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2006年7月 1日

X-Lite 3.0とRT-200KI

 先週の筆者のレポートで、NTTBフレッツ用「ひかり電話」専用ルータ「RT-200KI」を用いて、フリーウェアで使用可能な、パソコン用VoIP電話ソフトウェア(ソフトフォン)「CounterPath」(旧Xten Networks)の、新しくリリースされた「X-Lite」バージョン3.0では、発信は出来るが着信が出来なかった。
 しかし、この不具合は、X-Lite 3.0の設定が完全でなかったために発生した不具合で、適切な設定を行えばRT-200KIでも着信が行えることを、本blogの読者の方よりコメントを頂いたので、早々に筆者も設定を行うと問題なく、発信も着信も可能となった。

Xlite3_conf_1

 X-Lite 3.0RT-200KIへレジストする設定を、簡単に紹介しておくので、X-Lite 3.0を使用する方は参考にして欲しい。X-Lite 3.0をインストールする場合、X-Lite 2.Xがインストールされている場合であっても、アップグレードされるわけではなく、新規にX-Lite 3.0がインストールされ、X-Lite 2.Xの設定は引き継がれない。
 従って、X-Lite 3.0をインストールすると、「SIP Accounts」を新規に設定し直すことになり、この設定画面が自動的に表示される。表示されない場合には、X-Lite 3.0の表示画面を、マウスで右クリックし、そこから「SIP Account Settings...」を選べば表示されるので、この「SIP Accounts」画面から「Add...」ボタンをクリックする。

Xlite3_conf_2

 「SIP Accounts」画面から「Add...」ボタンをクリックすると、アカウント設定の画面(「Account」タブ)が表示されるので、ここにはX-Lite 2.Xで設定したRT-200KIの設定と同様に、X-Lite 3.0で使用する内線番号や、RT-200KIへレジストを行うためのユーザ名やパスワード、RT-200KIIPアドレスを設定する。その他のパラメータはデフォルトのままで良い。

Xlite3_conf_3

 次に、同じ設定画面から、上部の「Topology」タブを選択して、中央に表示される「Port used on local computer」の設定を行う。この設定を的確に行わないと、RT-200KIからの呼び出しに対して、着信動作をX-Lite 3.0が行わない。
 デフォルトでは「□ Manualy specify range:」の設定が、[0]-[0]となっており、この設定を[5060]-[5061]に変更し、「」へ「」(チェック)を設定する。これで、X-Lite 3.0でも着信が可能になる。その他のパラメータは、必要に応じて変更することになるが、基本的にはデフォルト設定のままで問題ない。

クリックで拡大ポップアップ Xlite3_2

 この設定で、筆者のところだけではなく、最初にX-Lite 3.0でRT-200KIからの着信が出来ないと、質問を頂いたmixiのマイミクさんへも伝えたところ、問題なく着信が可能になったとのことだ。
 また、これも先週レポートしたP1K」と「P4K」用のX-Lite用コントロールソフトX-TenMateのバージョン「1.0.0.29 βバージョン」で、X-Lite 3.0のコントロールも可能であり、ボタン操作も特に問題なく使用することが出来ている。
 この着信の不具合を解決する、設定箇所の情報を頂いた、工員氏に感謝。

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コメント

清水さま
この設定を参考にして、Counter PathのeyeBeamでも着信ができるようになりました。設定方法は、Sip AccountsのSip Lesten PortでManual Overrideを有効にして値を”5060”にしたら、OKでした。ありがとうございました。

投稿: こばやし | 2006年7月 3日 23:37

こばやし さん、こんにちは、

eyeBeamでもOKとのこと、良かったですね。(^O^)

これも、情報を頂いた、工員さんのおかげです。ありがとうございました。>工員さん

投稿: 清水 隆夫 | 2006年7月 4日 17:10

清水さん

問題提起しておきながら、遅くなりました。
最近Asteriskにはまっておりまして・・・・


さて、当方でもX-LITE3.0を使用してきちんと動くことを確認しました。
工員さんにも、感謝感謝です。

ありがとうございました。

投稿: ヤッシー | 2006年7月 7日 15:04

ヤッシーさん、こんにちは、

動作検証コメント、ありがとうございます。
当方でも、トラブルなく使えています。

特に留守番メッセージ機能や、通話録音機能など、便利に使えますね。

Asteriskも面白いのですね。VoIPの応用ソフトが今後は拡充してくるので、楽しみです。MSも次期Exchange Serverでは、大幅にVoIP機能をサポートするということで、こちらも楽しみです。

