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2010年12月31日

PC批評 (Vol.3)

 2010年も後、数時間で終わり、新しい年2011年が始まる。今年の師走は、年末進行の仕事(来年の仕事)が入っているので、その準備として調査やら下書きなどを行っている。雑誌の仕事の年末進行とは違い、〆切が年明けなので年末年始の仕事となっているのだ。マイペースで出来るので少しゆっくりとしたペースでやっているのだが、既に今日は大晦日となってしまっている。ゆっくりと紅白歌合戦などを一杯やりながら観ている暇は無い訳なのだが、今年も懲りずに地上波デジタル放送と、BSデジタル放送の画質と音質のクオリティを比べてしまいそうな予感もする。そんな師走の中、今週初めの12月27日に晋遊舎よりメール便が届いた。

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 晋遊舎で発刊している「PC批評 2011年 02月号(Vol.3)」の仕事をさせていただいたのだが、その見本誌が届いた様だ。実際に書店に並んだのは、先週の12月17日からの様で、先々週に出かけた(12月25日の記事でも書いたが家内と一緒に「TRON:LEGACY 3D」を観に行った)際、時間つぶしに書店へ寄ったのだが、その際に発刊されていた事を知った。通常は、書店に並ぶのと同時に、見本誌が送られてくるのだが、やはり年末の出版なので編集担当の方も忙しかったのだろうか、一週間遅れでの見本誌到着となった模様だ。

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 筆者が担当している「PC批評 (Vol.3)」のパートは、特集記事の「プロが選ぶ超お買い得PC 23」で、他のライター諸氏と共にベスト・チョイスのPCを、ジャンル別に推薦するという特集記事だ。PCのジャンルは、ノートPC、モバイルPC、AV-PC、デスクトップPCなどと、多岐にわたっており、筆者も10機種ほど選んでみたのだが、実際に筆者が選んだ全ての機種が掲載されている訳ではなく、他のライター諸氏が選んだ機種などとの関係で、数機種が掲載されている。筆者の思っていたとおり、他のライター諸氏とも一致した推薦機種は、やはりあのPCだった。

クリックで拡大表示 Pc_hihyo_3

 詳しくは「PC批評 2011年 02月号(Vol.3)」の特集記事を読んでいただくとして、この特集記事では顔写真を掲載したいとの、編集担当氏からの要望だったので、久々に筆者も顔写真を掲載していただいた。実は、冒頭に書いたとおり時間つぶしで入った書店で、「PC批評 (Vol.3)」を家内が立ち読みしていて、筆者の顔写真が掲載されていることに気がつき、筆者へ「何時撮影したの?」と尋ねてきたのだ。写真を撮影するのはカメラが好きなので多いのだが、案外と自分の写真というのは極端に少なく、どうしても他の方に撮影してもらった写真を使うことになってしまうので、使い回しも多い筆者の写真である。

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 また、12月28日には、晋遊舎より「家電批評 2011年 02月号」が届いた。こちらの特集は、最新スマートフォンや、スマートフォンのアプリ、デジタルカメラやTVなどの多岐にわたってベスト・バイが紹介されている。スマートフォンも、今年ブレークした国産Android端末が各社から発売されたが、やはりAppleのiPhone 4が圧倒的に強い様だ。面白い例として、電車に乗って横浜から都内、そして埼玉へと移動して行くと、乗客の(特に若い女性の)iPhone比率が、横浜・都内は非常に多くなっていて、埼玉へ入ると激減するという面白いパターンが見られた。やはり、AppleのiPodから進化したiPhoneは、ブランド・イメージもあるのだろうし、流行に敏感な女性ユーザにしっかりと浸透している様だ。

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 筆者の個人的なベスト・ガジェット2010は、やはりGPS受信機と電子コンパスを内蔵したコンパクト・デジタル・カメラで、筆者が6月末に購入したのソニー「Cyber-shot DSC-HX5V」と、筆者が11月末に購入したカシオ「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」の二機種だ。他にも、GPS受信機だけを搭載したデジタル・カメラは数機種あるのだが、電子コンパスを搭載して撮影方向もExifへ記録可能なのは、この「Cyber-shot DSC-HX5V」と「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」だけだ。両機種とも実用的な感度と測位速度を持ったGPS受信機を内蔵しており、緯度経度をExifへ記録するのに、測位開始を長々と待つという事は無い(ただし、DSC-HX5Vは予めA-GPSデータを読み込ませておけばという条件付きだが。
 GPS性能の良さでは、やはりカシオ「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」が一歩も二歩も高性能で、GPS衛星が捕捉できない建物の内部などでも、自律測位をモーション・センサーで行って補完してくれるハイブリッドGPSは優秀だ。加えて、簡易ながら地図データを全世界規模で収録している点や、ジオコーダー機能も内蔵しているので、緯度経度の表示だけでなく、地名表示を漢字で行ってくれる点も素晴らしい。更に、EX-H20GはGPSデータ・ロガー機能までも、ファームウェアの更新で内蔵してしまった事で、最強のGPSデジタル・カメラと言っても過言ではないだろう。
 加えて、バッテリーのスタミナが有るので、予備のバッテリーを持たずに一泊程度の旅であれば、全く問題ないのも嬉しい。ソニーのDSC-HX5Vは、このバッテリーの消耗が激しく、あっという間に電池が無くなってしまうのも困った点だ。予備のバッテリーを、最低でも一個は持ち歩いていないと、肝心な時に撮影出来なくなっている事も多々あった。特に、DSC-HX5Vの特徴である動画撮影を行うと、あっという間にバッテリーが干上がってしまうので、動画性能がいくら優れていても実際には使い物にはならないと言わざるを得ない。
 両方のGPS内蔵デジタル・カメラを使い込んでみて、筆者のGPSデジタル・カメラのベスト・チョイスは、やはりカシオの「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」で決まりだ。来年も、多くのGPS受信機と電子コンパスを内蔵したデジタル・カメラが、各社から商品化されることを期待したいと思うが、完成度から言えば「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」を目標にして頂きたいと思う。
 本年は、この記事が最後となるが、12月25日の記事の冒頭でも書いたが、筆者は喪中なので、年始のご挨拶はご遠慮申し上げるので、よろしくお願いしたい。来年が読者の皆さんに良い年であることを願い、今年最後のご挨拶とさせていただく。

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