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2006年4月19日

RATOC REX-420XA

 筆者のPC環境では、仕事柄複数のデスクトップPCやサーバが、同時に稼働している場合が殆どであり、特に24時間365日の連続稼働を行っているサーバが存在しているので、このサーバを管理するための専用ディスプレイやキーボード、マウスを用意するのは物理的な設置場所を考えても、大変に非合理的と言わざるを得ない。
 作業用のデスクトップPCが稼働していれば、そのデスクトップPCからリモートディスクトップを用いて、Windows Serverへ接続してディスプレイやキーボード、マウスなどを接続する事無く管理作業も可能になる。しかし、デスクトップPCの電源を落としてしまってから、サーバの管理を行うためだけの目的で、わざわざ作業用PCを起動するのも考え物だ。

Rex420xa_1

 そこで登場するのが、パソコン自動切替機(KVM切替機)である。このパソコン自動切替機は、それぞれ1セットのKVMK:Keyboard、V:Video monitor、M:Mouse)を、複数のパソコンやサーバで、切り替えて使用する装置。かなり古い時代から存在していた、PCアクセサリの一つだ。
 筆者が使用しているのは、RATOC社の「REX-420XA」で、4台のPCやサーバを1セットのキーボードとマウス、そしてディスプレイを、切替ではあるが共有する事が可能だ。パソコン自動切替機には、多くの種類が存在していが、吟味して選ばないと、使用中のキーボードやマウス、そしてディスプレイを接続する事が出来ないので、注意する必要がある。

Rex420xa_2

 筆者の使用しているキーボードは、AT互換機用の101キーボードで、変換コネクタを使用してPS/2キーボードのインターフェースへ接続している。また、ポインティングディバイスは、USBインターフェースの光学式トラックボールで、ビデオモニタにはアナログRGBインターフェースによって、BenQ社の液晶ディスプレイ「T904」へ接続している
 従って、パソコン自動切替機に必要なインターフェースは、PS/2USB、アナログRGBの各インターフェース装備が不可欠となり、切り替え対象のPCとサーバは、最低でも3台を接続したかったので、結果としてRATOC社のREX-420XAを選択した。

Rex420xa_3

 4台のパソコン切替が可能なREX-420XAであるが、2台のパソコン切替が可能な「REX-220XA」もあり、また接続インターフェースケーブル(KVMケーブル)が、切替機にコネクタ経由ではなく、直接装着されている「REX-220CXA」もある。また、インターフェースの種類によって、別のモデルもあり、PS/2マウス対応やDVI対応のビデオ切替に対応したモデルもあるため、所有する機器に合わせて選択することができる。
 筆者の使用しているREX-420XAでは、ヘッドフォーン(スピーカ)出力や、マイク入力の切替も可能となっているが、特に接続しなくても動作に不都合は無い。2台切替のREX-220XAにも、同様のオーディオ入出力切替機能が装備されているが、ケーブル直結のREX-220CXAでは、スピーカ出力切替のみが可能だ。

Rex420xa_4

 パソコン自動切替機を選ぶ際、インターフェースの種類に加えて、もう一つの注意点がある。特に、アナログRGBを切り替える場合に問題となるのが、ビデオ信号の劣化だ。安価なパソコン自動切替機では、ビデオ信号が劣化してしまう事がある。また、専用のKVMケーブルが付属しておらず、市販のVGAケーブルを使用する切替機もあり、結果的に割高になってしまう場合に加え、安価なVGAケーブルを使用した結果、ビデオ信号が劣化してしまう場合もある。
 ビデオ信号の劣化によって、ディスプレイ表示に滲みが出たり、ゴーストが発生したりすることもある(特に高解像度の場合)ので、出来るだけ太いVGAケーブルが好ましい。また、切替機本体にVGAケーブルが直結してある方が、コネクタによるロスが減るので劣化も少なくて済む場合が多い。
 筆者の使用しているREX-420XAでは、幸いにもビデオ信号の劣化は殆どなく、横1280ドット縦1024ドット(72Hz)の表示でも、REX-420XAを経由していても特に問題は出ていない。しかし、REX-420XAに付属してくる専用のKVMケーブルは、USBPS/2に加えて、オーディオの入出力ケーブルまでもが一体化されているので、かなり太くて取り回しには適していないのも事実だ。
 とは言え、取り回しの楽な、細いKVMケーブルやVGAケーブルを使用すると、映像が劣化してしまうので、取り回しが多少不便であっても、太く映像信号ロスの少ないKVMケーブルや、VGAケーブルが付属しているパソコン自動切替機を選ぶことが、重要な選択ポイントとなるだろう。
 接続されたパソコンの切替は、REX-420XAに装備されているLED内蔵ボタンによって4台を自由に選択できる。このLEDは、電源の入っているパソコンが接続されていれば緑に発光し、電源がオフであれば赤で発光する。また未接続であれ発光はしない。
 この他、キーボードからのキー操作によっても切り替える事が可能だ。このキー操作は、「Scroll Lock」キーを2回連続して押した後、「」キーか「」キー(或いは数字キー)によって、切替先のパソコンを選ぶこともできる。また、キーのコンビネーションを変更することも可能だが、切替機の電源が落ちると、設定したキーパターンは初期設定に戻ってしまう。
 ただし、ケーブル直結のREX-220CXAでは、キーコンビネーションの切替のみで、切替機本体には、切替ボタンは装備されていないので、切替ボタンのワンタッチ切替が可能な、REX-220XAの方が使い勝手は良い。この点は、予算や切替PC台数との兼ね合いで、4台のパソコン切替が可能なREX-420XAも含めて、選択すればよいだろう。

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コメント

本当に使用したのかしら?
縦置きスタンドの使用感はいかがですか?

投稿: 英太郎 | 2007年1月23日 11:14

英太郎さん、こんばんは、

毎日常用しております。iMacとも接続してます。キーボード以外は、切り替えは可能です。キーボードがiMacへ接続できないので、ホットキーでの切り替えはiMacへ切り替えた場合は出来ませんが。

本日アップした記事「Start Mac [6]」の写真をご覧いただければ一目瞭然ですが、私は横置きで使用しておりますので、縦置きスタンドの使い勝手はなんとも申し上げられません。あしからず。

投稿: 清水 隆夫 | 2007年1月24日 22:52

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