Alexa.com
筆者が良くチェックするサイトに、米Amazon.comが運営している、サイトのトラフィックランキングを表示してくれる、「Alexa.com」がある。Alexa.comは、全世界規模のサイトへのアクセストラフィック量を、ランキング表示してくれると共に、そのサイトの速度なども含めて評価している。
もちろん、Alexa.comでは日本語の日本国内向けサイトだけを、ランキングする表示も可能であり、トラフィック量の多い人気サイトのランキングを見ることができる。日本国内での、ベスト3は殆ど不動の順位であり、トップの「Yahoo! Japan」、2位の「Google 日本」、3位は「楽天市場」と、ここ2年は順位に変動は無いようだ。
4位には、「Livedoor」がつけており、ライバルとなる楽天市場を追いかけているが、トップのYahoo! Japanには、相当引き離されている。Livedoorは、それまで複数のドメインでサイトを運営していたのだが、昨年からドメインの統合を行ったのだが、それでも4位止まりである。
注目すべきは、5位の「mixi」だろう。昨年末に、会員数が200万人を超えたとアナウンスされた時点で、6位から5位へランキングをアップしたのだが、昨年の1年間で10位へのランクインから、一気に5位までへの大躍進だ。既に、会員数は300万人に迫る勢いであり、mixiのIDを持たない、インターネット・ユーザの方が少数ではないかと思うほどだ。
10位以内のランキングでは、「MSN Japan」がランキングを落としている。昨年、mixiに5位の座を奪われた後、順位を落とし続けているのだが、やはりサービスに問題があるのだろうか。10位圏外では、一時はランクを落とし続けていた「@nifty」だが、ランキングを上げ始めている。
これは、無料のBolgサービスである、「ココログ フリー」の人気によるもので、このサービスを開始した後、ランキングが下降から上昇へと転じた。11位にランクインしている「FC2」も、無料のBlogサービスである「FC2 BLOG」が好評だからだろう。
とは言え、誰でもが使うことがでる無料のBlogサービスで、誰でも閲覧可能なBlogサイトに比べて、無料とは言え会員のみしか読み書きの出来ない、SNSのmixiがベスト5にランクインしてるというのは、mixiの人気の高さをトラフィック量という、数値が証明しているわけだ。
ちなみに、日本の「amazon.co.jp」は、常に10位をキープしており安定した順位を保っている。出来れば、Alexa.jpのサービスでも提供して欲しいところである。
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