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2011年3月 3日

Google Chrome Exif Viewer

 今年のコンパクト・デジタル・カメラの新製品には、各メーカがGPS受信機を内蔵した新型モデルを発表しており、既に市場へ出回っている新型GPSデジタル・カメラもある。筆者は、昨年6月末に購入したソニーCybershot DSC-HX5V」と、同じく昨年の11月末に購入したカシオのEXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」を愛用しており、両機種のレポートも数回に渡って掲載している。そんなGPS受信機を内蔵したデジタルカメラの記事に対して、読者の方からの質問で最も多いのが、ブラウザでのExif情報表示だ。

Chrome_exif_1

 インターネット上で公開されている、ジオタグ(緯度経度データ)を含む写真のExif情報を読むには、ブラウザ単体ではExifのサポートは行われていないので、Exifデータ表示を可能とするプラグインをインストールする事になる。当然ながら、、ブラウザによってプラグインは異なるので、常用しているブラウザによって異なるExif情報表示用のプラグインを使用する必要がある。筆者の場合はメインで使用しているブラウザは、「Google Chrome」なので、今回はGoogle Chrome用のExif表示用プラグインを紹介しよう。

Chrome_exif_2

 冒頭に掲載したスクリーン・ショットは、筆者がインストールしているGoogle Chrome用のExif情報表示用のプラグインで、その名もズバリ「Google Chrome Exif Viewer」(バージョン1.01)だ。Google ChromeへExif Viewerをインストールすると、URL入力欄の右側に「EXIF」のアイコンが表示され、必要に応じてアイコンをクリックすると、表示している写真のExif情報を表示してくれる。GoogleChrome用のExif Viewerは、Googleのアプリケーション・ストア「Chrome Web Store」からダウンロード&インストールを行うGoogle Chrome拡張機能のページからでも可能)。
 もちろん、Exif Viewerは無料だし、他にもExif Viewerと名付けられた拡張機能のプラグインが複数、Chrome Web Store(あるいはGoogle Chrome拡張機能のページ)には登録されているので、自分に合った使いやすいプラグインを試してみるとよいだろう。これら、EXIF Viewerという同じ名前を持ったGoogle Chrome用拡張プラグインに関しては、別途レポートを行う予定だ。

Chrome_exif_3

 Google Chrome Exif Viewerプラグインの使い方は簡単なのだが、Webサイトやブログなどに掲載されているExif情報を含んだ写真のExif情報を表示させる場合、サイトによっては写真の表示をポップアップや別表示で行う。この場合には、URLの入力欄が非表示となってしまう場合もあり、その場合には当然ながら「EXIF」アイコンも非表示となってしまうので、Exif Viewerプラグインを起動することもできなくなってしまう。この様な場合には、掲載されている写真のサムネイルを直接クリックするのではなく、サムネイルの写真を右クリックして、メニューから「新しいタブで開く(T)」か、「新しいウィンドウで開く(W)」を選べば良い。

Chrome_exif_4

 新しいタブ表示かウィンドウ表示で、Exif情報を含んだ写真の画像が表示されたら、URL入力欄の右側に表示されている「EXIF」アイコンをクリックする。この際、フローティング・テキスト表示で「Get exif data.」と画面上に表示される。Google Chrome Exif Viewer Version 1.0.1の「EXIF」アイコンをクリックすると、写真画像の表示から、Exifデータの表示画面モード(下のスクリーン・ショットを参照)に切り替わる。

クリックで拡大表示 Chrome_exif_5

 Google Chrome Exif Viewer Version 1.0.1によるExifデータの表示情報は、非常に多岐に渡って表示されるのだが、画面のトップにはExif情報の概要が表示される。ただし、選択した写真にExifデータが含まれていない場合には、この時点でExif情報の概要も表示されない。カメラ情報のレビュー・サイトなどで、実際に撮影されたサンプル画像の表示などが行えるのだが、サイトによってはExif情報を削除している場合もあるので、そういった場合には全くサンプル画像としては役に立たないと言える。確かに、Exif情報も含めて撮影したサンプル画像を直接掲載すると、画像ファイルのサイズが大きくなってしまうで、仕方が無いとは思うがIT情報サイトなどでは、出来ればオリジナルのまま掲載して欲しいところだ。

