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2010年2月22日

Genius ErgoMedia 500

 今年も花粉の飛散が始まった様で、筆者も花粉症の目薬が手放せない状態となっており悲惨な状況の今日この頃。花粉症が発症する以前は、花粉症の苦痛などは全く理解できなかったのだが、自分が花粉症になってみて初めて(その不快さが)理解できた。何事もそうなのだが、当事者になってみないと理解できない事も多く、理解する以前に自分には関係ないと、理解する努力を怠ってしまう暗黙のフィルターを思考に施してしまい、結果的に自分には無関係と愚かな結論を得てしまう事も多々あるのではないだろうか。

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 PCにも業務用やゲーミングPCなどとジャンルが分類されていたり、PC専用のデバイスにも同様にゲーム用というジャンルが存在する。キーボードやマウスにも、ゲーミング・キーボードとか、ゲーミング・マウスと言った製品が存在しており、業務PCや一般的な普及PCやノートPCのユーザは、ゲーム用のデバイスかと言うことで敬遠してしまう傾向も多いのではないだろうか。ところが、実際にゲーム用PCやゲーム用のデバイスを使用してみれば判るのだが、これらは通常のPC使用においても非常に高性能で使いやすい製品が多い。
 前振りが長くなってしまったが、筆者が今回購入したのもゲーミング用プログラマブル・キーの「Genius ErgoMedia 500 USB Black」だ。

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 さて、筆者が今回購入したゲーミング用プログラマブル・キー、台湾KYE Systems社のGaming explorer「Genius ErgoMedia 500 USB Black」は、左手でコントロールするキーボードのサブセットが基本的な機能のデバイスだ。パッケージには、ErgoMedia 500本体とマニュアル(数カ国語が一冊になっているが、日本語版は収録されていない)と、ツールを納めたCD-ROMが同梱されている。パッケージ自体は、ErgoMedia 500本体の部分のみがブリスタ・パックとなっており、箱を開封しなくても、中身が確認できる構造だ。

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 Genius ErgoMedia 500 USB Blackは、左手にフィットする形状となっており、基本的には手をErgoMedia 500から放す事なく、キー操作が行えるのだが、指の長さや手の大きさの個人差によっては、若干大きいすぎるかもしれない。恐らく、ErgoMedia 500は欧米向けに設計されているので、比較的手が大きいな欧米人にはジャスト・フィットするのだろうが、日本人には少々大きすぎる感じもする。筆者の場合にはジャスト・フィットとまでは行かないが、違和感は少なく操作が可能な大きさだった。しかし、手のひらを乗せる部分にピッタリと手のひらを合わせると、筆者の場合は指が長いのかキーよりも先へ指先が行ってしまうので、手のひらを少し手前(中空)に置く必要があったので、逆に手が小さい方がフィットする可能性もある。

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 ErgoMedia 500のキー(プログラマブル)は、11個のメインキーに加えて、その直ぐ右にマウスに装備されているスクロール・ホイールも装備されている。そのホイールの下には、プログラム・キーの内容を切り替える為のモード・ボタンがある。メインの11個のキーは、青色LEDによるバックライトも装備されているが、これはErgoMedia 500本体の左側に装備されているオン・オフ・スイッチで消灯することも可能だ。ErgoMedia 500本体左側には、このLEDスイッチの他にイヤーフォンとマイク(ヘッドセット)を接続する為の、二個の3.5mmφのオーディオ・コネクタも装備されている。
 オーディオ機能は、ErgoMedia 500にUSBサウンド・デバイスが内蔵されているので、PC本体のオーディオ・コネクタへ、それぞれオーディオ・ケーブルを接続する必要は無く、使い勝手が良い。ErgoMedia 500本体の右側には、カーソルキーに対応する円形のキーパッドが装備されている。もちろん、このキーパッド部分もプログラマブルなので、4個分のキーとしても使用可能だ。そのキーパッドの横には、モード・ボタンによって切り替えられた状態を示す青色LEDが3個並んで配置されている。
 この様に、ErgoMedia 500にはUSBキーボード(プログラマブル)のサブセットと、USBマウスのサブセット(ホイールとホイールのスイッチ)、そしてUSBオーディオと三種類のUSBデバイスが筐体内に納められている、複合USBデバイスなのだ。

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 今回、筆者がGenius ErgoMedia 500 USB Blackを購入した理由は、常用しているUS配列の101キーボードに、Windowsキーが装備されていない(これは逆にスペース・バーが長いので使いやすいのだが)ので、WindowsキーをErgoMedia 500にプログラムしておけば、常用キーボードでもWindowsキーを使用す操作が可能になるという目論見だ。また、グラフィックやエディタなどの操作に使うキーボード・ショートカットを、複数のキーの同時押しではなく、ErgoMedia 500の一個のキーにマクロ登録しておけば、操作が楽になるのではないかという考えもあった。
 また、ErgoMedia 500本来の使用目的である、ゲーム用としての使用は、筆者はゲームを殆どしないのだが、同じゲームと同じ操作でアバターを制御するSecond Life(最近は殆どログインしてないが)や、OpenSim(OSgridへ常時接続済み)で使用することができる。最も、Second LifeやOpenSimのアバター操作には、以前に購入した「3Dconnexion SpaceNavigator PE」が、非常に使いやすく便利(特にフライ・カムの操作は、一度使うともうキーによる操作には戻れない)なので、これと平行しての使用となる。

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 Genius ErgoMedia 500 USB Blackのキーをプログラムするには、同梱されているCD-ROMに収録されているツールを起動する。ErgoMedia 500をPCへ接続した状態であれば、すでにWindowsの標準USBデバイス・ドライバによって、ErgoMedia 500の全ての機能が動作する状態であるが、キーのプログラムに関しては、この専用ツールが不可欠となる。ツールを起動すると、ErgoMedia 500のデフォルト状態でのキーアサインや、スクロール・ホイールのボタン、カーソルキーのキーパッドに割当てされているキーの機能やボタンの機能が、画面に表示される。

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 実際に、ErgoMedia 500へ新たなキー割当てやマクロ(或いは複数キーの同時押し)などをプログラムするには、ツールの右に表示されている「A」、「B」、「C」のどれかのアイコンをクリックすると、画面のバックの色が黒から青や緑、赤に変化する。同時に接続してあるErgoMedia 500本体のモード表示LEDも、対応するモードの青色LEDが点灯する。この状態で、ErgoMedia 500本体の(オレンジ色の)ボタンを押すことでも、モードが切り替わる事が確認できるだろう。
 モードA~Cには、何も割当てられていない状態なので、この状態で画面上にそれぞれの「Normal」と表示されている部分をマウスでクリックすると、割当てを単独のキーで行うか、マクロ(或いは複数キー)を登録するかのサブ・メニューが表示されるので、メインのキーボードから、対応するキーを押してErgoMedia 500へ学習させるデータを作成する。ErgoMedia 500の各プログラマブル・キーへ登録が終わったら、ツール画面の右にある円形キーパッドの形をした「LOADING」をクリックすれば、登録された内容が、 ErgoMedia 500本体へ転送されるので、ここでErgoMedia 500本体のキーが、登録したキーの内容として機能することになる。
 一度、キーの登録を済ませたErgoMedia 500の使い勝手は、なかなか快適だ。特にマウス(筆者はマウスではなく、トラックボールを常用している)操作で右手はトラックボール(MicrosoftのTrackball Explorer)から手を放すことなく操作し、左手はErgoMedia 500から手を放さずに操作できるアプリケーションも多い。ErgoMedia 500のモードを切り替えることで、最大4つまでは使用環境によって瞬時にキーのアサインを変更できるのも快適だ。
 もちろん、割り当てたキーやマクロの位置を、指が覚えるまでは少々戸惑ってしまったり、今までの習慣からかフル・キーボードのキーへ手が知らぬ間に移動したりと、慣れるまでには未だ時間を要する状態なのだが、正直なところキーのタッチ感がイマイチなのが残念な点であり、価格が価格なので致し方ないところだろう。


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