Tea Time @ Yokohama
駐在先のベトナムから一時帰国中の、筆者の友人であるsiam_breeze氏が、運転免許の更新で二俣川(横浜の運転免許センターがある)へ行っていた帰りを、横浜駅で待ち伏せする予定だったのだが、何故か逆に横浜のヨドバシカメラで筆者を待ち伏せされてしまった(要するに筆者が遅刻した)のだが、久々に会っていろいろと情報交換(というよりは積もり積もった雑談の山)をすることが出来た。
偶然、筆者とsiam_breeze氏の待ち合わせ場所である、横浜駅を移動中だったNo Mobile,No Life.氏も飛び入り参加していただき、三人で地下街の喫茶店へ入り情報交換を行った。三人のガジェット好きが集まれば、最低でもその倍以上のモバイル機器が集まるのは、この世界では当たり前なのだが、お約束の集合写真を筆者も掲載しておく(実際には、この他に有ったのだが)。
siam_breeze氏が愛用するHTC製の「TyTN II」を見せてもらった。筆者が昨年購入したHTC製のTyTNことソフトバンク モバイルの「X01HT」の後継機種だ。見かけ上、大きく変わったのはスライド式のASCIIキーボードから、液晶ディスプレイ部分が斜めに角度をつけて折り曲げ可能なヒンジ付きとなった点であるが、その他細部も大きく改良されているようだ。OS自体は、Windows Mobile 6となっているが、OSのカーネル部分はWindows CE 5.xとWindows Mobile 5から変わっていないので、メジャーバージョンアップではなく、マイナーチェンジOSという位置づけだろう。
siam_breeze氏曰く、ヒンジ部分の強度が心配とのことだが、確かに無理に折り曲げようとすると怖い結果が待っているかもしれない。また、無線LANやGPSを使用すると、電池の消耗が激しくて、標準バッテリーではなく大型電池が必需とのことだった。ただ、QUALCOMM製のベースバンド・チップセットが、どうやら改良版が搭載されているようで、GPSも感度が良くなっており、GSMの感度も上がっている感じがするとのこと。筆者のX01HTは、GSMと3G環境での感度がNokia製の携帯電話に比べて、著しく悪いので結局殆ど使わなくなってしまったのだが、新しいチップセットの製品ならば使ってみてもよいのかもしれない。SBMの「X02HT」に使われているQUALCOMM製チップはどうなのだろうか。
こちらは、No Mobile,No Life.氏に見せていただいた、Apple社の「iPhone」だ。残念ながらGSM携帯電話なので、日本国内では携帯電話としては機能せず、能力的にはアップル社の「iPod touch」と殆ど変わらない。ただし、iPod touchには搭載されていない、Bluetoothが内蔵されているので、ワイヤレスのヘッドヘッドセットが使用可能だ。ただし、iPhoneに搭載されているBluetoothには、SPPプロファイルがサポートされていないので、Bluetooth GPS受信機などとペアリングすることが出来ないのが残念なところだ。
後は、デジカメがiPhoneには内蔵されているが、iPod touchには無い。来年の春には、Apple社が正式にiPhoneやiPod touch用のOS X向けSDKをりりーすするということなので、その時点でガジェットとしての進化が始まると思われるし、3G対応版のiPhoneも発売される予定とのことなので、日本国内でも晴れてiPhoneが携帯電話として使える日も、遠くないだろう。それまでは、iPodの進化形であるiPod touchにより、OS Xに慣れ親しむ(タッチパネル操作やハッキングによるアプリケーション導入など)のも、面白そうだ。
筆者も、そろそろ新しいガジェットとというか、携帯電話が欲しくなってきてはいるのだが、携帯電話としての基本機能がしっかりしていれば、特にWindows Mobileスマートフォンである必要はなく、国産のSymbianかLinuxをOSとする高機能型携帯電話(Symbianによれば、スマートフォンの定義は、搭載するOSによってスマートフォンと定義しているので、国産携帯の90%はスマートフォンと定義している。)も、海外GSMローミング機能を搭載してきているので、選択肢の幅が広くなってきており選択幅が広くて、迷っているのが筆者の現状だ。
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