Матрёшка
「マトリョーシカ」(Матрёшка)人形をご存じだろうか。ロシアの伝統的な、木製の人形で日本の「こけし」とよく似た民芸品だ。
筆者宅にあるマトリョーシカ人形は、旧ソビエト連邦時代に入手した土産物で、既に20年以上も経過しており、表面の塗装もかなり色あせてしまっている。
このマトリョーシカ人形の特徴は、入れ子状態になっている構造だ。木製のこけし型人形なのだが、中は空洞となっていて、上下に分離できる。外側の人形を分離すると、中から一回り小型のマトリョーシカ人形が現れるのだ。
そして、中から現れたマトリョーシカ人形も、更に上下に分離できる。もちろん、その中からは更に一回り小さな、マトリョーシカ人形があらわれ、その人形を開けると、また中から小型のマトリョーシカ人形が現れて・・・・
いきなり、この筆者宅にあるマトリョーシカ人形を紹介したのは、もちろん、4月1日のエイプリルフールだからだ。以下は、エイプリルフールの記事ではなく先日、筆者が入手した「Transcend microSDカード 2GB」のminiSDメモリカード・アダプタや、SDメモリカード・アダプタを使って、それをパナソニックの「SDメモリカード用CFカード・アダプタ・セット(BN-CSDABP3/P)」を用い、CFメモリとして使ってみたレポートである。
つまり、microSDカードによるフラッシュメモリカード版のマトリョーシカ(Матрёшка)と言うわけだ。
Transcend microSDカード 2GBを、同梱されているminiSDアダプタでminiSDメモリカードとし、更に以前に購入したminiSDメモリカードをSDメモリカードへ変換するアダプタを使用して、それをSDメモリカード用CFカード・アダプタ・セット(BN-CSDABP3/P)でCFメモリカードとして使用してみた。
CFメモリカードとしては、問題なく筆者の愛用するデジタル一眼レフカメラで、2GBのCFメモリカードとして認識された。では、更にSDメモリカード用CFカード・アダプタ・セット(BN-CSDABP3/P)に付属してくる、PCカードアダプタを使用し、ノートPCで使用可能かを試してみた。
結果としては、これも問題なく2GBのPCカードメモリとして認識された。速度的には、USB接続した「超小型 microSDカードリーダー Donyaダイレクト DN-MSCR-F」よりも、PCカード経由の方が遅かったが、古いノートPCの場合であれば、USB 1.1なので逆にPCカード経由の方が早かった。
しかし、フラッシュメモリの価格低下は、なんとも凄まじい速度で進行している。PCカードのフラッシュメモリは、HP 200LX用に10年位前に購入した20MB(20GBに非ず!)のものが、200LX本体よりも高価で5万円以上したと記憶している。
それが今は、「マイクロSD カード 1GB」の価格が1,599円(税込)で購入でき、microSDカード 2GBでも3,999円(税込)で購入できてしまうのだから、良い時代になったものである。
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