BUFFALO BSCRMSDCWH
先月末に発刊されたのを紹介した、晋遊舎刊のムック「Linux 100% (Vol.8)」へ筆者が執筆した、 「ASUS Eee PC 1000HE」へUbuntu 9.04 Netbook Remixをインストールする評価で用いた、「Transcend microSDHC 8GB」をASUS Eee PC 1000HEのUSB 2.0ポートで用いるために使用したのが、今回紹介するバッファロー microSD専用USB2.0/1.1フラッシュアダプター(ホワイト)「BSCRMSDCWH」だ。
BUFFALO(バッファロー)のUSBポート専用microSD/SDHCメモリ・カード・アダプタBSCRMSDCWHは、非常に小型のメモリ・カード・アダプタで、その大きさはmicroSD/SDHCカードと比べるてみると、良くわかる。上の写真ではUSBポート接続用のソケット部分が、保護キャップで覆われているのだが、この保護用キャップを外すと更に小さくなる。実際にUSBポートへBSCRMSDCWHを装着してみると、まるでUSBポート用の保護キャップの様で、接続したままでも殆ど邪魔にならない出っ張り状態となる。
筆者が、これまで常用してきたUSB接続のmicroSDメモリ・カード・リーダは、「SAMSUNG mobile Blogger Night」出席者全員へ、評価モニター用としてプレゼントされたソフトバンク・モバイルの「SAMSUNG mobile PHOTOS 920SC」ユーザ特典のキャンペーンで頂いた、SAMSUNG mobile謹製のUSBプラグ型microSD専用メモリ・カード・リーダだ。小型なので便利に使っており、付属してきたmicroSDは2GBだったが、USBアダプタ自体はmicroSDHC対応なので8GBまでは読み書きできるのも確認していた(写真:上)。
また、小型で薄型のmicroSDメモリ・カード・リーダも筆者は以前に購入しており、こちらも携帯には便利だったので名刺入れに片隅に1GBのmicroSDメモリを装着したまま忍ばせてある。この薄型USBアダプタは残念ながら(購入時期が早かったので)SDHC非対応だったのだが、現在売られている製品はmicroSDHCにも対応しているのは言うまでもない。これら、筆者の所有している小型のUSBプラグ型microSD/SDHCメモリ・カード・リーダと比べてみても、バッファロー microSD専用USB2.0/1.1フラッシュアダプター(ホワイト)「BSCRMSDCWH」は、更に小型なのが、写真で見比べると良くわかる。
BUFFALO(バッファロー)のUSBポート専用microSD/SDHCメモリ・カード・アダプタBSCRMSDCWHは、デスクトップPCよりもノートPCやネットブックPCのUSBポートに最適な形状だ。写真を見てもらえば判るが、通常の小型USBアダプタの場合には、装着している状態だと、かなり出っ張った形状となってしまうので装着しっぱなしで、鞄などへノートPCやNetbook PCを収納しようとすると、かなり'邪魔だ。しかし、BSCRMSDCWHであれば出っ張りが極僅かなので邪魔にならずに装着した状態でも容易に収納可能となる。
写真は、晋遊舎刊のムック「Linux 100% (Vol.8)」で、「ASUS Eee PC 1000HE」へUbuntu 9.04 Netbook Remixをインストールする評価で用いた際に撮影したのだが、二つのUSBポートのそれぞれに、バッファローのBSCRMSDCWHを装着しており、それぞれのBSCRMSDCWHには「Transcend microSDHCカード 8GB (Class6)」を装着し、Ubuntu 9.04 Netbook Remixと、Fedora 10をインストールしてあり、起動時にブートするOSを(HDDのWindows XPも含めて)選べる様にしている。
ASUS製のデスクトップPC用マザーボードでは、筆者が今年購入した「ASUS Crosshair II Formula」や、その前に購入した「ASUS A8N-SLI Premium」などにも、BIOS起動時に「F8」キーを押すことでBIOS Boot Menuが表示され、接続されているブート可能なストレージを選択できる機能がある。NetbookのASUS Eee PC 1000HEにも同様の機能が装備されているのだが、名称がBBS(BIOS Boot Selector)となっており、BIOS起動時のPOST画面表示の際に「Esc」キーを押すことで、このBBSを呼び出すことが可能だ。
