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2007年12月 1日

Nintendo Wii Fit

 Amazonへ予約してあった、任天堂の「Nintendo Wii」(任天堂 ウィー)用「Wiiフィット(「バランスWiiボード」同梱)」(Wii Fit)が筆者宅へ発売日の今日、夕食を食べている時に届いた。通常、Amazonからの配送は、午前中から午後一番には届くのだが、さすがに予約販売であっても、予約もままならなかったWii Fitだったので、発売日の今日に出荷が集中していたので、配達先も相当数だったのだろうか、珍しく夜の配達だった。

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 夕食を済ませ、土曜日の休日だったので、早速にNintendo Wiiを起動して届いたばかりの、Wii Fitを試してみることにしたのだが、筆者の想像以上に、このWii Fitは大きく重量があるのに、少々驚いた。考えてみれば、大人の人間が一人この「バランスWiiボード」へ乗るわけだから、かなり頑丈に作る必要があり、柔で軽くは作れないのだろう。

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 Wiiフィット(「バランスWiiボード」同梱)のパッケージには、「対象体重136Kg以下」という注意書きが目立つように印刷されている。この136Kgという体重制限は、かなり微妙な数値だと思う。なぜならば、日本では136Kgというと、かなりの肥満体重だと思うが、米国では136Kgという体重は、肥満体ではあるものの、かなりの人々が制限に引っかかってしまい、Wii FitバランスWiiボードが破損してしまうのではないかと、いらぬ心配をしてしまった。
 ちなみに、筆者と筆者の家内は、二人で同時に乗っても136Kg以下なので、全く問題はないのだが。

クリックで拡大ポップアップ Wii_fit_03

 Wiiフィット(「バランスWiiボード」同梱)には、パッケージ内部の殆どを占めているバランスWiiボードと、ソフトウェアとなるWiiフィットのパッケージ、及びバランスWiiボード用の単三乾電池が4本と、バランスWiiボード用説明書という内容になっている。恐らくは、今後バランスWiiボード用のWiiフィット以外のソフトウェア・パッケージも順次発売されるのだろう。そういう意味では、Nintendo Wii本体が発売された時点で、二本目のコントローラが同梱されていた、「Wii Sports」と似たような商品構成だと言える。

クリックで拡大ポップアップ Wii_fit_04

 バランスWiiボードには、裏面に単三乾電池を四本装着する電池ボックスがあり、この電池ボックスの蓋を外すと、Nintendo Wii本体とBluetoothによるペアリングを行う赤いボタンも装備されている。このペアリング・ボタンが電池ボックス内に装備されているのは、Wii用コントローラと同じだ。筆者宅では、Wii用コントローラの電池に、充電タイプのニッケル水素電池を使用しているので、バランスWiiボードにも付属の乾電池ではなく、Wii用コントローラ同様のニッケル水素電池を使用してみたが、問題なく電源がオンになり、Nintendo Wii本体とBluetoothによるペアリングも問題なく行えた。

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 WiiフィットのメディアをNintendo Wii本体へマウントして、Wiiフィットを起動すると、アプリケーションが起動する前に、Wii本体のファームウェアが自動的に更新される。このファームウェア更新が終わると、Wiiメニューの表示へWiiフィットのアイコンが表示されるようになり、この時点で再度Wiiフィットを起動すると、アプリケーションが起動する。Wiiフィットが起動したら、バランスWiiボードWii本体のBluetoothによるペアリングを、表示される画面に従って行う。と行っても、ペアリング用の赤いボタンをバランスWiiボードWii本体の双方で押すだけの簡単な操作だ。
 ちなみに、バランスWiiボードは、「ウィーボ」と呼ぶのだそうだ。起動メニューからプレーヤの登録を行うのだが、これは既にNintendo Wii本体へ登録してあるアバターの「Mii」を選択するだけの簡単な作業で、Miiへ登録されている情報に加えてWiiフィット用のプライベート・データとして、身長と生年月日の登録も必要となる。これらのプライベートな情報を扱うので、Wiiフィット用にもパスワードが設定可能になっているなど、細かな点もよく出来ている。

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 Wiiフィットには、何種類かのトレーニング用メニューがあり、ヨガや、筋力トレーニングなど、日頃の運動不足解消メニューから、ダイエット用メニューから筋力アップメニューなどを行えるようになっており、それらを毎日行うことで健康管理につなげられるようになっており、運動の記録はNintendo Wii本体へ登録したMiiごとに記録されるようになっている。
 ゲーム感覚のメニューもあり、主にバランス感覚を駆使した、体重移動によるゲームなのだが、これもかなりの運動量になる。また、これらの各メニューは、最初から全てを選択できるわけではなく、運動時間の累積値が一定の時間を超えないと、新しい項目部分を選択できない(アイコンもグレー表示)ようになっており、全てをプレイするには、確実にメニューをこなしていかねばならない。
 筆者は、バランス感覚のゲームメニューからスキーのスラロームと、ジャンプ競技が気に入って、何度かトライしたのだが、スラローム競技は実際のスキー経験とは違って、バランスWiiボードの体重移動になれないと、なかなか思ったように体(画面上の自分のMii)をコントロールできず、単なるコントローラでのアバター制御とは、全く次元の'異なる操作環境は、とても斬新で楽しく面白い体験だった。
 従来のテレビゲームやPCのゲームでも、キーボード操作やマウス操作、ゲーム用コントローラといった、指先での文字通り小手先の操作で、決して身体全体を駆使することは、行いたくても出来なかったのだが、それをNintendo WiiバランスWiiボードを使うことで可能としてくれる、まさに新次元の体感できるゲーム(Wiiフィットはゲームではなく、健康管理ソフトであるが)の登場だ。
 こういったバランスWiiボードのような新しいインターフェースが、PCMacなどでの使えるようになれば、Second Lifeなどの仮想空間内で、自分のアバターをWii用コントローラやバランスWiiボードで制御できるようになり、より仮想空間での生活が楽しくなるだろう。そういう意味では、これらNintendo Wii用の新インターフェースをフルに使った、仮想空間を、是非とも任天堂からNintendo Wii用としてリリースして欲しいものだ。

 

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