Intel D945GCLF2
筆者宅内で稼働しているサーバ群(と言っても、個人用のサーバだが)の一台をリプレースするために、マザーボードを購入した。今回、筆者が購入したのは、Intelの最新デュアルコアAtomプロセッサを搭載している「D945GCLF2」だ。初代のシングルコアAtomプロセッサを搭載していたモデル「D945GCLF」と同じ、Mini-ITXのマザーボードだ。
あまり初物のプロセッサを搭載したマザーボードは避けたいところであるが、初物プロセッサと言ってもシングルコアがデュアルコアになっただけなので、大きな問題は出ないだろうと、比較的安易な気持ちでD945GCLF2を購入してみたが、実際に組み上げてみないとなんとも言えない。
Intel D945GCLF2に同梱されている付属品は、非常にシンプルだ。I/Oバックパネルと、SATAとATAのケーブルがそれぞれ一本ずつと、ドライバを収録したCD-ROM、それと説明書とシールで、シールはIntelのプロセッサを購入すると付属してくる、お馴染みのシールの小型版と、D945GCLF2のコネクタ類のピンアサインなどが描かれたシールだ。
D945GCLF2の前のモデルである、D945GCLFと比較してみると、プロセッサがデュアルコア版のAtom 330に変更になった点以外では、オンボードのEthernetポートが、100BASE-TからギガビットEthernetポートへと変更になった点が、筆者にとっては嬉しい点だ。TV出力用のS端子が搭載された点も、D945GCLFからD945GCLF2へのモデルチェンジによって追加されたポートの一つだ。
後の細かな点での相違点は、ATX電源コネクタが20ピンから24ピンへと変更された点や、オンボードでのUSBポート・コネクタが追加された点などで、細かな点ではあるが、D945GCLFからD945GCLF2へ世代が代わって改良されたようだ。とは言え、搭載メモリのスロットが相変わらず1スロットしか搭載されていない点は改良されておらず、最大で2GBまでのDDR2メモリしか搭載できない。今回は、DR2-667(PC2-5300)2GBのメモリも一枚購入した。
この他、D945GCLF2のチップセット冷却用のヒートシンク(ファン付き)の高さが、D945GCLFに比べ低くなった点や、逆にデュアルコアのプロセッサを搭載した関係から、プロセッサ用ヒートシンク(ファン・レス)の高さが高くなった(チップセット側ヒートシンクと同じ高さになった)関係で、D945GCLFに比べマザーボードを収納するケースを選ばなくなった点は有りがたいところだ。
今回、筆者が購入したD945GCLF2の組み立て過程や、これまで使用していたマザーボード(やはりMini-ITX)との比較などは、改めてレポートする予定だ。筆者としても早く組み立てをしたいところなのだが、明日から出かけてしまうので少し先になってしまうのが残念である。
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