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2006年3月 7日

X-TenMate Version 1.0.0.25

 筆者が先日レポートした本Blogの読者の方より頂いたコメントで、新しい「P1K」用の「X-Lite」用コントロールソフト「X-TenMate」であれば、ナンバー・ディスプレイの表示が、P1Kの液晶ディスプレイでも行えるという情報を頂いたので、アップデートを行ったX-TenMateの「Version 1.0.0.25」であるが、その後に不具合のあることがわかった。
 この不具合は、本Blogの読者の方からもコメントを頂いており、筆者のPC環境だけで発生している訳では無いようだ。確認の為に別の本ブログの読者で、やはり新しいVersion 1.0.0.25X-TenMateを使用されている方にも、確認していただいたのだが、こちらも筆者と同様の不具合が発生したとの事だ。

クリックで拡大ポップアップ X-TenMate_025_1

 具体的に、筆者の環境で発生したX-TenMateVersion 1.0.0.25による不具合は、CPUの使用率(負荷)が、異常に高くなってしまい、アイドル時にCPU使用率が50%を超えてしまうという現象だ。このCPU負荷率の上昇によって、X-Liteの着信や発信は特に問題は出ないのだが、通話が正常に行えず(相手の声が聞こえなくなってしまったり、こちらの声が相手に伝わらない等)、事実上はX-Liteの使用が出来なくなってしまう。
 この不具合現象が、筆者の環境だけで発生しているのかどうかを確認する為(筆者のデスクトップPCCPUは、AMDAthlon 64 X2を使用している)、IntelCPUPentium III 1GHz x2)を搭載する、サブ用のデスクトップPC環境で、テストを行ってみたのが、掲載してあるタスク マネージャによる、CPU負荷率のグラフだ。

クリックで拡大ポップアップ X-TenMate_025_2

 この検証の結果から、CPUメーカの違いによる異常ではなく、別の要因が考えられるのか、或いは今までは問題が発生しなかった、X-TenMateの問題であることが考えられる。タスク マネージャから、プロセスごとのCPU使用率を確認してみると、CPU使用率が異常に高くなっているのが、X-TenMateでは無くX-Liteであることが判った。
 X-Liteのバージョンは、X-TenMateと違い、当初から同じバージョン(現時点での最新バージョンである)を使用しており、設定なども一切変更していないので、やはりX-TenMateVersion 1.0.0.25を疑いたくなる。

クリックで拡大ポップアップ X-TenMate_024_1

 そこで、旧バージョンとなるX-TenMateの「Version 1.0.0.24」に、そのまま入れ替えてみた(オーバライトによるX-TenMate Version 1.0.0.24の再インストール)ところ、あっけなくタスク マネージャのパフォーマンス表示によるCPU使用率は、数パーセントとなった。やはり、原因はX-TenMate Version 1.0.0.25にあったようだ。

クリックで拡大ポップアップ X-TenMate_024_2

 タスク マネージャから、プロセスごとのCPU使用率を確認してみても、X-LiteCPU負荷率は、アイドル状態ではゼロから上がっても1~2%程度になっており、X-TenMateのプロセスも、同様にゼロからあがっても2%程度となった。どうやら、X-TenMateVersion 1.0.0.25は、何らかの要求イベントをX-Liteへ異常に送りつける為、X-Liteの処理が異常に高くなってしまう様だ。
 新バージョンのX-TenMateによって、折角P1K(あるいは、「P4K」)の液晶ディスプレイでサポートされた、ナンバーディスプレイ機能だったが、通話自体に不具合が出てしまうのでは、本末転倒だ。筆者のところでも、ナンバーディスプレイ機能は諦め、古いバージョンのX-TenMate Version 1.0.0.24へ戻して使用している状態だ。
 残念ながら、古いバージョンとなる、X-TenMate Version 1.0.0.24は、既にダウンロード先には存在しないので、もし新しいバージョンのX-TenMate Version 1.0.0.25しか入手できない方がいるならば、筆者までメールを頂ければ添付ファイルで、折り返しX-TenMate Version 1.0.0.24を、メール添付でお送りする。
 既にオリジナルのダウンロード先で消去されてしまったプログラムなので、不特定多数のユーザがダウンロードを行えるような再公開は、倫理上問題が発生する場合もあるので、要望のある方だけにメールでお送りする形とさせていただく。ちなみに、メールのサイズは、約820KB程度なので、メールボックスの容量や添付ファイルのサイズ制限には、ご注意いただきたい。
 筆者へのメールは、「プロフィール」から、「メール送信」をクリック。尚、HotmailYahoo Mail等のフリーメールはSPAM扱いになり、筆者まで届かない場合があるかもしれないので、予め
この記事へコメントをポストしてもらった方が、良いかもしれない

追記:X-Lite V3.0の最新ビルド版では、P1K(あるいは、「P4K」)をX-Lite V3.0自身がサポートしており、X-TenMateを必要としなくなったので、旧版のX-TenMateを筆者から送付することは停止したので、ご了承いただきたい。


