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2008年5月 3日

激安PC DNRH-001 (電源編)

 訳あって(理由は後述する)先週、筆者が購入した激安(19.999円(税込)の送料無料UPS内蔵PCDNRH-001」の電源部分をチェックしてみた。DNRH-001の電源ユニットは、HDDをマウントしているアルミ製のフレームをHDDごと外すと、電源ユニットの基板が表れる。HDDへ接続されているATA信号ケーブルと、HDD用の電源コネクタは予め外しておけば、アルミ製のフレームからHDDを外さなくても、電源ユニットをチェックすることが容易に可能なので、DNRH-001はメンテナンス性の高い構造を持っている。

Dnrh001_4_1

 DNRH-001の電源ユニットには、スイッチング電源回路用のトランスが目立つが、スイッチング用のトランジスタ用放熱フィンは、基板上には見あたらずに、どうやらシャーシを放熱用として利用しているようで、その為にDNRH-001の筐体が熱を持つようだ。また、DNRH-001の電源ユニットには、USP回路用の補助基板が縦に装着されており、このUPS回路用補助基板から、マザーボードのVIA社製Mini-ITXEPIA PD1000」へと、通信用フラットケーブルが伸びている。

Dnrh001_4_2

 DNRH-001の電源ユニット基板には、DNRH-001の背面にある電源スイッチからのACケーブルが、コネクタを介して基板へ接続されている(写真左端のコネクタ)。また、DNRH-001の背面にあるAC電源電圧の切り替えスイッチからも、電源電圧を切り替える信号が基板へコネクタを介して接続されている(写真中央の二本とも青いケーブルのコネクタ)。

Dnrh001_4_3

 また、DNRH-001の最大の特徴でもあるUPS用充電池からも、DNRH-001の電源ユニット基板へコネクタを介してケーブルが接続されている。ただし、UPS用充電池からのケーブルは、「」側のケーブルは途中で中継コネクタを経由して、赤いケーブルからオレンジ色のケーブルへ変換されて、DNRH-001の電源ユニット基板へ接続される。また、UPS用充電池からの「」側ケーブルは、DNRH-001の背面にある電源スイッチを経由して、NRH-001の電源ユニット基板へ青いケーブルで接続される。充電池の「」側ケーブル(黒いケーブル)も電源スイッチへ接続される前に中継コネクタを経由するので、USP用充電池の交換は中継コネクタを外すだけで容易に交換可能な構造となっており、この部分もメンテナンス性が高い構造だ。

Dnrh001_4_4

 DNRH-001UPS用充電池は、単三型のニッケル水素充電池が8本だと筆者は思っていたのだが、電圧を測定してみると「12.52V」の出力があった。即ち、一本の単三型ニッケル水素充電池の端子電圧は1.2Vなので、12.52Vということは10本の単三型ニッケル水素充電池が、DNRH-001UPS用充電池には使用されている計算となる。と言うことなので、前回のまでの記事「UPS内蔵PC DNRH-001」中と、「DNRH-001 1GBメモリへ改装」で記述した8本という記述は筆者の誤りであり、お詫びして訂正させていただく。

クリックで拡大ポップアップ Dnrh001_ups_error

 さて、今回なぜDNRH-001の電源ユニットやUPS用の充電池を、改めてチェックしたのかという理由であるが、筆者の最初のレポート「UPS内蔵PC DNRH-001」で、知人の購入したDNRH-001も筆者の手元に送られてきたことをレポートした。DDR PC-3200 DIMM 1GBメモリ・モジュールも届いたので、この週末に知人宅用のルータ兼某サーバ仕様へと設定して、連休中に知人宅へ出向いて設置してきてしまおうと、知人のDNRH-001DDR PC-3200 DIMM 1GBメモリ・モジュールを装着して電源スイッチを入れると、Windows XP Home Editionが起動後に、デスクトップ画面にUPSモニタの画面が一端消えた後に再度表示されて、赤い丸印に「Bat Low」の表示がされてしまうのだ。
 何度、DNRH-001を繰り返して再起動を行っても、このUPSモニタのバッテリー電圧低下のエラー表示は消えず、どうやら知人の購入したDNRH-001UPS用充電池が劣化してセルが何本か死んでしまっているようだ。
 DNRH-001HDDを調べてみると判るのだが、OSWindows XP Home EditionHDDへインストールされたのは、今から三年以上前の2005210日なので、既に三年間も経過しているため、ニッケル水素充電池が経年変化で劣化してしまっていても当然であり、むしろ生きていたのが不思議な位の時間が経過している。ちなみに、OSHDDへのコピーは、「Norton Ghost」を使用したネットワーク経由でのコピーであることも、HDDのフェイル状態やネットワークの履歴から読み取る事ができる。

Dnrh001_4_5

 また、何人かの方から筆者宛にメールでDNRH-001に関する質問があったのだが、記事中でレポートを行う形で解答とさせていただくので、個別のお返事は勘弁いただきたい。今回もDNRH-001の電源ユニットに関するレポートは、その解答レポートの一環でもある。今後も頂いた質問の回答という形でDNRH-001のレポートは引き続き行う予定だ。
 そんな質問のメールにあったのが、DNRH-001に付属してくるOSWindows XP Home EditionOEM版)に関する質問で、DNRH-001HDDにプリインストールされているのは、Windows XP Home EditionSP1であるが、添付されているCD-ROMWindows XP Home EditionOEM版)も同じかというものだ。少なくとも筆者の購入したDNRH-001や、知人の購入したDNRH-001に付属してきたCD-ROMでは、Windows XP Home EditionSP2だった。
 つまり、DNRH-001にプリインストールされているWindows XP Home Editionと、DNRH-001に付属してくるCD-ROMWindows XP Home Editionでは、リビジョンが異なっているというわけだ。従って、付属してくるCD-ROMを用いてDNRH-001Windows XP Home Editionを再インストールを行うと、初期状態のWindows XP SP1からSP2へとアップデートされるということになる。とは言え、もう間もなくWindows XPSP3も一般へ公開されるので、それを待ってDNRH-001SP3へのアップデートを行った方が、多数のセキュリティパッチを当てる必要も無いので、これからDNRH-001を購入した場合には、Windows XP SP3の公開を待ってアップデートを行った方が良いだろう。

<<以下、Windows Update編へ続く>>


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コメント

5/6追記:

知人の購入したDNRH-001のUPS用充電池不良ですが、知人が購入先のIOSYSへ問い合わせました。

IOSYSからの解答では、DNRH-001の初期不良という事で、DNRH-001の交換となったそうです。

連休中にも関わらず、IOSYSの通販担当者の回答は素早くて、知人曰く「高感度アップ」だっただそうです。 (^O^)

投稿 清水 隆夫 | 2008年5月 6日 16:56

5/8追記:

IOSYSの「DNRH-001:サポート」ページで、新たに注意が追加されました。

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○内蔵UPSのバッテリに関して
当商品はアウトレット品となり、完全な新品商品では御座いません。
生産されてから多少期間が空いておりますので、内蔵UPSバッテリの駆動時間や状態に関しては、個体差がある可能性が御座います。
よって、内蔵UPSに関する事項は中古商品と同様に消耗品の扱いによる無保証項目とさせて頂きます。予めご了承下さい。
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UPS用のニッケル水素電池の劣化は、不良交換の対象外となるそうです。従って、今後はUPS用ニッケル水素電池の劣化による不良交換はされないと思われますので、5/6追記のコメントによる不良交換は、例外処理と考えてください。

投稿 清水 隆夫 | 2008年5月 8日 17:00

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