は何ですか?

投稿: こばやし | 2006年1月21日 10:17

こばやし さん、こんばんは、

>eyeBeamには、Reregister Proxy (s)を設定するとこをが無いようです。3600の数字の意味は何ですか?

これは、Register Proxy(つまりRT-200KI)へ再レジストする時間(単位は秒:S)設定です。X-Liteのデフォルトでは1800です。

eyeBeamを私は使ってないので、何とも言えませんが、一度X-Liteを試されてみてはどうでしょうか?

SIPソフトフォンは、各種ありますが、私もフリーのPocket PC用や、PC用を何種類か試してみましたが、RT-200KIで上手く動いてくれたのは、X-Liteだけでした。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年1月22日 20:36

大変興味深い記事をいつもありがとうございます。
ある大手通信企業の社内研修において、RT200KIとX-liteをとりこんだところ、おおウケでした。

パーソナルフォンもあるのですが、やはり高い!ということがネックになっていて、X-Liteはしばらくはやりそうです。

投稿: すとれいきゃっつ | 2006年2月23日 13:57

すとれいきゃっつ さん、こんにちは、

サイト拝見いたしました。

商用の場合には、シェアウェア版のeyeBeamを使った方が、よろしいかと思います。老婆心ながら・・・ご参考まで。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年2月24日 14:05

いつも貴重に拝見しています。
ところで、我が家にはひかり電話とIP電話を使えるように、RT-200KI(ひかり電話収容)とWebCasterV100(IPホン収容)をシリアル接続(NTT推奨)しています。PCはInternetを使えるようにWebCasterに接続するしかないのですが、その場合X-lite(IPソフトフォン)が使えません。何か良い方法は無いでしょうか?

投稿: 品川です | 2006年3月 4日 19:10

品川さん、こんばんは、

RT-200KIへWBC V100をカスケードで接続されているならば、単純にISP(プロバイダ)への接続設定を、RT-200KI側へ設定して、WBC V100側は接続設定(PPPoE)を自動接続しないように設定してしまい、PCとの接続をWBC 100ではなく、RT-200KIへ接続すれば良いハズです。

この設定ならば、WBC V100はIP電話のアダプタとして機能することになります。また、ルータとしてのスループット(速度)は、WBC V100が30Mbps(公称)なのに対して、RT-200KIは90Mbps以上(これも公称なので、現実にはもっと遅いのですが)なので、インターネットへの接続速度も、早くなると思います。

もちろん、PCへインストールしたX-Liteで、RT-200KIのSIPプロキシに接続可能にもなります。お試しください。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年3月 4日 21:49

老婆心ありがとうございます
あのサイト表記だと御幣を招きますね^^;
商用ではきちんと対応してますので念のため。

本日も某講習をしております。
X-Liteについては、やはり大うけですね。あとは、PCにマイナンバーを割り当てることのメリットを探すだけです。(コレがなかなか難しい。受講者の食いつきは最高なんですが)

現場には、RT200KIの後継機として、RT200NEが出回り始めている今日この頃。まだ当方環境では検証が出来ていないのですが、おそらく何の問題もないだろうと楽観視しております。

投稿: すとれいきゃっつ | 2006年3月 6日 17:31

すとれいきゃっつ さん、こんんちは、

>商用ではきちんと対応してますので念のため。

いらぬ心配だったようで、恐縮です。(笑)

>あとは、PCにマイナンバーを割り当てることのメリットを探すだけです。

特に、ひかりビジネスフォンを導入した場合は、端末のビジネスフォンの単価を考えれば、コストメリットは大きいですよね。中小のオフィスでも、PBXを導入したりするよりは、IP-PBX(Asterisk)などを導入すれば、かなりのコスト節減に繋がると思います。

SOHOの場合は、スケールメリットは出ませんけど、ひかり電話のマイナンバーやダブルチャンネルを併用すれば、回線費用の削減には繋がるハズです。

RT-200NEの場合には、ちと問題もあるような話も聞こえてきていますが、私は使用経験が無いので、なんとも言えません。

融通が利くのは、RT-200KIの方みたいです(ルータ性能は別にして・・・苦笑)。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年3月 7日 17:25

清水さま

はじめまして。
今月初めに、Bフレッツとひかり電話が開通、ソフトフォンを捜していたところ、AGEphoneのページから、こちらにたどり着きました。

こちらのページのおかげで、RT-200NEの接続に成功。

RT-200NEでは「端末属性」を「音声端末」に変更する必要がありました。
パスワードは、RT-200NEの「内線設定編集」画面で初期値が表示されていましたので、X-Liteの設定画面へコピー&ペーストでOKでした。

