Second Life on Windows Vista (3)
少し多忙だったので、Second LifeをWindows Vistaで動作させるレポートが中断してしまった。まず前々回で筆者がレポートした、Second Life(セカンドライフ)をWindows Vista Ultimate (32bit版)で動作させるレポートを紹介したが、筆者の「iMac 20インチモデル(MA589J/A)」での、「Boot Camp (βバージョン1.3)」によって(本来のインストール手順ではなく、マニュアル作業によるHDDパーティション分割によって)インストールした(導入時はBoot Camp 1.2βだったが、現在はBoot Camp 1.3βを経てBoot Camp 1.4βへアップデートしてある)、「Windows Vista Ultimate」(32ビット版)では、問題なくScond Lifeビューアが動作している。
これは、最初のWindows Vista Ultimate (32bit版)で動作させるレポートを紹介したでは、Boot Camp 1.3βを使用していたからであり、前回のレポートでも、既にBoot Camp 1.4βへアップグレードしていることを紹介したが、このBoot Camp 1.4βでは、iMac 20インチモデル(MA589J/A)へ搭載されているATI(AMD)のMobility Radeon X1600用のディスプレイ・ドライバが、最新版へとアップデートされているのだ。
このATI(AMD)のMobility Radeon X1600用のディスプレイ・ドライバが、最新版へとアップデートされていることによって、Boot Camp 1.3βを使用していた場合は、Second Lifeビューアが起動直後にクラッシュして終了してしまうという現象が解消され、Boot Camp 1.4βでは、問題なくSecond LifeビューアをWindows Vista Ultimate (32bit版)で動作させることができるようになった。
興味深いのは、前回のレポートで紹介した「グラフィック1」の設定で、Mac OS X 10.4.10の場合は、「アバターVertex プログラム」がグレーアウト表示となっており、選択することができず「アバターの描画」項目も「ノーマル」設定しか選択できなくなっている点が、同じiMac 20インチモデル(MA589J/A)へ搭載されているATI(AMD)のMobility Radeon X1600用でありながら、Boot Camp 1.4βによるWindows Vista Ultimate (32bit版)でのSecond Lifeビューアでは、全てが選択可能になっている点だ。
実際に、同じiMac 20インチモデル(MA589J/A)のハードウェアで、Mac OS版のSecond LifeビューアとWindows版のSecond Lifeビューアで、「アバターVertex プログラム」オプションの有無や、「アバターの描画」項目オプション(三種類)を変更して比べてみると、やはりWindows版Second Lifeビューアのオプションをオンにしたアバター描画の方が、若干ながら描画が良いように感じる。

さて、筆者のiMac 20インチモデル(MA589J/A)へは、「Boot Camp (βバージョン1.4)」によって(本来のインストール手順ではなく、マニュアル作業によるHDDパーティション分割によって)インストールした(導入時はBoot Camp 1.2βだったが、現在はBoot Camp 1.4βへアップデートしてある)、「Windows Vista Ultimate」(32ビット版)が稼働しているのは何度もレポートしている。
この本来のインストール手順ではなく、マニュアル作業によるHDDパーティション分割によってインストールした場合は、Boot Campのアップデートが正常に行えないことも、以前にレポートした。 しかし、筆者は、その後もBoot Camp 1.3~1.4βへアップデートしているのは、4月7日の「Start Mac体験モニター懇親会」の会場でMac使用歴の長い方から、裏技教えていただいたからだ。

この裏技的な方法は、非常に簡単なので、紹介しておく。インストール(あるいは、アップデート)した「Boot Camp アシスタント(.app)」のアイコンを右クリックでメニューを開き「パッケージの内容を表示」を選択する。すると、Boot Camp アシスタント(.app)の内容が表示されるので、「Contents」フォルダを更に開くと、複数のフォルダとファイルが表示される。ここで、「Resource」フォルダを開くと、フォルダ内に「Diskimage.dmg」ファイルがあるので、これをCD-Rへ焼けばBoot CampドライバCD-Rが焼き上がる。

筆者は、「.dmg」という形式のファイルは、HDDイメージのファイルだとばかり思いこんでおり、フリーウェア(Shupapan.app)を用いてCD-ROMイメージのファイル形式である「.img」へ変換してから焼いたのだが、先日の「Start Mac体験モニターミーティング」で聞いたら、そのまま「Diskimage.dmg」ファイルを焼けばよいと教えられた。
おそらくは、今回リリースされたBoot Camp 1.4βが最後のβバージョンになると思われるので、来月に発売予定されているLeopardこと、Mac OS X 10.5には、正式リリースとなるBoot Campが同梱され、Windows用のドライバCD-Rも不要になると聞いているので、この裏技的なWindows用ドライバCD-Rを作成する方法も不要になるのだろう。
実際、Boot Camp 1.4βの完成度はかなり高く、非常に安定したWindows用ドライバ群を提供してくれる。今回のBoot Camp 1.4βでは、Windows版のMightymous用ドライバも機能アップしている。Mightymousのスクロール・ボールによって縦方向のスクロールは、以前のドライバでも可能だったが、横スクロールには非対応だった。しかし今回のBoot Camp 1.4βでは、Mac OS版ドライバ同様にWindowsでの横スクロールもサポートされている。
今回、Boot Camp 1.4βに含まれていたATI(AMD)のMobility Radeon X1600用最新ドライバによって、筆者のiMac 20インチモデル(MA589J/A)へBoot Campによってインストールした、Windows Vista Ultimate(32ビット版)上でも、問題なくSecond Lifeビューアが動作するようになったが、他のMacの場合ではどうなのかは、不明だ。少なくとも、Intel 945Gシリーズの内蔵グラフィック・チップを使うMacであれば、Intel製の最新ドライバを適応することで、Second Lifeビューアが動作すると思われるが、他のATI(現AMD)製のMobility Radeonシリーズを搭載している場合には、Macに限らずWindows VistaのノートPCの場合にも、今回と同様のトラブルが発生する場合が考えられる。
新しいiMac 20インチモデル(MA876J/A)などの新iMacシリーズでも、ATI(現AMD)製のGPUが搭載されているようだが、今回のようなBoot Campのドライバの不具合が発生しなければ良いと思うのだが。
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