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2009年11月11日

OpenSim Ver.0.6.6 (2)

 前回の記事でWindows XP(Windows 2000でも可能)パソコンへインストールした「OpenSim Version 0.6.6」を起動して初期設定を行ってみよう。OpenSimをインストールして最初に起動した時点で、初期設定が行われるので事前に初期設定に必要となる情報の収集から行う必要がある。今回は、既にLANの環境が構築済みであり、ブロードバンド・ルータ(前回の記事で紹介したBBR-4MG」や「BBR-4HG」である必要は無い)が設置されていてルータのDHCPによるPCへのIPアドレスが自動で割り当てられているか、PCに手動設定でLAN接続用のIPアドレスの割り当てが済んでいる環境を前提とする。

Opensim_066_10

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 まず、Windows XP/2000パソコンのデスクトップ画面に「マイ ネットワーク」アイコンが表示されている場合は、このアイコンをマウスで右クリックして表示されたメニューから一番下の「プロパティ(R)」を選択しクリックする。「マイ ネットワーク」がデスクトップに表示されていないWindows XPパソコンの場合は、「スタート」ボタンから「コントロール パネル(C)」を開いて、「ネットワーク接続」のアイコンをダブルクリックしよう。

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 「ネットワーク接続」の画面が表示さると、PCに装備されているLANポート(通常は「ローカルエリア接続 1」となってるいる)が見えるので、これをマウスでクリックする。すると、Windows XPであれば左側の一番下へPCに設定されているIPアドレスが表示されるので、これをメモしておく。表示されない場合(Windows 2000など)もあるので、この場合には「ローカルエリア接続 1」のアイコンをダブルクリックすると、「ローカルエリア接続 1の状態」の画面が表示されるので、画面上の「サポート」タブをクリックする。

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 「ローカルエリア接続 1の状態」画面の「サポート」タブをクリックすると、PCへ設定されている「IPアドレス:」が表示されるので、これをメモしておく。ちなみに上記の画面では、「アドレスの種類:」がルータのDHCPによる自動設定ではなく、手動設定でIPアドレスを固定に設定している。OpenSimに限らず、サーバとしてパソコンを使用する場合には、LAN内で重複しない固定されたIPアドレスを割り当てておいた方が良い。
 また、「サブネット マスク:」は通常の場合「255.255.255.0」であるが、筆者宅のLAN環境では実験などを行うために、「255.255.254.0」が指定してあるので、この部分は参考にしないで欲しい。「デフォルト ゲートウェイ:」のIPアドレスは、ブロードバンド・ルータのLAN側のIPアドレスである。

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 OpenSim Ver.0.6.6をインストールしたWindows XP/2000パソコンに割り当てられているLAN(イントラネット)内のIPアドレスが判明したら、いよいよOpneSimサーバの起動を行ってみよう。インストールしたOpenSim 0.6.6は、スタートボタンをクリックし、「すべてのプログラム(P)」へマウスを重ねると、プログラムメニューに「OpenSim 0.6.6」の項目が追加されているので、ここへマウスをフォーカスする(重ねる)と、サブメニューに「OpenSim」が表示されるので、これをクリックすればOpenSimが起動を開始する。
 ただし、Windows XP/2000パソコンに市販のウィルス・セキュリティのアプリケーションがインストールされている場合は、上に掲載したような警告の画面が表示される場合がある。これは、市販のセキュリティ・ソフトの多くが、ネットワーク・サーバ関係のアプリケーションの起動を監視しているためで、むしろ正常にセキュリティ・ソフトが稼働している証拠でもある。ちなみに、前に紹介した「Microsoft Security Essentials」は、OpenSimに関しては特に警告を表示しなかったが、もしもWindows XPパソコンをリカバリCDなどで初期化した場合には、Microsoft Security Essentialsをインストールしておいた方が良いのは言うまでもない。