ちなみに、RT-200NEの現在のファームウェアバージョンは1.17です。

画像付きで丁寧に説明して下さっているおかげで、たいへん参考になりました。ありがとうございました。

投稿: みよし | 2006年5月26日 20:32

みよし さん、こんばんは、

RT-200NEでもX-Liteが動きましたか。
blogなどの情報では、呼び出しや発信の誤動作が報告されてましたが、問題なく使用できてきるのは、なによりです。

当方のblog情報が、お役にたてたのは幸いです。今後とも、お役にたつような情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年5月26日 23:11

非常に有益な情報ありがとうございます。
何とか発信まではできるようになりました。

しかし、着信ができません。
現在x-liteはダウンロードできるのが、3.0ですが、なにか2.0と設定が違うのでしょうか?
発信は問題なくできております。

ちなみに、自宅にあるfedoracoreでv2.0でやったところ、そちらは問題なく発着信できましたので、自宅内のネットワーク及びRT200-KIは問題ないようです。

いろいろ調べてわかれば書き込みたいと思いますが、なにか情報お持ちであれば教えていただければと思います。

投稿: ヤッシー | 2006年6月22日 15:38

ヤッシーさん、こんにちは、

当方で使用しているのは、X-Liteの古いバージョン(2.X)です。今、バージョン3.0をダウンロードしましたので、時間が出来たら試してみます。

mixiの方でも、レポートをしていただいているので、当方で試してみたらまたコメントを入れさせてもらいます。

必要ならば、X-Liteの旧バージョンをお送りします(メール添付で)。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年6月22日 18:35

いろいろありがとうございます。

自宅で2.0で試してみたところ、問題なく着信ができ、発信、通話(内線、外線ともに)できました。
それにしても、3.0でできないのはちょっと残念です。

投稿: ヤッシー | 2006年6月23日 21:48

ヤッシーさん、こんばんは、

色々とX-Lite 3.0の設定を変えてみましたが、着信できませんでしたので、X-Lite 2.0へ戻しました。

前の設定が、そのまま反映されてましたので、設定ファイル自体に 2.0と3.0では互換性は無いのですね。

どうしてもX-Lite 3.0とRT-200KIを使うということなら、間にAsterisk(Linux)で仲介させると言う手はあります。

私の方では、Asteriskは実験用なので、常時起動させていませんが、恐らく大丈夫だと思います。お時間があれば、試してみてください。

と言うことで、X-Lite 3.0ではRT-200KIへ直接SIP登録が出来ない(みたい?)ので、ご注意ください。>ALL

出来るよ~という方が居られれば、設定などコメントしていただけると助かります。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年6月23日 23:37

あちこち探してやっとここにたどり着きました
RT-200KI+X-Lite3.0やはり着信はだめですか~。
X-Lite側から発信できてやったーって思っていたんですけど、あれっ着信しない~ってブルーになっていたんです。

最悪、宅内サーバ(Debian玄箱)でSIPサーバ上げようかと悩んでいたところです。※面倒なことはしばらくほったらかし・・・・・

X-Lite2.X探したんですが、見つからなくて どなたかお持ちなら、メールでかまいませんのでお送りいただければうれしいのですが・・・・・

投稿: いるか | 2006年7月31日 16:40

いるか さん、こんにちは、

X-Lite 3.0でも問題なく、RT-200KIで動いてますよ。

下記のエントリーを参照してください。
http://tshimizu.cocolog-nifty.com/good_job/2006/07/xlite_30_rt200k.html

設定方法が、変わったので、そこに落とし穴がありました。関連するエントリーのコメントなども参照してください。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年7月31日 18:07

ありがとうございます。
早速試してみます。

前半部分の設定まではちゃんとできていますので、後半のポート設定してみます。

うまくいったら再度報告させていただきます。

投稿: いるか | 2006年7月31日 18:18

いるか さん、こんばんは、

他の方も、この設定で上手く動作しているので、大丈夫だと思います。

試してみてください。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年7月31日 19:15

9月中にNTTよりRT-200KIをリースする予定です。無線LANを使用するつもりなので最低1枚はLANカードをリースしないといけないかと考えています。最新情報として、市販品で互換性のあるものがありますか? 素直にNTTからリースした方が良いのでしょうか?

