旅の指さし会話帳DS タイ
本日発売となった、任天堂の「Nintendo DS」用ソフト「旅の指さし会話帳DS タイ」が、通販にて予約購入してあったので、発売日の今日、手元に配送されてきた。このソフトの元になっているのは、筆者がタイ王国の首都バンコクで仕事をしていた際に、手放すことが出来なかった同名の書籍、「旅の指さし会話帳(1) タイ」がベースとなっている。
書籍版の旅の指さし会話帳(1) タイでお馴染みのキャラクタが、旅の指さし会話帳DS タイのパッケージに描かれているが、NDS用の旅の指さし会話帳DS タイは、書籍版の表紙とは異なるイラストになっているものの、ほのぼのとしたキャラクタのイラストは、旅の指さし会話帳DS タイでもそのままとなっている。
また、旅の指さし会話帳DS タイのパッケージ全体のカラーは薄いブルーであるが、このDSシリーズ版にも、各国(中国、韓国、アメリカ、ドイツ)版が発売(または発売予定)され、それぞれのパッケージによって、カラーが異なるようだ。
旅の指さし会話帳DS タイのパッケージ裏面には、簡単な使用方法と合わせて、特徴などが記載されているが、TVコマーシャルの松嶋菜々子が、タイでのロケで実用的な旅の指さし会話帳DS タイを紹介しているので、ご存じの方も多いだろう。
特に、書籍版の旅の指さし会話帳(1) タイでは、発声機能が当然ながらサポートされていないが、NDS版の旅の指さし会話帳DS タイでは、タイ語では最も重要な発声を、NDSで行うことが出来るのが、最大の利点である。
以前レポートした筆者の所有する、タイ語をはじめとする数カ国のアジア各国用電子辞書でも、単語を発声する機能があるが、旅の指さし会話帳DS タイの発声機能は、単語レベルでは無く、文章レベルでの発声が記録されているのも、大きな特徴だ。
NDSの場合は、旅の指さし会話帳DS タイの他、各国(中国、韓国、アメリカ、ドイツ)版のソフトを入れ替えることによって、各国の言語を「指さし」という、NDSのタッチパネル機能に、うってつけのインターフェースとして利用できる。
NDSで旅の指さし会話帳DS タイを起動すると、最初に機能説明のモードが走り始めるのだが、この内容は任天堂のWebで紹介されているFlashのデモと殆ど同一だ。一通り、機能説明を見た後、実際の運用モードへと切り替わるのだが、次回の起動からは、この機能説明モードは、自動起動することは無い。
無論、旅の指さし会話帳DS タイのメニューから選ぶことで、機能説明デモ・モードを手動で起動することは、いつでも可能だ。また、起動時にNDSの下画面へ表示される、タイ王国の時間は、ちゃんと時差を計算して日本時間から2時間遅れで表示されるなど、細かなところも作り込まれている。
ざっと使ってみた感じでは、書籍版の旅の指さし会話帳(1) タイで収録されている内容は、殆どサポートされている感じだが、全く同一という事ではない。特に、書籍版の旅の指さし会話帳(1) タイでは、タイ語の学習という内容も、少なからず記載されていたが、旅の指さし会話帳DS タイの場合には、残念ながらこの部分は割愛されている。
また、画面表示の設定が殆ど行えない点も、気になるところだ。特に、タイ文字のフォント・サイズが小さく、出来ればフォントのサイズが変更可能になっていればと思う。或いは、表示フォントの大きさを、もう1ポイント~2ポイント大きなサイズにして欲しかったところだ。
アルファベットなどの言語であれば、この大きさでも問題ないかもしれないが、中国語の漢字や韓国語のハングルでも、このタイ文字のフォントと同じサイズでは、文字の構造が複雑なだけに、読みにくい印象だった。
旅の指さし会話帳DS タイの発声は、女性による発声を収録してあり、プロセッサによる合成音声では無い。NDSのスピーカでは、ボリュームを大きくすると、若干音声が歪んでしまうが、比較的聞きやすい発声が収録されている。しかし、BGMの音楽は、通常の使用では、不要ではないだろうか。このBGMは、是非ともオン・オフが設定で可能なようにしておくべきだ。
しかしながら、もっとも大きな問題は、旅の指さし会話帳DS タイを動かすための、ニンテンドーDS(Nintendo DS Liteも含めて)を入手する事が困難だと言うことだろう。
既に、NDS(DS Liteを含む)を所有しており、この5月連休のGWを利用して、タイ王国(或いは他の国)へ旅行を計画しているのであれば、是非旅の指さし会話帳DS タイ(或いは、中国、韓国、アメリカ、ドイツ)を入手することをお奨めする。
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コメント
明後日から先輩がタイ出張なんでほしがってます。
投稿: (か) | 2006年4月21日 10:57
初めまして。
TBさせて頂きました。
今後も、訪問させていただきますので宜しくお願いいたします。
投稿: 大川ひろあき | 2006年4月21日 16:27
こんばんは、
>(か)さん、
ソフトの方は潤沢のようですが、NDSやDS Liteの方が、どうにもならないですねぇ~ DS Liteを何とかゲットして、ヨメからDSの方を取り戻したいのですが・・・(苦笑)
ちなみに、Windows版(DVD)の「指さし」タイ版ソフトが、今月末に発売されるそうなので、そっちも虎視眈々と狙っております。(笑)
>大川ひろあき さん、
トラックバックありがとうございました。
大川さんのサイトは、実はちょくちょくとお邪魔させていただいておりました。(笑)
一時は、バンコクの情報を集めまくっておりましたので・・・(苦笑)
今後ともよろしくお願い致します。 m(_ _)m
投稿: 清水 隆夫 | 2006年4月21日 23:15
清水さん こんばんわ。
無印DSが自宅近くの玩具店にあったのですが
今月は知人の結婚式2件、BLUETOOTH関係の
出費贈で購入を迷っているうちに、売り切れになっていました。
うーん・・・これほどまで購入が難しいのも
おかしな話ですね。
LITEが出れば、無印DSは売れ残ると思ったのですが、甘かったです。
また、探さなくては・・・(T_T)
投稿: Pepsiman_koza | 2006年4月23日 01:40
Pepsiman_kozaさん、こんばんは、
NDSも、入手難が続いてますね。DS Liteも、地方では大手量販で、入手が楽になってきたとか聞きますが、関東では入荷日にでも出くわさないと、まず無理です。
価格が若干でも安いので、NDSもまだまだ人気みたいですね。
我が家もDS Liteを入手しないと、嫁のNDSが私に戻って来ないので・・・何とか、早期に入手したいです。(苦笑)
投稿: 清水 隆夫 | 2006年4月23日 21:06