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 市販ウィルス・セキュリティ(筆者の場合は、ウィルスセキュリティZEROをインストールしてあった)のアプリケーションが、OpenSimサーバの起動をブロックした場合には、次回からのOpenSimサーバの起動時に同じ警告を発しないようにチェックを外してから、OpenSimサーバの起動を許可してやれば、市販ウィルス・セキュリティのチェック・リストへOpenSim 0.6.6が登録され、次回の起動時には警告画面を表示しなくなり、OpenSimサーバの起動をブロックすることもない。
 市販ウィルス・セキュリティの種類によっては、ブロック解除などの方法や警告画面なども異なるので、回避する方法はインストールしてあるセキュリティ・ソフトの説明書を参照し、ブロックを解除しておく必要がある。Windows XPパソコンをリカバリCDで初期化した場合、バンドルされている試用版のセキュリティ・ソフトがインストールされた場合もあるが、この場合には試用期限も切れているケースが殆どなので、他のバンドル・ソフトと一緒にアンインストールしてしまい、Microsoft Security Essentialsをインストールした方がより安全だ。

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 市販ウィルス・セキュリティの警告画面の設定を済ますと、今度はWindows XPの「Windows ファイアウォール」が、OpenSimの起動をブロックし警告画面を表示する。これも正常な動作であり、Windows XPが正しくWindows XP SP2へアップデートされていれば、全てのWindows XPパソコンが同じ警告画面を表示する。逆に、始めてOpenSim 0.6.6を起動して、この警告画面が表示されない場合は、Windows UpDateが行われていない状態なので、必ずWindows UpDateを実行して、Windows XPを最新の更新が行われた状態にしておこう。
 「Windows ファイアウォール」のブロック警告画面では、「ブロックを解除する(U)」ボタンをクリックすれば、OpenSim 0.6.6の初期起動シーケンスが続行される。

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 OpenSimサーバの起動時に、コンソール画面(コマンド・プロンプトの画面そのものだ)の最初でエラーが二行表示されるが、これは動作には全く関係ないので無視してよい。また、OpenSimサーバのバージョン表示も、「0.6.6」ではなく「0.6.5」と表示されているが、これも無視して良い(単なるタイプミスとのことで、バイナリ自体はVer.0.6.6だ)。また、SVN管理番号は「9993」と表示されているのも確認できる。

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 OpenSim 0.6.6サーバの起動シーケンスが進むと、コンソール画面の一番下に「New Region Name [ ]:」と表示され、カーソルが点滅して入力待ち状態となる。ここからが、OpenSim 0.6.6の初期設定モードとなるので、必要な事項を入力して行く。「New Region Name [ ]:」は、Second Lifeで言うところの「Sim」の名前であり、OpenSimではリージョン(本来はSecond Lifeでも同じ様にリージョンと呼ぶのだが日本ではシム(Sim)と呼ぶ場合が多い)と呼ぶので、好きなリージョン名をASCII(半角英数字、スペースを含んで構わない)で入力する。
 以前のOpenSimのバージョンでは、リージョン名のデフォルトで「OpenSim Test」が設定されていたので、「Enter」キーを入力するだけで良かったのだが、設定が変更されて空白となってしっまったため、必ず何らかのリージョン名を入力するように変更されているので、単に「Enter」キーを押すとエラーとなってしまい、OpenSim 0.6.6がアボートしてしまう。ここでは、「OpenSim Server」と設定してみた。

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 次に「Region UUID [XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX]:」(XXXXはランダムなASCII英数字)と表示され、OpenSimサーバが自動でUUIDを生成するので、ここはそのまま自動生成されたUUIDを設定すれば良いので「Enter」キーを押す。次の「Region Location [1000,1000]:」も、デフォルトで良いので「Enter」キーで先へ進む。
 次の「Internal IP address [127.0.0.1]:」は、パソコンに設定されているLANのIPアドレスを入力する。今回の例であれば「192.168.0.2」を入力したが、これは各自のパソコンに手動、DHCPによる自動設定に関わらず、必ず調べたIPアドレスを設定する必要がある。次の「Internal port [9000]:」はデフォルト設定で良いので「Enter」キーを入力するだけで良い。
 次に表示される「Allow alternate ports [False]:」もデフォルトの設定で良いので「Enter」キーを入力し、次の「External host name [SYSTEMIP]:」は、「Internal IP address [127.0.0.1]:」で入力したIPアドレスと同じIPアドレスを入力して(今回の場合であれば「192.168.0.2」を入力する)「Enter」キーを押す。
 次の「Master Avatar UUID [00000000-0000-0000-0000-000000000000]:」もデフォルト設定で構わないので、そのまま「Enter」キーを入力。次に「Master Avatar fast name (enter for no master avatar) [ ]:」と表示されるので、ここには設定するリージョン管理者となるアバター(ユーザ)の名前を入力する。Second Lifeで使用しているアバターの名前を使っても良いし、自分の本名を使っても良い。ここでは、筆者の本名である「Takao」を入力した。
 次に、名前とペアになる「Master Avatar second name [ ]:」の入力を要求してくるので、Second Lifeで使用している(半固定だが)苗字を入力してもよいし、好きな名前を入力しても良い。今回は、筆者の苗字である「Shimizu」を設定した。最後に、「Master Avatar sandbox password [ ]:」が表示されるので、管理用アバター(リージョンのオーナ・アバター)のパスワードを設定する。言うまでも無いがアバターの名前やパスワードは、忘れない様に必ずメモを取っておこう。