投稿: ごま | 2006年9月 4日 21:23

ごま さん、こんばんは、

RT-200KIに使用可能なSC-32KIと互換性のある無線LANカードは、こちらに私がテストしたカードと、読者の方からコメントしていただいたカードがありますので、それを参考にしてください。

http://tshimizu.cocolog-nifty.com/good_job/2006/02/sc32ki_compatib.html

現状であれば、これらのSC-32KI互換の無線LANカードで問題はありませんが、今後、NTTがファームを変更して、使えなくなる可能性が無い訳ではありませんから、あくまでも自己責任ということになります。

リスクがイヤならば、NTTからのレンタルをお奨めします。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年9月 6日 01:43

とても有用な情報を公開してくださりましたみなさまに感謝です≦(._.)≧ ペコ

こちらに掲載されておりました情報のおかげで、RT-200KI & X-Lite V3 での組み合わせで発着信正常にできました。

ありがとうございました。

投稿: わ~い | 2006年10月24日 23:44

わ~い さん、こんばんは、

X-LiteとRT-200KI、上手く動いてなによりでした。
最新のX-Liteだと、USBハンドセットのP1-Kを、X-Liteだけで制御できるので、更に便利になりました。

機会があれば試してみてください。

では、今後ともよろしくお願いします。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年10月30日 01:36

興味深いサイトですね。

さて、いつも「きっと大丈夫!」と思って見切り発射して失敗してます。
RT-200KIの3番号目にプラネックスのBLW-54VPを接続して使用中のアナログ電話機を使いたいと思ってます。いつもながら「たぶん動く」と判断したものの「また失敗か」と思いながらこのサイトにたどりつきました。
BLW-54VPはまだ買ってません。ひかりは申し込んだばかりだから1ヶ月後です。マニュアルをみる限りではX-Liteの設定内容は全て網羅してるようです。Reregister Proxy に匹敵しそうな「レジストリサーバの有効期間(秒)」という設定箇所があります。使えそうですがどんなもんでしょう?

ひとつ宜しくお願いします。

投稿: 一発野郎 | 2006年11月 7日 19:35

一発野郎さん、こんばんは、

プラネックのBLW-54VPは、私も興味はあったのですが、逆にTELポートに通常の電話機を接続できる、ポータブルのルータだと、出張時にホテルなどの4線電話(ビジネス用)は使えないだろうと思い、電話機を一緒に出張へ持っていうこのは、想像出来ないので、購入は止めました。(笑)

実際、こういったVoIP機器をRT-200KIやRT-200NEへ接続する場合、やってみないと判らないのが実情だと思います。

ソフトのVoIPクライアントも、X-Lite以外は殆どがフリーのソフトではNGでしたが、規格では使えるようなのですが、実際は不具合が出るソフトが多くて・・・・

ということで、なんともアドバイスが出来なくて申し訳ありません。人柱をお勧めするには、お値段もそれなりですね。(苦笑)

購入されて、使用できましたら、是非、レポートしてください。よろしくお願いします。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年11月 8日 23:03

はじめまして、田舎な私のところにもやっとBフレッツが来そうです。
そこで現在使用している、プロバイダのIP電話をそのまま使う仕掛けはないかと調べていて、このブログにたどり着きました。
元々IP電話の使える機種を購入すれば良いのでしょうが、こちらのブログで、WebCasterV100をアダプタとして使うと言うのが2006年3月4日の書き込みにありましたので、お聞きします。

PPPoEを自動接続しない様に設定した場合、掛けるのは問題なさそうなのですが、受ける場合にも問題ないのでしょうか?

本題とは違う様なのですが、教えてください。
よろしくお願いします。

投稿: takumi | 2006年12月 3日 22:21

>takumiさん、こんばんは、

>こちらのブログで、WebCasterV100をアダプタとして使うと言うのが2006年3月4日の書き込みにありました

はて?当方は、WebCasterV100を所有しておりませんので、該当する記事が判りません。加えて、プロバイダのIP電話サービスは、プロバイダが指定するVoIPアダプタを使用するというのが、ルールだと思ったのですが・・・

NTTのひかり電話とプロバイダのIP電話を併用することは可能とNTTの説明にはあります(ここに、WebCasterV100が出てきます)が、当方はプロバイダのIP電話を現在は使用していないので残念ながら、ちょっと判りかねます。

