Dropad A8 (3)
先月、筆者が(懲りずに)購入したAndroid搭載の7インチ液晶ディスプレイの中華PAD「Dropad A8」は、その後も快調に動作しており、大活躍している。重さ以外は、大満足の性能で、電池の持ちも中々で外出時のビデオ鑑賞やMP3プレーヤとしても十分な稼働時間を持っている。ビデオ映像の再生も、DVD画質(720 x 480)であれば全くコマ落ちすることなく再生可能だし、フルHD(1920 x 1080)のビデオ画像も転送ビットレートが低ければ問題なく再生できる。もっとも、7インチ800ドット x 480ドットの解像度なので、DVDビデオの再生がベストマッチだ。もちろん、YouTubeの動画再生も、Adobe Flash 10.3が標準でサポートされているAndroid Marketよりインストール可能なので、問題なく再生可能だ。
そんな、筆者お気に入りの中華PAD「Dropad A8」だが、内蔵のインターフェースは無線LAN(Wi-Fi)のみなのだが、USB HOST機能を持っているので、ここへ色々な機器が接続可能となっているので、色々と遊べる。標準でサポートされている機器は、HIDのキーボードやマウスだが、USBフラッシュ・メモリやUSB接続のHDDなども使用可能だ。USB HDDの場合には、電源を外部から供給する必要があるが、問題なく認識できている。この他、USB BluetoothドングルやUSB接続のGPSもサポートしている様なので、手持ちのUSB Bluetoothドングルを何種類か接続してみると、中華タブレットの「Dropad A8」にてBluetoothが使用可能になった。
筆者の購入したAndroid中華タブレット「Dropad A8」には、電源管理用のウィジェットで、無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth、GPS、同期、バックライトの制御が可能なボタンが装備されており、これらのオン・オフを行うことが可能になっていた。最も、内蔵している無線LAN(Wi-Fi)と、同期、バックライト以外のBluetoothとGPSは、USB接続なので、USBポートへ接続しなければ意味が無く、恐らく「Dropad A8」のバリエーション・モデルでは、これらが内蔵されているモデルが存在しているものと推測できる。
とは言え、BluetoothとGPS(及び3Gデータ通信用のUSBドングル)のサポートドライバはファームウェア側に装備されている様で、それらの設定アプリケーションも標準で収録されていた。
Android中華タブレット「Dropad A8」へ手持ちのBluetoothドングルを接続してみたところ、5種類の内3種類のUSB Bluetoothアダプタが使用可能だった。Bluetoothのバージョンは、2.0や2.1、3.0だったが、気に雨滴な差は特に無かった。「Dropad A8」のBluetoothがサポートしているプロファイルは、筆者が試してみたところ一番活躍してくれそうなA2DPがサポートされていたので、愛用のBluetoothヘッドフォンとペアリングを行ってみたところ、問題なくBluetoothヘッドフォンが使用できた。若干無音時のノイズが多い感じだが、再生時のノイズや音楽のとぎれも無く、快適に使用可能だった。
尚、筆者の手持ちのUSB接続Bluetoothアダプタで、「Dropad A8」で認識できたアダプタは下記の3種類だった。(それぞれのリンクは、本ブログ記事の筆者のレビュー)
■ Logitec LBT-UA200C1 (DiALiVE)
次に筆者の手持ちのBluetooth GPSと中華タブレット「Dropad A8」のペアリングをテストしてみたが、こちらも問題なく愛用のQSTARZ「BT-Q1300S」が認識されてペアリングが出来た。つまり、SPPプロファイルも「Dropad A8」のBluetoothがサポートしているわけだ。最も、BluetoothのSPPを、アプリ側で認識できるかは別問題で、「Dropad A8」に収録されているGPS設定を、いろいろと試してみたのだが、SPPによるGPSのデータをアプリへ渡す設定を見つけることが出来なかった。
「Dropad A8」のGPS設定アプリは、USB HOST接続によるTTYデバイスだけなので、別途BluetoothのSPPによるデバイスを、AndroidのGPSデバイスとして認識させる必要があるので、簡単な設定アプリを書いてやる必要がありそうな感じだ。次は、手持ちのUSB接続のGPS受信機を、中華タブレット「Dropad A8」のUSBホスト機能で認識できるかどうかをチェックしてみるつもりだが、出来ればケーブルレスのBluetooth GPSを使用したいので、設定方法も試行錯誤してみたいと思っている。
もっとも、GPSやBluetoothを常時使用したいということであれば、中華タブレット「Dropad A8」の派生モデルも、同じ様な価格(2万円前後)で購入できる程度に価格が下がってきているので、そちらを購入してしまった方が面倒もなく便利かも知れないが。
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