クリックで拡大表示 Opensim_066_19a

 初期設定の入力が完了すると、OpenSimサーバの最終起動シーケンスを続け、OpenSimサーバがスタートする。OpenSimサーバがスタートすると、「Region (OpenSim Server) #」のコマンド待ち受け状態にコンソール画面ではなっているが、同時にLAN内からのビューアの接続に対して待ち受け状態となっているので、これでOpenSimサーバが稼働状態となった。「Region (OpenSim Server) #」の(OpenSim Server)部分は、設定したリージョン(Sim)名が表示されているハズなので、掲載した画面とは異なっていて良い。
 OpenSim 0.6.6を稼働させるWindows XP/2000のハードウェア・スペックは、それ程高いスペックは要求されない。DNRH-001で問題なく動作を行える程度なので、CPUスペックはCeleron 600MHz~800MHz前後(以上)であれば問題はない。また、Second Lifeビューアの動作も不要なので、グラフィック機能も低くて良いので、チップセット内蔵のグラフィックで問題ない。HDDの容量も、20GB~40GB程度であれば十分だ。最も必要となるハードウェアとして、搭載されているメモリ容量が、最低でも512MB(可能であれば1GB)は不可欠だ。
 試用であれば512MBよりも少ないメモリ容量でも動かす事は可能だが、HDDへのスワップが多発するので実用的に運用するにはキツイだろう。Windows XPを軽量化して不要なモジュールを削除したり、サーバ運用に不要な設定を解除してしまうなどの、Windows XPのカスタマイズを行うことでOpenSimサーバの動作も高速化できる。また、セキュリティ・ソフトも、メモリ消費量の少ないものを使用した方が良いだろう。
 従って、Windows XPをリカバリCDで初期した際に、メーカが余計なバンドル・アプリケーションを入れてしまっている場合には、全てアンインストールしてしまうことも不可欠だ。また、ノートPCではなくデスクトップPCの場合には、OpenSimサーバ用にディスプレイやキーボード、マウスを接続するのもスペース効率が悪いので、Windows XP Homeの場合にはVNCサーバをインストールし、リモートで運用した方が良い。Windows XP/2000 Professionalであれば、リモート・デスクトップ機能が使えるので、これを使用してリモート管理を行えば良い。
 次回は、OpenSimに特化したビューアでの接続方法や、「BBR-4MG」や「BBR-4HG」を使用してのインターネットからのOpenSimサーバへの接続方法などを説明する予定だ。

<<以下、Hippo OpenSim Viewerへ続く>>


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コメント

たいへん参考になりました。

わたしは1台のパソコンしかないので、一台でオープンSIMを動かしてビューアでそれを操作したいのですが。。。

よろしければ、ご教授おねがいします。

使用しているパソコンはSLは問題なくログインできます。WindowsはVistaです。

投稿: ひろ | 2009年12月 3日 12:19

ひろ さん、こんばんは、

>わたしは1台のパソコンしかないので、一台でオープンSIMを動かしてビューアでそれを操作したいのですが。。。

OpenSimを始めて起動した際の初期設定時に入力するIPアドレスを以下のように入力してください。

「Internal IP address [127.0.0.1]:
ここは、「Enter」キーだけでOKです。

「External host name [SYSTEMIP]:」
ここへ「127.0.0.1」+「Enter」キーとします。

これで、同じPCで起動したビューアから接続が可能になります。(外部からは接続できませんけど)