IP電話を使用するプロバイダへ質問された方が、明確な回答をもらえるんじゃないかと思います。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年12月 3日 23:46

>takumiさん、こんばんは、
はじめまして。
もう遅いかもしれませんが、
IP電話はプロバイダーを変えない限り使用できると思います。
V100なりV110で200KIの下部に接続するなら、
RT200KIでセッションを張って、PPP接続したら、
V100等をIP電話の設定がしてあれば、VOIPのランプが
点くはずなのでVOIPが点けば使用可能です。
またRT200KIは光電話専用なので光電話にしないのであれば、V100等はそのまま使用できます。
その場合はV100等でセッションを張りますので現状がどのようになっているのかわかりませんが、そのまま使えると思います。
最近ではNTTはRT200KIとか200NEを新規Bフレ加入者で光電話同時加入者には使わなくなってきていて、
ONUと一体型のPR200NE等を使っています。
その場合でもIP電話を使用する際はV100等のVOIPアダプター類必要です。

投稿: take | 2007年1月 2日 18:57

こんにちは
少し話題がそれますが、秋葉原を散策している折に、偶然見つけたsnom 105 と田舎町にようやく開通したBフレッツのRT200KIがつながりそうとの情報を見つけました。いろいろやってはみたものの設定がうまくいかずNG、半ばあきらめかけていたときに清水さんの丁寧な記事に出会い、何度かのトライの末に見事に接続できました。結果的には意外に簡単な設定で接続できたことを報告します。
ありがとうございました。

投稿: harada | 2008年2月 9日 18:38

haradaさん、こんばんは、

snom 105は、イーサネット経由でAsteriskなどでそのまま使えるVoIP電話機なので、RT-200KIでも使えるかなとは、私も思っていたのですが、PCでのX-Liteや無線LANによる子機などが、既に沢山稼働している状態なので、私は入手しませんでした。

RT-200KIでの稼働レポート、ありがとうございます。参考になって幸いでした。Asterisk用なども含めて、RT-200NEよりもRT-200KIの方がVoIP機器には寛容な仕様のようなので、いろいろと遊ぶならばRT-200KIの方が面白いですね。

NTTも、貸し出しルータを選べるように配慮してくれれば良いのですが・・・

>結果的には意外に簡単な設定で接続できたことを報告します。
>ありがとうございました。

こちらこそ、貴重なレポートをありがとうございました。今後とも、よろしくおねがいをいたします。

投稿: 清水 隆夫 | 2008年2月10日 21:52

何時も参考に拝見しております。
教えて頂ければ幸いですが、今回ドコモのN906ILを購入し同時にホ-ムUの契約も付加しWLANにて使用しております(050-0000-0000)も頂きました。

ところで我が家は光電話、RT-200KI使用更に光パ-ソナルホン2台も使用していますが
今回の携帯N906ILを光パ-ソナルホンの様に子機として使用したいと考えて自分なりに設定作業しましたがうまくいきません。
もし何か方法が有るならば御伝授ください。
別な内容で申し訳ありません。

投稿: 塚本 博文 | 2008年6月26日 07:44

塚本さん、こんにちは、

>今回の携帯N906ILを光パ-ソナルホンの様に子機として使用したいと考えて自分なりに設定作業しましたがうまくいきません。

残念ながら、私はドコモのN906ILを持っておりませんので、なぜ接続出来ないのかは判りません。

少なくとも、純正の光パーソナルフォンが問題なく二台も接続できているということは、やはりN906ILのVoIPプロトコルに制限が加わっていて、RT-200KIとの接続が出来ない(ようにしている)のだと思います。

ホームU専用の子機機能ということなのだと思います。お役にたてなくて恐縮ですが・・・

投稿: 清水 隆夫 | 2008年6月28日 17:26

はじめまして。こちらの記事をみてX-lite3.0に挑戦したのですが、うまく繋がりませんでした。
RV-230SEですと2.0であれば問題なく繋がるというのを見たのですが、現在どこからも2.0が落とせないみたいで^^;
あつかましいお願いですが2.0をメールで送っていただくことはできませんでしょうか?
他のソフトフォンでもうまく行かなかったので><

投稿: ひでみ | 2008年7月14日 03:19

ひでみ さん、こんばんは、

>あつかましいお願いですが2.0をメールで送っていただくことはできませんでしょうか?

