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2011年5月21日

Dropad A8

 昨年、筆者が購入したAndroid中華パッド(山寨機:Shanzhai)のZT-180だが、さすがに中華パッドというべきか、購入してすぐに壊れてしまった(苦笑)。と言っても、完全に壊れてしまったわけではなく、液晶ディスプレイが反転表示状態になったままで、それも液晶ディスプレイのパネルを押したりすると、正常な表示をしたりするので液晶ディスプレイ・パネルの接触不良による故障だと思われる。分解して、液晶パネルをチェックしてみたのだが、目視では部品のハンダ不良などは確認できず、パネル自体を交換するにも代替え液晶パネルを入手するのは中華パッドでは難しいため、だましだまし使用していた。

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 そんな状態のZT-180だったので、外出の際に持ち出すことも出来ない状態だったのだが、元々10インチ前後のタブレットは、筆者の使い方では外出時に持ち出すには大きすぎる。10インチのタブレットを持ち出すには、それなりのサイズの鞄が必要になるので、どうせならタブレットではなくネットブックやノートPCを持って出た方が融通が利くので便利だ。そこで、筆者が普段の外出で常用している小型のショルダー鞄にも楽々と入る、7インチの中華タブレットを(また懲りずに)購入してみた。今回、筆者が購入した中華パッド(山寨機:Shanzhai)は、CPU性能が良いという評判のARM Cortex-A8(SAMSUNG製)1GHzを積んだ「Dropad A8」だ。

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 筆者が購入した中華パッド(山寨機:Shanzhai)の「Dropad A8」は、内蔵のフラッシュ・メモリのサイズが8GBのもので、同じ「Dropad A8」では4GBの内蔵フラッシュ・メモリが多い様だが、価格も大差無かったので8GB版を購入した。「Dropad A8」に同梱されている付属品は、9V2Aの充電用AC電源アダプタ、USBホスト・ケーブル(本体側miniAを通常USBに変換)と、通常のPC接続用USBケーブル(本体miniA)、それと静電容量パネルに対応したタッチペン(ストラップ型で、ストラップの先は3.5φmmのオーディオ・ジャックへ装着できる)と、説明書(英文と中文)だ。

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 「Dropad A8」のデザインは、完全にAppleのiPhone 4をパクッたデザインで、大きなiPhone 4と言えば良いだろう。液晶ディスプレイは7インチ(800ドット x 480ドット)のワイドVGAサイズで、フロントにはカメラも装備されている(お世辞にも画異質が良いとは言えないが)。「Dropad A8」本体の作りは(中華パッドにしては)非常に良く作られており、外側のフレームはプラスチック製ではなくアルミ製で頑丈だ。フロントの液晶パネル部分は、透明なアクリルで全面が覆われている。
 「Dropad A8」のフロントのボタンはホーム・ボタンで、側面(上部)には戻るボタンとメニューボタン、それと電源スイッチ・ボタンとなっており、Android Ver.2.X系の3ボタン操作に合わせてある。加えて、側面((株))にはマイクロフォンや3.5φmmのステレオ・オーディオ出力、Mini HDMIコネクタ、リセット(兼、メイン電源)スイッチもあるので、「Dropad A8」がハングアップした際にも便利だ。スロットは、microSD/SDHCに対応したメモリ・スロットを装備している。USBポートは、2ポートのminiUSBだが、一方はホストモード専用で、もう一方はOTGのPC接続用となっている。

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 「Dropad A8」の裏側は、やはりプラスチック製の裏蓋となっているのだが、これは両面テープで本体に貼られているので、「Dropad A8」を分解する場合には、この両面テープで有られているパネルを、まず剥がしてから裏蓋のネジを外して分解する必要がある。スピーカは、モノラルではあるが音量を上げても音がビビったりせず、それなりに聞こえる。もっとも、音質は決して良いスピーカではないので、「Dropad A8」をMP3プレーヤとして使う場合には、イヤーフォーンを使用した方が良いだろう。とは言え、Androidに標準搭載されているタイマーのアラーム用としては、音量も十分なので問題ないだろう。

クリックで拡大表示 Dropad_a8_1_5

 「Dropad A8」に使用されている液晶ディスプレイは、7インチ(800ドット x 480ドット)のワイドVGAサイズだが、安価なポータブルDVDプレーヤ用のパネルが流用されている感じで、全面アクリル板のために光沢ありなので、外光の反射も多い。しかし、タッチパネルが抵抗皮膜型ではなく静電容量型のマルチタッチ(2ポイント対応)なので、操作性は非常に良い。画面のスクロールなども、CPUが優秀なので全く引っかかりも発生せずに快適に行える。
 ただし、タッチポイントに処理にバグがある様で、まれにタッチした場所ではなく、前にタッチした場所を認識してしまったりするのは、中華パッドらしいところか(苦笑)。また、「Dropad A8」に使われている液晶パネルのアスペクト・サイズが、微妙に横長となっており、これは液晶パネルのピクセル自体が若干横長(ランドスケープ表示の場合)の様だ。
 「Dropad A8」へデフォルトで入っているアプリは、Android Ver.2.2標準装備のアプリは殆ど入っている。アンドロイド・マーケットにも対応しているのだが、完全対応ではなく一部に表示されないアプリもあるので、これも中華パッドらしい(苦笑)。YouTubeは、完全に対応しておりHDの動画もストレスなく駒落ちも無く再生可能だったのは、やはり動画再生支援機能を内蔵してるCPUパワーのおかげだろうか。音声入力(検索)も、「Dropad A8」の内蔵のマイクで問題なく動作したのには、ちょっと筆者も感心した。

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 「Dropad A8」に内蔵されているGセンサー(縦横センサー)は、感度は良くないのだが、画面の回転も問題なく行える。基本的に、「Dropad A8」の画面は横画面(ランドスケープ)表示がデフォルトなのだが、アプリによっては縦画面固定のアプリも問題なく動作した。7インチの横800ドット、縦480ドットということで、文字のサイズも標準であっても小さくなく、読みやすく、4インチ前後のスマートフォン画面よりも判読し易い。
 購入した際には、Android Ver.2.3が搭載されているとの事だったが、手にした「Dropad A8」はVersion 2.2が搭載されており、Ver.2.3へのアップデート用microSDメモリ・カードが同梱されていた。OSのアップデートは、microSDメモリ・カードによって簡単に行えるので、Android 2.3も試してみたのだが、まだ不安定な印象だったために、現時点ではAndroid 2.2へ戻している。「Dropad A8」のAndroid Ver.2.2(5月4日版)は安定しており、当面は2.3が安定するまでは2.2で使用するつもりだ。
 「Dropad A8」は、USBホストにも対応しており、本体にはBluetoothやGPS受信機は内蔵していないが、USB接続によってこれらのUSBドングルも動作するというので、手持ちの機材でチェックしてみる予定だ。またUSBホストは、HIDプロファイルにも対応しており、キーボードやマウスも使える。「Dropad A8」本体と同時に、USB接続のキーボード付きケースと、キーボード無しのケースも購入したので、これらのレポートも別途行う予定だ。
 いずれにしても、二万円前後で購入可能な7インチ中華タブレットとしては、「Dropad A8」は非常に良くできていると思う。ただし、見た目よりも重量があり(キッチン秤で計量ところ約530gあった)、片手で持っていても重く感じる。「Dropad A8」のアルミ製外枠フレーム採用の頑丈さとのトレードオフと言ったところなので、致し方ない部分だろうか。

<<以下、Dropad A8 (2)へ続く>>

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