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コメント

私もこの問題でP1Kの使用をあきらめかけていましたが古いバージョンのX-TenMate Version 1.0.0.24を頂き入れ直すことで解決しました。ありがとうございました。
余談ですが、P1Kは Express Talkでも特別なドライバーなしにUSB Phoneとして認識してくれて、キー入力やディスプレイの表示も問題なく使えます。P1Kの適用範囲は広いようですね。

投稿: レジェンド | 2006年3月10日 17:12

レジェンドさん、こんにちは、

X-TenMateの最新版(Version 1.0.0.26)が、この記事をポストしたからではないでしょうが、アップされていて、早々に試してみましたが、全く改善されていません。(苦笑)

ココログがとらぶっていて、情報が二日間アップ出来なかったのですが、新しい026も試すだけ無駄なので、024が正解のようです。

Express Talkは試してみていないので、今度、私も試してみたいと思います。情報、ありがとうございました。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年3月10日 18:08

初めまして。フランスでのドライブ旅行にカーナビが欲しいと思って色々調べているうちに、こちらに辿り着きました。

B5版のWindowsXp搭載ノートパソコンにマイクロソフト社AutoRoute2006ヨーロッパ版という地図ソフトをインストールし、ナビ化することを考えています。(このソフトはヤフオクで手配済み)

GPSレシーバについてパソコンGPSショップさんの方に問い合わせしたところ、こちらのブログにも書いてある通りイオ111USBは予約販売受付中とのことで、購入すべきかどうか検討しています。

ネット上に様々な情報が散乱しているものの、それでいてどれがベストなのか判断できるほどの情報もなく、決めかねています。
できましたら詳しい方にアドバイスいただけたらと思い、失礼とは思いましたが書き込みさせていただきました。

他にもっとよいもの、例えばさらに高感度のレシーバ、受信が素早いレシーバといったものがありましたらご教授いただけたら幸いです。

また自動車走行中のナビゲーションとして、パソコンGPSはカーナビ専用機と比べてどうなのでしょうか。
音声が出ないため不安を感じており、また次の角を曲がるといった指示がどれくらい的確に出るものかどうかも心配しています。

当方は女性で運転は得意ですが、なにぶん一人で運転するため助手がおらず、不安です。
普通のカーナビのようにスムーズにいくものでしょうか。
もしよろしければ、色々と教えてください。よろしくお願いします。

投稿: clara | 2006年3月20日 20:23

claraさん、こんばんは、(フランスだと、こんにちは?)

さて、AutoRoute2006は、マイクロソフトの地図ソフトですね。あくまでも、地図ソフトで道順を示してくれる程度に考えた方がよろしいかと思います。

現在のバージョンは、操作したことはありませんが、以前のバージョンを米国で操作した事があります。日本のカーナビ並の機能を望むと、がっかりするかと思います。

一応、交差点などでは、右、左などのガイダンスは音声で行います。今のバージョンで、機能アップしていれば良いのですが・・・ それでも、日本のカーナビを超えるとは考えにくいかと。

イオ111が使えるどかは判りません。使えるかもしれませんし、使えないかもしれません。AutoRoute2006には、マイクロソフト純正のBluetoothによるGPSを、セットにしたものが、米国では販売されているので、それを考えると、津開ける可能性は高いと思います。

(Bluetooth GPSと、イオ111のようなUSB接続のGPSは、ソフト的に似ているのです。)

ただ、ヨーロッパでは、Windows XPで動作させる地図ソフトベースのナビよりも、Pocket PCベースのナビや専用機が主流です。これは、まず、起動と終了の問題です。

Windows を起動する時間、起動後にAutoRoute2006を起動する時間を考えると、Pocket PCのナビや、専用機であれば、電源オンと同時にナビ機能を使うことが可能です。終了時も同様です。Windowsのショットダウン操作を行う必要が、Pocket PCや専用機では不要です。

それと、レストタイムなどで、パーキングへ入った場合の一時停止では、これらの操作を行うのは非常に面倒です。加えて、車内にノートPCを設置してあると、盗難に遭うケースが、欧米では増えるのも、ご存じだと思います。いちいち、PCをトランクにしまうのは実用的ではありません。

また、道路交通法の問題もあります。米国では州によって、ドライバーのPC操作や画面を見ることが禁じられています。ナビゲータが同乗する場合のみ、許される場合もあります。私は、フランスの道路交通法を知りませんが、予め、ドライバー単独での走行中のPC操作が許されているのかどうかは、調べた方がよろしいでしょう。

ヨーロッパの専用カーナビは、ドイツの物を操作した経験があります。正直、日本のカーナビと比べると・・・高いだけであの機能かというのが感想でした。なにしろ、地図表示も出ない機種(矢印とガイダンスだけ)とか、地図が出ても、右、左だけの音声ガイダンスでした。

現在であれば、ヨーロッパの場合TomTomというPocket PCソフトが、よく売れているそうです。ただ、フランスでは、どのようなソフトが良いのかは、なんとも言えません。