ビューアは、Hiipo OpenSim Viewerを使用して、「grid」ボタンをクリックして「local」を選択してやり、特に編集は行わないで、そのまま接続してやればOKです。ログインするユーザ名は、初期設定時に入力したマスター・アバターの名前とパスワードになります。

Hippo Viewerで「local」をデフォルト設定にしてしまえば、次回からはビューアを起動してログインボタンだけでインできるようになります。

試してみてください。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月 3日 17:33

清水さん、ありがとうございました。

アドバイスのとおりに起動させたら、簡単にOpenSimが起動してHippoビューアからログインできました。 (^O^)

ありがとうございました。

投稿: ひろ | 2009年12月 4日 14:05

ひろ さん、こんばんは、

>アドバイスのとおりに起動させたら、簡単にOpenSimが起動してHippoビューアからログインできました。

ローカル・セッティングのOpenSimサーバ、無事に起動できたようで、なによりでした。 (^O^)

他にも、説明不足の点もあるので、不明点があれば、ご遠慮なく質問してくださいね。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月 4日 17:59

面白そうなので僕もインストールしてみました。しかし、何度起動させてもOpenSimがエラーを表示してクラッシュしてしまいます。

PCは先日購入したばかりなのですが、Windows 7 Home Premium 64ビット版です。Hippoビューアは問題なく日本語化できて起動できていますし、SLビューアも起動できてSLへのログインもできています。

なにが原因なのでしょうか?

投稿: Toti | 2009年12月 6日 18:35

Totiさん、こんばんは、

>しかし、何度起動させてもOpenSimがエラーを表示してクラッシュしてしまいます。
>Windows 7 Home Premium 64ビット版です。

残念ながら、OpenSim Version 0.6.6は、Windows XP/Vista/7の64bitエディションでは動作しません。また、Windows 7 Professional以上のエディションでサポートされているXP Modeの仮想Windows環境内でもエラーが出てクラッシュしてしまいます。

しかし、OpenSim Version 0.6.8(RC1)12/3現在のPostFix版(以降)であれば、Windows XP/Vista/7の64bitエディションでも動作します。(64bit起動用ランチャーが付属)

OpenSimのサイトではVersion 0.6.8はソース・コードしか公開配布されていませんが、私がコンパイル&ビルドしたパッケージであれば、お送りすることが可能です。

約20MB(ZIP圧縮)ほどのサイズですので、ファイル転送サービスでお送りすることになります。

Totiさんの記入されているメールアドレスが正しアドレスならば、お送りしますがいかがしますか?

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月 6日 21:11

こんばんわ

>残念ながら、OpenSim Version 0.6.6は、Windows XP/Vista/7の64bitエディションでは動作しません。

そうだったんですか、買ったばかりだったのでWindows 7では動かないのかとおもったりしました。

>Totiさんの記入されているメールアドレスが正しアドレスならば、お送りしますがいかがしますか?

ご厚意に感謝しです。Gmailのアドレスを入れましたので、よろしくお願いします。お手数をおかけしまして感謝感謝です。

投稿: Toti | 2009年12月 6日 23:13

Totiさん、こんばんは、

>Gmailのアドレスを入れましたので、よろしくお願いします。

先ほどフィル転送サービス経由でお送りしました。メールに記載されているURLからダウンロードしてください。

起動手順を簡単に書いておきますね。

1)OpenSim_068.zipを解凍してください。

2)中に「bin」フォルダがありますので、その中の「OpenSim.ini.example」を「OpenSim.ini」へリネームしてください。

3)起動は、「OpenSim.exe」ではなく、「OpenSim.32BitLaunch.exe
」をダブルクリックしてください。

後は、記事で説明した手順です。
(若干、出力されるメッセージが変更されていますが、殆ど同じないようです。)

ちなみ、OpenSim.32BitLaunch.exe
は、Version 0.6.6にも入っていますが、64ビット環境では
ODEを指定すると動作しない場合があるのですが、デフォルト設定であれば動作するかもしれませんので、一応試してみてください。確実なのは、お送りしたVersion 0.6.8のものです。

実際には、ODE(Ver.0.6.6では衝突検出機能をONにする場合に指定、詳しくは記事(3)のコメント欄を参照してください。)がデフォルト設定になったVersion 0.6.7から64ビットWindowsでの起動には、このランチャーを使うようにOpenSimのサイトで指示されています。

