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2008年4月18日

3Dconnexion SpaceNavigator PE

 筆者の愛用しているPC用アプリケーションとMac用アプリケーションで、どちらの環境へも共通してインストールしている無償のソフトウェアは、「Firefox 2」と「Thunderbird 2」、そして「Google Earth」と「Second Life」ビューアだ。ブラウザとメールに関しては、Mac OS Xにも、Windows XPVistaでも標準装備のアプリケーションが装備されているが、やはりどちらの環境にも共通したユーザ・インターフェースを提供してくれるFirefoxThunderbirdは手放せない。最近では、Windows XPVistaの環境へも、高速で無料の「Safari」ブラウザをインストールしており、これまた重宝している。

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 Google EarthSecond Lifeビューアは、どちらも3D表示を行うのでマウスやキーボードの操作だけでも、それなりに表示を楽しむことは出来るのだが、Google Earth3D建造物や地形の表示を平面的に表示するだけであれば、マウスによる操作だけでも良いのだが、表示を3Dの立体表示にして隠し機能のフライト・シミュレータ機能などを使用したりする場合には、やはり3D環境用のコントローラを行った方が、よりリアルな表示を楽しむことが出来る。そんな快適な3Dコントロール環境を提供してくれるのが、筆者の愛用している3Dconnexion社製の「SpaceNavigator PE」だ。

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 3Dconnexion社製の「SpaceNavigator PE」は、光学式の6軸センサーを装備した3D専用のコントローラであり、ラバー・コーティングされたノブの部分が、前後左右どの方向にも自由に水平移動させることが出来、更にノブを引く押すという操作とノブを左右に回転させるという操作も同時に行える。SpaceNavigator PEに対応している3Dアプリケーションであれば、これらの操作によって3Dの視点や3Dの移動が自由に行える。
 SpaceNavigator PEのベース部分は、無垢の金属を削りだして作られているので、SpaceNavigator PE自体の重量が見た目よりもかなり重い。この重量によって、ノブの引く操作や回転の操作を行っても、SpaceNavigator PE自体が動いてしまうことがなく、3D操作を確実に行う事が可能だ。SpaceNavigator PEには、3D操作用のノブの他に2個のボタンが左右に装備されており、これらのボタンはアプリケーションによって操作が決まっている場合もあるが、プログラマブルにユーザが設定することも可能だ。
 このボタンは、マウスの押す操作によるボタンと違い、上に押し上げる感じで操作を行うのだが、クリック感がしっかりとあるので誤って操作をしてしまう事もない。しかし、SpaceNavigator PEを通常のマウスとして使用することは出来ず、マウスによる操作を代替えする機能も無い。つまり、マウス操作と3D専用の操作をSpaceNavigator PEで行い、同時にキーボードによるコマンド操作や矢印キーなどによる操作を併用することになるわけだ。

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 SpaceNavigator PEを使用するには、専用のドライバをインストールする必要があり、添付のCD-ROMからインストールを行うことになる。しかし、PCMac用共に最新版のドライバが3Dconnexion社のサイトからダウンロード可能なので、新たにSpaceNavigator PEを購入して使用する場合は、最初から最新版をダウンロードしてインストールした方が良いだろう。SpaceNavigator PE用のドライバは、SpaceNavigator PEに対応しているアプリケーション専用となっており、既にインストールされているアプリケーションに対応したそれぞれのプラグインやドライバが組み込まれる。
 簡単なSpaceNavigator PE用のデモソフトも含まれており、これらを用いてSpaceNavigator PEの操作練習を行うことが出来る。PC版とMac版では、デモソフトが異なっており、PC版の方が種類が多いのだが、見た目の綺麗さではMac版の方が上だ。また、SpaceNavigator PEの設定用コントロール・パネルもインストールされ、SpaceNavigator PEの各種設定や感度調整などを設定できる。SpaceNavigator PEに内蔵されている青色LEDによるパイロット・ランプも必要なければ設定によって消灯しておくことも、このコントロール・パネルから簡単に行える。

