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2010年2月28日

上海問屋 DN-UHB476

 先週、筆者が購入したゲーミング用プログラマブル・キーGenius ErgoMedia 500 USB Black」(実際にはゲームで使うことは殆ど無いのだが)をレポートしたが、一緒に購入した小物があるので紹介しておこう。購入したのは、楽天市場の上海問屋で扱っているUSBハブ「DN-UHB476」だ。このDN-UHB476は、一般に販売されている多くのUSBハブが、箱型やその変形した形状(凝ったハブらしく無い形状のものもある)ではなく、ケーブル・タイプのUSBハブなのだ。最近のデスクトップPC(マザーボードを含む)では、標準でも4ポート以上(8ポート前後)のUSBコネクタが装備されているので、USBハブを使う状況は限りなく減っているのだが、状況によっては、どうしてもUSBハブを接続しなければならない場合もある。

Dnhub476_1

 例えばデスクトップPCと違い、ノートPCの場合にはUSBコネクタを物理的な理由から、多く装備することができないため、2ポート~多くても4ポートと言うモデルが多いので、複数のUSB機器を同時に使いたい場合、USBハブを介して接続する必要がある。また、狭い側面などのUSBポートが並んで装備されているため、USBフラッシュ・メモリやUSBデータ通信アダプタ、USBメモリ・カード・リーダなどを接続した場合、隣のUSBポートと干渉してしまい、タダでさえ少ないUSBポートが使えなくなってしまう場合も多い。そんな時に活躍してくれるのが、今回筆者が購入したケーブル・タイプの4ポートUSBハブ「DN-UHB476」だ。

Dnhub476_2

 今回、筆者が購入した上海問屋「DN-UHB476」だが、パッケージは見事な位に簡素な透明ビニール袋に、台紙となる白いボール紙という梱包だ。しかも、白いボール紙に印刷されている型番は、本来の「DN-UHB476」ではなく「DN-HUB476」となっているオマケ付きだ。元々は、製品自体がUSBハブ(HUB)なので、ひょっとすると(結果的に)誤植の「DN-HUB476」が正しいのだろうが、Web通販の型番を「DN-UHB476」と誤入力してしまったために、そのまま「DN-UHB476」を正式な型番にしてしまったのでは無いかと、筆者は邪推しているのだが真相は不明だ。

クリックで拡大表示 Dnhub476_3

 上海問屋DN-UHB476は、4ポートのUSBハブという機能であるが、PCに装備されているUSBポートには、一般的なUSB(オス)コネクタが装備されており、直接PCのUSBポートへ刺すことができるため、一般的なUSBハブとは違って接続用のUSBケーブルは不要だ。ケーブル長は約5cmほどで邪魔にならなくて良い長さだ。反対側には、分岐された出力のUSBケーブルが4本(各線とも約10cmほど)に別れて装備されている。

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 DN-UHB476の4本に分岐されたUSBケーブルの先は、3本はUSB(メス)コネクタになっており、そのままUSBコネクタ(オス)が装備されているUSB機器(USBフラッシュ・メモリ、USBメモリ・カード・アダプタ、USB無線LANアダプタ、USBデータ通信アダプタなど)が、直接装着することが可能だ。これら三つのUSBポートは、ケーブルで接続されているので、隣同士が干渉してしまう事はなく非常に自由度が高いUSBポートとして使用できる。当然ながら、これらのUSBポートへ、USBマウスやUSBキーボードなどを接続しても使用可能なのは言うまでもない。
 DN-UHB476の4本目にケーブルには、ミニUSBコネクタ(オス)が装備されており、ミニUSBコネクタ(メス)が装備されている機器(USBメモリ・カード・アダプタ、携帯電話、MP3プレーヤなどの携帯機器、等)を直接、接続可能となっているので、充電なども含めて重宝するだろう。

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 DN-UHB476のUSBハブの機能を提供するUSB-HUBのICチップは、樹脂モールドで完全に覆われており、分解することもできない構造となっている。一般的なUSBハブでは、電源パイロット用のLEDなども装備されている場合が多いが、DN-UHB476には電源LEDも装備されていない。また、USBハブの多くが外部電源を接続するための電源コネクタが(オプション設定の場合が多いが)装備されている機種も多いが、DN-UHB476では外部電源用のコネクタも未装備なので、大きな電力を要するUSB機器の接続には向いていない。
 基本的には、DN-UHB476ではUSBバス・パワーの最大値500mAまでが、4ポートの最大値となってしまうので、USBバス・パワーで動作するようなUSB接続のHDDや、光ディスク・ドライブなどの接続は、一台だけの接続となってしまうだろう。最も、USB接続HDDなどは、USBハブを介して接続すると、動作が不安定になってしまう場合もあるので、USBハブを介さず直接PCのUSBポートへ接続した方が良いようだ。
 筆者の場合は、DN-UHB476以前に購入したKVM装置REX-430XDA」の1ポートしか無いUSBポート(本来は、USBマウス接続専用)へ接続し、愛用のMicroSoft製「Trackball Explorer」と、DN-UHB476と同時に購入した「Genius ErgoMedia 500 USB Black」、そして3DConnexion「Space Navigator PEを、を介して接続し、KVM「REX-430XDA」のPC切り替えに連動してこれらも同時に切り替えたPCで使用可能とするという目論見で、DN-UHB476を購入した。KVM「REX-430XDA」での動作は、事前に手持ちのUSBハブで実験しており、問題なく動作することは確認済みだったが、「REX-430XDA」のUSB電源容量の問題が発生する可能性も否定できないので、使用は自己責任だ。
 しかし、DN-UHB476が最も活躍するのは、やはりノートPCをモバイルで使用する場合だろう。特に出張時にホテルやプレスセンターでノートPCに接続して使う場合には、ケーブル不要で多種のUSB機器を接続可能となる上、ケーブルを持って行き忘れたり、逆に紛失したりする事もなくなる(といいのだが)。と言うことでDN-UHB476は、とても便利なUSBハブなので、(しかも安価なので)もう一個モバイル専用に、購入しておくことにした筆者だった。


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