SoftBank X01HT (5)
ココログがバージョンアップのために長いメンテナンスを実行(結局、不具合が発生して、バージョンアップは出来なかったとか)していたので、紹介できなかったのだが、筆者が予約していた、筆者の購入した、SoftBank Mobileのスマートフォン「X01HT」用の、KRUSELL社から発売された本革製ケース「ダイナ X01HT (hTc Z)」が、クルーセル ジャパン社より一昨日、筆者の手元に届いた。
既に筆者が購入した、同じKRUSELL社のX01HT(hTc Z)用本革ケース「ハンディ X01HT(hTc Z)」と、今回筆者が購入したダイナ X01HT (hTc Z)の違いは、フリップカバーの構造が異なっている点と、ダイナ X01HT (hTc Z)の方が、約千円ほど安価な点だ。
安価であるからかどうかは不明だが、パッケージも一回り小さくなっているが、ケース自体は、供にX01HT(hTc Z)用なので、大きさは殆ど同じだ。また、付属してくるMultidapt(マルチダプト)アダプタも、「スライドシーベル・キット」と同じマルチダプト・アダプタだである。
ダイナ X01HT (hTc Z)のフリップカバーは、ハンディ X01HT(hTc Z)と異なり、二重構造ではなく、ケースの下側から開閉が可能になっており、加えてハンディ X01HT(hTc Z)では、二重構造のフリップカバーだったのにに対して、ダイナ X01HT (hTc Z)では、この下側のフリップカバーのみとなっている。
しかし、X01HT(hTc Z)の液晶ディスプレイ部分には、フリップカバーへ透明ビニールが縫いつけられており、フリップカバーを装着した状態でも、X01HT(hTc Z)の液晶ディスプレイを見る事が可能になっている点も、ハンディ X01HT(hTc Z)と大きく違う。
無論、タッチパネル機能を持ったX01HT(hTc Z)の液晶ディスプレイを、ダイナ X01HT (hTc Z)のフリップカバーを閉じた状態では、操作を行うことは出来ないが、全ての操作ボタンへのアクセスは、フリップカバーを閉じた状態でも可能だ。これは、ハンディ X01HT(hTc Z)の場合、電話の着信時に、必ずフリップカバーを開かないと、通話も出来なかったのだが、ダイナ X01HT (hTc Z)では、問題なくフリップカバーを閉じた状態でも、着信通話が可能だ。
ダイナ X01HT (hTc Z)のX01HT(hTc Z)への装着は、やはりKRUSELL社のボディコン・本革ケースなので、かなり装着するのに手こずるかもしれないが、装着のコツはハンディ X01HT(hTc Z)の場合と同じなので、今回は説明を省く。
詳しくは前に説明した内容を読んでいただくとして、ハンディ X01HT(hTc Z)ケースよりも、本革が厚くなっている分、X01HT(hTc Z)のキーボード部分を滑り込ませるのに、若干手こずるかもしれないが、一度装着してしまえば、キーボードのスライド操作も非常にスムースに行えるので、しっかりと納得がいくまで調整した方が良いだろう。
また、ハンディ X01HT(hTc Z)ケースでは、メインのフリップや、X01HT(hTc Z)の内蔵デジタルカメラのカバー部分をが、マグネットによるホックであったが、ダイナ X01HT (hTc Z)のフリップや、デジタルカメラのカバー部分は、全て通常のホックとなっているのも、価格が安価な理由なのかもしれない。とは言え、磁気カードなどへの影響を考えて、マグネット型ホックの使用を嫌うユーザにとっては、良い選択ポイントだろう。
ハンディ X01HT(hTc Z)ケースと、ダイナ X01HT (hTc Z)ケースを比べてみると、両者の違いとして最も大きいのは、フリップを閉じたまま通話が可能な点だと思われる。逆にPDA用ケースとして考えると、ダイナ X01HT (hTc Z)ケースよりも、ハンディ X01HT(hTc Z)ケースの方が本体保護に関しては勝っていると思われるし、高級感もある。
X01HT(hTc Z)の使用頻度が、携帯電話として使用する場合(特に着信)は、ダイナ X01HT (hTc Z)ケースを選び、PDAとして使用するのがメインで、携帯電話よりもデータ通信が主な場合には、ハンディ X01HT(hTc Z)ケースをチョイスすると良いのではないだろうか。
無論、両方のケースを気分やTPOで使い分けをするというのが、ベストではあるのだが。
■ KRUSELL社:http://www.krusell.se/
■ クルーセル ジャパン:http://krusell.jp/
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コメント
いつも楽しく拝見させて頂いております。
X01HTぜひぜひ、今後も操作感や、勝手アプリなど、この機種ならではの記事を期待しております。
特に個人的にはskypeについての記事を書いて頂けたらなぁと思います。
投稿: tamazo | 2006年12月 7日 22:14
tamazoさん、こんばんは、
X01HTは、Windows Mobile 5.0なので、いわゆる「勝手アプリ」ばっかりです。OS開発元のMicrsoftから、Windows Mobile用のアプリも提供されていますが、少なくともX01HTを販売しているSoftBank Mobileからは、何もアプリは提供されてません。
X01HTの製造もとである台湾HTC社製のアプリも、殆どX01HTには装備されてません。
Windows Mobile 5.0(或いは2003、2003SE)のPDA用アプリケーションは、殆ど動くと考えてよいので、それをキーワードにして検索してみてください。
Skypeに関しては、動作します。
ただ、使いにくいので・・・背後のスピーカから相手の声が出力されて、肝心の前面の受話スピーカから音が出ません。
X01HT付属のイヤフォン・マイク(ヘッドセット)を使えば、問題無いですが、面倒です。或いは、Bluetoothのヘッドセットを使うかですね。
もちろん、快適なのは無線LANを使っての場合です。データ通信でも音質が悪化しますが、使える事は使えます。
投稿: 清水 隆夫 | 2006年12月 8日 23:33
清水さん、ごぶさたです。
ダイナ X01HT (hTc Z)いいですね!!!
欲しくなってしまいました!!!!
私事ですが、12日から15日までBKK出張、15日ハノイ経由深夜便で16日朝から24日朝まで日本です!
投稿: siam_breeze | 2006年12月10日 14:24
>siam_breezeさん、ご無沙汰です。
忙しそうですが、体だけは気をつけて・・・
ダイナ、電話としてX01HTを使う場合は、いいですね。やはり、着信時にケースのフリップを開けなくて良いのがベストかと。
一時帰国、了解です。手ぐすね引きますが、ガンちゃんの空いている時間の方が少ない感じ・・・
横浜組での昼食会とか、出来そうですか?
投稿: 清水 隆夫 | 2006年12月10日 17:57