Start Mac [1]
今日、アップル社の「iMac 20インチモデル(MA589J/A)」が、筆者宅へやってきた。もちろん、貧乏ライターの筆者が購入した訳ではなく、筆者が当選してしまった、アップル社による「Start Mac体験モニター」プログラムの、借用品であるのは言うまでもない。
11月9日に出席した、Apple Store 銀座で行われたオリエンテーションでは、先週末か今週には配送されると案内されたのだが、先日メールにて本日22日か、明日23日に配送されると連絡があったので、今日と明日は外出せず自宅での仕事にして、配送されるのを待っていた。
届いたのは、2個の段ボール箱で、大きな段ボール箱の方は、出荷用の管理シールが貼ってあり、iMac 20インチモデル(MA589J/A)本体だと直ぐに判る。小さな段ボール箱は、サイズからすると5インチサイズのCD-ROMかDVD-ROMが、複数梱包されているような雰囲気だ。
ちなみに、運送は福山運輸であり、日頃通販を良く利用する筆者であるが、IT業界に身を置く人間であれば、この福山通運は聞き慣れた運輸会社だと思う。精密機械の運搬には定評のある運輸会社で、昔からコンピュータ機器の運送には定評のある運輸会社だ。アップル社が、それを承知して福山通運を配送業者として契約しているのだと思うが、好感度アップだ。
段ボール箱をそれぞれ開封してみると、大きな段ボール箱には、やはりiMac 20インチモデル(MA589J/A)の化粧箱が入っており、小さな段ボール箱には、「AirMac Express ベースステーション」と「.mac」が入っていた。これも、先日のオリエンテーションでアナウンスされていた機材とサービスで、今回のStart Mac体験モニター全員に提供されている。
iMac 20インチモデル(MA589J/A)の化粧箱を開封すると、中には小さな白い小箱と、キーボードが入っているのが見えた。白い小箱には、「Designed by Apple in California」と小さく印刷されており、開封してみると中には、「Everything Mac」(Mac のすべて)」と書かれた5インチ平方の説明書と、「Apple Remote」、「Apple Mighty Mouse」(USB接続)が梱包されている。説明書の下には、リカバリ用の「Mac OS X v10.4.6 Tiger」のDVD-ROMディスクが2枚入っていた。
「.mac」は、アップル社が提供するインターネットサービスで、今回はStart Mac体験モニター全員に1年分が無償で提供されている。筆者宅には、既に複数の無線LAN用アクセスポイント(AP)が設置してあるが、AirMac Expressベースステーションは、出張時にも使えるポータブル型の無線LAN AP兼ルータなので、非常にありがたい提供だ。
iMac 20インチモデル(MA589J/A)は、量販店やApple Storeで既に何度か見てはいたが、実際に自宅で見てみると、やはり大きい。重さもほぼ同じサイズの19インチLCDディスプレイと比べると重いのだが、コンピュータが一台入っていることを考えれば軽い方なのだが、それでも大きく重い。
とりあえず、今回配送されてきたiMac 20インチモデル(MA589J/A)と同梱品、オプション品をすべて並べてみた。キーボードは、JIS配列のUSB接続なので、このまま筆者は使うことは無いと思う。既に、US配列のApple Keyboardを、別途発注済みなので到着したら、それをiMac 20インチモデル(MA589J/A)へ装着する予定だ。
しかし、iMac 20インチモデル(MA589J/A)のデザインや作りは流石にアップル社、綺麗である。素材も、計算尽くされた素材が使われており、簡素なデザインの割に美しさがある。ボディ全体
が、透明なポリカーボネート素材で覆われており、アーム部分はアルミ素材だ。アーム部分のアルミ素材は、無垢の厚みがかなりあるアルミ板で、表面は梨地加工が施されてい
る。
正直、LCDディスプレイやコンピュータの裏側は、無味乾燥としたデザインが多く、空冷用のスリットが無造作に配置されているのが、今までの筆者の使ってきた機材だが、裏側から見ても美しいデザインだと思ったのは、このiMac 20インチモデル(MA589J/A)が初めてかもしれない。
ざっと外観の(筆者にとっての)ファーストインプレッションを記載しておくと、iMac 20インチモデル(MA589J/A)の右側面には、スロットイン・タイプのDVDドライブ(2層DVD+Rの書き込みに対応しているスーパードライブ)が装備されている。背面の左下に、iMac 20インチモデル(MA589J/A)の装備している、全てのI/Oポートが一列に配備されているのだが、アクセスのし易さから言えば、前面に配置してある方が便利なI/Oポートもある。
iMac 20インチモデル(MA589J/A)の背面右下には、電源スイッチが配置されており、これもWindowsパソコン(特に自作ケース)ならば、前面に配置するのが通例だ。アクセスのし易さよりも、見た目のデザインを優先しているのは明らかであり、この辺りの使い勝手も、今後じっくりと評価してみよう。
最もiMac 20インチモデル(MA589J/A)のデザインと構造で感心したのは、アルミ製のスタンドだ。スタンドの中央部分に、円形の穴があるのだが、この穴に本体へ装着するAC電源ケーブルや、他のI/Oケーブルを通す構造になっている。アルミ板に限らず、板状の強度は円形の穴をあける事で強度が増す。使いやすさとデザインを、見事にこのスタンドの穴は持っている。
さて、まずは筆者の作業机上に、iMac 20インチモデル(MA589J/A)を設置するスペースを確保しなければならない。iMac 20インチモデル(MA589J/A)の起動は、発注済みのキーボードが届いた後となるので、やらなければならない課題(今回のモニター全員に必ず実行しなければならない課題が出題されてる)も、ちょっと先になってしまいそうだ。
■ iMac MA589J/A (2160)
20インチディスプレイ OS:Mac OS X v10.4 Tiger
CPU:2.16GHz Intel Core 2 Duo
メモリー(標準/最大):1GB(2x512MB)/3GB
ハードディスク:約250GB
【価格:164,800円(税込:173,040円)送料別】
■ AirMac Express ベースステーション [M9470J/A] 【価格:14,000円(税込)送料別】
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