投稿: 清水 隆夫 | 2006年7月 8日 16:02

こんにちは。
大変有意義な情報ありがとうございます。

うちの環境だけかもしれませんが、"Register with domain and receive incoming calls"のチェックをはずさないと、"registration error: 403 - forbidden ( bad auth )"のエラーで接続できませんでした。

投稿: かりんと | 2006年10月22日 02:02

私もこのブログを読んでX-Liteを導入してみました。
前述の"かりんと"さんの症状が出たのですが、Register with domain and receive incoming callsのチェックを外しただけではだめでした。
一見繋がっているように見えるのですが、発信も着信もだめでした。
 私の場合、このブログ上の画像で表示されている設定(赤い枠以外のところも)が全く同じですが、唯一、"Topologyタブ"の"Enable ICE"のチェックを外したらすべてがうまく動きました。

投稿: AEC | 2007年2月11日 17:19

AECさん、こんばんは、

当方では、画面キャプチャを撮った設定で、特に不具合はなく使用できていますが、"Topologyタブ"の"Enable ICE"のチェックも外してみましたが、特に変化はありませんでした。

しかし、AECさんの場合や、かりんと さんの設定では、また違うみたいで、ちょっと不思議ですね。

LANの設定なども影響するのかもしれませんが、当方ではギガビットにしていて、HUBもダムHUBではなく、インテリジェントHUBなので、その辺りも影響しているのかもしれません。

いずれにしても、コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いをいたします。 m(_ _)m

投稿: 清水 隆夫 | 2007年2月15日 02:36

 私も会社のシステム開発部門にもいたことはありますが、システム系の専門家ではないのでそもそもICEという意味が分からない(苦笑)です。
 私のLAN(WAN)環境はONUからHUBを介してRT-200KIと安物ルーターを並列接続していて、そのLANポート同士をいわばカスケード接続しています(X-liteを使うため)。もちろんRT-200KIのDHCPは切っています。
 RT-200KIはただの光電話アダプタとなっていますが、こういうのも一因なのでしょうか・・・ICEの意味が分からないので原因も分からないというのがちょいと情けないので・・・解説サイト探してきます。
 

投稿: AEC | 2007年2月17日 22:07

はじめまして。いつも大変勉強になる記事ありがとうございます。NNT西エリアなのですが、AD-200NE+X-Lite(Ver3)では、まったく歯が立たない状態です。
 動作報告ってあるのでしょうか??

投稿: あかり | 2007年2月18日 21:06

>AECさん、こんばんは、

>ICEの意味が分からない

昔のマイコンや初期の8ビットPCでは、CPUソケットへプローブを接続して、そのプローブから別のPCなどでロジックをチェックする装置を、ICE(In Circuit Emulator)と呼んでいましたね。

VoIPの場合は違う意味なのかな・・・私も、よくわかりませんが、上記の意味ならブレーク・ポイントなどの設定が可能なモードなのかな?程度に考えてました。(いわゆるデバッグ・モード)

>あかり さん、こんばんは、

AD-200NEというと、RT-200NE系ですよね。RT-200NEだと、X-Liteでの不具合がレポートされていたので、同じかもしれません。

当方は、200NE系が無いので、なんともお力にはなれません。使用されている方のレポートを探すしかないと思います。

投稿: 清水 隆夫 | 2007年2月22日 02:01

清水さん、メールでの対応ありがとうございました。

まずは当方の動作報告です。
PR-200E(ファーム 1.23)
X-Lite 3.0 Build-34025
にて、発着信できてます。

User name:3
Password:****(ルーターに設定したもの)
Authorization user name:0003
Domain:192.168.1.1

Resister with domain ~:On
Send outbound via:Any

Firewall Traversal:
IP address:Any
STUN server:Any
Enable ICE:Any
Port used on local computer:Off