残念ながら、私のトコで使用しているRT-200KIでは、X-LiteのVer.3.0で問題なく動作した時点で、X-Lite Ver.2.Xは削除してしまったので、現在は持っておりません。

>RV-230SEですと2.0であれば問題なく繋がるというのを見たのですが、

そうなんですか、NTTも昔の電電公社時代のように、OEM各社の製品をレンタルする場合、仕様を全て同じにするようにOEM各社へ指示すべきですね・・・ SEというと住友電工だと思いますが・・・都道府県によっては、クレーム処理でRT-200KIへ換えてもらえたというレポートも頂いておりますが、どこでも交換可能という訳では無いのが残念です。

投稿: 清水 隆夫 | 2008年7月15日 00:30

清水 隆夫様
ご教示お願い致します。この度、NTTでひかりNEXTを申し込みPR-S300NEというルーターを設置しましたがASAHIネットでIP-F電話を申し込みましたが、WEBキャスターV110等のIP用のルーター無しでパソコン又はもう一台電話機を使用してIP-F電話を使うにはどうしたら良いのでしょうか。

投稿: sigeru | 2009年3月 7日 21:24

sigeruさん、こんばんは、

>WEBキャスターV110等のIP用のルーター無しでパソコン又はもう一台電話機を使用してIP-F電話を使うにはどうしたら良いのでしょうか。

ISP(プロバイダ)が提供している050のVoIP電話は、残念ながら(通常は)指定されているVoIPアダプタを使用(レンタルもしくは購入)しないと、使用できません。

NGN(ひかりネクスト)の、ひかり電話(これもVoIP電話ですが)は、PR-S300NEに、VoIPアダプタが組み込まれており、ルータ機能は「おまけ」で付いてくるようなものです。

プロバイダのVoIPアダプタと、ひかり電話は同時使用が可能です。詳しくはNTTとASAHIネットへご相談ください。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年3月 7日 23:12

御教授御願いします。

前回、N906ILの光電話ル-タ-登録に関してお世話になりました。

今回はN-06A(ドコモ)を購入し光電話ル-タ-(RT-A300NE)に子機登録完了しWLANにて便利に使用していますが2Fにル-タ-があるので2F使用については電波状態もまずまずで良好なのですが1Fにて使用すると電波が減衰し時たまノイズが入り困っております。
使用CH等も変更してみましたがあまり効果がみられません。
そこで質問ですがリピ-タ-的な機器はないものでしょうか?
併行して現在も光パ-ソナルホンも使用しております。
何か得策がありましたら教えて頂きたく思います、宜しく御願い致します。

投稿: 塚本 博文  | 2009年6月19日 08:06

塚本さん、こんばんは、

>そこで質問ですがリピ-タ-的な機器はないものでしょうか?

過去には、こんな製品もありましたので、ご参考まで。

http://tshimizu.cocolog-nifty.com/good_job/2006/02/wnagas.html

Atheros Communications社製の無線LANチップに実装されていたレピータ機能なので、他社製の無線LANチップだと動作しません。
また、同一メーカのチェック機能が実装されているので、Atheros Communications社製のチップであっても、中継できない場合もあったりしますので、SC-32KIで動作するかどうかは、私はSC-32KIを持っていないので判りません。

確実なのは、Ethernetのケーブルを2Fから1Fまで引いて、そこに無線LANアクセスポイントを設置することでしょう。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年6月21日 21:49

GrandstreamのGXP-280とひかりNEXTのPR-S300NEに関して接続例をご存じ有りませんでしょうか?RT-200KIとSNOM105は何とか繋がったのですが雷により電話機が壊れ現在の設定となりました。
SIP電話が登録されずにおります。
誠に相済みませんがお知恵を拝借させて下さい。

投稿: 木内秀幸 | 2009年8月 1日 23:11

木内さん、こんばんは、

>GrandstreamのGXP-280とひかりNEXTのPR-S300NEに関して接続例をご存じ有りませんでしょうか?

残念ながら、当方にはPR-S300NEもGXP-280も無いので、全く判りません。

以前もRT-200NEとRT-200KIでは、ファームのバージョンによっても違うのですが、NEではX-Liteでも接続できないという事例は、友人宅で確認しています。

NE系とKI系では、SIPプロキシの接続仕様が、若干違っているようです。

少なくともNTTは自社の提供するPC用VoIPアプリケーションか、無線LAN経由でのWI-100HCしか保証していないので・・・

投稿: 清水 隆夫 | 2009年8月 2日 00:38

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