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2009年9月24日

Scythe 超力 700W SCPCR-700

 連休(シルバーウィーク)中に、筆者のサーバを含むデスクトップPC群のメンテナンスを行った。特にサーバに使用しているPCの電源ユニットが不調で、クーリング・ファンが異音を発したり、サーバの負荷が上昇して過電流が流れた訳でも無いのに、突然停止したり(もちろん、負荷上昇に伴うサーマル・シャットダウンでもない)することもあった。そろそろ、電源ユニットの寿命なのかもしれないので、電源ユニットを交換することにして、新しい電源ユニットを購入した。

Scpcr700_1

 購入した電源ユニットは、Scythe社の700W ATX電源「SCPCR-700」(超力)だ。これまでサーバで使用していた電源ユニットは、400Wの容量を持ったATX電源なので、そのまま交換すると完全なオーバースペックとなる。最も、電源ユニットに関しては、大きさが同じなら完全に大は小を兼ねるので、そのまま交換してもよいのだが、今回購入した700W ATX電源「SCPCR-700」は、筆者の新造デスクトップPCATX電源ユニット(600W)と改装するために購入した。
 そして、新造PCで使用していたATX電源ユニット(600W)を、旧デスクトップPCへ装着し、旧デスクトップPCで使用していたScythe社のサイレントATX電源「STEALTH POWER」(450Wを、不調のサーバ電源ユニットと改装するという三段玉突き状態の改装作業を行った。従って、合計三台のデスクトップPCATX電源ユニットを交換することになった訳だが、ファンの汚れクリーニングなどを行うので、どのみち三台とも完全なオーバーホール作業となるので、そのついでの改装作業だ。

クリックで拡大表示 Scpcr700_2

 さて、筆者が新たに購入したScythe社の700W ATX電源「SCPCR-700」であるが、12cmφの低速(自動回転調整付き)ファンが装備されて、流行の80PLUS認証も取得しているATX電源ユニットだ。大きさは、この電源容量までは、一般的なATX電源ユニットと同じ大きさだったので、700Wモデルを選んだのだが、850W容量のモデルでは、奥行きが大きくなるため、筆者のPCケースでも装着出来なくは無いが、後々の(今回の様な)使い回し時に大きさが異なると面倒なので、700Wモデルを選んだ。

Scpcr700_3

 Scythe社の700W ATX電源「SCPCR-700」には、nVIDIA SLI対応のPCI express GPU用の拡張電源コネクタ(6ピン+2ピンで8ピン対応)が、4個装備されている。SLIのトリプルやクワッド対応とのことで、このコネクタのケーブルにだけ、フェライト・コアによるノイズ・フィルターも装備されているなど、中々良く出来ている。また、防振用のシリコン・ゴム製のパッキンが同梱されており、このパッキンをSCPCR-700へ装着してPCケースへ取り付ける事で、ファンの回転による振動が、防げるとのことだ。
 残念ながら、筆者の使用しているPCケースでは、このパッキンを装着して取り付けようとすると、PCケース背面の取り付けパネルが浮いてしまい、上手くSCPCR-700電源ユニットを取り付けることが出来なかったので、PCケースによっては使用出来ない様だ。特に、このパッキンを取り付けなくても動作に支障もないし、SCPCR-700の振動は殆ど無いので取り付けなくても全く問題は無い。

Scpcr700_4

 上記の写真は、これまで筆者の新造デスクトップPCで使用していたATX電源ユニット(600W)のSNE社の「KURO600G」(黒帯二段)で、特売の7,000円という低価格で販売されていたので購入したATX電源ユニットだ。nVIDIA SLI対応のPCI express GPU用の拡張電源ソケットが少ないのと、マザーボード用のCPU用電源コネクタ(EPS)が4ピン+4ピン構造なのだが、EPS 8ピンとしては使用出来ないという欠点があるが、通常の使用であれば問題は無い。
 このCPU電源用4ピン・コネクタ(EPS)は、GPU用やHDD、マザーボード用の12Vと別系統のEPS 4ピンと、同系統のEPS 4ピン装備されているのだが、電源消費量の多いCPUGPUを搭載している場合は、必ず別系統側のEPS 4ピンコネクタ(黄黒色ケーブル)をマザーボードへ刺していないと、過負荷によって電源がシャットダウンしてしまう。この点だけ注意すれば良いのだが、EPS 8ピンコネクタとして使用できない(少なくとも筆者の新造PCのマザーボードである「ASUS Crosshair II Formulaではコネクタ形状が合わず刺さらない)EPS 4ピン・コネクタ(黄色ケーブル)は不要だったのではないかと筆者は思うのだが。

Scpcr700_5

 Scythe社の700W ATX電源「SCPCR-700 超力(CHOURIKI」(左)と、SNE社の600W ATXケ電源「KURO600G 黒帯二段」(右)で、どちらも12cmファンを搭載しており、電源負荷によってファンの自動回転制御も行う仕様なのだが、ファンのノイズという点では、Scythe社のSCPCR-700の方が静かだ。また、nVIDIA SLI対応のPCI express GPU用の拡張電源コネクタも、SNE社のKURO600Gには6ピンが二個しか装備されていないので、大きな消費電力を持った(6ピン二個や6ピン+8ピンなどの)グラフィック・カードやSLIでの使用時には、HDDペリフェラル用の4ピンコネクタから変換コネクタ(通常はグラフィック・カードに付属する)を使用しなければならない。
 とは言え、筆者の旧デスクトップPCでは、GeForce 7600GSによるSLIの環境なのでGPUPCI express電源は不要なため、このKURO600Gでも全く問題はない。むしろ、PCケース内の排熱という意味では、全くATX電源ユニットによる排熱が無かった、これまで旧デスクトップPCで使用していたScythe社のサイレントATX電源「STEALTH POWER」(450WからKURO600Gへ改装することで、PCケース内の温度を大幅に下げることが出来たのは大きなメリットだった。
 そして、常時稼働のサーバでは、準ファンレス構造のサイレントATX電源「STEALTH POWER」(450Wへ改装した事で、CPUファンとHDDの動作音しか無くなり筆者の仕事部屋の清音化に大きく貢献してくたので、三台のATX電源ユニットの改装は、それなりに時間を要したが結果的には意義のある作業だったと自己満足している。


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