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2011年2月11日

Hanwha PND-A4341 (2)

 先週、ハードウェアについてレポートを掲載した筆者の購入した韓国Hanwha社製の「PND-A4341」であるが、快適にカーナビゲーションを行ってくれている。ソフト面では、筆者の愛用していた旧モデルとなる2009年の10月に購入した「Hanwha PND-A4320と比べると、操作面も含めて大きな違いはなく操作に戸惑う事もない。画面デザインは、若干変更されているが、改悪されている印象はない。旧モデルの「Hanwha PND-A4320との最大の違いは、収録地図データの容量が増えたことによる地図表示の見やすさだろう。

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 旧モデルの「Hanwha PND-A4320と今回、筆者が新たに購入したHanwha社「PND-A4341」を同時に動作させると、地図データの違いが良くわかる。また、SDメモリ・カードの容量が2GBから4GBとなったので地図データのみならず、登録されている地名やPOI(地点情報)も増えているのも判る。ちなみに、上に掲載している二枚の写真は、ハイブリッドGPSと電子コンパスを内蔵しているカシオEXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」で撮影してるので、Exifデータにジオタグも記録されているから、「PND-A4341」で表示されている場所がGoogle Maps等でも確認できるので、興味のある方はExifデータを参照してみて欲しい。

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 筆者の購入したハンファ・ジャパン(韓国Hanwha社製)の「PND-A4341」には、旧モデルとなる2009年の10月に購入した「Hanwha PND-A4320から追加された機能として、美人時計が新たに装備された。ルートを設定してのナビゲーションを行っている際のドライブでは、地図が見えなくなってしまうので邪魔な存在となる為に表示されず、ナビモードで無ければ近所を走行してる際には、面白い機能だ。とは言え、家内には不評だったのは言うまでもない(苦笑)。この他、旧モデルの「Hanwha PND-A4320には無かったエコ運転ガイド表示(アイコンの色が三色に変化する)などの機能も、ナビゲーション時には機能させることも可能になっている等、アプリーケーションの強化された部分も有効活用できるだろう。

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 Hanwha社製の「PND-A4341」は、旧モデルの「Hanwha PND-A4320のWindows CE 5.0から、Windows Embedded CE 6.0へアップグレードしているので、システム設定のメニューも変更されている部分が多い。まず、Hanwha「PND-A4341」を起動すると、ナビゲーションか、システムかを選ぶ画面が表示されるのだが、この画面の表示の切り替えもアニメーション化されていた。システム細部のメニューは殆ど同じなのだが、Atlas IV内蔵のGPSエンジンのコアがSiRF Star III同等になったため、室内での測位も行える程度に感度アップしていた。もちろん、初期測位の速度も大幅に高速化されているのは、前回レポートしたとおりだ。

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 その他のシステム・メニューでは、言語設定が日本語しか無かった旧モデルの「Hanwha PND-A4320から、言語設定の言語(国)が大幅に選択可能になっていた。とは言え、ナビゲーションのアプリケーションが日本語しか対応していないので、設定を変更しても意味はない。逆に、旧モデルの「Hanwha PND-A4320では、ナビゲーション・アプリの自動起動設定や、外部電源のオフに伴っての本体電源の自動オフ機能の設定などが無くなっており、この部分では今回購入したHanwha「PND-A4341」よりも、旧モデルの「Hanwha PND-A4320の方が便利だった。
 この自動電源オフとナビアプリの自動起動の設定が無くなってしまったので、Hanwha「PND-A4341」では、電源オンによって表示されるナビゲーションとシステムのアイコンから、必ずナビゲーションをタッチしないとナビゲーションのアプリケーションが起動できないため、ワンタッチの操作が増えたことになる。ナビアプリが起動すると、例によって警告画面が表示されるが、これはタッチするか、暫く待っていれば自動で消える。

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 さて、肝心のHanwha「PND-A4341」に搭載されている地図データだが、旧モデルの「Hanwha PND-A4320の2GBのSDメモリ・カードから4GBのSDメモリ・カードになり、容量が倍加した結果として50m詳細の地図データが、非常に詳細な地図データへと変わった。旧モデルの「Hanwha PND-A4320の地図データは、50m詳細の表示(あるいは、それ以上)にしても、道路はライン表示のみだったが、Hanwha「PND-A4341」では、路の太さやビルの家形図なども詳細に表示されるようになった。
 やはり、容量的にも2GBの旧モデルの「Hanwha PND-A4320の地図データは、CD-ROMベースのカーナビゲーション装置並で、今回購入した4GBのHanwha「PND-A4341」では、DVD-ROMベースのカーナビゲーション装置並と言えるだろう。しかし、100m以上の広域地図表示では、両者の地図データの差は殆ど無く、縮尺による地図表示領域が異なるために、比較が少し難しかったが殆ど同等と考えてよいだろう。従って、地方でのドライブの場合、あまり4GBのSDメモリ・カードの地図データも、大きな差は無いと思われる。
 ちなみに、表示されている地図の場所は、筆者が昨年レポートした「EX-H20G vs. DSC-HX5V (2)」で撮影した夕暮れの交差点写真(横浜環状二号線、馬洗橋)の場所だ。同じ場所を、Google Earthで表示して掲載している記事「CASIO EX-H20G GPSデータ・ロガー機能」のスクリーンショットと比較(「QSTARZ Sports Recorder BT-Q1300STの「QTravel」によって、Google Maps上で表示した軌跡表示で、速度と高度の表示を行った際の地図上の位置も同じ場所だ)してもらえば、Hanwha「PND-A4341」に搭載されている詳細地図データ表示の良さが判るだろう。