USBフラッシュ・メモリも大容量化されてきているのだが、LinuxのLive USBが一般化されてきたので、CD/DVDドライブを持たないネットブックPCやノートPCのみならず、デスクトップPCの場合にもWindowsがブート不能になった場合、データ復旧用にLinuxをUSBフラッシュ・メモリから起動して、ファイルのサルベージを行う場合、Ubuntu(他のLinuxでも良いが)のLive USBが便利だ。そこで、microSDHCの価格が安価になってきているので、1GBのmicroSDをUbuntuのLive USBイメージをインストールしておけば、いつでもBSCRMSDCWHなどのmicroSD/SDHCアダプタをUSBポートへ接続しUbuntuが起動可能となるわけだ。
起動しなくなったたWindows PCのリカバリに、Live Linuxを用いる方法は、晋遊舎刊のムック「Linux 100% (Vol.8)」に詳しく解説されているので、参照して欲しい。またバッファローでは、BSCRMSDCWHに8GBのmicroSDHCメモリ・カードを実装した「RMUM-8G/WH」も販売されており、晋遊舎刊のムック「Linux 100% (Vol.8)」の読者向けプレゼントでは、RMUM-8G/WHが5名に抽選でプレゼントされるので、Linux 100% (Vol.8)」を購読していただき、応募してみては如何だろうか。
また、BSCRMSDCWHと同等製品が上海問屋からも「Donyaダイレクト DN-CR268W」として販売されているので、同じく8GBのmicroSDHC「上海問屋 "限定" コラボモデル Transcend TSDN8GTF」と合わせて購入すれば、より安価にRMUM-8G/WH同等品が購入可能となる。
■ バッファロー microSD専用USB2.0/1.1フラッシュアダプター(ホワイト)BSCR-MSD/CWH[BSCRMSDCWH]【販売価格:650円(税込)送料別】
■ [送料\210~]USBコネクタ内蔵式microSD/microSDHC用カードリーダー(取り外し用爪付きタイプ)(白):Donyaダイレクト DN-CR268W【価格:476円(税込:499円)送料別】
■ [送料\210~]トランセンド製 マイクロSDHC (microSDHC) 8GB[上海問屋 "限定" コラボモデル]:Transcend TSDN8GTF【価格:1,514円(税込:1,589円)送料別】
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コメント
最近のこの手のアダプタって小さいですねー。
BlueToothの小さいの携帯との通信用に買おうかなぁ。
第一目的は携帯のデータバックアップなのですが、そのうちBT内臓GPSレシーバとか買いたいかも。
投稿: KITA | 2009年6月 4日 21:43
KITAさん、超~ ご無沙汰です。 元気してましたか?
>最近のこの手のアダプタって小さいですねー。
そうですねぇ~ USBソケット型のは、逆からmicroSDを装着するって、アイデアですよねぇ~ 頭の部分が、もっと小さくなった形のも、近々でてきそうな予感。
>BlueToothの小さいの携帯との通信用に買おうかなぁ。
無線系は、小型になるとアンテナも小さくなるので、感度も悪くなるし、出力も小さくなるので・・・ GPSもそうですけど、やっぱり無線系はアンテナがある程度、大きな方が性能は良いですね。
>第一目的は携帯のデータバックアップなのですが、そのうちBT内臓GPSレシーバとか買いたいかも。
携帯のデータバックアップは、microSDへバックアップしちゃうのが便利ですよ。出来ればですけどね・・機種によっては出来なくて、USBでのバックアップのみってのもありますけど。Bluetoothではデータバックアップできない機種が多いので、困ったもんです。
ほんじゃ、またよろしくです~~ (^O^)
投稿: 清水 隆夫 | 2009年6月 4日 23:18
ご無沙汰しております。
コレ買いました。AspireOne用に。
Edge705を準備中だったり・・・
投稿: FUKU | 2009年6月 5日 17:30
FUKUちゃ~ん、ご無沙汰~~~ 元気ですか? (^O^)
>コレ買いました。AspireOne用に。
おぉ~ やっぱ、皆さんNetbook買っているんですねぇ~ Acerも、ASUS同様にNetbookで日本市場で一気にPCが認知されましたからね。
>Edge705を準備中だったり・・・
おっと、さすがにチャリ・マニア~~ (^O^)
最近、チャリ愛好家増えてますね。しかもGPS付けて。体には良いですからね。私も、そろそろウォーキングから、ランニング・モードに移行しないと行けないとは思いつつ、やっぱノンビリとお散歩が多いですよ。 (苦笑)
投稿: 清水 隆夫 | 2009年6月 5日 22:19