クリックで拡大表示 Chrome_exif_6

 Google Chrome Exif ViewerによるExif情報表示の画面を、下へスクロールさせて行くとジオタグ(緯度経度)情報がExifデータに含まれていれば、Google Mapsによる撮影場所の表示が現れる。Google Mapsの表示なので、表示機能はGoogle Mapsと同等であり、地図表示だけではなく衛星・航空写真や地図との重ね合わせ表示にも対応しているし、地図の拡大や縮小も行えるので、別途Google Mapsをブラウザで開くことなく、撮影場所は確認が可能だ。
 しかし残念ながら、電子コンパスも内蔵しているソニーの「Cybershot DSC-HX5V」や、カシオの「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」で撮影した写真では、撮影方向もExifデータのジオタグへ記録されているのだが、これらの撮影方向は表示されない。また、ソニーの「Cybershot DSC-HX5V」等では、移動速度や移動方向もExifのジオタグへ記録されているのだが、このジオタグ・データも表示はされない。

クリックで拡大表示 Chrome_exif_7

 Google Chrome Exif ViewerのGPS関連Exif情報表示量は圧倒的で、他のGoogle Chrome用Exif Viewerよりも多い。使い勝手や日本語表示が出来ないというデメリットはあるのだが、筆者の場合にはジオタグ、特にGPSデータのExif情報表示がメインの使用用途なので、Google Chrome Exif Viewerを使用している。Google Chrome Exif Viewerで表示されるExifデータのGPSデータ表示は、上に掲載しているスクリーン・ショットに示すが、記録されている殆どのExif GPSデータを表示してくれる。
 Google Chrome Exif Viewerでは、Google Mapsによる撮影場所も同時にページ内に表示してくれるのも、使い勝手が良いと筆者は感じている。他のChrome用Exif Viewerや、Firefox用のExifビューアのプラグインでは、Exif情報の表示から別の地図表示サイトへのリンクが行われるプラグインが多く、特に海外製のプラグインではGoogle Mapsではなく、米国のYahoo地図表示や、マイクロソフトの米国地図表示サイトへのリンクなどが設定されており、日本の地図表示としては非常にお粗末な場合が多く、事実上は使い物にならない場合が多い。
 それに対して、Google Mapsの場合には仮に米国のGoogle Mapsへのリンクであっても、殆ど問題なく詳細な地図表示と日本語による地名表示などが可能なので、Exifのジオタグから地図表示サイトへのリンク設定に、Google Mapsが設定されているかどうかも、Exifジオタグ表示プラグインの使い勝手に、大きく影響すると筆者は思う。機会を改めて、Firefox用のExifデータ表示用プラグインの紹介も行いたいが、間もなくリリースされるFirefox 4.0でのプラグインの動作確認を済ませた段階で、紹介したいと思う。
 実際に、ジオタグの記録されているExifデータを含んだ写真を、Google Chrome Exif Viewerによって地図表示させてみると、撮影したGPS内蔵デジカメのGPSの精度も、機種によって異なっているのが良くわかる。筆者が以前に比較した、ソニーの「Cybershot DSC-HX5V」と、カシオの「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」で撮影した写真のジオタグを地図上で確認してみると、位置情報の精度はカシオの「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」の方が優れているのも、地図上へ撮影位置を表示させてみれば一目瞭然だ。

<<以下、Google Chrome EXIF Viewer (2)へ続く>>

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 前回、Google Chromeブラウザ用のExif情報データを表示する拡張機能プラグイン「Google Chrome Exif Viewer」をレポートしたのだが、同じExif Viewerの名称を持った他の二つの拡張機能プラグインのレポートを簡単にしておく。前回レポートした「Google Chrome Exif Viewer」は、Exif情報の殆どを表示してくれるのだが、一般的には表示されるデータが多くて逆に使いにくいという方も居られるかもしれない。そんな場合には今回レポートするEXIF Vi... [続きを読む]

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