BUFFALO HD-PSG120U2-WH
先週、レポートした筆者のiMac 20インチモデル(MA589J/A)用として購入した、FireWireとUSB 2.0対応の外付けHDD、プリンストンテクノロジー製「PEC-MMIUH」によって、筆者のiMac 20インチモデル(MA589J/A)のMac OS X 10.4.10のバックアップは、問題なく完了している。このMac OS Xのバックアップに関しては、別途ツール(Carbon Copy Cloner 3.0)も含めてレポートをしたいと思っている。
結果だけを紹介しておくと、PEC-MMIUHにバックアップしたMac OS X 10.4.10から、iMac 20インチモデル(MA589J/A)の電源をオンにする際、「Optiin」キーを押しながら電源をオンにすると、ブートメニューに、Mac OS、Windows Vistaに加えて、FireWire接続されたPEC-MMIUHのHDDが表示され、バックアップしたMac OS Xを選択することによって、問題なくMac OS Xの起動に成功した。

筆者のiMac 20インチモデル(MA589J/A)のMac OS X 10.4.10のバックアップは、問題なく完了したのだが、Boot Campによってインストールした(実際には、Boot Campのインストールではないのだが)Windows Vistaのバックアップは、Mac OSのバックアップ用ツールからでは、NTFSパーティションなので、そのままでバックアップすることができない。
そこで、ノートPC用のバックアップ用HDDとして購入してあった、バッファロー製の「HD-PSG120U2-WH」を使って、Windows Vistaのバックアップを行ってみることにした。HD-PSG120U2-WHは、USB 2.0対応の外付けHDDであるが、バッファロー独自のTurboUSBに対応しており、通常のUSB 2.0対応HDDよりも、ドライバを組み込むことによって20%ほど高速になる他、仮想CD/DVD機能をサポートした便利な外付けHDDユニットである。

このHD-PSG120U2-WHが装備している、仮想CD/DVD機能は、USBブートに対応しているノートPCや、デスクトップPCからHD-PSG120U2-WHのHDD領域に(仮想CD/DVDはフォルダ領域にある)へ記録されている、ブータブルCD/DVDイメージからのブートアップが可能になっている。デフォルトでは、HD-PSG120U2-WH用のバックアップツールや、TurboUSBのドライバなどのインストールが可能になっている。
HD-PSG120U2-WHの仮想CD/DVDエリアは、デフォルト(スイッチ1)のバッファロー製ユーティリティの他、ユーザが独自にブータブルイメージを作成可能なエリア(スイッチ2)もあり、これらの切り替えは、HD-PSG120U2-WHに装備されている切り替えスイッチで選択可能だ。また、仮想CD/DVD機能を使用しない場合には、切り替えスイッチをOFFにすることで、一般的な外付けHDDとして使用可能だ。

外付けHDDとしてHD-PSG120U2-WHを使用する場合も、HD-PSG120U2-WHのボディは、柔らかな外装と、内蔵されているHDDをショックアブソーバの樹脂で保護しているなど、モバイルでの使用も考慮されており、USB接続用のケーブルもHD-PSG120U2-WH本体へ巻き付けておけるなどの配慮があり、なかなか良くできている。
HD-PSG120U2-WHへ内蔵されているHDDは、2.5インチの5400回転なので、一般のノートPCへ内蔵されている4200回転の2.5インチや1.8インチのHDDよりも高速だ。ちなみに、デバイス・マネージャのプロパティを見てみると、筆者の購入したHD-PSG120U2-WHには、Samsung製の2.5インチHDDが搭載されていた。

HD-PSG120U2-WHは、一般的なUSB 2.0ポートであれば、バスパワーで駆動できるのだが、電源供給能力の低いUSBハブなど(アップル・キーボードに装備されているUSBハブなどがそうだ)へ接続する場合には、別途5Vの電源を供給可能な電源コネクタを装備しており、HD-PSG120U2-WHに付属しているUSB電源ケーブルを併用することで、安定した稼働ができるようにもなっている。
しかし、アップルキーボードへ装備されているUSBハブは、USB 2.0ではなく、USB 1.1であるうえ、電源供給能力が100mAと小さいのでiMac 20インチモデル(MA589J/A)の本体へ装備されているUSB 2.0ポートへ接続する必要があり、この場合は外部電源をケーブルを接続することなく、HD-PSG120U2-WHを稼働させることができた。
ただし、iMac 20インチモデル(MA589J/A)に限らず、MacはUSBポートからのブートに対応していないので、HD-PSG120U2-WHの仮想CD/DVD機能を用いて、バックアップ・ツールを起動することができない。しかし、バックアップ・ツールやTurboUSBドライバは、HD-PSG120U2-WHをWindowsからマウントした状態でもインストールを行うことができるので、この方法でバックアップ・ツールの「Acronis True Image LE」をインストールしてみた。

しかし、結果はインストールを完了できずにWindows Vistaがカーネルパニックを起こしてしまい、ブルースクリーンのエラーを表示すると共にカーネルダンプを行ってしまった。インストールが完了していない状態でWindows Vistaシステムがリブートしてしまうので、再起動をしてもWindows Vistaが起動出来ない状態となり、仕方なくセーフモードで起動を行い、中途半端な状態でインストールされたAcronis True Image LEを手動で削除し、再起動を行った。
何度か、Acronis True Image LEのインストールを試みたのだが、結果は全てインストールが最終段階で異常終了してしまうと言う最悪な状態だったので、しかたなくAcronis True Image LEのインストールは諦めることにした。TurboUSBドライバの有無なども試してみたのだが、ドライバの影響は無関係だったので、Acronis True Image LEが、Boot CampによってインストールされたWindows Vista(あるいは、Intel Macのハードウェアに)対応していないようだ。
Acronis True Image LEは、USBブート対応のPCであればHD-PSG120U2-WHから仮想CD/DVD機能によって、Windowsへインストールすることなく使用可能なのだが、仕方なく別のWindows XPマシンへD-PSG120U2-WHからインストールしたAcronis True Image LEで、Acronis True Image LEのブータブルCDを作成し、このブータブルCDをiMac 20インチモデル(MA589J/A)にマウントして起動を行ってみた。
結果は、Acronis True Image LEのメニュー(実体はLinux)が起動できたのだが、キーやマウスの操作を一切受け付けてくれずに、完全にお手上げ状態となり、電源をオフにするしか無かった。ちなみに、この状態は別のPCでも発生するのだが、USB接続のマウスやキーボードだと、Acronis True Image LEのメニュー操作ができないことが多いようだ。iMac 20インチモデル(MA589J/A)にPS/2ポートが装備されていれば、この問題は回避できるのだが、残念ながら装備されていない。
うまくiMac 20インチモデル(MA589J/A)でAcronis True Image LEが動作すれば、正規版のアップグレード版を購入しようと思っていたのだが、残念ながら別のWindows Vistaへ対応していて、iMac 20インチモデル(MA589J/A)でも動作するバックアップ・ツールを探すことになってしまった。
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