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2010年11月11日

Sparkle IM

 筆者の愛用するiPod touchは、第二世代のiPod touch(8GBモデル)なのだが、殆どはミュージック・プレーヤ(MP3プレーヤ)として愛用しており、たまにお気に入りの動画を視聴するメディア・プレーヤ(MP4プレーヤ)としても活用している。特に外出時には、MP3プレーヤとして必ず鞄に入れて外出するので、長時間の電車での移動時には重宝している。携帯電話(特にスマートフォン)も、ミュージック・プレーヤやメディア・プレーヤとして使用する事は可能だが、バッテリーの消耗を考えれば、やはり専用のメディア・プレーヤが別な方が好ましいと、筆者は思っている。

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 また、仕事部屋ではなくコーヒー・ブレイクの時間には、ゆっくりとお気に入りのソファーのある居間でくつろぐのだが、そんな時にはiPod touchからアプリケーションを起動して、OSgridのチャットやIM(Instant Message)で、OSgridの友達と交信をすることもある。基本的に、Second Life互換のOpenSimで運用されているOSgridは、3D仮想世界を表示可能なグラフィック表示が可能なPC(WindowsやMac、Linux)が不可欠なのだが、チャットやIMなどの文字による交信だけに割り切ってしまえば、iPod touch(やiPhone、iPad)であっても楽しめるのだ。

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 筆者が、iPod touchへインストールしているOpenSim/Second Life用IM、チャット用のツールは、株式会社Genkiiが開発して無料(当初は$4.99だった)で提供している「Sparkle IM」で、AppleのApp Storeから現在は無料でダウンロード可能なアプリケーションだ。iPod touchやiPhone用のSecond Lifeアクセス用のアプリケーションは、複数リリースされているのだが、有償のアプリの場合でもOpenSimへの対応が実装されていないアプリが殆どだ。しかし、Sparkle IMは接続先のGRIDを自由に設定できるので、OSgridをメインの3D仮想世界GRIDとしている筆者には、とても有りがたいiPod touch/iPhone用アプリなのだ。
 また、他のiPod touch/iPhone用Second Life通信用アプリでも、Sparkle IM同様に文字通信のIMとチャットのみサポートされており、3D表示による標準のビューア機能は実装されていない。グラフィックとしては、(2Dによる)地図表示のみが可能な同様のアプリはあるのだが、IMやチャットによる交信であれば、地図表示機能を使うことも殆ど無いだろう。無論、PC(Windows、Mac、Linux)環境と同様の3Dグラフィック表示がサポートされたアプリがリリースされれば、より楽しめると思っているのは筆者だけでは無いだろうが。

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 では、簡単にSparkle IMの概要を説明しておこう。上に掲載してあるスクリーン・ショットは、筆者のiPod touchで起動したSparkle IMの起動逐語の画面だ。既に、ユーザ登録を済ませてあるので、筆者のOSgridのアカウント名(アバター名)である「Takao Shimizu」と、接続GRIDサービスであるOSgridが表示されている。「位置:以前の位置」は、ログイン先のRegion(Sim)の場所で、デフォルトであれば最後にログアウトしたRegion(Sim)がログイン先となる(後述するが、これは変更できる)。
 Sparkle IMを最初に使用する場合は、接続先のGRIDとアカウント名、及びパスワードを設定する必要があり、この設定を行うには歯車アイコンをクリックすると、これらの設定を行う画面に切り替わる。もちろん、事前の接続先のGRIDサービス(Second LifeやOSgridなど)へ、予めユーザ登録を済ませておく必要があるののは言うまでもない。OSgridへのユーザ登録は、先日リニューアルされたばかりのOSgridへの登録方法を参照して欲しい。Second Lifeにしろ、OSgridにせよ、どちらの3D仮想世界GRIDサービスも、無料でメールアドレスさえ有れば登録が可能だ。

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 それでは、実際にSparkle IMのアカウント設定を行ってみよう。まず、Sparkle IMの起動画面から歯車アイコンをクリックすると、上に掲載した「アカウント追加」の画面が表示されるので、この画面から「サービスを選んでください >」をタップする。すると、「グリッド」の選択画面が表示されるので、SecondLifeであれば「Second Life」を選択すればよい。しかし、ここに表示されている「OSGrid」を選択しても、以前は問題なくログインできたのだが、先日リニューアルしたOSgridへは(ログイン用URLが変更されたので)、残念ながらログインできなくなってしまった。
 そこで、画面の右上に表示されている「+」アイコンをタップしてやると、新規にGRIDサービスを追加できるので、ここへ「OSgrid」を新たに登録する必要がある。これは、既にデフォルトで登録されている「OSGrid」のログイン・パラメータを変更することが出来ないためで、これはOSgidに限らず他の(Second Lifeなどの)登録済みのGRIDサービスも同様だ。