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 上に掲載した写真は、左側が新たに購入した4GBのHanwha「PND-A4341」の地図表示で、右側が2GBの旧モデルの「Hanwha PND-A4320の地図表示だ。縮尺は同一で、上がデフォルト縮尺表示の50mで、したが100m広域表示となる。50m表示では、表示される地図データも大きく違っているのだが、100m広域表示では表示される縮尺が若干異なっているのだが、殆ど同じなのが判るだろうか。
 筆者は、ナビゲーションによるドライブでは、50m表示が多いのだが、ユーザによっては100m表示が見やすいという方もいるだろう。少なくともHanwha「PND-A4341」によるナビゲーションの場合、地図表示の詳細を求めるならば50m表示のデフォルト状態で使用しないと、せっかくの4GBに増量された地図データの恩恵を受けることができない。逆に、100m表示などの広域表示中心でナビゲーションとして使うならば、更に安価な1GBの地図データが付属するHanwha「PND-A3512」でも十分かもしれない。

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 また、表示エリアが縮尺の関係からか、Hanwha「PND-A4341」よりも2GBの旧モデルの「Hanwha PND-A4320の地図表示が広範囲なので、用途によっては安価な1GBの地図データが付属するHanwha「PND-A3512」の方が使い勝手がよいかもしれない。上に掲載した写真では、250m広域表示で上段が4GBのHanwha「PND-A4341」で、下段が2GBの旧モデルの「Hanwha PND-A4320による表示だ。ちょっと見ただけでは、2GBの旧モデルの「Hanwha PND-A4320の方が、表示している情報量が多いようにみえるだろう。
 今回、Hanwha「PND-A4341」を内蔵のバッテリーで動作させてみたのだが、完全に充電した状態で、LEDバックライトの輝度を最大にした状態だと、連続した使用で約1時間ほどで電池容量の警告表示が行われ、その後動作が停止した。しかし、連続動作ではなく、旧モデルの「Hanwha PND-A4320には無かった、スタンバイ・モードがHanwha「PND-A4341」には装備されたので、こまめに電源スイッチを操作してスタンバイさせれば、もっと電池も長持ちするだろう。
 また、このスタンバイ・モードは、車載時においても短時間の停車などでは有効で、再起動を行うよりもワンタッチでナビゲーションに復帰してくれるため、使い方によっては非常に便利だ。しかし、旧モデルの「Hanwha PND-A4320には無かった、スタンバイ・モードがHanwha「PND-A4341」に装備されていた、エンジン停止によってシガープラグ・アダプタの電源が落ちると、自動的にシステム停止するという機能が無くなってしまったので、Hanwha「PND-A4341」本体の電源スイッチを長押しして、電源を落とさねばならない。
 この様に見た目は、旧モデルの「Hanwha PND-A4320と殆ど同じに見えるHanwha「PND-A4341」だが、細部はハードウェア、ソフトウェアとも全く異なっているモデルな(前モデルのPND-4340とは同じらしい)ので、全くの別製品として考えた方が良いだろう。
 

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コメント

興味を持って拝見させていただいています。
私はカーナビより地図帳として使いたいんですが、
この機種はネットで散見される書き方のような、個人住宅の氏名表記まで出てくるんでしょうか?
本の地図帳を見るように、家を表す四角の中に個人名が書いてある、そんな感じなのでしょうか?
ぜひ教えていただきたいのですが。

カーナビとして買うつもりはないので・・。

投稿: ネモ | 2011年2月27日 02:02

ネモさん、こんにちは、

>この機種はネットで散見される書き方のような、個人住宅の氏名表記まで出てくるんでしょうか?

個人宅の氏名は表示されません。
カーナビに限らず、パソコンやインターネットで表示可能な電子地図では、個人宅の氏名は表示されません。

グーグルのストリート・ビューという機能で、個人宅の写真を表示できますが、表札などの個人を特定可能な部分は、モザイク処理が施されており氏名を見えなくしています。

>本の地図帳を見るように、家を表す四角の中に個人名が書いてある、そんな感じなのでしょうか?

ゼンリンの住宅地図だと思われますが、同等の電子化された地図のデータは、ゼンリンが販売していますが、個人で日本全国のデータを購入するには、途方もない金額となります。

一部の地域であれば、個人でも購入可能ですので、詳しくはゼンリンへ問い合わせてみてください。

投稿: 清水 隆夫 | 2011年2月27日 13:32

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