XTunnels:Never

さらに、Express Talk v2.02 でも発着信確認。

以上、バッファローのハンドセット、BSKP-U202を使って確認しました。

で、こちらの過去ログで、P1Kというハンドセットが操作機能含めて対応、との記事を読み、Yealinkのサイトを覗くと、W1Dというコードレス機も同じX-TenMateが対応しているのを確認。早速、買ってきました。

とりあえずインストールをすると、Skypeのドライバほどには完成度は高くないものの、一通りの動作を確認できました。…が、CPUパフォーマンス喰いまくりの記事を読んで確認してみると同じ状況。おかしい。新しいバージョンなのに。

そこで、古いバージョンのX-TenMateを送っていただこうと、清水さんにメールすると、「X-Lite3.0+P1Kなら、ドライバ不要だよ」との返事をいただきました。

ふーむ、といろいろ実験。
まず、W1Dはドライバなしでは単なるUSB Audio Device としてしか作動しませんでした。ボタンは動かず。
で、さらに試していると、ドライバーを削除したのに、あいかわらずCPU喰いまくっている。この現象、クレードルを挿すだけで、X-Liteが肥大化することがわかりました。

うーむ、せっかく買ってきたのに、なんかうまく動きません。さらに、いろいろと試してみたいと思います。

ところで、話は変わりますがniftyフォンをX-Liteや、Express Talk で使うことって可能なんですかね?いろいろ試してみたのですが、うまく行かず。たぶん、NATの設定がうまく行っていないんだと思いますが。動作報告があれば、よろしくお願いいたします。

投稿: yone-P | 2007年2月22日 22:44

>yone-Pさん、こんばんは、

W1Dですが、残念でしたね。でも、逆に動かなくて正解だったかもしれません。恐らく、W1DはTELECの認定を受けていない無線機器ではないでしょうか?

だとすれば、使った時点で日本の電波法に触れてしまいます。いわゆる違法無線局となってしまいますので、捕まると100万円以下の罰金もしくは5年以下の懲役刑となりますので、道交法に比べてもはるかに重罪となる罪を犯さずに済んだので、吉とすべきでしょう。

そのような違法機器を使用するための、何らかの手助けをすると、これも犯罪幇助罪が適用されますので、このW1Dに関しては、これ以上の話は無しということで、よろしくお願いします。

さて、
>niftyフォンをX-Liteや、Express Talk で使うことって可能なんですかね?

ですが、これはできません。というか、少なくともRT-200KIや200NE系の、ひかり電話対応ルータではできません。

基本は、それぞれのIP電話に対応したVoIP対応ルータを使用することになっていますが、ソフト系のVoIPでも、SIP情報が判れば使用できます。

ただし、ルータが200KI/NEの場合には、配下にぶら下がるPCのVoIPで使うのは難しいと思います。別途、別のルータをRTの前でHUBで分岐して接続し、そのルータ配下であれば可能です。

あるいは別に接続するルータをヤマハのRT-57iなどにすれば、そちらでも処理が可能です。(我が家はそうしてます。)ただし、RT-57iなどをひかり電話のSIPプロキシにするのは、通常では難しいので、いずれにしても2台以上のルータを接続する形で運用することになります。

更に、これらルータの処理するVoIPデータをAsteriskで制御するなんてことも可能だと思います。

まぁそれなりに敷居は高いですが、面白いので技術的に興味があれば挑戦してみてください。ただし、自己責任ということだけは、お忘れ無く。

投稿: 清水 隆夫 | 2007年2月26日 22:01

返信、ありがとうございました。
TELEC認定の件、ご教示ありがとうございます。
なるほど、いろいろとあるものですね。
「使ったら違法じゃないか」と、販売店に返品してこようかなどとも思案中です。音も悪いし。

ソフトフォンの方は、その後もいろいろと検索したり、試行錯誤をしたりしておりました。
結果、唯一、AgephoneはRT-200NE越しで無事に通話を確認できました。ルーターの設定は特に何もしませんでした。
Express Talkはレジストできず。X-Talkは、一見レジストできた風だったりするのですが、うまくいかず。(ただ、X-Liteはレジストできたという書き込みを見かけましたが。)SJphoneは設定が難しく、ちょっとついていけませんでした。

