Apple 新iPod touch
筆者が入手したDMPプレーヤ「SAMSUNG YEPP P2」であるが、筆者の手元を離れてしまう悪夢が現実のものとなるのが、殆ど確定してしまいそうになったので、代替えのDMPプレーヤとして出荷が開始され始めた、Apple社の「iPod touch (8GB) [MB528J/A]」を購入してみた。
初代のiPod touchに継ぎ、第二世代目となるiPod touch (8GB) [MB528J/A]は、見た目は殆ど初代と変わりなく、一見すると違いは殆ど判らない位だ。Apple社らしい洒落たプラスチック製のパッケージは、中が見える透明プラスチック製で、先に紹介したSAMSUNG YEPP P2のパッケージと同じだが、ベース部分も透明プラスチック製で、中の白いペーパの梱包が見える構造だ。
新iPod touch (8GB) [MB528J/A]のパッケージは小型で、SAMSUNG YEPP P2のパッケージの半分程度の大きさだ。上蓋を開けると、内蓋の透明プラスチック製ベースに、新iPod touch (8GB) [MB528J/A]が固定されており、その内蓋を取り外すと、紙製の梱包パッケージが現れ、それを開けると内部には保証書、説明書、アップル・シール、イヤフォーン、USB接続ケーブル、ドック・ベース・アダプタ、クロス(液晶とボディを磨くため)などが現れる。
第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の液晶ディスプレイ前面には、保護用のシールが貼ってあり、このシールの表面には、動作時の画面を模したアイコンなどが印刷されており、これもSAMSUNG YEPP P2のパッケージを開封した際と全く同じだ。
第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の左側面には、初代iPod touchには装備されていなかった、音量ボリュームのアップダウン用ボタンが装備された。底部のドック部分と3.5mmφイヤフォーン・ジャックは、周辺機器との互換性もあるため全く同一であるが、本体周辺がエッジの効いた薄型になったためか、付属のUSBケーブルを差し込むと、裏側はUSBケーブルのドック・コネクタがはみ出てしまう程、エッジ周辺は薄い。
新iPod touch (8GB) [MB528J/A]の本体上部は、電源スイッチとなっており初代iPod touchと同じだが、この部分もエッジが薄くなったためか、押しやすく感じた。本体前面に装備されていいる唯一の操作ボタン(ホーム・ボタン)も、初代iPod touchと同じだ。
第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の本体裏側の素材は、クロム調のステンレス素材で、初代iPod touchと同じだが裏側から見るとエッジ部分が大幅に薄く仕上げられているのが良くわかる。むしろ初代iPod touchよりも0.5mm程厚みが増えて8.5mm厚になったにも関わらず、初代iPod touchよりも全体的に薄く見えたり感じたりするのは、デザインの成せる技だろう。
第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の本体裏側上部には、初代と同じく部分的にプラスチック製となっており、この部分の電気的な「穴」を内蔵Wi-Fi用の電波の出入り口、すなわちアンテナ用としている。本体裏側下部にはレーザ刻印による、シリアルナンバーや規格認定ロゴなどが刻印されているのだが、技適番号が何故か三つ刻印されている。第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の内蔵Wi-Fiは、IEEE802.11/b/gなので、二つで良いハズなのだが。
新iPod touch (8GB) [MB528J/A]の電源を入れると、お馴染みのアップル社のロゴであるリンゴのマークが表示された後、USBでiTunesへ接続しろという画面が表示され、電源オフ以外の一切の操作を受け付けてくれない。iPodシリーズは、iTunesがなければタダの文鎮なので、兎にも角にも(Mac OS X版でもWindows版でも)iTunesを起動してUSBで接続しないと、これ以上先には進めない。これが煩わしいと言っても、それがアップル社の流儀なのだから仕方がない。
早々に、筆者のiMac 20インチを起動し、USBケーブルを接続(相変わらずiMacの裏側へのUSBケーブル接続は面倒くさい)して、iTunesを起動しようとしたらアップデートのアラートが表示された。Mac OS Xのアップデートも行い再起動し、再度iTunesを起動して第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]を接続し、アクティベーションを行うと、やっとここで第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の液晶画面に、アプリケーションのアイコン群が表示された。
Windows版のiTunesを起動しても良かったのだが、iPhone 3GのWindows版iTunesの不具合などもあったため、安全を考えてMac OS X版のiTunesを起動した。折角iMacへUSB接続したついでに、そのまま新iPod touch (8GB) [MB528J/A]の充電を行うと共に、筆者のiTunesライブラリに収録しているMP3ファイルとの同期も行ったのは、言うまでもない。
理由はどうあれ、折角SAMSUNG YEPP P2と、第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]が手元にあるので、両者を比べてみることにした。大きさは、見た目では圧倒的に第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の方が大きく感じてしまうのだが、実際に並べて比べてみると、SAMSUNG YEPP P2よりも一回り大きい程度だ。厚みは、第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の8.5mmに対して、SAMSUNG YEPP P2は9.9mmと1.4mm程厚い。
液晶ディスプレイの解像度は、第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の480ドット X 320ドットの3.5インチに対して、SAMSUNG YEPP P2は480ドット X 272ドットの3インチ・ワイドQVGAで、0.5インチの差ではあるが第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の方が大きなディスプレイを装備している。映像の表示では、大きなディスプレイを装備している第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の方が見やすいが、携帯性という面では、小型(フットプリントは、一般的な携帯電話と同じだ)なので、SAMSUNG YEPP P2の方が勝っている。
毎日がモバイル環境で携帯電話との併用であれば、やはりSAMSUNG YEPP P2が便利だと思う(ファームウェアのバージョンアップによって、携帯電話との連携プレイ機能も実装される)ので、毎日モバイルをすることも無い筆者が、やはり第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]を使用することになりそうだ。自宅内であれば、Wi-Fi装備の第二世代iPod touch (8GB) [MB528J/A]の方が、使い勝手は良いだろうし。と、自分で自分に言い聞かせている筆者である。
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