KRUSELL Ratchet Swivelkit
久々にKRUSELL社製のMultidapt(マルチダプト)アダプタ・アタッチメントの新製品が発売されたので、早々に入手してみた。今回、筆者が入手したのは、クルーセル ジャパン社での商品名「Multidapt ラチェットシーベル・キット」だ。これまで、KRUSELL社の本革製ケースに標準で添付されているシーベル・キットや、ベルトクリップの多くは、装着すると自由に回転してしまう構造だったが、このMultidapt ラチェットシーベル・キットでは、装着角度を固定可能となっているのが、大きな特徴となっている。
筆者が以前に紹介した、Multidaptアダプタのアタッチメントである、「ヴォルテックスクリップ」も、装着角度がクリップ部分が45度づつ、自由に固定できる構造を持っていたが、今回入手したMultidapt ラチェットシーベル・キットと異なり、ベルトクリップの脱着が簡単にできなかった。しかし、Multidapt ラチェットシーベル・キットであれば、ベルトクリップの脱着がワンプッシュで可能であり、他のマルチダプト・アタッチメントへも装着が可能(ただし、装着角度は固定できない)となるのもありがたい構造だ。
Multidapt ラチェットシーベル・キットの構造は、非常に簡単でアタッチメントの丸ノブに45度づつの凹みがあり、この凹み部分へクリップ側の凸がラッチ構造になっており、装着角度をロックする。従って、通常の丸ノブを装着したケースを、このMultidapt ラチェットシーベル・キットのクリップへは装着出来ない(実際は装着できるのだが、出っ張り部分が割れてしまう可能性もあるので、装着しないほうがよいだろう)。
ストレートタイプの携帯電話などを、クルーセルの革ケースへ装着して、ベルトへ装着する場合には、座った時にどうしても足に当たったりしてしまうが、そんな場合には横にして装着しておけば、立ったり座ったりしても足に当たることもなく、快適である。筆者の場合は、主にベルトへ装着している、「レザー シーベル キット」を愛用しているのだが、このラチェットシーベル・キットの構造を持った、レザー シーベル キットが発売されれば即、購入なのだが。
とは言え、クルーセル本革製品のマルチダプト・アダプタであれば、用途に応じて、また気分やTPOに合わせて自由に選べるので、各種マルチダプト・アダプタのアタッチメントを、使い分けるというのがクルーセル・ユーザの王道なのだと思う。
■ KRUSELL社:http://www.krusell.se/
■ クルーセル ジャパン:http://krusell.jp/
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