NEC V850 USB スティック・ボード
昨日、仕事の打合せで終日外出していたのだが、打合せの後に夕食をご馳走になり、夜遅く帰宅すると、NECエレクトロニクス株式会社より、メール便で封書が届いていた。封書は、ちょっと膨らみがあり、中には何かが入っているようだ。
開封してみると、中には一枚の案内書と、静電気防止エアキャップの袋の中に、小型のUSBコネクタを装備した基板が入っているのが見えた。案内書には、「USB スティックボード プレゼント ご当選のお知らせ」と題し、なにやら筆者は当選したようだ。
そこで、以前(2月だったか)にCQ出版のトランジスタ技術誌3月号の広告で、「All Flash 2 Stage! オール・フラッシュ・マイコン、いよいよ16/32ビットの領域へ」という広告企画で、「V850 USB スティックボード プレゼント」へ応募していた事を思い出した。
このプレゼント企画、500人が当選するのだが、くじ運は決して良くない筆者なのだが、当選してしまったようだ。申し込んだ時は、駄目元だからという気持ちだったので、すっかり忘れていた。
当選して筆者にプレゼントされた、V850 USB スティック・ボード(TB0304)基板の表側には、「V850ES/KG2 (μPD70F3732)」マイコンチップが搭載され、基板の約1/3程度の面積は、フリーエリアの蛇の目パターンとなっており、ユーザが回路を自作して乗せることも、可能だ。
V850ES/KG2 (μPD70F3732)マイコンチップには、「S00454」とラベルが貼られており、どうやら今回のキャンペーンである500人ということから、筆者のシリアル番号は、454/500ということらしい。ちなみに、友人のマイコン・オタクである後田敏氏には、285/500が届いたそうだ。
V850 USB スティック・ボード基板の裏側には、USBシリアル変換のチップや、ロジックIC(TTL)などのデバイス、V850ES/KG2 (μPD70F3732)マイコンチップに内蔵されている、フラッシュメモリへの書き込み制御用DIPスイッチなどが実装されている。
また、USBコネクタの脇には、3色(RGB)に発光可能なLEDも実装されており、サンプルプログラムによって、V850 USB スティック・ボード基板の動作確認などが行えるようになっており、特にフリーエリアへ回路を自作することなく、LEDの点滅動作などをプログラムして、学習することも可能だ。
V850 USB スティック・ボード用のドキュメントや開発ツールは、無償でダウンロードが可能であるが、開発ツールのインストールには、プロダクトIDが必要となる。V850 USB スティック・ボードのプレゼントには、このプロダクトIDも案内書に記載されているので、特に登録などは不要だ。
そう言えば、CQ出版のインターフェース誌6月号には、SH-2マイコンが搭載された基板が付録だそうで、開発ツールなどが収録されているCD-ROMも付録となっている。連休にマイコンで遊ぶには、もってこいではないだろうか。
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