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2008年6月24日

DNRH-001 (サーバ化編)

 少し間が空いてしまったが、筆者の購入した激安(19.999円(税込)の送料無料UPS内蔵PCDNRH-001」を、サーバとして運用するためのカスタマイズ方法として数回に渡って紹介する。DNRH-001を、通常のWindowsパソコンとして使用する場合には、標準搭載されている256MBのメモリを、512MB1GBのメモリ・モジュールへ交換するだけで、少々熱くはなるものの、3Dゲームでもプレイしない限りPCとしては稼働に問題は無いだろう。

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 しかし、DNRH-001をサーバとして運用する場合には、24時間の連続稼働を行う事になり、しかも一般家庭内での稼働となると空調が24時間効いている訳でもないだろうから、放熱処理は必要不可欠となる。これはDNRH-001の特徴でもあるファンレスを諦める必要を意味するが、標準搭載されているHDDを改装するなどを行えばファンレスを維持することも不可能ではないかもしれないが、筆者は過去の経験から、ファンレス稼働でダメージを受けるのは、CPUやメモリではなくHDDが最も多かった。
 とりあえず、小型のファンを仮取り付けして監視ソフト(SpeedFan)により、温度変化のログを約一ヶ月間取り続けて、小型ファンを一個内蔵すればHDDの温度上昇が防げることが判明した。ファン取り付けに関しては別途レポートを行うが、連続運転を行わないでPCとして使用する場合には、特にファンの取り付けは不要だと思う。今回は、DNRH-001をサーバとして運用する為の基本的なWindows XP Home Editionのカスタマイズ方法を解説しよう。

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 DNRH-001のサーバ用カスタマイズは、まずWindows XPのユーザ・インターフェース「Luna」を停止させて無駄なエフェクトを排除する。Windows XPファミリィのサーバOSとしては、Windows 2003 Server(或いはWindows 2000シリーズ)があるが、Windows 2003 ServerLunaは装備されていない。Lunaの解除は簡単で、DNRH-001Windows XPデスクトップ(或いはスタート・メニュー)から、「マイ コンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を表示する。
 次に、「システムのプロパティ」画面から「詳細設定」タブをクリックし、更に「パフォーマンス」の項目から「設定」ボタンをクリックする。

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 すると「パフォーマンス オプション」の画面が開くので、「視覚効果」タブ画面から「◎パフォーマンスを優先する(P)」をクリックすると、Windows XPLunaによる全てのエフェクトが選択解除されるので、「OK」ボタンをクリックする。

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 「OK」ボタンをクリックすると、デスクトップ画面のデザインが、Windows 2000 Professional/Serverのデザイン(Windowsクラシック)へ書き換えられ、「システムのプロパティ」画面のデザインもLunaによるWindows XPデザインから、Windowsクラシック・デザインへと変わる。ここで、再び「詳細設定」タブをクリックし、更に「パフォーマンス」の項目から「設定」ボタンをクリックし、「視覚効果」タブ画面から「◎カスタム(C)」をクリックして「□ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」にだけチェックを入れて「OK」をクリックしておく(理由は後述する)。

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 次に、Windowsクラシック・デザインになったDNRH-001のデスクトップ画面を右クリックして、メニューから「プロパティ(R)」選ぶ。表示された「画面のプロパティ」より、「テーマ」タブ画面の「テーマ(T)」のドロップ選択メニューより、「Windows XP」から「Windowsクラシック」を選択し「OK」ないしは「適用(A)」をクリックすると、デスクトップの壁紙画像(背景)が消えて無地の青いデスクトップへと変化する。
 さらに、「画面のプロパティ」より「スクリーンセーバー」タブから、「スクリーンセーバー(S)」のドロップ選択メニューより「(なし)」を選択して「OK」ないしは「適用(A)」をクリックする。次に、「画面のプロパティ」の「デザイン」タブ画面で、「ウィンドウとボタン(W)」が「Windows クラシック スタイル」になっていることを確認し、「配色(C)」も「Windows スタンダード」になっていることを確認する(配色は好みによって変更しても良いのは言うまでもないが)。確認して問題が無ければ「効果(E)」ボタンをクリックする。

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 「効果(E)」ボタンをクリックすると、「効果」の設定画面が表示されるので、「□次のアニメーション効果をメニューとヒントに使用する(U)」のチェックが外れている事を確認し、チェックされている場合にはチェックを外しておく。また、「□ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する(W)」へチェックされていることも確認し、問題なければ「OK」ボタンをクリックする。

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 最後に「画面のプロパティ」の「設定」タブから、「画面の色(C)」が「中(16ビット)」に設定されていることを確認する。「最高(32ビット」に設定されている場合は、「中(16ビット)」に設定し、合わせて「画面の解像度(S)」は、DNRH-001のサーバ用途にもよるのだが、「800 x 600 ピクセル」か「1024 x 768 ピクセル」に設定した方が、リモートでDNRH-001制御する場合にはパフォーマンス的に有利となる。
 以上のカスタマイズで、見かけ上はLunaの動作が停止したかのように見え、サーバ用途に不要なエフェクトや無駄なリソース消費も減るのだが、実際には未だLunaの実体は稼働し続けているので、これを完全に停止させてしまおう。

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 DNRH-001の「スタート」メニューから「コントロール パネル(C)」を選択クリックし、コントロール・パネルを開く。コントロール・パネル画面から「管理ツール」のアイコンをクリックして「管理ツール」画面を表示し、その中から「サービス」のアイコンをクリックする。

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 「サービス」のアイコンをクリックすると、現在DNRH-001Windows XPで稼働中のサービス・タスクの一覧リストがサービス名のアルファベット順に表示されるので、一覧リストの中から「Themes」サービスを選択してダブルクリックをする。