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 Sparkle IMの「グリッド」選択画面から「+」アイコンをタップすると、「グリッド追加」の画面が表示されるので、まずGRIDサービス名を登録する。OSgridであれば「OSgrid」と入力すればよい。既に登録されている「OSGrid」と区別できれば、他の名称にしてもも問題は無い。次に、「URL」の項目へはログイン用URLのアドレスを入力する。リニューアルされたOSgridは、「http://login.osgrid.org/」と入力すれば良い。必要な項目は、これだけなので入力が終わったら、右上の「完了」アイコンをタップする。

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 すると、「グリッド」の選択画面に登録した「OSgrid」が表示されるので、これを選び「アカウントの設定」アイコンをタップする。次に、既にOSgridへ登録してあるアカウント名(アバター名)と、パスワードを上に掲載したスクリーン・ショットの様に記入して、右上に表示されている「完了」のアイコンをタップすれば、Sparkle IMのアカウント登録が完了する。Sparkle IMのへは、複数のアカウント名やGRIDサービスが登録可能なので、OSgridとSecond Lifeや、OSGrid(Second Life)への複数のアカウント名を登録でき、それらを自由に切り替えてログインすることが可能だ。

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 また、Sparkle IMの起動画面から「位置:以前の位置」をタップすると、「スタート位置」の画面が表示されるので、デフォルトの「以前の位置」ではなく「ホーム」を選択すれば、自分のホーム・Region(Sim)へログインすることができる。また、(その他)から特定のRegion(Sim)名を登録しておけば、そのRegion(Sim)へ直接ログインすることも可能だ。ちなみに、「Japan (150,25,37)」というRegion(Sim)名が登録されているが、これはサンプルの様で、指定すると他のRegion(Sim)へ飛ばされてしまう。
 GRIDへのログイン処理が終わると、「友達」の画面が表示される。★のアイコンが黄色の友人は、GRIDへログインしている状態で、薄く表示されている友人はログインしていない状態を示している。上に掲載しているスクリーン・ショットは、実際に筆者がOSgridへログインした際の画面なので、友人のアカウント名はモザイクを施してある。この画面からIMを送りたいユーザを選択することになる。また、ログアウトする場合は、右上の「ログアウト」アイコンをタップすれば良い。

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 Sparkle IMの「友達」の画面から、IMを送りたい友人を選択すると、その友人のプロフィールが表示されるので、ここから「IM」アイコンをタップ(し、相手がIMをOK)すればIM交信の画面が表示されて、そのままIM交信が可能となる。また、この友人のプロフィール画面からは、「テレポートを送る」アイコンのタップで相手に自分の居る場所の位置へのテレポートを依頼することも可能なのは、PC用ビューアと同じだ。「払う」アイコンは、Second Life専用で、仮想世界マネーの存在しないOSgridでは当然ながら意味は無い。
 この他、下段の「チャット」を選択すれば、自分の居る場所の周辺(半径100m以内)のアバターとの不特定多数との交信が可能な画面が表示される。また「設定」を選択すると、ログインした状態で友人からIMの通知を受けた場合、iPod touch(iPhone)からコール音を出したり、iPhoneではバイブレータを振動させたりする設定のオン・オフも可能だ。
 実際に筆者が使ってみて、Sparkle IMではグループIM機能がサポートされていないのが少々残念な点ではある。これは、OSgrid(OpenSim)では、登録ユーザの殆どが自分のRegion(Sim)を所有(しかも、通常は4つ以上の複数Simを所有)しており、あまり一箇所へ集まって会話(チャット)するケースよりも、自分のRegion(Sim)へ留まったまま、グループIMで複数の友人と交信するケースが多いからだろうか。
 Second Lifeであれば、Sim(Region)を所有しているユーザよりも、所有していないユーザの方が圧倒的に多いので、またOSgridとは違った感想をSparkle IMに対して持つのかもしれない。とは言え、チャットやIMによる交信がメインのSecond LifeやOSgrid(どちらも音声会話をサポートしているが)では、iPod touchやiPhoneでIMとチャットが3G回線や無線LANで可能なSparkle IMは、とても便利な通信ツール・アプリであると筆者は思っている。


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