それぞれ、似たような設定項目なのだけど、微妙にある項目があったり、無かったり、なんですね。奥の深い世界だと思いました。

以上、お礼とご報告まで。


投稿: yone-P | 2007年2月27日 00:30

yone-Pさん、こんばんは、

>「使ったら違法じゃないか」と、販売店に返品してこようかなどとも思案中です。音も悪いし。

アキバなどでは、結構、違法機器を扱っている販売店、多いので買う方が注意しないとですね。特に、技術適合機器の場合は、販売する側は罰せられずに、使った時点で違法となって、罪に問われます。

「この機器は技適(TELEC)認定とってる?」と聞いてみて、それでも販売店が「使っても大丈夫、みつかりゃしない」なんて言ったら、「捕まった場合は、罰金を払う」って念書を貰うとかね。(笑)

インターネットでの通販でも、違法を知りつつ販売しているトコも多いですよ。「この機器は国内では使用できません」なんて、小さいフォントで申し訳程度に載せてるところは、まだかわいいほうです。

最悪なのは、違法機器なのを知らずに売っていたりとか・・・まぁ知ってて売るのは厚顔無恥、知らないで売るのは、無知厚顔・・・どっちもどっちですし、使う方も注意しないとです。

>結果、唯一、AgephoneはRT-200NE越しで無事に通話を確認できました。ルーターの設定は特に何もしませんでした。

Agephoneは、国産のVoIPソフトで、Pocket PC版もあって、なかなか良いですね。私のブログを参考に、ひかり電話でも使えるように改良してくれたようですし。(笑)

評価版を使ったことしかありませんが、国産で対応も良い感じなので、がんばって欲しいところです。

ではでは、今後ともよろしくです。

投稿: 清水 隆夫 | 2007年2月28日 22:43

記事を参考にさせていただき
昨日RV-230NEとX-lite3.0(47546)にて
接続が完了しました。

なぜかuser nameは0003ではだめで「3
」だけにしたところ接続。

ファーム3.07においてはやはり再起動
をずっと繰り返すのでVerDownしました。

3.07→再起動ループ
2.15→再起動ループ
2.00→入手できず
1.23→ここでようやくできました。

外線発着・内線発着も確認しました。

本当に清水様、コメントの皆様の
おかげです。

どうもありがとうございます。
心より感謝いたします。

投稿: 230ne | 2008年7月 5日 15:03

230neさん、こんばんは、

レポートありがとうございます。
やはり、RV-230NE(RT-200NE)では、X-Lite 3.0が、最新ファームだとダメですか・・・残念ですけど、ファームをダウングレードして接続可能ということですが、逆にX-Liteを3.0ではなく2.0を使えば、最新ファームでもOKだと思います。

ひかり電話の安定性やルータのセキュリティを考えると、ルータのファームは最新の方が安心できると思います。

RT-200KIも、既に首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉は不明)での配布は無いそうで、後継機種のRT-201KIなんて機種もTELECの認定機にはリストが出てましたが、配布されているのかどうかは不明です。

また、NGN対応と思われるRT-S300KIなんて機種も認定されたので、NGNの契約をすると、比較的SIPが標準に最も近い沖のルータが配布されるかもしれませんね。

NTTも、ユーザの希望機種を選択配布できるようにして欲しいものです。いろいいろと遊びたいユーザには、機種での制限が無い(SIPソフトとか、無線LANカードとか)ルータの方が遊べますからね。

なにはともあれ、X-Liteが使えてなによりでした。(^O^)

投稿: 清水 隆夫 | 2008年7月 6日 00:02

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Mac OS X版の「X-Lite」について調べていると,「X-Lite」がバージョンアップしていることを知った.私がWindowsで今まで利用してきたのは「X-Lite 2.0 release 1105x」なのだが「X-Lite 3.0」が出ていた.そもそも「X-Lite」がひかり電話のSIPクライアントとして利用できる... [続きを読む]

受信: 2006年10月27日 09:01

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