動作しましたら、またレポートしていただけると有りがたいです。よろしくお願いします。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月 7日 00:30

清水さん、お手数を煩わせてしまって申し訳ありませんでした。

さっそくWindows 7 x64エディションで起動させてみました。今まではのエラーは表示されずに、いとも簡単に起動できました!
ありがとうございました。

"ODE"という意味が判らなかったのですが、OpenDynamicEngineの事なんですね。教えていただいたOpenSim.iniを確認してみて意味が判りました。

OpenSimバージョン0.6.8では初期設定で衝突検出機能がオンに設定されているという事も了解しました。

もう少しOpenSimサーバをいじってみて、インターネットで公開できたらと夢は膨らみます。これからもOpenSimの情報をよろしくお願いします。

本当にありがとうございました。

Toti

投稿: Toti | 2009年12月 7日 20:38

Totiさん、こんばんは、

>いとも簡単に起動できました!

無事Windows 7 64ビット版で動作したようで、なによりでした。 (^O^)

>"ODE"という意味が判らなかったのですが、OpenDynamicEngineの事なんですね。

コメントでいきなりODEと略してしまいました。すいませんでした。 m(_ _)m

このODEが、V0.6.6では64ビット対応していなくて、衝突検出をオンにするとクラッシュしてしまうんです。で、V0.6.8では64ビット対応したので、デフォルトでオンになったわけです。

>もう少しOpenSimサーバをいじってみて、インターネットで公開できたらと夢は膨らみます。

はい、是非いじりまくってください。Second Lifeとちがって、自由に土地も改変できますし、巨大なメガプリムも作成自由ですからね。

>これからもOpenSimの情報をよろしくお願いします。

はい、OSGridの解説のリクエストもいただいていますので、引き続き記事にしていきますので、よろしくお願いします。

#OpenSim Version 0.6.8(RC1)のバイナリが欲しい方は、コメントへ希望と書いて送り先のメールアドレスを必ず記入してください。ファイル転送サービスにてお送りします。ZIP圧縮で約20MBほどです。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月 7日 22:08

Windows7 64ビットでOpenSim Version 0.6.8(RC1)のバイナリを使ってみたいのでよろしくお願いします。

投稿: yama | 2009年12月13日 18:35

yamaさん、こんばんは、

先ほど、OpenSim_068.zipをお送りしました。起動方法は、このコメントに記載してあるとおりです。

起動できた場合、できなかった(エラーが出た)場合、またコメントいただければ幸いです。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月13日 20:57

清水さんありがとうございました。
無事に動作しました。
問題も全くありませんでした。

本当に助かりました。

投稿: yama | 2009年12月13日 22:43

yamaさん、無事に動作して、何よりでした。 (^O^)

今、開発が進んでいるVersion 0.6.9では、新しい物理演算エンジンがテスト中なのですが、これがなかなか優れモノですので、また機会を改めて紹介したいと思ってます。

それから、記事中では触れていませんが、Ver.0.6.8ではMega Regionという機能も装備されていて、一辺256mのSimだけでなく、一辺が512mや1024mのSimも作れます。ちょっと設定方法がわかりにくいので、これも機会があればご紹介したいと思います。

投稿: 清水 隆夫 | 2009年12月14日 00:41

追記情報:

OpenSimのサイトより、64Bit版Windowsでも動作可能なOpenSim Version 0.6.8の実行形式ZIPファイルがダウンロード可能になりました。

ダウンロード:
http://dist.opensimulator.org/opensim-0.6.8-binaries.zip

また、記事中ではOpenSim Version 0.6.6のインストーラ版に関して記載しておりますが、すでにダウンロードのメニューからは削除されていますので、上記のダウンロード先URLより、正式版のOpenSim Version 0.6.8(ZIP圧縮)をダウンロードして、これを解凍して使用してください。

ZIPファイルを解凍すると、中に「bin」フォルダがありますので、このbinフォルダの中の、「OpenSim.exe」をダブルクリックで起動すればOKです。

64Bit版Windowsの場合には、「OpenSim.32BitLaunch.exe
」をダブルクリックしてください。

投稿: 清水 隆夫 | 2010年1月16日 11:37

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