SAMSUNG mobile 930SC OMNIA (3)
SAMSUNG mobile主催の「ブロガー感謝イベントの「OMNIA Fantasy」前夜祭」の会場で、招待され出席したブロガー全員へ配られた「SAMSUNG mobile 930SC OMNIA」であるが、三週間ほど筆者のメイン携帯電話として使用した段階での感想などをレポートしておく。ファースト・インプレッションでは、ダミープラグこと「プリペイドSIM(プリモバイル)カード」を使用したが、当然ながらメインの携帯として使用したので、パケット通信も可能な通常契約のSIMへ改装して使用しているのは言うまでもない。
まずはメイン携帯電話として使用する準備として、これまでメインの携帯電話として使用していた「920SH」から、アドレス帳をSAMSUNG mobile 930SC OMNIAへ転送した。電話帳データのコピーは、どちらの機種もBluetoothとIrDA(赤外線ポート)をサポートしているので、どちらでも可能なのだが、ペアリングも不要で高速な転送が可能な赤外線通信によって行った。双方の赤外線ポートを向き合わせて、930SC OMNIAを待機状態として920SHから転送を行うだけで、Bluetoothと違い面倒なペアリング操作も不要で簡単な上、Bluetoothより高速だ。
次に、SAMSUNG mobile 930SC OMNIAの最大の特徴でもある待ち受け画面の「TouchWIZ」をカスタマイズした。TouchWIZに関しては機会を改めて別途レポートする予定であるが、TouchWIZのサポートしている「ウィジェット」群は、全てがウィジェット機能(画面上で動作するアプリケーション)を持っている訳ではなく、その殆どはWindowsやMacで言うところの、「ショートカット・アイコン」としての機能しか持っていない。従って、よく使う930SC OMNIAの機能を、ボタンに割り当てる様な間隔で、待ち受け画面に貼っておけるという機能が大半だ。
筆者の場合は、待ち受け画面には時計とカレンダーが必需なので、これらを貼り付けておいた。また、デスクトップの壁紙に相当する待ち受け画面の壁紙画像も、比較的見やすいデフォルトで収録されているサンプル画像の中から選択した。930SC OMNIAに収録されているサンプル画像は、もっとシンプルな無地のカラー画像なども選択出来るとと良いのだが、8GBもの大容量のフラッシュ・メモリなのだから、もう少し多めに収録して欲しかったところだ。
930SC OMNIAのメニュー画面は、一般的な携帯電話と同一のメニューアイコンが並ぶので、操作に戸惑うことはないだろう。この辺りは、ボタン操作の携帯電話から930SC OMNIAへ機種変更しても、待ち受け画面のTouchWIZに慣れていなくても、カーソル・ボタン操作から、直接アイコンをタッチする操作への慣れだけの問題だ。930SC OMNIAのメニュー・アイコンは、シンプルな淡い色で、背景画像によっては地味に感じる。ミドルウェアとしてVivid UIを搭載しているにも関わらず、アイコンの形状などのカスタマイズは行えない(着せ替え機能)のが残念だ。
SAMSUNG mobile 930SC OMNIAに内蔵されているデジタルカメラは、510万画素のオートフォーカスと、PHOTOS 920SCに比較すると光学ズーム機能やキセノン・フラッシュ機能などが省かれているが、ビューアが3.3インチ、800ドット x 480ドットのワイドVGA大型液晶ディスプレイとなった関係で、非常に撮影し易くなった。また、PHOTOS 920SCだけではなく、他の携帯電話に内蔵されているデジタルカメラに比べて、撮影画像の保存が非常に高速なので、スナップを撮影している場合でもストレスが全く無い。
930SC OMNIAの高速な撮影画像の保存は、内蔵の8GBフラッシュ・メモリだけではなく、装着したmicroSDメモリカードに対しても高速な保存が可能なので、恐らく撮影画像のバッファ・メモリの容量と速度が優秀なのだろと思われる。930SC OMNIAのデジタルカメラ機能に関しても、別途詳細なレポートを行う予定であるが、サンプルで撮影した写真を掲載しておく。
ただし、PHOTOS 920SCをレポートしていた時点では、ココログへの写真画像アップロードに容量制限が事実上無かったので、オリジナル撮影画像を掲載したのだが、現時点ではアップロード可能な容量が1MB以下とココログ側が制限してしまったので、800ドット x 600ドットへリサイズした画像を掲載する。930SC OMNIAでの撮影(あいにく曇天時に撮影した)は、最大解像度のファインなので、1.5MB程のサイズだったが、Photoshopにてリサイズと圧縮を行ってアップロードしてある。
サンプル撮影写真1(800ドット x 600ドットへリサイズ)
サンプル撮影写真2(800ドット x 600ドットへリサイズ)
930SC OMNIAで撮影した写真のExif情報を見てみると、レンズのF値がなんとF2.8(小さなレンズなのに本当!?)となっている。この表示が誤りで無ければ、携帯電話の内蔵デジタルカメラとしては、非常に明るいレンズを搭載していることになる。ちなみに、PHOTOS 920SCで撮影した写真のExifでは、焦点距離なども(誤った値ではあったが)Exifへ書き込まれていたのだが、930SC OMNIAではこれらの情報は書き込まれなくなった。
とは言え、930SC OMNIAの内蔵デジタルカメラは、機能や撮影画像も非常に優秀なので、携帯電話の内蔵デジタルカメラを頻繁に使うユーザにとっては、機種変更の際に930SC OMNIAを候補に加えた方が良いだろう。
筆者が、最も気に入ったSAMSUNG mobile 930SC OMNIAへ搭載されている機能に、電卓機能がある。他の携帯電話やスマートフォンや、MP3プレーヤのiPod touchにまでも、電卓機能は搭載されている言わば標準的な搭載機能であるが、930SC OMNIAに搭載されている電卓には、関数電卓(fx)機能が搭載されているのだ。一般の携帯電話では、10キーパッドを数値入力に流用するため、決して使いやすい電卓機能ではない場合が多く、特に10キーパッドの配列が本来の電卓と逆になってしまうので、数値入力に迷う場合も多い。
しかし、930SC OMNIAに搭載されている電卓機能は、タッチパネルのスクリーン10キーパッドであるため、本来の電卓と同じ配列の10キーパッドを表示してくれるし、更にはキーパッド表示が自由なのを利用して関数電卓機能までも搭載しており、非常に使いやすいのだ。930SC OMNIAの関数電卓機能は、理系の学生やエンジニアにとって、非常に有りがたい機能ではないだろうか。
筆者の個人的な願望としては、関数電卓モードの10キーパッドには、未だ割り当てされていないキーもあるので、願わくばバージョンアップの際に2進(BIN)、8進(OCT)、16進(HEX)の機能を追加してもらえれば、プログラマーからもIT系エンジニアからも絶賛されるのではないかと思うのだが。
渋谷で開催中の「OMNIA Fantasy」も、いよいよ後残すところ三日間だ。本日からは最終日となる25日のクリスマスまでは、13時~21時まで開場されているので、実際に来場してSAMSUNG mobile 930SC OMNIAを実際に操作して、その使い勝手や内蔵デジタルカメラ、TouchWIZなどを、実際に体感してみることをお勧めする。
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