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 すると「Themes」サービス・タスクのプロパティが表示され「サービスの状態:」が「開始」となっているハズなので、「停止」ボタンをクリックし「Themes」サービスを停止させる。この「Themes」サービスがLunaの実体なので、この状態でLunaは完全に停止した。しかし、DNRH-001Windows XPが再起動すると、再びLunaの実体である「Themes」サービスが自動開始してしまうので、それも停止させてしまおう。
 「スタートアップの種類(E):」のドロップ・メニューを開くと、「自動」の他に「手動」と「無効」を選択可能なので、「手動」か「無効」のどちらかを選択し「OK」ボタンをクリックすれば、次回のDNRH-001Windows XPが再起動した際も、Lunaの実体である「Themes」サービスが自動開始してしまう事は無い。以上の設定で、DNRH-001のサーバ向けカスタマイズは完了だ。かなり、デスクトップのウィンドウ表示なども軽くなったのが実感できると思うし、CPU負荷も減っているハズだ。
 次回は、DNRH-001のリモート制御を実現するVNC」について解説を行う予定だ。Windows XP Professionalであればリモート・デスクトップ機能が実装されているので、VNCは不要なのであるが、Windows XP Home Editionではリモート・デスクトップ機能が未実装なので、サーバ用途にも関わらずキーボード、マウス、ディスプレイを接続しなければならず、非常に不経済だし場所も取ってしまう。
 ちなみに、本レポートの冒頭に掲載したDNRH-001のデスクトップ画面だが、これはVNCによって別のWindows XP Professionalパソコンから、VNCによってリモート表示したDNRH-001のデスクトップ画面である。

<<以下、VNCサーバ編へ続く>>


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コメント

BIOSとドライバ変でコメントさせていただいたtomoです。
その後、ルータ&サーバとしてご機嫌に稼動しています~(^^)v

発熱の問題はみなさんがおっしゃるようにCPUやチップセット・メモリよりもHDDの温度がすごく気になりました。
私は、HDDを大容量のものに積み替えてFreeBSDでルータ&サーバとして利用しているのですが、
そのままの状態だとこの涼しい時期にもかかわらず50度前後を行き来していました。

すぐに「氷室」というHDDケースを購入し、ケースの横を少し切ってIDEと電源ケーブルを引っ張り出し、
ケースの上に乗せるような状態にしました。
この対応で、40~45度にはなったのですが、夏場が乗り切れるかどうか。。。^^;

そこで、40cmほどのIDEケーぶると、電源の延長ケーブルを購入し、
ケースに入れたHDDは余っていたPCケースの5インチベイに入れてみました。
すると、今のところ35~40度くらいまで下がりました。
一応、猛暑になったときのことを考えて5インチベイに入る静音ファンは用意しましたが、今のところ回さなくても十分なようです。

ケースを良く見ると、ボードを追加したときのフタをはずせば、ケースを切らなくても
そこからIDEと電源ケーブルが引き出せたかな~とは思っています。

サーバ運用するときには、HDDを今の位置ではちと不安ですので、外に出すことを考えた方が無難だと思いました。

せっかくUSBも付いているので、これを使って完全に外付けHDDにしちゃうのも良いかと思いましたあ~^^;

このマシンはいろんな用途で使えそうなので、もう1~2台買ってWindowsで使って見ようとも思っています。(^^ゞ

投稿: tomo | 2008年6月29日 12:56

tomoさん、こんばんは、

>その後、ルータ&サーバとしてご機嫌に稼動しています~(^^)v

安定稼働、なによりです。私の方も、Windows XP Home Editionのなんちゃってサーバもどきエディション(苦笑)で、安定して某サーバのソフトが稼働しています。

>発熱の問題はみなさんがおっしゃるようにCPUやチップセット・メモリよりもHDDの温度がすごく気になりました。

電源ユニットとHDDが離れていれば、特にHDDの空冷も、連続稼働であってもなんとかなる(かも?)レベルなんでしょうが、この構造だとHDDをファンでクーリングしてやらないと、夏場は十中八九、HDDのデータエラーを起こしてしまう感じですね(過去の経験では、停止させてデータ普及可能な状態でのクラッシュなので、物理的なダメージではないのですが)。

今は、手持ちのCPUクーリング用6cmファン(3000rpm)を試験的に回転数を変化させて使ってます。温度は40度台なので問題ないレベルです。吸い出しが良いのか吸い込みがよいのかを、現在試行錯誤中です。

>せっかくUSBも付いているので、これを使って完全に外付けHDDにしちゃうのも良いかと思いましたあ~^^;

USB 2.0でもIDEに比べると遅いのと、起動時にはUSB 1.1モードなのでブートが遅いですよ。ブート後にHDDアクセスが無いとか、データベースアクセスが無いようなアプリなら良いかもしれませんが。私のトコではSQL使うアプリなので、HDD速度が遅くなるのは問題になっちゃうので、IDE接続は外せません。

>このマシンはいろんな用途で使えそうなので、もう1~2台買ってWindowsで使って見ようとも思っています。(^^ゞ

いろいろと遊ばせてくれるので、おもちゃ兼実用機としては、コストパフォーマンスは最高ですね。Windows XP Home付きってのを考慮すると、ハードは実質1万円以下ですしね。(^O^)

そうそう、UPSがLinuxでも動作するようになりました。後ほどレポートする予定です。

投稿: 清水 隆夫 | 2008年6月29日 20:43

>そうそう、UPSがLinuxでも動作するようになりました。後ほどレポートする予定です。

おおお~楽しみですう~
FreeBSDはLinuxのソフトをエミュレートできますから、
うまくすれば家の環境でも動かせるかもしれません~ヽ(^o^)丿

投稿: tomo | 2008年6月29日 20:58

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