カーアクセサリーショップなどへ足を運んでみた方が、よろしいのでは無いかと思います。

AutoRoute2006は、ノートPCへインストールしておき、停車時とか家で事前のドライブルートを確認するとかにも使用できますから、無駄にはならないと思いますし、一度、ご自分で使ってみて、ご判断されてからでも遅くはないと思います。

正直なところ、ノートPCでのナビは、お奨めできないのが、私の本音です。助手席にノートPCを置いて、それをドライバーが操作するのは、非常に危険です。かといって、ダッシュボード上へ設置可能な、小型のノートPCは、現在、入手が困難です。

であれば、超小型のPocket PCやナビ専用機のポータブル型が、扱いやすく、未使用時には簡単に取り外せるので、盗難にも遭いません。

ご参考になれば幸いです。

#なお、このコメントを頂いた記事は、全くGPSには無関係な話題です。恐らく、コメントされる記事を間違えたのだと思いますが、編集できませんので、そのままにさせていただきます。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年3月21日 01:28

先日は 早々とX-TenMateのVersion 1.0.0.24送付いただき、ありがとうございました。
3/17にひかりが開通し、今日時間ができたので、あれこれ設定してました。X-Liteも快適です。これから 用意してあったAMG54を装着し無線の設定をするところです。
更新をいつも 楽しみにしております。
それでは、

投稿: 鈴木 | 2006年3月21日 16:59

清水様、さっそくコメントいただきありがとうございます。
まず最初に、投稿する記事を間違えたことをお詫びいたします。
ブログへの投稿に慣れておらず、普通のサイトの掲示板と同じようにやってしまいまいました。

さて、ノートのナビ化の件ですが、とりあえずこの線で勧めていこうと考えています。

すでにAutoRoute2006を手配済みということもあり、またSPAにイオ111USBの件で問い合わせたところ、もう少しで初期入荷分の枠が一杯になると言われた(脅かされた?)ので、申し込んでおこうと思います。

AutoRoute2006は日本でも使えるそうなので、日本で走って試してみてダメっぽかったら、PocketPCの購入を検討しようと思います。
ヨーロッパの地図がインストールされたPocketPCは8万円くらいするので、すぐには手が出ません。街中で地図がわりにもなるので、本当はこれが欲しかったのですが・・・。
とりあえずノートパソコンで試してみることにします。
どうもありがとうございました。

投稿: clara | 2006年3月21日 19:21

こんばんは、

>鈴木さん、

X-LiteとP1Kが、無事に動いてなによりです。早く、バグを修正したバージョンを公開して欲しいものですね。(苦笑)

バッファローのAMG54は、動作しているとレポートを頂いているので、問題なく動作すると思います。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

>claraさん、

コメントの投稿は、気になさらないで下さい。(^O^)

イオ111ですが、SPAから初回入荷(少数だったとのことです)が、私の手元に届きましたので、近々にレビューを記事にしますので、参考にされてください。

>AutoRoute2006は日本でも使えるそうなので、

これは、日本の地図データは入っていませんので、実際に日本でナビや実際に走行テストを行うことは出来ないと思います。

少なくとも、米国版では日本の地図データは収録されていませんでした。もちろん、表示やルートを検索することは、日本でも可能ですが、GPSレシーバを接続しての動作は、出来ないと思います。

また、何か不明な点があれば、ご遠慮無くコメントなど頂ければ、判る範囲でアドバイスを致しますので、何かとノートPCとGPSを接続する際に、戸惑うケースもあるかと思いますが、がんばって設定してみてください。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年3月22日 00:19

清水様、こんばんは。

>イオ111ですが、SPAから初回入荷(少数だったとのことです)が、
>私の手元に届きましたので、近々にレビューを記事にしますので、
>参考にされてください。

あら~、入手されたんですか。羨ましい! わたしも早く欲しいです。
といっても、地図ソフトもまだ手元に来ないので、ジリジリしています。
渡仏は5月なのでまだ余裕はありますが、はやく実験したいです。
記事を楽しみにしています。
できればノートPCでも実験していただきたいものです。

>これは、日本の地図データは入っていませんので、実際に日本で
>ナビや実際に走行テストを行うことは出来ないと思います。

そうでしたか。どこかのサイトで見たような気がしたのですが、勘違いですね。
つまりフランスに行ってからぶっつけ本番というわけですね。
ちょっと恐いです。

それでは、全部手元に届いて実験できましたらご報告しますね。
またよろしくお願いします。

投稿: clara | 2006年3月22日 19:19

claraさん、こんばんは、

まだ、日本に居られるのですね。であれば、イオ111を入手されると、SPA版の昭文社Super Mapple Digitalがついてくるので、これをノートPCへインストールして、試されればよいと思います。

ナビは出来ませんが、ルート検索やイオ111を接続して、現在位置表示などが可能になるので、十分にテストを行う事が可能です。

入手したイオ111のテストは、ノートPCとPocket PCの両方で行う予定です。

それでは、またレポートを掲載しましたら、コメントなど頂ければ幸いです。claraさんにも、早く届くと良いですね。(^O^)

投稿: 清水 隆夫 | 2006年3月23日 00:29

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