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 SpaceNavigator PEの対応している3Dアプリケーションは多数あるのだが、これまで海外の都市にしか対応していなかったマイクロソフト社の提供している「Live Search Maps」が、やっと日本の都市も3D表示が行えるようになった。では未だ、東京都心と埼玉の一部地域しか3D表示に対応していないのだが、SpaceNavigator PEを用いて操作を行ってみると、あたかも同社のフライトシミュレータを操作している様な感覚で操作できる。は、IEFirefoxのプラグイン(ActiveX)で動作するので、特にブラウザを意識することなく3Dマップの世界をSpaceNavigator PEによって体感できるので、3Dオブジェクトの対象地域がより充実して欲しいと思う。

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 無論、3Dマップの定番であるGoogle Earthでも、SpaceNavigator PEによって快適に3Dマップ内を自由に視点を変更して移動することが出来る。元々、筆者がSpaceNavigator PEを購入したきっかけは、Google Earthの操作を行う為に一年半ほど前に購入したのだが、それ以来Google Earthの操作は、マウスやキーボードによる操作では不自由でSpaceNavigator PEを手放せなくなってしまった。このGoogle Earthも最新版のバージョン4.3では、光の陰影が自由に制御可能となり、よりリアリティのある3Dマップの世界を提供してくれるようになった。
 また、Google Earthで表示される建物をはじめとする3Dオブジェクトの作成には、これもGoogleが無償で提供しているソフトウェア「Google SketchUp」を用いて自由に作成することが可能であり、このGoogle SketchUpもまた、SpaceNavigator PEに対応しているので、3Dオブジェクトの制作もマウスやキーボードだけでは、効率よく作成できない場合でも、SpaceNavigator PEを用いることによって、かなり自由度が上がった制作環境をクリエータに提供してくれるだろう。

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 3Dアプリケーションでは、3D表示地図の先にあるとも言える仮想世界のメタバースを提供している「Second Life」であるが、このSecond Lifeビューアも最新版(RC版ではあるが)ではSpaceNavigator PEに対応した。セカンドライフ・ビューアの操作は、キーボードのカーソル・キー(あるいは3Dゲームと同じ「W」、「A」、「S」、「D」キー)によってアバターを操作し、必要に応じてマウスによって3Dオブジェクトの選択を行うと言った操作だった。あるいは、Scond Lifeビューア上に表示されるカメラコントローラなどの操作パネルを、マウスによって操作したり、キーボードのコンビネーションによって矢印キーで操作を行っていた。
 しかし、RC版のSecond Lifeビューアでは、ついにSpaceNavigator PEによるアバター操作が可能となったので、SpaceNavigator PEによってアバターの操作が自由に行えるようになり、非常に快適となった。加えて、フライカム(飛行カメラ)への切り替えが、SpaceNavigator PEの左ボタンをクリックすることで行え、アバターの操作からフライカムへの操作へと瞬時に切り替わり、セカンドライフ内を自由な視点で快適に見ることも可能だ。Google Earthと同じく、Second Lifeの操作もSpaceNavigator PEを体験してしまうと、もはやキーボードの操作環境に戻ることは出来ない程、快適なSecond Lifeのメタバース環境をもたらしてくれる。
 最後にSpaceNavigator PEと「SpaceNavigator SE」の違いについて説明しておこう。SpaceNavigator PEの「PE」は、「Personal Edition」を表しており個人が趣味ベースで使用するモデルだ。これに対してSpaceNavigator SEは「Standard Edition」であり、個人に趣味ベースだけではなく、業務用にも使用可能なモデルである。SpaceNavigator PESpaceNavigator SEのハードウェアは同一であり、ドライバソフトなども一部の違いは有るようだが基本的には対応アプリケーションも同じようだ。
 我々が個人ベースで使用する場合には、SpaceNavigator PEで十分なのだが、業務用に3D CADや、その他の3Dアプリケーション使用する場合には、SpaceNavigator SEの使用となるのだが、個人で使用する場合であってもSpaceNavigator SEを趣味用として使うのはライセンス上問題無い。


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