ワンセグTV 920SH vs. 820SC
ソフトバンク・モバイルのダミープラグこと、プリペイドUSIMカードを契約したので、筆者が先に昨年購入したシャープ製「AQUOSケータイ」こと「920SH」のワンセグTVと、SAMSUNG mobile製「820SC」のワンセグTVを比較してみた。ソフトバンク・モバイル(SBM)の920SHは、3.2インチのワイドVGA(480ドット x 854ドット)液晶ディスプレイを装備しているのに対して、820SCの装備している有機ELディスプレイは、QVGA(320ドット x 240ドット)の2.6インチであり、画面の大きさでは920SHの方が圧倒的に強力だ。
しかし、ワンセグTV放送のオリジナル解像度は、最大で320ドット x 240ドット(ワイド画面放送時は320ドット x 180ドット)なので、ワイドVGA(480ドット x 854ドット)液晶ディスプレイを装備している920SHでは、拡大表示を行っているのに対して、820SCのQVGA有機ELディスプレイの場合にはドット・バイ・ドットの等倍表示を行っていることになり、見た目の解像度という点では両者の解像度差は無いことになる。
ワンセグTV放送の受信感度は、920SHと820SCでは殆ど差がない感じで、筆者宅の室内で受信を行った場合、電界強度の弱いチャンネルを受信してみると、両者とも似たような状態で受信出来なかったり、場所を移動すると受信できなくなってしまうという状況だ。窓際へ移動した場合には、どちらも全てのチャンネルをクリアに受信することが出来る。内蔵ロッド・アンテナの角度や方向も、両者とも調整も似たような調整位置でハッキリとした受信ができることから、殆ど感度は同じと考えて良いようだ。
画質を比べてみると、やはり液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの差が現れているようで、鮮やかさという点では有機ELディスプレイを装備している820SCに軍配が上がる。しかし、液晶ディスプレイを装備している920SHも十分な輝度を持っており、920SHの明るさの自動調整をオフにして、最大輝度に両者とも設定して比較してみないと、その差は判断しにくい程だ。
ワンセグTV放送の視聴という点では、やはり画面の大きな920SHの方が見やすく、820SCの装備している2.6インチの有機ELディスプレイは小さく感じてしまう。せめて3インチ程度のワイドQVGAを装備して欲しかったところだ。面白いのは、両者の表示画像にタイムラグが生じていた事で、920SHの方が僅かであるがワンテンポ表示が遅れている。
地上デジタルTV放送のフルセグメントの画面と比べてみると、ワンセグTV放送の表示との間にタイムラグが生じるのは経験していたが、同じワンセグTV放送機器同士で表示に時間差が生じるとは思っていなかった。どうやら、この表示の遅れは920SHの装備しているワイドVGA(480ドット x 854ドット)液晶ディスプレイへ、映像を拡大表示処理を行う為の演算時間が影響しているのかもしれない。
掲載したワンセグTV放送の画面は、著作権のコンプライアンスによりモザイクを掛けているので、画質を比べることは出来ないのだが画面の鮮やかさや明るさ(どちらも最大輝度に設定)の比較程度にはなると思う。いずれにしても、モバイル時の暇つぶしや、災害時の情報を得るには十分な性能を両者とも持っていると言えるだろう。
■ 【送料無料】白ロム920SH【未使用品】AQUOS白ロム携帯【ソフトバンク920SH】標準セット・安心のメーカー保証付【価格:35,800円(税込)送料別】
■ SoftBankソフトバンク プリ ペイドカード3000円×1枚【特別価格:2,700円(税込)送料別】
■ ソフトバンク プリペイドカード3000円分【価格:2,700円(税込)送料別】
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント