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2010年7月31日

OpenSim Servers 2 years old

 筆者が二年前に購入した「DNRH-001」により運用を開始した、OpenSimulator(OpenSim)サーバが今月で、無事に二年を経過した。24時間365日の連続稼働であるが、DNRH-001の物理的な故障は一切なく、商用電源の停電による停止も、内蔵しているUPSの機能が正常に機能しているので、問題なくシャットダウン動作を行ってくれている。当初は、内蔵UPS電源の充電池は、1年程度で死んでしまうだろうと予想していたのだが、筆者の予想を(良い意味で)裏切って、未だに問題なくUPS電源も生きているのは、ラッキーな誤算だった。

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 当初は、OpenSimサーバもスタンド・アロンでの運用で、Version 0.5.8だったが、そのGRIDモードへの運用へ切り替え(OSGridへ接続)して、現在へ至っている。上に掲載したスクリーン・ショットは、DNRH-001のWindows XP Home Editionへインストールしている、VNC Serverへ、VNC Viewerで接続している状態の画面だが、Windows XPの月例アップデート以外には、システムのリブートも行っていない状態であるが、安定に稼働している。OpneSimの稼働Region(Sim)数にもよるのだが、内蔵メモリ1GB(増設した)だと4~6程度のRegion(Sim)が(設置しているオブジェクトやスクリプトの数にも影響されるが)、運用可能だ。

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 DNRH-001を筆者が購入した際、1台では無く、友人の分も購入したので都合2台のDNRH-001が、OpenSimサーバとして稼働しているのだが、この二台のDNRH-001は、共にハードウェアの故障もなく、24時間365日OpenSimサーバとして稼働し続けている。停電や、誤ってコンセントを抜いてしまい、UPS電源が作動してしまった場合の短時間のダウンタイムはあるが、1日も休むことなく稼働しているので、既に約2万円の元は取れたのではないかと思う。上に掲載したスクリーン・ショットは、友人宅で稼働中のDNRH-001のOpenSimサーバの状態と、筆者宅で稼働しているDNRH-001によるOpenSimサーバへ、同時にVNCビューアで接続している状態の画像だ。
 しかし、二台のDNRH-001も、そろそろHDDの寿命が来る頃かもしれないので、その場合はHDDを交換してやれば、更にWindows XPのサポートが切れるまでは稼働し続けてくれるだろうし、UPSのバックアップ充電池の寿命がきても、ニッケル水素電池を交換してやれば良いだけなので、コストパフォーマンスは抜群のDNRH-001である。結果的に、非常に良い買い物だったと言えるのは、間違いない。

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 さて、筆者らの運用する(DNRH-001による)OpenSimサーバは、稼働開始二年が経過したのだが、筆者らのOpneSimサーバがGRID接続しているOSGridも、今月でサービス開始三年が経過し、三周年記念のイベントが企画されていたのだが、残念ながらシステムの不調により、イベント会場となるRegion(Sim)群が不安定になってしまい、結局OSGrid全体の復旧作業が優先されてしまった為、三周年イベントは中止されてしまった。イベントでは、リアルタイムのバンド演奏や、OSGridのメンバー有志によるパビリオンの設置など、かなり大がかりなイベントの予定だった。
 筆者も、ささやかながら日本パビリオンをイベント会場のRegion(Sim)へ制作して、このイベントへ参加する予定だったのだが、残念ながら一部のOSGridユーザのみ知る、幻の日本パビリオンとなってしまった。

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 そんな、筆者らが接続しているOpenSim GRIDサービスのOSGridだが、少し前に稼働していないRegion(Sim)のデータベース登録がクリーニングされて、不稼働のゴーストSimがマップから削除された。それまでは、登録数で約8000程あったRegion(Sim)の数が、半数近くの約4500程になり、筆者らの運営しているRegion(Sim)群の周りにも空きエリアが多数できた。ちなみに、OSGridのサイトでマップ表示を行うと、そのマップの中心座標となるX:10000 Y:10000に、OSGridが運営するWright Plaza Region(Sim)が中心に表示され、その周りのOSGridユーザが(OpenSimサーバのGRIDモードで)運営するRegion(Sim)群が表示される。
 このOSGridのゴーストSimクリーニングを機会に、日本人の運営するOpenSimサーバのRegion(Sim)群で集まろうという提案を、日本人OpenSimサーバを運営するOSGridユーザへ行ったところ、多くの日本人OSGridユーザの方々に賛同いただき、大規模なRegion(Sim)群の引っ越し作業を過日行い、日本人OSGridユーザの運営するRegion(Sim)群が連結した日本人エリアがにOSGrid誕生した。

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 上に掲載したマップ表示画像は、OSGridのサイトでマップ表示を行い、それを筆者がレタッチして作成した画像で、全てのRegion(Sim)が日本人OSGridユーザの運営するOpenSimサーバで運営されている。Region(Sim)の総数は35で、稼働しているOpenSimサーバの数は7基だ。Region(Sim)のオーナー人数は、10人となっている。もちろん、日本人OSGridユーザの運営するOpenSimサーバは、もっと数が多いと思われるが、現状で筆者がフレンド登録している日本人OSGridユーザの運営するOpenSimサーバだけでも、これだけの数が有るという事になる。
 これら、日本人OSGridユーザの運営するOpenSimサーバも運営形態は多岐にわたっており、筆者らの運営する自宅サーバ形態の他に、レンタル・サーバを利用してのOpenSimサーバ運用や、自分のPCを利用して、自分のPCに電源の入っている時間だけ、OpenSimサーバを運用し、且つ同一のPCでOSGridへ接続する(Hippo OpenSim Viewerなどの)ビューアも起動するというオンデマンド型のOpenSimサーバ運用と、様々な運用形態だ。
 もちろん、Region(Sim)を持たない(OpenSimサーバを運用していない)日本人OSGridユーザも多数いるが、日本人のグループもOSGridで作ってあるので、OpenSim関係の質問なども、このグループで受け付けている(もちろん日本語でOK)ので、OSGridへユーザ登録した後、実際にOSGridのサイト内のコミュニティへブラウザでログインしてグループ検索(キーワードは「JPN」)するか、ビューアを用いてOSGridへログインしてから同様にグループ検索してグループへ加入してみて欲しい。
 最近では、OpenSimサーバを動かすことが出来る占有型のレンタル・サーバも、月額1,000円前後で提供されるようになってきているので、自宅で24時間365日動かす自宅サーバの管理や運用が難しい場合でも、Second LifeでSim一個を借りるケースよりもはるかに安価で、より多くのSim(Region)を稼働させることも出来る。勿論、先日の記事で紹介したような、一台のPCで、OpenSimサーバとビューアを稼働させ、必要な時だけOpenSimサーバをOSGridへ接続するというオンデマンド型のOpenSimサーバの運用ならば、少なくともSecond Lifeビューアが動くスペックのPCならば、メモリさえ十分(2GB程度)に積んでいれば、誰でもがOpenSimサーバでOSGridへRegion(Sim)を所有することも可能だ。
 自宅サーバ型やオンデマンド型でのOpenSimサーバ運用の場合には、必ずブロードバンド・ルータを「NATループバック」(ヘアピンNAT)対応のルータを使用する必要がある(これも以前の筆者の記事「Hiipo Viewerの日本語化」で解説している)。一般で広く使用されている家庭用ルータでは、このNATループバック機能が実装されておらず、インターネット側の他のユーザからはOSGridへ接続しているOpenSimサーバへのアクセスできるのだが、LAN側の自分のPCからは、OSGridへ接続しているOpenSimサーバへアクセスできない現象が発生する。
 この場合は、使用しているブロードバンド・ルータをNATループバック機能をサポートしている「BBR-4MG」や「BBR-4HG」へ交換することで、問題が解決する。また、「BBR-4MG」や「BBR-4HG」では、ダイナミックDNSのサービスを提供しているDynaDNSへの自動アクセス機能も実装されているので、グローバル固定IPアドレスをISPから割り振ってもらう事なくOpenSimサーバが使用できるので、低価格のルータながらOpenSimサーバの運用に最適なコストパフォーマンスに優れたルータと言えよう。


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